更新日:2017年06月14日

ママと一緒に遊んで育脳☆0歳からの脳を刺激する【手遊び・ふれあい遊び】

赤ちゃんの脳内にある神経細胞は誕生の時点でほぼ作り終えられます。シナプスは、まだねんねの赤ちゃんの頃からでも脳や五感を刺激することで作られるそうです。そこで、ねんね期からの赤ちゃんの脳を刺激する【手遊び・ふれあい遊び】で楽しみながら育脳してみませんか?それでは、ご紹介したいと思います☆

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ねんね期~首すわり期 【いない いない ばあ!】記憶の訓練

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「いない いない ばあ」遊びは、見えなくなったものを一時的に覚えておく、脳内における前頭前野の記憶(ワーキングメモリー)を鍛える訓練ができると言われています。ねんね期の赤ちゃんからできるふれあい遊びなので、何度も繰り返しながら楽しみましょう!

「いない いない ばあ」遊びは、バリエーションを増やすことで赤ちゃんが大きくなっても飽きずに楽しめますよ。たとえば、ねんね期には赤ちゃんのお顔にガーゼを当てたり、首すわり・おすわり期にはハンカチやタオルでママのお顔を隠して「ばあ」としたり。また、覆った顔を同じ方向ばかりでなく横や下から出してみたり、顔出しに少し時間をかけてみたり。意外性のある動きを考えて、「いない いない ばあ」で楽しく育脳しましょう!

首すわり期~ 【ラララぞうきん】バランス感覚を鍛える

首がすわってきたら「ゴロ寝運動」でバランス感覚を鍛えましょう。仰向けに寝かせた赤ちゃんを、肩が床から離れない程度に足を持ち上げ上下左右に動かすことで「耳石器」と呼ばれる重力や遠心力を感知する器官が刺激され、バランス感覚が鍛えられます。
ここでは『ラララぞうきん』の歌に合わせてできる「ゴロ寝運動」をご紹介します。

『ラララぞうきん』は赤ちゃんとのスキンシップを楽しみながらできるふれあい遊びです♪ ちなみに歌詞は口伝による場合が多いので、演者によってまちまちです。上の動画は、ねんね期の赤ちゃんでも無理なくできる運動です。下の動画では首すわりした赤ちゃんが対象となっています。大きな動作ができるようになると、どんどんバランス感覚が鍛えられますよ☆

首すわり期~ 【キャベツのおやまに】皮膚感覚とリズム感を磨く

赤ちゃんをだっこしながら、身体の上をママの指が散歩するように動かして行くふれあい遊びです。最初は単調な童謡などでリズムに合わせて動かし、慣れてきたら【速く・遅く】【強く・弱く】【跳ねる・滑る】などのアレンジをして、繰り返し遊びましょう。

おすわり期~ 【ちょちちょち あわわ】発声の訓練にもなる

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手をたくさん使う遊びです♪ 「あわわ」と発声したり、「とっとのめ」で指を使って手のひらをつついたりと、短い手遊びの中に赤ちゃんの身体を刺激する要素がたくさん詰まっていますよ☆この手遊びは喃語(なんご・「あー」「うー」といった赤ちゃん言葉)を話し始める時期にオススメです。ママが「あわわ」と手でお口をポンポンしながら発声するのを見せてから、赤ちゃんにもママのお口を手でポンポンさせる(同時にママも「あわわ」と発声する)ことで、声マネから正しい発声を覚えるようになります。

「あわわ」の声を手の動きと連動させることで、遊びながら自然と正しい発声を覚えるようになりますよ☆『ちょちちょちあわわ』でたくさん遊んでみてください!

おすわり期~ 【ころころたまご】指先を動かして器用になる!

ヒヨコをあらわす親指と人差し指を開いたり閉じたりする動き、そしてニワトリをあらわす親指と残りの4本の指を開いたり閉じたりする動きがあります。これらの指の動きを歌(または言葉)と連動させることで、脳内の運動野や言語野を同時に刺激することになります。手遊びの延長で、人差し指だけでなく他の指も親指とくっつけたり、一本一本独立して動かせるようになったりすると、指先が器用になりますよ☆

おまけの手遊び 【ま(あ)るいたまご】~実は『ころころたまご』!?

先ほどの手遊び『ころころたまご』には、実は原曲があります。2014年2月28日に104歳で亡くなった、まどみちおさんの作詞で手遊びと同じタイトルの『ころころたまご』または『ころりんたまご』という歌です。わらべ歌がベースになっているようですが、手遊びの原曲として近いのは則武昭彦さん作曲の歌です。また小宮路敏さんによる曲もあり、こちらは手遊び「ま(あ)るいたまご」の歌によく似ています。作詞作曲者不明で手遊び用の楽譜やパネルシアター類が出ているので、もしかすると「ま(あ)るいたまご」の原曲になっているかもしれませんね。
上の画像は『ころころたまご』(作詞/まどみちお、作曲/小宮路敏)の楽譜です。下の「まあるいたまご」手遊び編とパネルシアター編の歌をよく聴いてみると、ちょっと似ていますね。こちらもぜひ親子で歌ったり手遊びしたりと楽しんでみてください♪

参考文献・CD

514lkbnervl. sx416 bo1,204,203,200

天才脳をつくる0歳教育

¥1,028〜(2017/06/14 時点)

久保田競/著、大和書房、2009年9月

【内容紹介】
赤ちゃん教育は生まれたその日からはじまっています。1歳までに楽しみ、愛情をかけながらシナプスを増やして、脳の神経細胞を強化しましょう! 脳科学を利用した「久保田メソッド」をイラストを使いながらわかりやすく紹介。
【著者紹介】
1932年大阪生まれ。神経科学者。京都大学名誉教授。妻カヨ子とともに、脳科学を取り入れた子育てを実践。久保田式子育てを体系化した。著書に「赤ちゃんの脳を育む本」など。

51z3azaiigl. sx402 bo1,204,203,200

脳科学おばあちゃん久保田カヨ子先生の誕生から歩くまで 0~1才 脳を育むふれあい育児 (主婦の友生活シリーズ)

¥1,008〜(2017/06/14 時点)

久保田カヨ子/著、主婦の友社、2010年4月

【内容紹介】
0〜1才児の脳を育むカリキュラムを「知能を育むための脳づくり」「体を強くするための脳づくり」に分けて紹介。0〜3カ月の本当の過ごし方、一問一答、手作りおもちゃアイデアなど、パパとママにできることが満載!
【著者紹介】
京都大学名誉教授。大脳生理学の世界的権威。著書に「能力と意欲を伸ばす積極育児法」など。

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0・1歳児のふれあい歌あそび

¥250〜(2017/06/14 時点)

塩野マリ/編著、ひかりのくに、2001年3月

【内容紹介】
0歳児・1歳児向けに、年(月)齢順に、その時期にふさわしいスキンシップのための手遊び・歌遊びを紹介。また各曲に添えた「子どもたちのようす」などで、子どもの発達のことを解説する。
【著者紹介】
華頂短期大学非常勤講師、竜谷大学短期大学部非常勤講師。元・吉田山保育園園長。

91t0yw47tvl. sl1500

まど・みちお作品集~ぞうさん~

¥2,718〜(2017/06/14 時点)

まど・みちお/作詞、日本コロムビア、2015年2月

まとめ

いかがでしたか?実はこれらの手遊び・ふれあい遊びは私が図書館(司書)時代に「赤ちゃんお話会」(0~2歳、2~4歳向け)で実際におこなっていたものです。絵本や紙芝居、パネルシアター、エプロンシアターなどとは違い、このような手遊び・ふれあい遊びは赤ちゃんやママが自ら楽しく参加することのできるものの1つです。絵本の読み聞かせを通してのコミュニケーションは赤ちゃんにとっては受け身になりやすい一方、ママがお手本を見せて赤ちゃんが【真似をする】という動きは非常に能動的で、以前に執筆した「モンテッソーリ教育」の「日常生活練習」を彷彿とさせる要素があります。
また、ここでは1つ1つの遊びに赤ちゃんの脳への影響を関連付けて執筆してみましたが、これは長女出産の前後に知った「脳科学おばあちゃん」こと久保田カヨ子先生の著書などを参考にしました。
手遊び・ふれあい遊びの歌詞や曲は多少違っていても、これが正解というものはありません。皆さんもぜひお家で楽しくお子さんと遊んでみてください。

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【参考記事】
「知ってる?モンテッソーリ教育☆3~6歳の敏感期を洗練する幼稚園選び」
https://mamanoko.jp/articles/5431

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ライタープロフィール

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モモユウトン

長女(5歳)、長男(2歳)を子育て中のママです☆ 図書館…

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