プレミンの飲み方は?いつまで飲む?妊活中・妊娠中・授乳中別にご紹介
「プレミン」は安全性にこだわりつつ、妊活中・妊娠中・授乳中の女性に嬉しい成分をしっかりと配合した葉酸サプリです。できるだけ効率良く飲みたいと思うと、いつ、どのようにして飲むか迷ってしまう人がいるかもしれません。ここでは、プレミンの特徴にあわせたおすすめの飲み方について、妊活中・妊娠中・授乳中別にご紹介します。
目次
プレミンとは?
プレミンは成分と安全性にこだわって作られているサプリメントで、全部で4つの種類があります。
●プレミン
妊活中~妊娠15週
●プレミン16w
妊娠16週~出産
●プレミンママ
産後~授乳中
●プレミンMen
男性用
女性向けに開発されたものはプレミン・プレミン16w・プレミンママの3種類で、それぞれの時期にあわせて成分の種類や配合量が異なります。プレミンママは2種類のタイプがセットになっていて、葉酸が配合されている粒タイプとDHAが配合されているソフトカプセルタイプがあります。
プレミンはいつからいつまで飲めばいい?
プレミンは医薬品とは異なるため、いつからいつまで飲むべきという明確な決まりがありません。しかし、プレミンに配合されている「葉酸」の成分自体には、妊活中・妊娠中・授乳中別に推奨摂取量が定められています。プレミンをいつまで飲むべきか判断に迷う場合は、葉酸の推奨摂取量を確認すると良いでしょう。
妊活中・妊娠の可能性のある時期(妊娠1ヶ月前~妊娠3ヶ月) | 妊娠中(妊娠4ヶ月~) | 授乳中 | |
---|---|---|---|
一般的な女性(18歳以上) | 240μg | 240μg | 240μg |
付加推奨量 | +400μg(サプリメントなど) | +240μg | +100μg |
合計推奨量 | 640μg | 480μg | 340μg |
※葉酸の推奨摂取量は厚生労働省の基準に基づいて記載しています(※1)。
サプリメントに使用される葉酸の種類
葉酸の推奨摂取量を確認する前に、葉酸の種類を把握しておく必要があります。葉酸はおもに「モノグルタミン酸型」と「ポリグルタミン酸型」の2種類があり、それぞれの特徴は以下の通りです。
●モノグルタミン酸型の葉酸
・ほとんどそのまま吸収される
・一部のサプリメントに配合されている
●ポリグルタミン酸型の葉酸
・吸収時に利用率が約半分になる
・食事から摂取できる(一般的に「食事性の葉酸」と呼ばれる)
モノグルタミン酸型とポリグルタミン酸型の葉酸の大きな違いは吸収率です。基本的にモノグルタミン酸型の葉酸のほうが吸収率が高く、耐容上限量(過剰摂取による健康への影響を避けるために設けられた基準のこと)が定められています。葉酸サプリを選ぶ際は、葉酸の種類や配合量を確認できると良いでしょう。
妊活中・妊娠の可能性のある女性(妊娠1ヶ月前~妊娠3ヶ月)
妊活中・妊娠の可能性のある女性は、一般的な女性の推奨量のほかに、400μgの葉酸を摂取することが推奨されています。それぞれ葉酸の種類が異なるので気を付けましょう。
一般的な女性の推奨量240μgは食事性の葉酸、400μgの付加推奨量はモノグルタミン酸型の葉酸です。モノグルタミン酸型の葉酸は食事から補うことが難しいため、サプリメントなどを利用するのがおすすめです。プレミンは400μgの葉酸が配合されているため、付加推奨量を補うことができるでしょう。
妊娠中の女性(妊娠4ヶ月以降)
妊娠4ヶ月以降の女性の合計推奨量は480μgです。480μgの量は食事性の葉酸を基準に計算されているため、プレミンに配合されている葉酸の種類とは異なります。妊活中・妊娠の可能性のある時期と同じ量を摂取し続けると、推奨量を上回ってしまう可能性があります。そのため、普段の食事から葉酸を摂取することが望ましいといわれています。
しかし、毎日食事から葉酸を摂取するのは難しいかもしれません。たとえば、葉酸が多く含まれるといわれているほうれん草で480μgの葉酸を摂取しようとすると、1.5束以上の量を食べる必要があります。
妊娠16週以降のママ向けに作られた「プレミン16w」には、食事性の葉酸が250μg配合されています。できるだけ食事を中心に葉酸を摂るよう心がけつつ、難しいときにはサプリメントを活用しても良いですね。
授乳中の女性
授乳中の女性の合計推奨量は340μgです。妊娠4ヶ月以降の女性の場合と同様に、食事性の葉酸をもとに考えられています。
授乳中の女性向けに作られた「プレミンママ」には、食事性の葉酸が120μg配合されています。子育てなどで忙しく、食事だけから葉酸を摂取するのが難しいときにはサプリメントを検討しても良いかもしれませんね。
プレミンを飲むタイミングは?
飲むタイミングはとくに決まっていない
プレミンは健康食品であるため、医薬品のような用法・用量がありません。そのため自分の健康状態にあわせて、飲む量やタイミングを調節する必要があるでしょう。プレミンの公式サイトによると、1日4粒を目安としています。4粒で400μgの葉酸を摂取することができるため、妊活中・妊娠の可能性のある女性は葉酸の付加推奨量を補うことができますね。
基本的にプレミンを飲むタイミングは自由です。食後や就寝前など、決まった時間に摂取するようにしておくと、飲み忘れを防ぐことができるでしょう。おすすめのタイミングは、胃が活性化しやすい食事中です。
数回に分けて飲むのがおすすめ
プレミンには水溶性ビタミンが配合されているため、数回にわけて飲むのがおすすめです。水溶性ビタミンとは、ビタミンCとビタミンB群に分類されるビタミンのことで、体内に蓄えられる量が少ないため常に摂取する必要があるといわれています(※2)。一度に摂取しても問題はありませんが、より吸収しやすいよう、数回に分けて飲むと良いでしょう。
プレミンは水で飲まないとダメ?
プレミンをはじめとする葉酸サプリの多くは、薬のような見た目をしていることから、水で飲まなくてはならないと考えている人がいるのではないでしょうか。しかし、医薬品とは異なり、注意すべき飲み合わせがありません。
基本的には自分の飲みやすいもので飲むと良いでしょう。つわりの症状が深刻なママは、自分の飲みやすい飲み物で飲むことができますね。粒状のものを飲み込むのが苦手な人は、ゼリーやヨーグルトなどと一緒に飲むと良いでしょう。
ただし、カフェインやアルコール、一部のハーブティーなど妊娠中に避けたほうが良いといわれている飲み物には注意しましょう。栄養ドリンクで飲む場合は、配合されている成分がプレミンの成分とあわせて過剰摂取になってしまわないかどうか、しっかり確認してから飲んだほうが安心です。
プレミンの大きさ・色・味は?
大きさは0.9mm
プレミンの粒の直径は0.9cmです。現在販売されている多くの葉酸サプリの大きさは0.9cmであることから、一般的な大きさといえるでしょう。公式サイトによると、成分量の都合から0.9cmが限界のようです。
プレミンでは、初回購入時に1日分の量が小袋に入ったサンプルが付いてきます。飲み込めるかどうか不安な人は、通常のパッケージを開ける前に、サンプルで飲み心地を試してみると良いでしょう。
色は黒っぽい
プレミンの粒の色は黒に近い灰色をしています。初めて目にすると驚くかもしれませんが、これはプレミンに含まれる「ヘム鉄」という成分によるものです。ヘム鉄とは鉄分の種類のひとつで、そのほかに「非ヘム鉄」という種類があります。
ヘム鉄はおもに肉や魚から摂取することができる鉄分のことで、体内の吸収率が20~30%という特徴を持っています(※3)。一方で非ヘム鉄は、野菜や海藻から摂取することができる鉄分のことで、日本人が食事から摂取する鉄分のうち、約85%が非ヘム鉄です。そして、非ヘム鉄はヘム鉄に比べてコストを抑えることができる一方で、吸収率が低くなってしまうというデメリットがあります。
プレミンは鉄分15mgのうちヘム鉄を8mg、非ヘム鉄を7mg配合しています。プレミンに配合されている鉄分のうち、半分以上が吸収率の高いヘム鉄であるという点は嬉しいポイントですね。
薄いコーティングを行っている
鉄分を含むサプリメントは、人によってはにおいが気になる場合があるかもしれません。プレミンではにおいをおさえるため、錠剤やチョコレートの表面などにも使用されている「セラック」という成分で表面をコーティングしています。プレミンの女性社員の意見を参考に、飲みやすくなるよう最小限の薄さで作られています。
サプリメントを飲む前には飲み方を確認しよう
サプリメントには決まった飲み方がないため、自分で必要な量や飲み方を確認しておく必要があります。葉酸サプリを飲む際は、妊活中・妊娠中・授乳中のうち、自分がどの状態であるのかをしっかりと確認したうえで、必要な量を把握しておけると良いですね。その中で、自分の健康状態やライフスタイルにあった飲み方ができると良いでしょう。
プレミンは購入後のカスタマーサポートが充実していて、出産経験者やサプリメント管理士の資格を持つスタッフなどによる対応を受けることができます。飲み方に不安や疑問がある場合は相談してみるのもおすすめです。