排卵出血の原因は?着床した?期間、症状、色、量について

生理の時期じゃないのに出血が…と不安に思ったことはありませんか?まれに排卵日の時期に排卵出血が起こることがあります。排卵出血は生理的現象であるため心配はいりませんが、もしかすると何らかの病気が原因の不正出血の可能性もあります。ここでは、排卵出血の症状や原因、排卵出血とその他の不正出血との違いについてご紹介します。

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目次

  1. 排卵日とは
  2. 排卵出血とは
  3. 排卵出血が起こる時期、期間は?
  4. 排卵出血の原因と対処法
  5. 妊娠の可能性は?排卵出血と着床出血の違い
  6. 不正出血の可能性も?
  7. 排卵出血から排卵日を予測できる?
  8. 排卵日とタイミング
  9. 排卵日に見られる他の症状と予測方法
  10. 自分の生理周期を把握しよう
  11. あわせて読みたい

排卵日とは

女性の生理周期は、月経期、卵胞期、排卵期、黄体期という4つの周期にわかれています。排卵期は、生理と生理の中間の時期です。排卵期には卵胞から卵子が飛び出すことで排卵が起こり、この排卵が起こった日を排卵日といいます。排卵日前後は妊娠しやすいため、妊娠を希望する女性は、基礎体温を測って排卵日を予測することで、妊娠のタイミングを知ることができます。

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排卵出血とは

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主な症状

排卵出血は生理と次の生理の中間に起こる出血で、排卵期出血または中間期出血とも呼ばれています。排卵出血はちょうど排卵の時期と重なり、毎月排卵出血が起こる人もいれば、半年に一度の頻度で起こるか起こらないかという人もいます。

もちろん、まったく排卵出血の症状がみられない人も少なくありません。排卵出血は、成熟期の18歳~40歳前半頃の女性に多くみられます。排卵出血の主な症状は、排卵日前後に起こる出血で、続く期間は一般的に2~3日程度です。

また、排卵期には排卵出血と同時に、チクチクと下腹部が痛む排卵痛を感じる人もいます。排卵のときに卵巣の表面にある卵胞から卵子が飛び出し、卵巣の表面が傷つくことで起こった出血が腹膜を刺激することがあり、これを排卵痛といいます。

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排卵出血の色と量

排卵出血の場合は鮮血であることが多く、おりものに血が混じった茶褐色、ピンク色などさまざまで、個人差があります。そのため、出血の色だけで排卵出血かその他の不正出血なのかを判断するのは難しいようです。

ただし、排卵出血の量は生理とは違い、少量で終わることがほとんどです。少量の出血であれば排卵出血、出血量が多い場合はその他の不正出血ということも考えられます。もし出血量が多い場合は、他の病気の可能性が考えられるため、早めに医療機関を受診しましょう。

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排卵出血が起こる時期、期間は?

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排卵出血の時期と期間

排卵出血は生理と生理の中間の時期、排卵直後に起こるといわれています。一般的な女性の生理は約28日周期であり、排卵出血が起こる時期は生理周期の14日前後となります。

また、排卵後から次の生理までの間の黄体期は、生理周期に関わらず14日前後と決まっています。そのため、生理周期が安定している場合は次の生理予定日から14日を引くと、排卵出血のタイミングが予測できるでしょう。

排卵出血が起こる場合、期間には個人差があります。排卵出血は生理よりも短い期間となり、1日から長くても3日間ほどで出血は終わります。1週間以上出血が止まらない場合には、その他の不正出血である可能性もあります。出血がなかなか治まらないときは、医療機関に相談しましょう。

出血が長く続く場合は?

排卵出血が起こる期間は短く、一般的には2~3日程度といわれています。まれに1週間ほど排卵出血が続くこともありますが、出血量が多く長く続く場合は、不正出血の可能性が考えられます。基本的に生理以外の出血は不正出血となるため、気になることは自己判断せずに婦人科へ行きましょう。

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排卵出血の原因と対処法

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排卵期によるエストロゲンの減少

排卵出血の原因は、ホルモンバランスによる影響が大きいとされています。排卵前の卵胞期には「エストロゲン(卵胞ホルモン)」という女性ホルモンの分泌が多くなりますが、排卵期には卵巣から放出されるエストロゲンが一時的に減少します。そのため、子宮内膜が剥がれ落ち、少量の出血を引き起こすことがあります。

また、排卵によって卵胞から卵子が飛び出して卵巣の壁を傷付けたときに、卵管から子宮をつたって出血する、ストレスによるホルモンバランスの乱れやエストロゲンが減りすぎることで出血量が増える、といったこともあります。

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出血量や症状を見極めて対処しよう

排卵出血は、生理的現象であって病気ではありません。出血も2~3日程度で治まるため、特別な治療や対処法は必要ないでしょう。

しかし、出血量が多く長く続いたり、排卵痛が酷く我慢できないほどの痛みなどという場合は、医療機関を受診して適切な処置や対処をしてもらいましょう。排卵痛が酷い場合は、鎮痛剤や低用量ピルが処方されます。

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妊娠の可能性は?排卵出血と着床出血の違い

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妊娠との関係

排卵出血は、排卵日前後に起こる現象であるため、排卵出血がみられた日に性交渉をすると妊娠しやすいと考える人もいるのではないでしょうか。妊娠しやすい時期としては、排卵日の3~4日前から排卵後1~2日は妊娠しやすいといわれています。

さらに、多くの研究では、排卵日の2日前からが最も妊娠の確率が高いことがわかっています。そのため、排卵出血がみられた日が、最も妊娠する確率が高いというわけではありません。

また、卵子の生存期間は精子よりも短く、約8~10時間ほどとされています。そのため、排卵が起こった時点で、すでに精子が待機している状態であることがベストです。おりものが多くて排卵検査薬が陽性になったときが、妊娠確率が最も高いといえるでしょう。

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着床出血とは

着床出血とは、受精卵が子宮内膜にもぐり込み、着床したときに起こる出血のことです。つまり、妊娠が成立したサインでもあります。

着床出血は、生理予定日の1週間ほど前から生理予定日までの期間で起こり、生理よりも少ない量の出血がみられます。一般的に、出血は2~3日程度で、出血の色はピンク色や茶褐色、鮮血といった排卵出血に似た症状があります。

排卵出血か着床出血か見分けるポイントは、「次の生理予定日の何日前に出血が見られたのか」です。生理が28日周期の女性の場合、生理予定日の約14日前に出血があると排卵出血と考えられ、生理予定日の1週間前から生理予定日までに出血がみられると着床出血の可能性があるでしょう。

生理予定日を過ぎても出血がみられない場合は、妊娠検査薬を使って排卵出血か着床出血か判断してくださいね。

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不正出血の可能性も?

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不正出血とは

不正出血とは、ホルモンバランスの乱れやさまざまな病気が原因となり、生理以外で性器から出血することをいいます。おりものに少量の血が混ざっている場合や大量に鮮血が出る場合など、不正出血は症状によってさまざまです。新しい血液であれば赤いのですが、古い血液は茶色に変色したり、少量の出血であれば黄色い血液となったりすることもあります。

排卵出血も病気ではありませんが不正出血のひとつです。しかし、不正出血の中には重大な病気が隠れていることもあるため、自己判断は禁物です。

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考えられる病気

不正出血を引き起こす病気は数多くあります。

■ホルモン異常によるもの
卵巣機能不全、月経異常など

■炎症によるもの
子宮内膜炎、萎縮性腟炎など

■良性の腫瘍
子宮内膜ポリープ、子宮頸管ポリープ、子宮筋腫など

■悪性の腫瘍
子宮頸がん、子宮肉腫、腟がん、卵巣腫瘍など

無排卵出血

無排卵出血は、排卵が起きていないのに出血が起こることで、いわゆる不正出血の一種です。生理が月に2回来る人や2~3ヶ月おきにしか生理が来ないという場合は注意しましょう。

また、少量の出血がダラダラ続くことも無排卵出血の症状のひとつです。出血があるので生理が来ていると勘違いしてしまうこともあります。排卵が起きているかどうかを知るためには、基礎体温を測ることで判断できます。自分の体のことを知るためにも、基礎体温を測ることは大切です。

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排卵出血から排卵日を予測できる?

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排卵出血から排卵日を予測することは可能ですが、正確ではありません。排卵出血は排卵が起こることで出血するため、排卵日の目安をつけることはできます。排卵出血は排卵日前後に起こるので、排卵出血があれば、その時期は妊娠しやすいと考えることはできるでしょう。

一方で、排卵出血は毎回起こるわけではありません。正確に排卵日を把握するためには、基礎体温表をつけることが大切です。

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排卵日とタイミング

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排卵日を知ることで、妊娠のタイミングをはかる「タイミング法」があります。基礎体温表をつけることで排卵日を予測することは可能ですが、ピンポイントで排卵日を把握することはできません。排卵前の3~4日前から排卵後1~2日が妊娠しやすい時期であり、夫婦の体調にもあわせてタイミングを取ることが大切でしょう。

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排卵日に見られる他の症状と予測方法

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排卵によって起こる排卵出血以外に、他の症状があらわれることがあります。代表的な症状は、下腹部の痛みや腰痛などの排卵痛です。排卵出血と排卵痛が同時に起こる人もいれば、どちらかの症状だけが起こる人、どちらの症状もない人もいます。

この他に、頭痛やめまい、吐き気などの症状があらわれたり、おりものに変化があらわれたりすることもあります。とはいえ、排卵日を予測する場合は、体調の変化だけでなく、基礎体温表や排卵検査薬といったさまざまな方法を検討したいですね。

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自分の生理周期を把握しよう

排卵出血は病気ではありませんが、不正出血や着床出血などの出血との見極めも難しいところです。排卵出血と思い込んでいた出血が、病気が原因で起こる不正出血である可能性もあります。少しでも異変を感じた場合や気になる点があれば、すぐに婦人科に相談しましょう。また、妊娠希望の方は、自分の身体を知るために基礎体温表をつけて、排卵の目安を知ることも大切ですよ。

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