更新日:2017年11月22日

胎動が激しいときはどうする?男の子・女の子の違いや性格は関係する?

胎動は、ママがお腹の赤ちゃんを感じることができる幸せなできごとです。しかし、顔をゆがめてしまうほどの激しい胎動を感じるようになると、赤ちゃんの様子が心配にもなるママもいるのではないでしょうか。今回は、胎動が激しい場合の原因や対処法、性別や性格で胎動に違いがあるのかについて解説します。

監修 : mamanoko 医師・専門家
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そもそも胎動とは?

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胎動とは、妊娠中にお腹の中で赤ちゃんが動くことで子宮の壁に頭や手足などが当たることを言います。一般的には妊娠20週頃から胎動を感じるようになりますが、経産婦だと妊娠16週頃で胎動を感じる人もいます。

胎動の感じ方は、人それぞれ違うものです。肋骨や脇腹を強く押されるような、引っ張られるような痛みを感じたり、くすぐられているような感じがしたりします。

胎動が激しい原因は何?

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お腹が大きくなるにつれて激しくなってくる胎動に、お腹の中で何が起こっているのかと心配になることがあります。なぜ胎動が激しくなるのでしょうか。

赤ちゃんが苦しがっているわけではない

胎動が激しくなってくると、赤ちゃんが苦しくてもがいてるのかもしれないと心配するママも多くいるようですが、赤ちゃんは苦しいわけではありません。胎動が激しいのは、赤ちゃんがお腹の中で元気に育っているという証拠なので安心してください。

ただし、痛いほど激しい胎動を感じていた直後に突然胎動がなくなってしまった場合や、徐々にでも明らかに胎動が減ってきた場合には注意が必要です。少し待ってまた元通りに胎動があれば、赤ちゃんは寝ていただけかもしれません。しばらく胎動を感じられなくなったときは、赤ちゃんに何らかの異常が起こっている可能性もあるので、産婦人科に連絡し受診するようにしましょう。

赤ちゃんの筋力や循環器が発達したから

胎動は、赤ちゃんの筋力や心臓などの循環器系の発達により強くなるようです。痛いくらいの胎動を感じるということは、それだけ赤ちゃんの筋力や循環器系が発達している証拠といえそうですね。

赤ちゃんの動きが多様になったから

妊娠後期になると、赤ちゃんの動きもダイナミックになってきます。手足を大きく伸ばして蹴ってきたり、身体をぐるんぐるん回転させてみたりするなど、赤ちゃんの動きの多様化により痛いくらいの胎動を感じることになるようです。

また、赤ちゃんとママをつないでいるへその緒やママの胃腸や膀胱の動きが、赤ちゃんのおもちゃになっているということもあるそうですよ。赤ちゃんはお腹の中で手に届くものすべてに興味をもち、きっと遊んでいるのでしょう。

胎動の強さで性別の違いや性格・障害がわかる?

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胎動の強さでその子の性別や性格、また障害についてわかる…という噂があるようですが、本当なのでしょうか。

胎動が激しいと男の子、控え目なら女の子という噂

胎動が激しいと男の子で控え目ならば女の子…という噂を聞いたことがあるかもしれませんが、この件に関しては医学的な根拠は今のところありません。一般的に男の子は元気でやんちゃ、女の子は控え目でおしとやかというイメージから、性別による胎動の強さに違いがあるという噂が広まっていると考えられます。

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胎動が弱いとダウン症などの可能性が高いという噂

胎動が弱いとダウン症などの可能性が高い…という噂もあるようですが、こちらもまったく医学的な根拠はないそうです。ダウン症の特徴のひとつに「筋力が弱い」というのがあるので、その特徴から広まった噂なのではないかと考えられます。

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妊娠期間別・胎動の感じ方

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5ヶ月~6ヶ月

胎動は一般的に、妊娠5ヶ月~6ヶ月のあいだに感じ始めることが多いようです。初産婦よりも経産婦の方が早い時期に胎動を感じる傾向にあります。初産婦は、胎動がどんなものなのか未経験のため、胎動が始まっていてもわかりにくいようです。一方、経産婦は胎動を経験しているため、早めに気付くことができます。

妊娠5ヶ月~6ヶ月の胎動は「これが胎動なのかな」というぐらいのかすかな動きで、最初はガスがお腹の中でポコポコしているような感覚です。次第にぐにょぐにょと動く感覚に変わり、「胎動だ」と自信をもって言えるようになります。

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7ヶ月~8ヶ月

妊娠7ヶ月~8ヶ月頃になると、胎動はどんどん強くなってきます。8ヶ月になると赤ちゃんの骨格はほぼ完成しているので、筋力の発達とともに神経の働きも活発になるようです。赤ちゃんは自分の身体を動かしたいようにコントロールするようになり、胎動はどんどん激しくなります。

また、妊娠7ヶ月~8ヶ月頃は羊水も一番多い時期なので、赤ちゃんは自由にお腹の中を動き回れるようになります。夜になってゆっくり寝たいと思っても、胎動が激しくなると、なかなか寝付けない日があるかもしれません。

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9ヶ月~臨月

出産まで間近となった9ヶ月~臨月の胎動は、「痛み」として感じる人も多いようです。9ヶ月になると、赤ちゃんの位置がおおよそ決まってくるので、ほとんどの赤ちゃんは頭を下にした状態で丸まっています。赤ちゃんの身体が大きくなってくると、お腹の中で自由にぐるぐる動き回るというわけにはいきません。

しかし、胎動が感じられなくなるわけではありません。この時期には、赤ちゃんの手足がお腹の中で動くと、お腹の外から赤ちゃんの手や足の形が見えるという体験をする方もいます。子宮の中で赤ちゃんがぎゅうぎゅうに詰まっているような状態なので、少しの動きでも胎動として感じ取りやすくなるのです。

また、臨月になると赤ちゃんの力も強くなってくるため、赤ちゃんが激しく動くと、お腹の中を蹴られているような感覚になり、胎動が痛いと感じるようになります。

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胎動が激しいときの対処法

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赤ちゃんに話しかけてみる

お腹の中で激しく動き回っている赤ちゃんを落ち着かせるには、ママが優しく話しかけてみるのが効果的です。赤ちゃんは、7ヶ月頃からお腹の外の音が聞こえているといわれています。お腹をさすりながら「そんなに蹴ったらママ痛いよ」と声に出して話しかけてみましょう。

ママの声は身近でよく聞いている声なので、赤ちゃんにとってはとても落ち着く音です。ママの声が聞こえるだけで赤ちゃんは動くことをやめ、言葉を理解できなくても語りかけに耳を傾けます。その他、子守唄を歌うのもおすすめなので、試してみてください。

ゆったりした音楽を聞く

激しい胎動を落ち着かせるための方法として、心地の良い音楽を聴くことも効果的です。赤ちゃんがびっくりしてしまうような、激しい音楽でなければどのような音楽でも構いません。ママの好きな音楽をかけながらママがリラックスすれば、それが赤ちゃんにも伝わり、赤ちゃんもきっと激しい動きを止めてリラックスしてくれます。赤ちゃんと一緒に、ゆったりと音楽鑑賞を楽しんでみてはいかがでしょうか。

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抱き枕

胎動が激しいと感じるのは、ママが横になっているときが多いようです。就寝前のリラックスしている状態のときに強い胎動を感じると、いつまでたっても寝られません。そんなときは抱き枕を使って横向きで寝てみましょう。

抱き枕を使えば、血流が妨げられることなく楽な姿勢で寝ることができるので、きっと赤ちゃんも過ごしやすくなります。赤ちゃんがリラックスすれば、痛いと感じるほどの胎動も落ち着きそうですね。

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胎動が激しく食事ができないとき

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一度にたくさん食べない

妊娠後期になると、大きくなった赤ちゃんに胃を押されて食欲がなくなってくる人もいます。そんなときに激しい胎動で胃を蹴られると、余計に食欲がなくなってしまいますね。

胎動が激しくて食事ができないときは、まずは一度にたくさん食べないことが大切です。1日の食事を6回くらいに小分けにして食べてみてはいかがでしょうか。胎動の激しくないときを狙って食べるのも良いですね。パンやおにぎりなどを用意しておくと、いつでも気軽に食べられるのでおすすめです。

消化の良いものを食べる

大きくなった赤ちゃんによって胃が圧迫されると、胃もたれを起こしてしまうこともあります。胎動が激しくて余計に胃に負担をかけてしまうときは、消化の良いものを食べるようにしてみましょう。黄体ホルモンの影響で胃の消化機能が低下しているので、消化に時間がかかることもあります。一度食事内容を見直してみましょう。

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胎動が激しく尿漏れするとき

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胎動が激しい場合、尿漏れを経験するママも多いようです。妊娠後期は、大きくなった子宮により尿道や膀胱が圧迫され、普段よりトイレが近くなる傾向があります。また、尿道を締める力が伝わりにくくなるので、くしゃみなどで少しお腹に力が入っただけでも、尿漏れしてしまうことになりかねません。

膀胱が圧迫されているのに加え、胎動の刺激により尿漏れしてしまうことが増えるとなると、何か対策をしたいですよね。尿漏れの悩みや不快感から解放されるためにも、尿漏れパッドを利用してみてはいかがでしょうか。初めは抵抗がある人もいるかもしれませんが、生理用ナプキンの感覚で使ってみてください。まずは尿漏れの不安を解消することが大切です。

その他の尿漏れ対策として、骨盤周りの体操をしてみましょう。骨盤低筋を鍛えることは、尿漏れを防ぐ効果が期待できます。骨盤体操のやり方は、とても簡単です。膀胱付近を意識してグッと力を入れ、10秒ほどそのままの状態でいるだけです。体操は気がついたときに、無理のない回数で行ってみましょう。産後の尿漏れ対策にもなりますのでお試しください。

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アンケート:胎動が原因で尿漏れを起こしたことはありますか?

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mamanokoユーザー123人にアンケートをとったところ、激しい胎動が原因で尿漏れをしたという人は20.5%、しなかったという人は79.5%でした。

調査の結果を見てみると、10人中約8人の人は胎動による尿漏れはしていないという結果でした。しかし、妊娠後期になってお腹の赤ちゃんも大きくなり、尿道や膀胱が圧迫されトイレが近くなるのは事実です。胎動の刺激によって、尿漏れを感じることも少なくありません。万が一、尿漏れしてしまっても恥ずかしがることはありません。骨盤周りの体操をするなどの対策をして、この時期を乗り切りましょう。

激しい胎動に関する体験談

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筆者は2児の母ですが、胎動を初めて感じたときの感動は今でも覚えています。第一子は男の子、そして第二子は女の子でしたが、どちらも同じように元気にお腹の中を動き回っていました。妊娠後期になるとやはり胎動を痛みとして感じるようにもなりました。

思わず「いたっ」と声が出てしまうほどの痛みを感じたこともあります。お腹の外からでもわかるくらいに、赤ちゃんの肘なのか膝なのかかかとなのか…出っ張っているのを確認できるほど強く押しつけられている感じでした。筆者は、このころから胎動の痛みはありましたが、赤ちゃんとのコミュニケーションを楽しむことにしたのです。

出っ張っている部分を「トントン」と優しく叩いてみるとひっこめる、またぐにゅっと出っ張ってくると「トントン」と叩いてみる…。それを繰り返し、赤ちゃんとお腹の中と外で遊んでみました。生まれてくる前から遊ぶことができたのは、胎動の痛みを忘れられるほど楽しいものでしたよ。

今しか経験できない胎動を思いっきり楽しんで

いかがでしたか。胎動は、赤ちゃんがお腹の中にいるということを体感することができるだけでなく、赤ちゃんが無事に元気に育っているかという証拠でもあります。男の子だから女の子だからと、性別によって胎動に違いがあるわけでもなく、また胎動で性格がわかるわけではありません。

臨月に近くなるにつれて胎動が痛みとして感じるようになるのはママにとって大変なことですが、赤ちゃんが力強く、いろいろなことができるようになっているという証で喜ぶべきことです。胎動を痛みとして感じる時期には、赤ちゃんの耳も発達しています。声を掛けたり外から間接的に触れてみたりしながら、今しか経験できない胎動を思いっきり楽しんでくださいね。

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