新生児とはいつからいつまで?身長や体重は?身体の特徴やケアについて

産まれたての赤ちゃんは、目も鼻も口も全てが小さく、本当にかわいいですよね。新生児には、大人や子どもとは違う身体の特徴があります。赤ちゃんの人生がスタートすると同時に、ママ・パパの1年目も始まりますよ。今回は、新生児とはそもそもいつからいつまでを言うのか、身長や体重など身体の特徴や育児のポイントをご紹介します。

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目次

  1. 新生児とはいつからいつまでの期間?
  2. 新生児の身長・体重・頭囲は?
  3. 新生児の排泄回数や性器のケアは?
  4. 新生児の呼吸は?
  5. 新生児の視力や聴力は?
  6. 新生児の体温は?
  7. 新生児の皮膚の特徴は?
  8. 新生児のおへそのケアは?
  9. 新生児の手足の特徴は?
  10. 新生児にみられる原始反射とは?
  11. 新米ママにおすすめ育児の本
  12. 新生児期はあっという間に過ぎる
  13. あわせて読みたい

新生児とはいつからいつまでの期間?

「新生児」とは、産まれてから生後4週間までの時期の赤ちゃんのことです。お腹の中で羊水に守られてすくすく育った赤ちゃんは、水中から外の世界に出てきます。これは、人生の中で最も大きな環境の変化のひとつだと言えるでしょう。生まれたばかりの赤ちゃんは、この劇的な変化に対応しようと必死に頑張っているのです。

特に出生直後の1週間は、子宮の外の生活にうまく適応できないことも起こりうる要注意な時期なので、「早期新生児期」と呼ばれています。

新生児の身長・体重・頭囲は?

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身長・体重

<男の子>
・身長:約44.0~52.6cm
・体重:約2.10~3.76kg

<女の子>
・身長:約44.0~52.0cm
・体重:約2.13~3.67kg

体重や身長は個人差がありますが、「40週前後で産まれた赤ちゃんの平均はだいたいこれくらい」と考えると良いでしょう。この時期の赤ちゃんは母乳やミルクを飲んで眠り、目を覚まして飲み、また眠ることを繰り返します。まだ昼と夜の区別が無く、ほとんど一日中寝ている赤ちゃんが多いです。

新生児にみられる生理的体重減少とは?

産まれた直後の赤ちゃんは、うまくおっぱいが飲めないため、授乳量をおしっこや汗で身体から出ていく量が上回ることがあります。これによって一時的に体重が減ることがあります。これを「生理的体重減少」と言います。生後3~4日間のあいだにみられ、ママは心配になってしまうかもしれませんが、その後は自然と体重が戻るので心配ないでしょう。

頭囲

新生児の頭囲は約33.5cmです。頭囲は胸囲よりも大きく、頭の長径は、全身長の1/4にあたります。赤ちゃんの頭の骨は薄く、やわらかくなっています。頭を支える筋肉も未発達なので、ぶつけるなどの強い外傷をうけると脳へのダメージが大きくなりやすく、注意が必要です。

赤ちゃんの頭はとてもデリケートなので、新生児から使える抱っこ紐を使う際は、頭から落ちないよう十分に気を付けてください。柔らかい頭を保護するために、帽子をかぶるのも良いかもしれません。

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髪の毛が生えていないけど大丈夫?

髪の毛や産毛の量は個人差が大きい部分です。生まれたときから髪の毛や眉毛がしっかり生えている子もいれば、あまり生えていない子、ほとんど生えていない子もいます。

もし赤ちゃんの髪の毛が薄かったとしても、心配する必要はありませんよ。たいていの場合、赤ちゃんの髪の毛は月齢とともに増えていくので、様子をみてくださいね。

新生児の排泄回数や性器のケアは?

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排泄の回数

産まれたての赤ちゃんは、おなかがぽっこりしていてかわいいですよね。新生児の胃は「とっくり」のような形をしており、消化吸収機能が未熟で、おしっこやうんちの回数が多いのが特徴です。一度にたくさん出ることがなく、少量ずつうんちやおしっこをします。

個人差はありますが、新生児のうちは、うんちが1日2~3回くらい、おしっこは13~18回くらいと頻繁です。ママもおむつ替えだけでも大仕事ですが、こまめに取り替えてあげて清潔を保ちましょう。

性器

性器のケアについて気になるママも多いでしょう。

■男の子
睾丸が腫れぼったい場合がありますが、自然におさまってきます。おちんちんの先に皮がかぶっていても、無理に剥く必要はありません。

■女の子
性器から処女膜が出ていることもありますが、こちらも自然にかくれていきます。 ひだのあいだにうんちなどがたまりやすいので、おむつを替える際にはひだの内側も清潔にしてください。

赤ちゃんの性器はとてもデリケートな部分です。気になることがあったら医師に相談すると良いでしょう。

蒙古斑

赤ちゃんのおしりや背中に青っぽい色がついていますが、これは皆さんもご存じの通り、「蒙古斑」と言います。一般的に蒙古斑は5~6歳で自然に消えていくといわれていますが、大人になってもうっすらと残る場合もあり、特に問題はありません。

新生児の呼吸は?

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1分間に平均で40回

新生児はぐっすり寝ていると、息をしているかが気になってしまいますよね。筆者も、眠っている赤ちゃんの呼吸を何度も確認したことがあります。新生児の正常な呼吸数の目安は、一般的に1分間で40回といわれています。

また、赤ちゃんの呼吸は、お腹をふくらませたりへこませたりする「腹式呼吸」です。赤ちゃんは主に鼻で呼吸をしているので、口での呼吸は上手にできません。そのため、おっぱいやミルクを飲んでいても、赤ちゃんは鼻で息をしています。

鼻水や鼻づまりに注意

鼻づまりになると、ミルクを上手く飲めなかったり、呼吸困難を引き起こしたりする場合があるので注意してください。赤ちゃんの鼻はまだまだ小さく、粘膜も敏感です。

そのため、ちょっとした空気の乾燥や気温の変化などの刺激によって鼻の粘膜が腫れてしまうことがよくあります。分泌物や鼻水も出やすく、すぐに鼻づまりを起こしやすいです。鼻が詰まったら、鼻水を吸い取ったり、沐浴などで温めて鼻水が外に出やすい状態を作ったりしてあげましょう。


新生児の視力や聴力は?

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視力

新生児の視力は「0.01~0.05」なので、赤ちゃんの目は、大人が思っている以上に見えていません。明るさや暗さを区別することはでき、ものをはっきりと見ることができない状態です。

新生児がよく見える距離は25cmくらいとされています。これは、赤ちゃんを胸に抱き、おっぱいやミルクをあげているママと赤ちゃんの顔の距離です。お世話をしてくれるママやパパの顔はちゃんと見えていますよ。

聴力

赤ちゃんの聴力は、お腹の中にいるときから発達しています。お腹の中でも外の音が聞こえているので、産まれてからもママの声を聴くと安心するものです。なかなか赤ちゃんが寝てくれないときや泣いているときに歌ってあげると、泣きやむこともあります。寝ているときに大きな音がするとびっくりして起きることもあるので、寝ているときはできるだけ大きな音は出さない方が良いでしょう。

また、赤ちゃんの耳は鼓膜までの距離が短く、汚れがたまりやすくなっています。しかし、耳をいじりすぎると傷つけることもあるため、沐浴後などの身体が温まったときに、ガーゼや綿棒でやさしくそっと耳の入口を掃除してください。

なお、耳は病気が起きやすい部位でもあります。「いつもと違うな」と感じたら受診しましょう。

新生児の体温は?

新生児は自律神経の働きが未熟で、体温調節がまだ不完全といえます。上手に体温調節をすることができないため、環境の変化の影響を受けやすいのが特徴です。朝、昼、夜と体温が変化するので、決まった時間に体温計で熱を測ることによって、赤ちゃんの平均的な体温が把握できるでしょう。新生児の体温の目安は、37℃前後です。

特に注意したいのは、38.5℃以上と35.0℃未満。38.5℃以上は高体温、35.0℃未満は低体温であるため、すぐに受診してください。すぐに赤ちゃんの体調の変化に気づいてあげるためにも、毎日の体温チェックは欠かせません。寒いときや暑いときなど、環境にあわせて体温調節をしてあげましょう。

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新生児の皮膚の特徴は?

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ふっくらしているかと思いきや、生まれたての赤ちゃんの手はしわしわで、指と指のあいだに綿のようなものが常に付いています。これは、赤ちゃんの角質層がとても薄いため刺激に弱く、デリケートだからなのです。

水分量が身体の約70%を占めているため、赤ちゃんは新陳代謝が活発で、汗っかきでもあります。そのため、皮脂の分泌も活発で、顔に「新生児にきび」といわれるブツブツができやすいです。こういった湿疹は、新生児~生後1ヶ月のころによく見られます。沐浴の際はベビー石鹸で優しく洗い、ワセリンなどで保湿をするなど、こまめなスキンケアをしてあげてくださいね。

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新生児のおへそのケアは?

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生まれてすぐの赤ちゃんのおへそはまだ乾いておらず、ジュクジュクした状態です。見慣れないへその緒に戸惑うママも多いでしょう。

へその緒は、生後約1週間で自然に取れます。しかし、バイ菌が入ると炎症を起こしやすいので、ジュクジュクしているようならしっかり消毒してくださいね。下記で消毒の方法を紹介します。

■へその緒の消毒方法
1.綿棒にアルコールをつけ、へその緒のまわりをやさしくなでて消毒する
2.消毒後はなるべく自然乾燥させる

へその緒が取れた後は、へその奥で隠れている部分に汚れがたまっている場合があります。少し怖いと感じるかもしれませんが、おへその奥の方もやさしく消毒しましょう。

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新生児の手足の特徴は?

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腕の特徴

赤ちゃんの腕は、W字型にひじを曲げているのが自然な姿です。腕の長さやしわは左右対称で、四肢の1つを伸ばしても、すぐにもとの曲げた姿に戻ります。この姿は、赤ちゃんのリラックスポーズでもあるのです。

手・指の特徴

赤ちゃんは常に指をギュッと丸めている印象あるかもしれませんが、これは自然な状態です。また、手を開いているときに、大人の指を近づけるとギュッと握ります。これは「把握反射」と言い、手に触れる物を握ろうとする本能なのです。

脚の特徴

一般的に新生児の足は膝で曲げられており、大腿部が腹部に近づけられ、M字型をしています。腕がW字型ならば、足はM字型になっているのが赤ちゃんのリラックスポーズなのです。

足を伸ばしても、腕と同じく跳ね返るようにもとに戻ります。長さやしわも、腕と同様に左右対称です。左右の皺が明らかに不均等な場合は、股関節脱臼などの病気が隠れているおそれがあるので注意が必要です。

足の裏の特徴

新生児の足の裏には土踏まずがなく、偏平足です。しかし、月齢が上がって歩くようになると、自然に土踏まずができてきます。

また、赤ちゃんの足の裏が一部ぷっくりしていることもあります。少し気になるかもしれませんが、自然と本来の土踏まずがある足の裏のかたちになっていくため、様子をみてくださいね。

新生児にみられる原始反射とは?

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モロー反射

大きな音がしたり身体のバランスが傾いたりすると、赤ちゃんは両腕を広げて抱きつこうとする動作「モロー反射」を見せます。びっくりするとよくバンザイのポーズをするので、かわいらしいと思うかもしれません。しかし、赤ちゃんは驚いているので、わざと驚かせるのは控えてくださいね。

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原始歩行

新生児は首がすわっていないのでやめておきたいところですが、首がしっかりしてきたら、赤ちゃんを手で支えて立たせてあげることもできます。足を床につけて前かがみの姿勢をとらせると、まるで歩いているかのように左右交互に足を踏み出します。

実際に歩けるのは1歳前後です。しかし、誰も教えてないのに、歩こうとする本能が備わっていることがわかりますね。

吸啜(きゅうてつ)反射

新生児の赤ちゃんの口に指をあてがうと吸いついてきますよね。これは「吸啜(きゅうてつ)反射」と言い、おっぱいを吸うために備わっているものです。

また、生後すぐ~生後数ヶ月の赤ちゃんの歯ぐきに、「上皮真珠」という数ミリの真珠のような白いふくらみが見えることがあります。しかし、上皮真珠はしばらくすると自然に取れるので、心配いりませんよ。

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・子の成長は今どういう時期なのか、これからどんなことができるようになるのかワクワクしながら見ています。
・初めて子育てする人に優しくて写真が多く、Q&Aコーナーも気になる情報が多いです。助産師さんに全て聞けるわけでもなく、親や友人のアドバイスも断片的なので、基本となる育児書は1冊持っていると良いなと思いました。

引用元:review.rakuten.co.jp

新生児期はあっという間に過ぎる

新生児にしか見られない身体の特徴は、知れば知るほど驚きの連続です。これから赤ちゃんを産むプレママは、赤ちゃんを見たときに「なるほど」と、産後のママは「そういうことなんだ」と思うでしょう。また、もし新生児期に気になることがあったら、自己判断せずに医師に相談してくださいね。

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