安全安心に子連れキャンプを楽しむ!持ち物は?コテージorテントどちらがおすすめ?感染対策もご紹介!
コロナ禍で外出する機会が減り、子どもにもっといろいろな体験をさせてあげたいと考えるママやパパは多いのではないでしょうか。こうした中、人との距離を取りながら自然と触れ合える子連れキャンプに注目が集まっています。感染リスクを抑えながら安心・安全にキャンプを楽しむポイントや、ファミリーにおすすめのキャンプ場をご紹介します。
目次
子連れキャンプの楽しみ方!
広々スペースを満喫
広場があればフリスビーや水鉄砲、シャボン玉など、空間の広がりを感じさせる遊びを満喫したいですね。大きなアスレチックやジップラインがあるキャンプ場なら、いつもの公園とは違ったダイナミックな遊びが体験できます。
自然と親しむアクティビティー体験
道具がなくてもできる木のぼりは、達成感が芽生える遊びです。川や海では、泳ぐのはもちろん魚釣りや石積み、砂遊び、生き物観察など五感を刺激する遊びがたくさんあります。
キャンプ場が主催するスタンプラリーやガイド付きツアーなどのイベントに参加するのもおすすめです。カヌーやラフティングといった体験は、子どもだけではなくママやパパにとっても良い思い出になりますよ。
オリジナルゲームを作る
自然を利用してオリジナルの遊びを作るのもキャンプの醍醐味です。木の根や石の凸凹を利用してボール転がしゲームをしたり、色や形の違う落ち葉でカードゲームをしたりと、自然から着想を得ていろいろな発想を働かせてみましょう。
自然のアートを楽しむ
葉や枝を紙に貼り付けて、アートにするのも良いですね。落ち葉で作ったお面や枝で作った輪ゴム鉄砲は、その場ですぐに遊べます。ドングリや石にマジックなどで目をつけるとマスコットになりますよ。
昆虫・草花採集
虫かごや網を用意して、草木に巧妙に隠れている虫や小さな生き物を探してみましょう。住んでいる地域とは違う草花を見つけるのも楽しみのひとつです。昆虫や植物図鑑のアプリを使えば、その場で名前が調べられます。
火起こし体験・野外調理
木のくべ方、マッチや火器の使用法がわかる火起こし体験は、子どもが火の扱い方を覚える貴重な機会になります。自分が起こした火で料理をすれば、その味はまた格別ですよ。デザートにはとろりとろける焼きマシュマロがおすすめです。
星空観察
夜は街の光が届かない澄んだ夜空で星空観察がおすすめです。普段は見えない星座や流れ星を見つけたら、幸せな気持ちになりますよ。星空観察には望遠鏡や双眼鏡、星や星座の位置がわかるアプリが役立ちます。
コロナ禍でも子連れキャンプはできる?
感染が拡大傾向にある地域では外出は控えることがのぞましいでしょう。一方、感染状況が落ち着いている地域では3密を避け、しっかりとした感染対策をしながらの子連れキャンプを検討してみても良いかもしれません。
小さいうちに自然と触れ合うことは、創造性を育み生きる力を養うことにつながります。制約のある暮らしで気づかないうちにたまったストレスも発散でき、リフレッシュできることでしょう。状況を判断しながら、子どもが学ぶ機会を見つけてあげたいですね。
子連れキャンプの持ち物リスト
居室の装備
テントもしくはタープ、冷気や湿気を防ぐグラウンドシート、コンパクトに収納できるイスとテーブル、室内用の電池式ランタンを用意しましょう。夜間は冷え込むため、夏場でも寝袋と毛布があると快適に過ごせます。大きな装備はキャンプ場でレンタルするのもひとつの方法です。
調理・食器類
ガスコンロとボンベなどの火器と燃料、食材、飲料水、保管用のクーラーボックスが必要です。食材は自宅近くで用意することがコロナ対策になります。
フライパンや包丁などの調理器具お皿、コップなどの食器類、使用したものを洗う洗剤とスポンジは必要に応じて準備しましょう。ラップやアルミホイルを使うと、洗い物を少なくできます。
衣類・リネン類
替えの着替えは下着を多めに。温度調節しやすい前開きの上着や天候の変化に対応した雨具があると重宝します。滞在中のアクティビティー計画に合わせて水着や帽子、ウォーターシューズなどもそろえておきましょう。
小物など
保険証のコピーや救急セット、常備薬があるといざというとき安心です。洗面用具、歯磨きセット、日焼け止め、虫よけスプレーの日用品のほか、コロナ対策に替えのマスク、アルコールや除菌シート、ハンドソープも携帯したいですね。
ゴミ袋、軍手、ガムテープ、ビニール袋、トイレットペーパーといった生活用品は、さまざまなものに代用が効きます。スマホやカメラの充電機器は忘れやすいので気をつけましょう。
子連れキャンプにおすすめの施設
キャンプマナビス
千葉県の南房総に位置する7,000坪超の広大なキャンプ場です。森と海の遊びを同時に楽しめ、五感は常にフル回転。芝生の上の森サイト、海サイト、ログハウスと施設も充実しています。一日の疲れは源泉かけ流しの露天風呂がきれいさっぱり流してくれますよ。
THE FARM(ザ・ファーム)
千葉県香取市にあるキャンプ場です。東京駅発の高速バス最寄りバス停まで、無料シャトルバスも運行しています。宿泊はグランピング、テント持ち込みサイト、コテージから選べます。
敷地内には温泉施設やカフェがあり、ホテルのような快適さです。農園での収穫体験をはじめ、ジップラインやさまざまなクラフト体験など、楽しいアクティビティーが豊富にそろっています。
ケニーズ・ファミリー・ビレッジ/オートキャンプ場
都心から1時間、埼玉県飯能市にあるファミリー向けのオートキャンプ場です。レンタル品や食材サービスが豊富で、手ぶらで遊べるのが魅力です。初心者でもキャンプを楽しめるように、キャンプインストラクターが常駐しています。
夏場は透明度の高い川が天然プールに早変わり。遊びの広場には大きな遊具とボールなどの貸し出し品が充実しています。
那須高原アカルパ
栃木県の那須高原にある林の中の静かなキャンプ場です。施設内には清流があり、のんびりした時間が流れます。場内の施設はトイレ、炊事棟、センターハウス、ドッグランとシンプルな構成です。一つひとつの区画が広く、本格的なキャンプで自然を満喫したい人におすすめです。
子連れキャンプの注意点は?
自分たちに合ったプランを選ぶ
ファミリー向けやビギナー向けのキャンプ場は、手ぶらキャンプや泊まりなしのデイキャンプ、コテージ宿泊のプランが充実しています。子どもの年齢や目的に合わせて、自分たちに合ったプランを選ぶと負担が軽くなりますよ。
子どもから目を離さない・離れない
自然の中は死角が多く、ちょっとした油断が事故につながります。子どもから目を離さず、なにかあったときに手が届く範囲で見守りましょう。子どものそばを離れるときは、ほかの大人に必ずバトンタッチしてくださいね。水の近くでは、万が一に備えライフジャケットを着用すると安心です。
使いやすい装備にする
テントの設営に時間がかかるとそれだけ大人の目が子どもから離れやすくなるため、設営しやすい装備を選びましょう。事前に近場の公園で設営の練習をしておくのもおすすめです。
ケガや事故に備える
斜面や水場では大人と手をつないで行動し、ぬかるみや深みなどの危ないポイントを一緒に確認しましょう。火の近くで遊んだり、アルコールなど可燃性のスプレーを使ったりしないよう、しっかり子どもに言い聞かせることも重要です。
虫よけ対策
長袖・長ズボンを着用することが虫よけ対策の基本です。ヘビやムカデなど危険な生き物は、子どもに写真を見せて近づかないように教えておきましょう。スプレーや虫よけランタンなどのグッズも効果的です。窓や入口に虫よけネットを張ると風通しもよく快適に過ごせますよ。
ルールやマナーを守る
消灯時間や道具の扱いなど、キャンプ場で決められたルールを守りましょう。特に野外に食べ物を放置しておくとにおいを嗅ぎつけて野生動物が近寄ってくることがあるため、ゴミの扱いには注意が必要です。
キャンプ場では、ほかの人のスペースに入らないのがマナーです。テントの外で遊ぶときは、ボールなどのおもちゃがテントや車に当たらないように注意し、みんなが気持ちよく過ごせるように心がけたいですね。
子連れキャンプの感染対策は?
対策を徹底しているキャンプ場を選ぶ
予約時にマスクの着用や人数制限、レンタル品の管理、大声での会話禁止などコロナの感染予防対策を徹底しているかチェックしてみましょう。周りとの距離は2m以上離れているのが理想です。
対策がされているキャンプ場では入場時の検温を行い、体調不良時のキャンセルや予約延期をお願いしているため、感染の不安が抑えられます。
普段一緒に生活している人と楽しむ
キャンプ場によっては利用人数を制限しています。大勢で集まってワイワイ楽しみたいキャンプですが、コロナ禍の今は普段一緒に生活している家族と過ごしましょう。
普段の対策をしっかりと
炊事場やトイレなどの共有施設を利用した後は、自宅と同じようにうがい・手洗いを徹底しましょう。汚れた場所をさっと拭ける除菌シートがあると便利です。
周りの人への配慮も大切です。人が集まるところではマスクを着用し、利用した場所はきれいに片付けましょう。出発前に咳や発熱、倦怠感などの症状があるときは、無理せず自宅で休養するようにしてくださいね。
ルールを守って子連れキャンプを楽しもう
コロナ禍ではまだまだ気が抜けない状況が続きます。そのような中でも、キャンプ場ではさまざまな工夫をしながら安心して過ごせる取り組みが行われています。
子どものころに自然から学んだことは大きな財産となります。こうした学びを止めないためにも、キャンプを計画するときは準備段階から感染対策を念入りにし、当日ははめを外しすぎないように心がけながら自然を楽しみたいですね。
※この記事は2021年7月時点の情報をもとに作成しています。掲載した時点以降に情報が変更される場合がありますので、あらかじめご了承ください。