更新日:2018年05月07日

掛け布団は洗濯?クリーニング?頻度やお風呂での踏み洗いの方法を解説

顔や首まわりの汚れがつきやすい敷布団は、定期的なお手入れが必要です。自宅で洗うのに向いているものとそうではないものがあるので、見分け方や洗い方について解説します。掛け布団の踏み洗いの方法や便利な宅配クリーニングについてもご紹介するので、参考にしてみてくださいね。

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掛け布団はクリーニング?自分で洗濯?

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自宅で洗うときは洗濯表示を確認する

自宅で洗えるかどうかの判断をするには、洗濯表示を見ることが大切です。手洗いマークや洗濯機マークがついていれば、自宅で洗うことができます。ドライマークや水洗い不可のものは自宅で洗えないので、クリーニングに出すことをおすすめします。

洗濯表示(平成 28年12月1日以降)|消費者庁
洗濯表示(平成28年11月30日まで)|消費者庁

自宅の洗濯機で洗える掛け布団とは?

洗濯表示で洗濯機マークがついているものや、シンサレート素材などのウォッシャブル(洗える)タイプの掛け布団は、自宅の洗濯機でも洗えます。しかし、洗濯が可能な素材でも、自宅の洗濯機の容量を超えるものは洗えません。以下は掛け布団を洗濯するときの洗濯機容量の目安です。

●掛け布団を洗濯するときの洗濯機容量の目安

種類
容量
子ども用掛け布団6キロ
シングル掛け布団6キロ
セミダブル掛け布団7キロ
ダブル掛け布団8キロ

ただし、軽くてもボリュームがあるものは洗えないことがあります。ボリュームのあるものを自宅の洗濯機に無理矢理布団を押し込むと、途中で回らなくなり洗濯が止まってしまうことがあります。自宅の洗濯機を使うときは「毛布コース」「大物洗いコース」のような大きなものを洗うコースを選びましょう。

洗濯機が小さいときはコインランドリーもおすすめ

洗濯できる掛け布団でも自宅の洗濯機の容量に合わないときは、お風呂の浴槽で踏み洗いするかコインランドリーを利用しましょう。コインランドリーは洗濯できる容量が大きいので、自宅の洗濯機に入らないものでも洗濯できるケースがあります。

自宅で洗うのに向いていない掛け布団

ボリュームがあって自宅の洗濯機に入りにくい羽毛布団や、水に濡らすと固くなったり重くなったりするウールや綿素材の掛け布団は、自宅で洗うのには向いていません。

クリーニングに出すときも、ウールや綿素材の掛け布団は断られることがあります。羽毛布団、ウール、綿素材の掛け布団のときは、クリーニングに出す前に対応可能かどうかを聞いてから依頼するほうが良いでしょう。

掛け布団を洗う頻度は?

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掛け布団はダニやホコリをはじめ、顔や首回りが直接あたるのでカバーをしていても汚れや皮脂が布団に付くことがあります。厚生労働省ではホテルや旅館業者に対し、6ヶ月に1回以上のペースで布団や枕の丸洗いをすることを推奨しています(※1)。

一般家庭でも、掛け布団は半年から1年に1回程度は洗うことが望ましいでしょう。ただし、掛け布団の素材が羽毛(ダウンやフェザー)のときは頻繁に洗うと羽毛の劣化につながることもあります。羽毛の品質や含有量にもよりますが、羽毛の掛け布団は2~3年に1回洗うことが望ましいでしょう。

掛け布団カバー・シーツの洗濯方法は?

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掛け布団カバー・シーツの洗濯頻度

掛け布団カバーやシーツは肌に直接触れるので、頻繁に洗濯することをおすすめします。一般的に、週に1回程度の頻度で洗濯することが望ましいといわれていますが、汗をかきやすい季節は頻度を増やしても良いですね。冬のようにカバーやシーツが乾きにくかったり汗をかかなかったりする季節は2週間に1回程度でも良いでしょう。

掛け布団カバー・シーツの洗濯ポイント

掛け布団カバーやシーツは素材の種類が豊富です。綿や乾きやすいリネン素材などの夏用のもの、ウールやボア素材などの冬用のものがあります。洗濯するときは、まず洗濯表示を確認しましょう。洗濯機マークが付いていれば洗濯機で洗うことが可能です。手洗いマークが付いていたら洗濯機は使用せず、手洗いで洗濯しましょう。

洗濯機に入れるときは、必ずじゃばら折りにして洗濯ネットに入れます。洗濯ネットなしで洗うと、生地の傷みやこすれの原因になるので注意しましょう。洗剤は、繊維を傷つけにくい中性洗剤やおしゃれ着用洗剤がおすすめです。

掛け布団を自宅で洗濯するときの方法

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洗濯前に洗濯表示や素材を確認する

洗濯表示を確認し、洗濯機で洗濯できるもの、手洗いで洗うもの、自宅で洗うことができないものを始めに見分けます。掛け布団の素材を確認して、ウール・綿・羽毛(ダウンやフェザー)などの自宅で洗えないものであれば、クリーニング店に依頼するのがおすすめです。

洗濯機を利用するときは容量の確認をする

洗濯するときは家の洗濯機が何キロ対応かを確認しましょう。布団の大きさが容量に合ったものであれば洗濯することができます。洗濯機が8キロまでのものであれば、一般的にダブルサイズの掛け布団まで洗えます。

ダブルサイズ以上の掛け布団は、コインランドリーにある8キロ以上の中型機や15キロ以上の大型機で洗うことをおすすめします。

洗濯ネットに入れて洗う

掛け布団は必ず布団専用の洗濯ネットに入れてから洗います。掛け布団の外生地を傷めるのを防ぐためだけではなく、洗濯の失敗を防ぐこともできます。

古い掛け布団は表地が傷んで薄れていることがあります。万が一破れてしまったときでも、綿が飛び出すなどの被害がネット内で収まるので、洗濯機を壊すことがありません。

洗濯機の中に布団を入れる

掛け布団を洗うときは、おしゃれ着用洗剤や手洗い用の中性洗剤を使います。水の温度を設定できるときは、40℃くらいのぬるま湯に設定して先に洗剤を溶かします。次に洗濯ネットに入れた布団を入れて、全体に水が浸るように手で軽く押しましょう。

布団全体に水が行きわたって沈んでから、蓋を閉めてスイッチを入れます。「毛布コース」「大物洗いコース」などの大きなサイズを洗うモードで洗濯すれば、途中で洗濯機が止まるリスクを減らせます。

天気予報を確認する

自宅で掛け布団を洗濯したときは、完全に乾かさないとカビの原因になります。天気によっては数日かかることがあるので、天気予報を確認して晴れが続く日を狙って洗濯をすると良いでしょう。突然の雨に備えて、晴れていて自宅にいる日を選ぶのがポイントです。

掛け布団を浴槽で洗う場合

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洗濯機に入らない布団や手洗い推奨の布団は、自宅の浴槽を使って洗うことができます。布団が浸るくらいのぬるま湯(40℃程度)を入れ、おしゃれ着用洗剤や手洗い専用洗剤を溶かします。

掛け布団を洗剤の入ったぬるま湯にしっかり浸したら、足で踏んで汚れを浮かせます。水が濁ってきたら新しいぬるま湯に替えます。何度かぬるま湯を替えると泡が出なくなるので、泡が出なくなる程度まですすぎ終わったたら、水分を絞って干しましょう。

洗濯した掛け布団の干し方は?

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洗濯した後やお風呂の浴槽で踏み洗いをした後の、掛け布団の干し方についてご紹介します。

可能な限り水分を抜く

掛け布団に含まれる水分が少ないほど早く乾きます。洗濯機を使うときは、脱水まで行うのがポイントです。お風呂の浴槽で踏み洗いをしたときもしっかり絞ることが大切ですが、雑巾を絞るようにひねって絞ると生地を傷ませ、中の素材が偏ります。

押しながら水分を外に出し、しばらくは浴槽にかけて水分を落とすと良いでしょう。ある程度絞れたら乾いたバスタオルで挟んで水分を吸い取るのもおすすめです。

物干し竿で乾きやすくする

掛け布団を干すときは、物干し竿を2本使うことをおすすめします。2本の物干し竿に覆うように掛け布団をかけたら、2本の物干し竿にかけた中央部分をへこませて、横から見たときにM字型になるように干します。数時間ごとに布団の向きや表と裏を変えると、乾きが早くなります。

コインランドリーの相場と掛け布団の洗濯方法

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コインランドリーを利用して、掛け布団を洗濯するときの相場や手順についてご紹介します。

コインランドリーで洗濯をしたときの相場は?

コインランドリーは一般的に洗濯機の容量によって価格が変わります。洗濯機の容量は8~28キロが主流で、30分で300~1,000円くらいが相場です。

乾燥機は8~12分で100円程度に設定している店が多く、容量によって乾燥時間が異なります。洗濯から乾燥まで行うものは、1時間で800~2,000円程度が相場です。

洗濯・乾燥を使い分ける

コインランドリーには、洗濯だけのもの、乾燥だけのもの、洗濯と乾燥を続けて行うものなどさまざまな洗い方や乾燥方法があります。コインランドリーで洗濯のみを行って自宅で干す、自宅で洗濯をしてコインランドリーで乾燥させる、洗濯も乾燥もコインランドリーで済ませるという使い方ができます。

コインランドリーに行くときの洗剤は?

コインランドリーでは、洗剤が自動投入されるものとされないものがあります。洗剤を自分で準備するタイプを選んだときは、おしゃれ着用洗剤や手洗い用の洗剤など、汚れを落としながらも生地を傷めない洗剤を使うことをおすすめします。

コインランドリーでの掛け布団洗濯の流れ

洗濯機での洗濯が可能かどうか、洗濯表示で確認します。洗濯できるものであれば、じゃばら折りにして丸めた後に洗濯ネットに入れます。100均などの洗濯ネットよりも、布団や毛布専用のしっかりした洗濯ネットのほうが型崩れしないのでおすすめです。

掛け布団をコインランドリーの洗濯機に入れたときに、上部に3分の1程度の空間が開いているとよく回転します。布団を入れたときに、3分の1程度の空間がないようなときは、より大きい洗濯機を選んだほうが良いでしょう。

掛け布団を入れ終わったら、洗濯機の蓋を閉めてお金を投入します。洗濯物より先にお金を入れてしまうと、洗濯が始まってしまって途中投入できない機種もあるので、洗濯機の使い方は使う前に読んでおきましょう。

掛け布団クリーニングは宅配クリーニングの利用がおすすめ

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人数分の掛け布団を家で洗濯するのは大変だと感じることがあるでしょう。そこでおすすめしたいのが宅配クリーニングです。宅配クリーニングは日本国内であればどこでも利用できることが多く、布団を持ち運ぶ手間もかかりません。自宅にいながら集荷や受け取りができるのでおすすめです。

掛け布団の宅配クリーニングの相場は?

掛け布団の宅配クリーニングには、単品価格とセット価格があります。また、布団の枚数が増えるたびにお得になる価格体系のところもあります。

1枚の掛け布団のみで依頼したときの相場は8,000~12,000円程度ですが、枚数が増えると、1枚あたり3,000~4,000円程度になることがあります。

洗濯表示を確認しましょう

宅配クリーニングの業者ごとに取り扱いの内容が違うことがあるので、掛け布団の素材によっては断られることがあります。羽毛布団(ダウンやフェザー)、羽根、羊毛混、綿・ウール100%のもの、和布団は注意が必要です。

掛け布団の素材に不安があるときは、「取扱可能品」や「取扱除外品」の項目を確認するか、電話で問い合わせてから依頼しましょう。

保管サービスを利用できることもある

宅配クリーニングでは、無料または有償で一定期間の保管サービスを行っている業者があります。掛け布団に最適な温度と湿度が徹底管理してあるので、良い状態で保管ができます。普段使わない布団やお客様用の布団を保管サービスで預かってもらえば、自宅のスペースが有効活用できますね。

掛け布団の宅配クリーニングを行なっている業者

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掛け布団の宅配クリーニングを行なっている、おすすめの業者は以下のとおりです。

リネット

リネットでは、規定の集荷袋に布団を入れてクリーニングを依頼します。集荷袋に入れるときは、オプションで圧縮袋(400円)に入れて依頼をすることが可能です。また、プラス1,000円で防ダニ加工のオプションもあります。

Comment icon掛け布団クリーニングの価格(税抜)

・1点(8,800円)
・2点(11,800円)
・3点(12,800円)
・4点(14,800円)
・5点以上は(14,800円)に+3,000円で1枚ずつプラス
リネット公式サイトはこちら

リナビス

リナビスではシングルサイズの布団とこたつ布団のクリーニングを取り扱っています。羽毛布団、羊毛布団、綿わた布団、和布団も取り扱っています。

Comment iconリナビスの価格(税抜)

・1点(11,200円)
・2点(13,800円)
・3点(15,000円)
・4点(18,300円)
・5点(21,600円)
・6点(24,900円)
リナビス公式サイトはこちら

せんたく便

せんたく便では2点パックの布団クリーニングのみ取り扱っています。掛け布団を依頼するときは、シングル・ダブルサイズが1点分、クイーン・キングサイズは1枚で2点分になるので注意が必要です。保管サービスや防虫・防カビ加工のオプションも人気です。

Comment iconせんたく便の価格体系(税抜)

・2点パック料金(初回9,800円)税抜
・リピート料金(9,100円)税抜
・保管サービス(無料で最大6ヶ月、1ヶ月1,000円(税抜)で延長も可能)
・防虫・防カビ加工のオプション(6,300円・税抜)
せんたく便公式サイトはこちら

ダニが気になる場合はダニ取りという選択肢も

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掛け布団のダニが気になるときは、「ダニ取りマット」や「ダニ取りシート」を利用するのがおすすめです。ダニが好む天然由来の誘引剤がマットやシートに含まれており、ダニを生きたまま捕獲します。

ダニは一度入ったら出られない仕組みになっています。ダニ取りマットやシートは一定期間が過ぎたら捨てるだけで良いので、手軽にダニの処理が行えますよ。

掛け布団は定期的に洗うことが大切

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掛け布団は、カバーを頻繁に変えていれば大丈夫だと思われがちですが、カバーを通して汗や汚れが掛け布団自体につくことがあります。半年から1年に1回は自宅で洗ったりクリーニング店に依頼したりして、定期的なお手入れをすることが大切です。洗いたての掛け布団はふわふわで気持ちが良いので、ぐっすり寝ることができそうですね。

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