【2023春予定】としまえん跡地にハリーポッター施設が開園の噂?
東京都練馬区の大型遊園地「としまえん」が閉鎖を検討していると、各メディアが報じました。跡地には、あの大人気映画(原作は小説)ハリー・ポッターのテーマパークが計画されているということです。関西のUSJにはハリポッターをテーマにしたエリアがありますが、もし実現すれば関東初となります。どのような経緯か見ていきましょう。
目次
としまえん跡に「ハリー・ポッター」テーマパーク?
関東の子どもたちの思い出の場所「としまえん」が閉鎖を検討していると、2020年2月に各メディアが報じました。跡地には、大人気ハリー・ポッターのテーマパークを予定しているということで、驚きの声が上がっています。
23年春をめどにハリーポッター新施設
ハリー・ポッターの新たなテーマパークが、としまえんの跡地にできるというニュースがメディアで発表されました。
報道によると、ハリー・ポッターの映画を製作しているワーナー・ブラザースが、としまえんを運営している西武ホールディングスから土地を借りる方向で、2023年にも開園する方向で調整しているとのことです。
としまえんの一部に建設され、残りは東京都が大規模な公園として整備する予定となっています。現在は、西武ホールディングスとワーナー、東京都が協議を進めている途中です。正式な発表は未定となっています。
ハリーポッターの施設と言うと、USJを思い出す人が多いでしょう。今回企画されているテーマパークは、映画撮影に使われた衣装・小道具・スタジオを再現したロンドンの施設を参考にするということです。
としまえんが段階閉園を検討
メディアの発表では、としまえんはプール・遊戯施設・温泉施設などを順次閉鎖していく予定です。具体的な閉園日は決まっていません。
2020年の春に閉鎖についてや新しい施設についての正式な発表があるとされていますが、西武鉄道広報部によるとまだ決まっている段階ではないとのことです。
水と緑の遊園地「としまえん」とは?
「としまえん」は1926年に練馬城址に部分開園した歴史ある遊園地です。「水と緑の遊園地」がキャッチコピーで、自然が多く都会のオアシスのような存在となっています。
昆虫館やペットパーク、釣り堀など生物と触れ合う場所も多くあり、地元の子どもたちの遊び場として愛されてます。
園内にはプールが併設され、夏は水着を着たまま遊園地でも遊べる仕様です。ナイトプールや人気キャラクターのコラボなども行われていましたが、近年では乗り物の老朽化が目立っていました。
そして、としまえんの象徴は、日本最古の木製メリーゴーラウンド「カルーセルエルドラド」です。100年以上の歴史を持ち、2010年には「機械遺産」に認定されていますよ。子ども時代の楽しい思い出のひとつとして、このエルドラドを思い出す人も多いのではないでしょうか。
「ハリー・ポッター」シリーズとは?
ハリーポッターは、女流作家J・K・ローリングが書いたファンタジーの児童文学です。日本では1999年に第1巻が発行され、瞬く間にベストセラーとなりました。2001年には映画も公開され、さらに人気に拍車をかけました。
イギリスに住む少年ハリー・ポッターに、ある日ホグワーツ魔法魔術学校からの入学許可証が届きます。彼は魔法学校の寮に住みながら、同じ魔法使いの少年・少女たちと不思議で刺激的な体験をすることに。魔法学校の生活やクィディッチなどのスポーツ、そして闇の魔法使いヴォルデモートとの戦いが描かれています。
書籍は第7巻、映画は8作で完結しましたが、今でもその世界観は人々を魅了し、スピンオフ作品やテーマパークなど新しいコンテンツが生まれ続けています。
世界のハリーポッターテーマパーク&スタジオ
ハリーポッターの魅力的な世界観は、世界中の人々をとりこにしています。現在オープンしているハリポッターのテーマパーク・スタジオを紹介しましょう。
USJ「ウィザーディング・ワールド・オブ・ハリー・ポッター」
大阪の大人気テーマパークがユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)です。2014年に、ハリーポッターをテーマとしたエリア「ウィザーディング・ワールド・オブ・ハリー・ポッター」がオープンしました。
そびえたつホグワーツ城や魔法使いたちが集まるホグズミード村は、荘厳で幻想的な物語の世界を再現しています。世界観に沿ったアトラクションとショップ、レストランが楽しめますよ。非常に人気が高く混雑していることから、入場整理券が必要になる日もあります。
ユニバーサル・オーランド・リゾート「ウィザーディング・ワールド・オブ・ハリー・ポッター」
アメリカにもハリーポッターのテーマパークがあるのをご存知でしたか。アメリカフロリダ州にある「ユニバーサル・オーランド・リゾート」は、USJと同じくユニバーサルスタジオが開発したテーマパークです。
2010年に「ホグズミード村」、2014年には「ダイアゴン横丁」がオープンしました。ふたつのエリアはホグワーツ特急で移動することができるんですよ。基本的には、USJにあるアトラクションやショップと同じ構成となっています。
ユニバーサル・スタジオ・ハリウッド「ウィザーディング・ワールド・オブ・ハリー・ポッター」
2016年にオープンした、現段階では最も新しいハリーポッターのテーマパークです。こちらは映画の都、ハリウッドのユニバーサルスタジオが運営しています。アトラクションや町並みは、USJとほぼ同じ作りのようですよ。
ロンドン「ハリー・ポッター スタジオ」
ハリーポッターは、ファンタジーではありますが舞台は現代のイギリスとなっています。イギリスの寄宿舎や駅からハリーポッターの雰囲気を感じる人も多いでしょう。
そんなハリポタの「聖地」ともいえるロンドンには、映画の撮影スタジオを一般公開している「ハリーポッター・ワーナーブラザーズスタジオ(Warner Bros. Studio)」があります。
ハリーたちが実際に使用した衣装や小道具、教室などを生で見ることができますよ。いつでも見学可能なわけではなく、中に入るには「ワーナーブラザーズ・スタジオツアー」を事前予約する必要があります。
ハリポッターテーマパークは2023年開園予定
メディアの報道によると、ハリポッターのテーマパークはとしまえん跡に2023年にオープン予定です。どのような内容になるのか、今からとても楽しみですね。現在としまえんは通常営業しているので、閉園前の今のうちに思い出をたくさん作るのも良いですね。
※この記事は2020年2月時点の情報をもとに作成しています。