妊娠中の性行為ってどうしてる?周囲に聞けない妊娠中の性行為のこと

妊娠中の性行為について、先輩ママたちはどうようにしているのか気になりますよね。しかしデリケートな話題なため、周囲に夫婦生活のことはなかなか聞くことができないもの。そんな一人で悩みを抱えてしまいがちな、妊娠中の性行為について知っておきたい知識をご紹介します。

100524

本ページはプロモーションが含まれています

この記事の監修

目次

  1. 妊娠中の性行為って、みんなどうしてるの?
  2. 妊娠中の性欲ってどうなるの?
  3. 妊娠中に性欲が強いのは異常なの?
  4. 妊娠中の性行為、お腹の赤ちゃんへの影響は?
  5. 妊娠中の性行為のおすすめ体位
  6. 妊娠中の性行為で気をつけたいこと
  7. どうしても妊娠中に性行為をしたくないときには
  8. 妊娠中の性行為で大切なことは?
  9. まとめ
  10. 関連記事はこちら

妊娠中の性行為って、みんなどうしてるの?

妊娠中はお腹の中の赤ちゃんのことを考えて、性行為は避けるという人も少なくありません。しかし妊娠中に性欲が全くなくなるという人もいれば、反対に性欲が強くなってしまう人もいます。またパパ側も妊娠中もそれまでと同じように性行為を望む人もいれば、妊娠中だからと腰が引けてしまうという人も少なくありません。

そんな妊娠中の性行為について、周りの意見を聞こうにもなかなかデリケートな問題なので相談や質問をしづらいですよね。そんな妊娠中の性行為についてご紹介していきますね。

妊娠中の性欲ってどうなるの?

妊娠中の性欲の有無は個人差が大きいところですが、一般的にどうなるのかどうか気になりますよね。妊娠初期には、妊娠性ホルモンやつわり、流産への不安などの要因から、性欲が少なくなることが多いようです。中には、パパのにおいにさえ拒否反応を示してしまうことも。

妊娠中期に入ると、妊娠初期の体調不良もおさまり、性器や乳房へ循環する血液量が増えるなどの生理的な変化がある影響で、性欲が増すという人も少なくありません。そして後期に入ると、お腹の膨らみも大きくなったり、頻繁にお腹が張ったり、出産への意識が高くなることなどによって性欲が低下することが多いようです。

妊娠中に性欲が強いのは異常なの?

妊娠中に性欲が強いということに対して「自分は異常なのか」と思い悩んでしまう妊婦さんも少なくありません。しかし妊娠してから性欲が強くなったという女性もたくさんいますので、気にする必要はありません。アメリカの研究では「妊娠中は性欲が高くなる」という結果も出ているそうですよ。

中には、妊娠中のからだの変化を気遣って性行為を望まないパパに対して、寂しさを感じてしまう人も。妊娠中の性行為についてはパパに対しても素直な気持ちを打ち明けづらいものかもしれませんが、一人で悩むよりは正直に打ち明けた方がストレスが少なくて済むかもしれませんよ。

妊娠中の性行為、お腹の赤ちゃんへの影響は?

妊娠中の性行為で一番気になってしまうのが、お腹の赤ちゃんへの影響ですよね。妊娠中の経過が順調であれば、性行為によって子宮と羊水で守られている赤ちゃんを傷つけることはないそうです。性行為の後に胎動を感じなくなったと不安になることも多いかもしれませんが、性行為の揺れによってお腹の中の赤ちゃんは眠ってしまうことも多いので、あまり心配しないでくださいね。

ただ妊娠中はカンジダなどの性感染症といったトラブルが起きやすいもの。それを防ぐためにも、必ずコンドームはつけて性行為を行うようにしてくださいね。ただ、以下のいずれかに当てはまるときは、妊娠中の性行為は避けた方がいいようです。

・出血がある
・流産や切迫流産、早産や切迫早産の経験がある
・切迫流産・早産の兆候がある
・羊膜が破れた
・前置胎盤
・多胎出産の経験がある

妊娠中の性行為のおすすめ体位

妊娠中の性行為では、基本的にママが楽な姿勢なら何でも大丈夫です。今回は、その中でもおすすめの体位をご紹介しますね。

【後側位】
妊娠初期、中期、後期まで適した体位で、ママも横になっていられるので楽です。お腹が大きくなっても圧迫しないのも良いですね!

【騎乗位】
お腹を圧迫せず、ママが自分で挿入の深さをコントロールできます。しかし、ママが自ら動くのは体力的にもキツイので、ママはあくまで深さを調節しつつパパに動いてもらったほうが楽ですよ。

【座位】
騎乗位と同様にママが挿入の深さをコントロールできます。パパは体をそって挿入が深くなりすぎないように気を付けてあげてくださいね♪

反対に、正常位でもママが足を曲げる屈曲位は挿入が深くなるのでおすすめできません。また妊娠中は子宮により膀胱も圧迫されるので、挿入の場所によっては尿意を感じてセックスに集中できなかったり、お腹が張ったりする場合があるので、そんな時は正直にパパに伝えて、中断しましょう。

妊娠中の性行為で気をつけたいこと

妊娠中に性行為をするうえで気をつけていただきたいことがいくつかあります。

・激しい動きや深い挿入は避ける
・乳首への刺激はお腹の張りの原因となるので控える
・性感染症防止のため、清潔な状態を心がける
・お腹が張ったら性行為は中断する
・性行為の後、出血がないか気にかける

どうしても妊娠中に性行為をしたくないときには

先程も説明したとおり、妊娠中は性欲が減ってしまう妊婦さんも多いもの。中には、どうがんばっても性欲が湧かず、性行為に嫌悪感を抱いてしまうケースも。そういうときにパパに性行為を求められると辛いですよね。

どうしても性行為をしたくないというときには、その気持ちをきちんとパパに打ち明けるようにしましょう。しかしただ「性行為はしたくない!」とかたくなに拒否をされては、パパとしても納得がいかないもの。自分の体や心の変化を説明した上で、パパを愛する気持ちが変わらないことを伝え、性行為ができるようになるまで待っていてほしいとお願いしてみてくださいね。

また性行為ができなくても、普段よりもスキンシップを増やしたり、感謝の言葉を口にしたりすることも大切です。そうして行動や言葉で愛情を伝えることは、妊娠中に多い夫の浮気防止にも役立ちますよ。

妊娠中の性行為で大切なことは?

妊娠中の性行為は、夫婦の愛情を確かめ合う為のコミュニケーションだと考えましょう。性行為だけが愛の再確認ではありません。服を着たままでも、抱き合いお互いの体を密着させるだけでもそれは立派な「愛の行為」です♡妊娠中の性行為は回数よりも一回の質が重要で、お腹の冷えなども考えて長期戦にならないようにしましょう。

また、『これは出産前のトレーニング』『新しい体位の開発』など、妊娠中の性行為を前向きに考えることも大切です。ただどうしても乗り気になれない場合は正直に気持ちを伝え、オーラルセックスなどでコミュニケーションをとってもいいですね。

まとめ

妊娠中の性行為についてはなにかとすれ違いが多く、悩みを抱いている妊婦さんも少なくありません。しかし周囲にも相談できず、人知れずストレスを抱えてしまうもの。そんな悩みの解消に、この記事が役立つことを願ってやみません。

関連記事はこちら