【画像あり】2歳児のご飯におすすめのレシピ10選!食事の量や食べない原因と対策は?

2歳児には、どのくらいの量のご飯を与えるべきか悩むママやパパは少なくありません。ここでは、2歳児のご飯の量の目安やメニューの立て方のコツ、食べさせ方のポイントを紹介します。ご飯を食べないときの対処法や、おすすめのレシピも参考にしてみてくださいね。子どもが食事の時間を好きになるよう、いろいろな工夫をしてみましょう。

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この記事の監修

南城 智子
管理栄養士
南城 智子

目次

  1. 2歳児のご飯の量の目安
  2. 2歳児の喜ぶご飯の献立は?メニューの立て方のコツ
  3. 2歳児へのご飯の食べさせ方のポイント
  4. 2歳児がご飯を食べない・嫌がるときの対処法は?
  5. 2歳児におすすめのレシピ10選
  6. 2歳児が熱や嘔吐下痢・口内炎のときの食事は?
  7. 子どもが喜ぶレシピで工夫しよう
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2歳児のご飯の量の目安

2歳児のご飯の量は、大人の半分程度が目安です。具体的に必要な1食分の栄養の目安は、以下の通りです。

穀物以下のいずれか ・白米:子ども茶碗1杯程度 ・食パン:8枚切りを1枚程度 ・うどん:1/2玉
野菜・果物80g程度
タンパク質以下のいずれか ・肉:20g ・魚:20g ・卵:25g(全卵1/2個程度) ・豆腐:1/8丁程度
乳製品以下のいずれか ・牛乳:コップ1杯程度 ・ヨーグルト:1/2個

1日の摂取カロリーは、男の子は950kcal、女の子は900kcalを目安にしましょう。ただし、子どもの食事量は個人差が大きいので、上記はあくまで参考程度に考えてくださいね。

2歳児の食事量の目安は?食事の注意点や食べないときの対処法も

2歳児の喜ぶご飯の献立は?メニューの立て方のコツ

主食・主菜・副菜をバランス良く

幼児食の献立は「主食+主菜+副菜2品」が基本です。副菜のうち一品は、汁物を用意したいですね。

栄養のバランスを考え、栄養が偏らないように注意しましょう。しかし、おでかけの予定があるときなど、1日や1食単位でバランスを整えるのが難しい場合もあります。その場合は、2~3日単位でバランスの良い食事になるように調節してあげましょう。

2歳児は3回の食事と2回のおやつ(10時と15時)で食事のバランスを考えてあげると良いですね。おやつというとお菓子のイメージが強いかもしれませんが、幼児のおやつは第4の食事と考えましょう。

味付けは薄味が基本

幼児食でも離乳食に引き続き、味付けは薄味を心がけるようにしてくださいね。濃い味付けの料理を好む子どももいるかもしれませんが、普段から濃い味付けのものを食べさせると正常な味覚の発達をさまたげてしまう原因となります。

塩分を摂り過ぎると、将来生活習慣病にかかるリスクを高めてしまうかもしれません。2歳頃の子どもの食事の味付けは、大人の1/3~1/2程度を目安にしましょう。

離乳食完了期のメニューを少し大きくかたくする

2歳頃になると奥歯が生えそろってきますが、大人のように奥歯を使って食べ物をすりつぶすことはできません。大人に比べてかむ力も弱いため、注意が必要です。2歳児のご飯は、離乳食完了期よりも少し大きめのサイズに食材を切り、かたくなるように作ると良いですね。

2歳児が自分で食べやすいものを取り入れる

2歳になると自分でご飯を食べられるようになりますが、まだ大人のように上手に食べることは難しいものです。そのため、小さな子どもでも食べやすいようなメニューを取り入れるようにしましょう。

おにぎりや野菜スティックなど、手づかみで食べられる料理がおすすめです。食材を一口サイズに切ると、スプーンやフォークを使って食べやすいでしょう。

子どもの好きなものを入れる

子どもには栄養バランスの良い食事をとってもらいたいものですよね。しかし、栄養を重視するあまり子どもが苦手な料理ばかりを用意すると、食事自体が嫌いになってしまうかもしれません。栄養バランスが偏らない程度に、子どもが好きな料理や食材をメニューに取り入れてあげましょう。

2歳児へのご飯の食べさせ方のポイント

食事に集中できる環境をつくる

小さな子どもはさまざまなことに興味津々なので、食事になかなか集中してくれないと悩むママやパパは少なくありません。しかし、子どもが食事に集中できないのは、環境が原因となっている可能性があります。子どもの注意をひかないよう、食事前におもちゃはきちんと片付け、テレビも消すようにしましょう。

また、大人が食事の用意などで動き回っていると、子どもは落ち着いて食事ができないものです。食事中は大人もなるべく動き回らないようにしましょう。食事前の間食を控え、たくさん遊ばせることもおすすめです。「空腹は最高の調味料」というように、お腹が空いていると集中して食事をしやすくなるでしょう。

食事中のテレビは切ることが大切

夫婦だけで生活していたころはテレビを見ながら食事をすることが多く、娘が生まれてからも夫と食事をするときにはテレビをつけていました。しかし、娘の視線がテレビにくぎづけになってしまい、娘が食事に集中できず、食べるのに1時間近くかかってしまうこともあるほどでした。

「このままではいけない」と思い、渋る夫を説得して食事中はテレビをつけないことにしました。テレビを消すことで娘の食事がスムーズに進むようになったので、夫も納得してくれたようです。

楽しく食べられる工夫をする

ご飯をたくさん食べてもらうためには、子どもに食事を楽しませることが大切です。子どもの好きなキャラクターのお皿を用意したり、盛り付けを工夫したりすると楽しく食事ができるのではないでしょうか。なるべく家族全員で食事をするよう、心がけることもおすすめです。

少しずつマナーを教える

2歳頃になると、少しずつ食事のマナーを教えていきたいものですね。「いただきます」や「ごちそうさま」といった挨拶を徹底したり、正しい姿勢で椅子に座って食事をとらせたりしましょう。

椅子やテーブルの高さが子どもに合っていないと、姿勢が悪くなってしまうことがあります。テーブルが高すぎるときは座布団などで調整し、足が床につかないときは踏み台などを用意してあげましょう。

箸やスプーンの持ち方が気になるというママもいますが、箸を正しく持てるようになるには、鉛筆持ちができるようになる必要があります。指先を器用に動かすのがまだ難しい年齢なので、神経質にならなくて良いでしょう。ブロックやパズルなど、指先を使う遊びを取り入れると楽しく訓練することができますね。

マナーを教えることは大切ですが、厳しく教えるあまり子どもが食事を嫌いになることは避けたいものです。大人が見本を示しながら、徐々に教えていくようにしましょう。

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2歳児がご飯を食べない・嫌がるときの対処法は?

2歳児がご飯を食べないと、ママは心配になってしまうことでしょう。子どもがご飯を食べないときは、以下のような理由が考えられます。

・お腹が空いていない
・食事に興味がない
・食事以外のことが気になる
・嫌いな食材が入っている
・体調が悪い

お腹が空いていないようなら、日中身体をしっかりと動かす遊びを取り入れるなど、食事前に空腹になるようにしましょう。ただ、遊び疲れて食事を嫌がる場合もあるので、活発に動き過ぎていないかにも注意してあげましょう。食事に興味がない場合は、いっしょに料理をしたり、料理に関する絵本を読んだりしてあげると良いですね。

食事以外のことが気になるようなら、食事の時間はおもちゃなど子どもの注意を引くものは片づけておくことをおすすめします。嫌いな野菜がある場合は、野菜の切り方を変えてみたり、細かく刻んでほかのものに混ぜ込んで料理したりしてはいかがでしょうか。

子どもがご飯を食べないとついイライラしてしまうママやパパは多いかもしれませんが「ちゃんと食べなさい」と叱りつけるのは逆効果になりかねません。簡単に作れるメニューを活用し、栄養バランスもあまり気にしすぎないようにしましょう。ママやパパ自身が食事の時間を楽しむことが大切ですよ。

野菜嫌いの娘といっしょに料理

野菜嫌いの2歳の娘に野菜を食べてもらいたくて、いっしょに料理をする時間を作るようにしました。子ども用のエプロンを作り、最初はトマトのヘタを取ったり、レタスをちぎったりという簡単なことからのスタートでした。

自分のお皿に料理を盛り付けるのが楽しかったようで、自分で盛り付けたご飯はしっかりと食べてくれるようになりました。4歳になる今では包丁デビューし、楽しそうに料理をしています。本音は「ひとりで料理をしたほうが楽」なのですが、ぎこちない手つきで料理をする姿に成長を感じ、うれしくなります。

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2歳児におすすめのレシピ10選

鶏そぼろの3色丼

■材料(大人2人と子ども1人分)
・ご飯 各茶碗1杯分ずつ
・鶏ひき肉 150g
・砂糖 小さじ2/3
・しょうゆ 小さじ2/3
・酒 小さじ1/2
・コーン(缶詰)30g
・小松菜 2株
・しょうゆ 小さじ1/2
・ゆでにんじん お好みで

■作り方
1.小松菜はたっぷりのお湯でゆで、冷水にとって水気をよく切ってから1cm程度の大きさに切ります。しょうゆ小さじ1/2で味付けしておきましょう。
2.鶏ひき肉と砂糖、しょうゆ、酒を混ぜ合わせ、フライパンに入れて加熱します。菜箸や木べらでほぐしながら炒め煮にしてください。
3.ご飯を器に盛ったら、小松菜、水気を切ったコーン、鶏そぼろを1/3ずつ乗せます。
4.ゆでにんじんを飾ったらできあがりです。

■コツ・ポイント
・時間に余裕があるときは、コーンを炒り卵に変えても良いですね。
・小松菜は劣化が早いため、購入したらすぐにゆでるようにしましょう。ゆでた状態で冷凍保存しておくことも可能です。

鮭の味噌煮込みうどん

■材料(子ども2人分)
・うどん 1玉
・だし汁 320cc
・生鮭 1切れ
・玉ねぎ 中1/4個
・にんじん 3cm
・味噌 大さじ1/2
・しょうゆ 小さじ1/3
・砂糖 小さじ1弱
・枝豆 適量

■作り方
1.うどんを食べやすい大きさに切っておきます。
2.玉ねぎを横半分に切ってから薄くスライスし、にんじんは短冊切りにします。
3.鮭は下ゆでし、骨と皮をとりのぞいて軽くほぐします。
4.鍋にだし汁を沸かしたら、玉ねぎ、にんじんをやわらかくなるまで煮ます。
5.うどんと鮭を加え、弱火で煮込みます。
6.味噌、しょうゆ、砂糖で味付けしたら、枝豆を飾って完成です。

■コツ・ポイント
・子どもの体調が悪いときには、鮭ではなく白身魚を使うと食べやすいでしょう。
・乾麺を使って作っても良いですが、ゆで麺のほうがやわらかく煮込むことができます。

ミートボール

■材料(大人2人と子ども1人分)
・合いびき肉 200g
・玉ねぎ 中1/4個程度
・パン粉 大さじ4
・牛乳(または豆乳)大さじ1と1/3
・塩 少々
・水 100cc
・ケチャップ 小さじ2
・みりん 小さじ2/3
・しょうゆ 小さじ1/2
・ウスターソース 少々
・片栗粉 小さじ2弱

■作り方
1.パン粉に牛乳を加えてふやかし、玉ねぎをみじん切りにします。
2.1と合いびき肉、塩をボウルに入れ、粘り気が出るまでよくこねます。
3.小鍋に水を沸騰させたら、ケチャップ、みりん、しょうゆ、ウスターソースを加えます。
4.小さめに丸めた2を3に入れます。
5.ミートボールに火が通り、煮汁が煮詰まったら水溶き片栗粉でとろみをつけて完成です。

■コツ・ポイント
・玉ねぎを細かくみじん切りにすると、加熱時にミートボールが崩れにくくなります。
・にんじんやしいたけなどを細かく刻んで加えてもおいしいです。

豚のしょうが焼き

■材料(大人2人と子ども1人分)
・豚薄切り肉 200g
・玉ねぎ 小1個
・しょうが(すりおろし)1.5g
・砂糖 小さじ1
・酒 小さじ1
・しょうゆ 大さじ1弱
・ごま油 適量

■作り方
1.玉ねぎは薄切りにし、豚薄切り肉は一口大に切ります。
2.しょうが、砂糖、酒、しょうゆを混ぜ合わせ、豚薄切り肉にもみこんで10分おきます。
3.フライパンにごま油を熱し、豚薄切り肉と玉ねぎを炒めます。
4.材料に火が通り、汁気がなくなったら完成です。

■コツ・ポイント
・砂糖を小さじ1/2に減らし、みりんを小さじ1加えるとコクと照りが出ます。
・しょうがチューブを使う場合は、3cm程度を目安にしましょう。

高野豆腐の含め煮

■材料(大人2人と子ども1人分)
・高野豆腐 26g
・にんじん 6cm
・だし汁 適量
・砂糖 小さじ2/3
・しょうゆ 小さじ1と1/3
・みりん 小さじ2/3
・きぬさや 3枚程度

■作り方
1.きぬさやはさっとゆで、ななめ薄切りにします。
2.にんじんは小さめの乱切りにします。
3.鍋に材料がかぶる程度のだし汁を沸かしたら、砂糖、しょうゆ、みりんを加えてにんじんと高野豆腐を煮ます。
4.にんじんがやわらかくなったら、きぬさやを飾って完成です。

■コツ・ポイント
・高野豆腐が大きくて食べづらい場合は、調理後に食べやすい大きさに切ってあげましょう。
・高野豆腐にだしが添付されていることがありますが、幼児には味が濃いので注意してください。

にんじんのグラッセ

■材料(大人2人と子ども1人分)
・水 適量
・にんじん 1/2本
・砂糖 小さじ1と1/2
・塩 少々
・バター 少々

■作り方
1.にんじんは半分に切ってから、食べやすいスティック状にカットします。
2.小鍋ににんじんとにんじんがかぶる程度の水を入れたら、やわらかくなるまで加熱します。
3.砂糖、塩、バターを加えたら水気がなくなるまで煮て完成です。

■コツ・ポイント
・甘いにんじんを使うときは、砂糖の量を減らしましょう。
・輪切りにして煮込み、型抜きしてお皿に盛り付けるのもおすすめです。

キャベツのおかか和え

■材料(大人2人と子ども1人分)
・キャベツ 葉2枚
・にんじん 中1/3本
・めんつゆ 小さじ2
・かつおぶし 適量

■作り方
1.キャベツは細切りにし、にんじんは細めの短冊切りにします。
2.鍋にお湯を沸かし、にんじん、キャベツの順に加えてゆでます。
3.ゆであがったら粗熱をとり、水気をしぼってからめんつゆで味付けします。
4.かつおぶしをかけたら完成です。

■コツ・作り方
・キャベツは白菜など、ほかの葉物野菜でも代用できます。
・めんつゆでなくしょうゆで味付けする場合は、量を少なめにしましょう。

夏野菜スープ

■材料(大人2人と子ども1人分)
・水 600mL
・ベーコン 3枚
・かぼちゃ 1/12玉
・玉ねぎ 1/4個
・パプリカ 1/4個
・アスパラ 小1本
・コンソメ(顆粒)小さじ1/2
・塩 ひとつまみ

■作り方
1.野菜は一口大、ベーコンは1cm幅に切ります。
2.鍋に水・かぼちゃを入れて加熱します。
3.沸騰したらそのほかの具材を加え、野菜がやわらかくなるまで煮ます。
4.コンソメと塩を加えて完成です。

■コツ・ポイント
・カラフルな野菜で作ると、見た目良く仕上がります。
・野菜は冷蔵庫にあるもので代用可能です。スープにすると野菜のかさが減るので、たっぷりと食べることができるでしょう。

バナナケーキ

■材料(パウンド型1本分)
・薄力粉 120g
・ベーキングパウダー 小さじ1弱
・サラダ油 大さじ2
・牛乳 70cc
・砂糖 30g
・バナナ 1本

■作り方
1.薄力粉、ベーキングパウダーは合わせてふるっておきます。
2.バナナを角切りにしたら、1/3を取り分けておきます。
3.バナナ2/3本分とそのほかの材料をすべてボウルに入れ、混ぜ合わせます。
4.パウンド型に流し込み、取り分けておいたバナナをトッピングします。
5.180℃に予熱しておいたオーブンで、約25分焼いたら完成です。

■コツ・作り方
・バナナの甘さに応じて砂糖の量を調整しましょう。
・牛乳は豆乳でも代用可能なので、アレルギーのある子どもにもぜひ作ってあげてくださいね。

フルーツヨーグルト

■材料(幼児1人分)
・ヨーグルト(無糖)適量
・お好みの果物 適量
・コーンフレーク 適量

■作り方
1.果物は食べやすい大きさに切ります。
2.果物とヨーグルトを混ぜ合わせます。
3.器にコーンフレークを入れ、2を乗せて完成です。

■コツ・ポイント
・果物の甘みが足りない場合は、砂糖やはちみつを少量加えましょう。
・ヨーグルトを水切りすると、濃厚な味わいになります。

2歳児が熱や嘔吐下痢・口内炎のときの食事は?

熱のときの食事

子どもが熱を出したら汗をたくさんかくため、しっかりと水分補給できるメニューを取り入れましょう。雑炊やおじや、煮込みうどんなど消化が良いものがおすすめです。

乳幼児用イオン飲料には体力を一時的に回復させる効果があるので、発熱時にすすめられることが多いでしょう。しかし、イオン飲料には砂糖が入っているため、虫歯や食欲不振の原因となることがあります。普段の水分補給は麦茶や水で行うようにしてくださいね。

また、発熱すると体内のタンパク質やビタミンを消耗してしまいます。卵やしらす、ヨーグルト、野菜なども可能な限り取り入れると良いですね。

嘔吐や下痢のときの食事

下痢の症状があるときは、以下の食材は控えるようにしましょう。

・食物繊維の豊富な野菜
・海藻類
・油っこいもの
・乳製品
・香辛料

おかゆやうどん、豆腐など消化が良い食材を薄味で調理し、腸を刺激しないように少量ずつ食べさせましょう。果物は、下痢の症状を緩和させる働きがあるとされるりんご以外は、控えるほうが無難です。嘔吐の症状がある場合は、無理に食事をとらせる必要はありません。

吐き気を誘発しないよう、水分は少量ずつ与えてくださいね。酸味の強い柑橘類や油っこい食べ物は、吐き気を強くしてしまうため、食べさせないようにしましょう。

下痢・嘔吐ともに水分が大量に失われるため、脱水症状になりやすくなります。こまめな水分摂取を心がけてくださいね。

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口内炎のときの食事

口内炎になると、口の中がしみて食事を嫌がる子どもは珍しくありません。傷口にしみないよう、薄く味付けした料理を人肌程度の温かさで与えましょう。なめらかで飲みこみやすく調理した豆腐や卵、魚がおすすめです。

口内炎の改善のため、かぼちゃや納豆など、ビタミンA、B1、B2、B6、Cの豊富な食材を取り入れても良いですね。牛乳は口の粘膜を保護してくれるため、食べ物がしみにくくなるというメリットがあります。栄養価も高いので、クリームシチューや牛乳ゼリーなどにしてはいかがでしょうか。

子どもが喜ぶレシピで工夫しよう

2歳児は、まだ十分な量の食事を食べられないことも多く、いろいろな要因があって食べようとしないこともあります。なかなか食べてくれないときは、子どもが食事に興味を持てるように、子どもが喜びそうなレシピを作ったり、食事が楽しくなるような工夫を取り入れたりしてみましょう。

2歳児におすすめのレシピはたくさんあるので、簡単なものから試してみてくださいね。

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