更新日:2017年05月19日

赤ちゃんがいびきをする原因・対処法を解説。鼻づまりが原因?病気の可能性は?

普段いびきをしない赤ちゃんがいびきをし始めると驚いてしまいますよね。赤ちゃんがいびきをかく原因や対処法についてご紹介します。また、いびきから考えられる病気もあるので、あわせてチェックしてみましょう。

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目次

    赤ちゃんでもいびきをするの?

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    「いびき」とは、「睡眠障害」のひとつで、眠っているあいだに呼吸とともに発する雑音を指します。いびきをかかない人は、寝ている状態でも気道が開いており、空気がスムーズに肺に入っていきます。しかし、睡眠中に気道を広げている筋肉が緩むことで気道が狭くなると、空気がうまく通れなくなってしまうので、呼吸の際に音が発生するのです。

    赤ちゃんでもいびきをかくことはあります。赤ちゃんの喉は特有の構造を持っていることから、赤ちゃんがいびきをかくことは珍しくありません。しかし、激しいいびきや、寝苦しそうな呼吸をしているときは、何らかの病気が原因のおそれがあるので注意が必要です。

    赤ちゃんのいびきの原因

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    赤ちゃんのいびきといっても、実にさまざまな原因があります。赤ちゃんがいびきをかくときは、以下のようなことが考えられます。

    喉の構造

    気道が狭くて発達も十分ではない赤ちゃんは、何らかの原因で喉の粘膜が震えたり、気道が狭くなったりすることで、いびきをかくことがあります。いびきの原因が喉の未発達である場合は、赤ちゃんが成長するにつれて治まります。

    起きている時間でも眠そう、口でしか呼吸をしないなどの症状がなく、十分な睡眠が取れているのであれば、しばらく様子を見ても良いでしょう。

    鼻づまり

    赤ちゃんはホコリなどで鼻がつまりやすくなっています。また、風邪などで鼻が詰まると、いつも鼻呼吸をしている赤ちゃんは、口呼吸が上手にできず、いびきをかいてしまうことがあります。

    鼻水が原因のいびきのときは、鼻をすすったり、ふがふがした音を伴ったりすることが多いといわれています。鼻詰まりを放っておくと、呼吸が上手くできずに呼吸困難になることもあるので、鼻づまりを解消したり、病院に行ったりして原因を取り除いてあげる必要があるでしょう。

    アデノイド肥大や扁桃腺肥大

    鼻から喉の奥に当たる上部にあるアデノイド(咽頭扁桃)や、舌の付け根の部分にある扁桃腺(口蓋扁桃)などの器官が普通よりも大きくなり、気道を狭くなることから、いびきが起こります。特にアデノイドの肥大は子ども特有の病気で、「睡眠時無呼吸症候群」を引き起こすことがあるので注意が必要です。

    これらの器官が大きくなる原因ははっきりとわかっていません。アデノイドと扁桃腺のサイズは子どものころに最も大きく、その後は徐々に小さくなっていきます。治療や手術が必要なケースがあるので、鼻づまり以外でいびきが続くようであれば受診しましょう。

    赤ちゃんのいびきの対処法

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    赤ちゃんがいびきをかいたときは、考えられる原因にあわせて対処してあげましょう。いびきをかいているということは、少なからず気道が狭くなっており、息が苦しくなっているかもしれません。口呼吸が続くと喉も乾燥するので、早めに対処することが大切です。

    横向きに寝せる

    人は仰向けに寝ることで上気道が狭くなるといわれています。つまり、赤ちゃんのいびきは、横向きに寝せることで多少は緩和できるのです。

    なお、横向きに寝かせたときに、赤ちゃんがうつ伏せになってしまうことを防ぐためにクッションを挟むという方法もあります。しかし、クッションが赤ちゃんの顔のあたりにあたって窒息しては大変なので、クッションを使用する際は気を付けてくださいね。

    また、枕が高すぎると気道が狭くなり、いびきをかくことがあります。睡眠中に下あごが下がらないように頭の位置に注意すると、いびきが治まるかもしれません。

    鼻づまりを解消する

    鼻水が出ているときは、こまめに取り除いてあげましょう。鼻がつまっているときは、熱すぎない蒸しタオルを鼻の下にあて、蒸気をあてることでとおりやすくなります。部屋が乾燥しているときは加湿器を使い、鼻づまりを予防するのも良いですね。

    鼻用のピンセットや市販の鼻水吸引機を利用して鼻水を取り除くのもおすすめです。無理に取ろうとすると鼻の粘膜を傷つけてしまうので、自分で取れないときは耳鼻科を受診してください。

    病院を受診する

    赤ちゃんがよく眠れていない、日中にぼーっとする、呼吸が苦しそう、呼吸が止まっていることがあるなど、心配なことがあるときは早めに受診してください。寝ているあいだに起こることなので、うまく説明できそうにないという場合は、赤ちゃんが寝ている様子を動画に撮り、医師に見せると良いでしょう。

    いびきの受診は基本的に耳鼻科です。いつもはどんな寝息や眠り方なのか、どんな異常を感じるのかをスムーズに説明できるよう、気になることはメモに書いて持参しましょう。

    赤ちゃんのいびきの受診目安

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    赤ちゃんがどのようないびきをしたら病院に行くべきなのか、心配な症状の受診目安をご紹介します。以下の症状以外にあてはまらなくても、いつもと違ういびきをしていたり、赤ちゃんの様子が気になったりしたら、早めに受診しましょう。

    激しいいびき

    赤ちゃんの寝息やいびきが、いつもより大きくなったり激しくなったりしたときは注意が必要です。月齢が少ないほどたくさんの眠りを必要とする赤ちゃんにとって、睡眠は大切な時間です。十分な睡眠が取れないと今後の発育に影響を及ぼすことがあるので、早めに受診しましょう。

    無呼吸の時間がある

    ひどい鼻詰まりやアデノイド肥大や扁桃腺肥大によるいびきのときは、上手に呼吸ができず、一定時間息が止まってしまうことがあります。

    手をかざしても息をしているかどうかわからないときは、細く切ったティッシュを鼻と口の間にかざしてみましょう。揺れを感じないときは呼吸が止まっているサインです。

    日中も眠そうにしている

    赤ちゃんと一緒に寝ているときは、赤ちゃんの様子に気づかないこともあります。しっかり睡眠時間を取っているはずなのに、日中眠そうにする、長時間昼寝をする、ぐったりしているなど、いつもと違う様子が見られるときは、病院で診てもらうと安心できますね。

    赤ちゃんの眠りをチェックしてみよう

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    赤ちゃんが寝ているときは、ママは別の部屋で過ごすことや、起こさないようにそっとしておくこともありますよね。しかし、赤ちゃんの普段の眠りの様子や寝息の様子を知っておくことで、異常を感じたときに気づきやすくなります。普段の赤ちゃんの入眠の様子から深い眠りにつくまで、寝息のつきかた、朝の目覚め方など、眠りの状態をチェックしておきましょう。

    赤ちゃんは異変を自分で伝えることができないので、赤ちゃんの成長に必要な睡眠時間を確保してあげることが大切です。いびきに気づいたときは、赤ちゃんを横向きに寝かせてみたり、鼻の詰まりを確認してみたりしましょう。それでも解消しないときは早めに受診してくださいね。

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