更新日:2017年04月28日

生理前の子宮口は柔らかい?排卵日や妊娠がわかるって本当?

生理前に子宮口が変化するのをご存知でしょうか。生理前や生理後など、生理の周期で子宮口の位置や状態が変化するため、子宮口の変化で排卵日を予測することも可能といわれています。また、妊娠していると子宮口にも変化があらわれるようです。今回は、妊娠や排卵日の子宮口の変化について、医師監修の記事でご紹介します。

監修 : mamanoko 医師・専門家
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目次

    子宮口とは

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    子宮口とは、子宮の下部のことをいい、膣と子宮の中間のような位置です。いわゆる子宮の口の部分で、ここから生理の血液が出てきます。

    妊娠後、出産予定日が近づいてくると「子宮口が開く」という言葉を聞くことになります。子宮口は出産する際に徐々に開いていき、赤ちゃんが子宮から出てくる出口のことを指します。あまり聞き慣れない体の部位ではありますが、女性にとってとても重要な部位でもあるのです。

    生理周期による子宮口の位置や状態の変化

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    排卵日付近から生理前

    生理前の排卵日が近くなると、子宮口は下のほうに降りてきますので、腟に指を入れると触れることができる位置にあります。生理前の時期に、実際に指で触ったことがある方もいるかもしれません。生理前の子宮口は全体的に柔らかい状態で、子宮口部分(穴が開いている部分)が普段より開いた状態となっています。

    生理中

    生理開始から生理終了後の子宮口は位置が下がります。生理前よりさらに下がっているため、簡単に指が届く位置にまで下がっていることでしょう。子宮口は柔らかく、生理前よりも少し開いた状態です。生理中なので膣に指を入れ子宮口を触る人はいないと思いますが、タンポンを使う人なら位置の変化に気が付く可能性もあります。

    生理後から排卵前

    生理が終了してから排卵前の時期の子宮口は、生理中と違って子宮口の位置が上がります。この頃になると、子宮口に指が届かない場合が多いです。子宮口の状態も変化し、特別柔らかいわけでもなく、かと言って固くもないという状態です。子宮口の穴の部分は閉じています。

    排卵1週間前から排卵日付近

    排卵予定の約1週間前頃から再び子宮口が下がります。また、子宮口に指が届きやすくなってきますので、子宮口の位置をチェックしやすい時期と言えます。子宮口は柔らかくなるので、触った感じも変わってきます。そして、子宮口の穴の部分は排卵日が近づくにつれ徐々に開いていきます。

    生理前に子宮口が下がってくるのはなぜ?

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    生理前に子宮口の位置が下がる理由。はっきりと「これが理由です」と言えるものはなく、明確な理由は分かっていません。

    一説には「精子が入ってきたときに子宮内に入りやすくするため」や「生理前に位置が下がることで、生理が始まったら子宮内膜や血液を体外に排出しやすくするため」といわれていますが、明確な答えは出ていません。これも女性の体の神秘ですね。

    子宮口の状態で妊娠がわかる?

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    では、妊娠することによって子宮口の状態が変わっていくのでしょうか? ここでは、妊娠した時の子宮口の状態を見ていきたいと思います。

    妊娠しているとき

    指を優しく腟に入れて触ってみると、子宮口がやわらかくもっちりしています。また、妊娠をすると、子宮口の位置が上がるため指が届きにくい状態になっている場合が多いようです。

    妊娠していないとき

    生理が近づくと子宮口の位置が下がるので、子宮口に指で触れることができます。また、卵の白身のような少し透明なものがおりものに混ざることがあるので、おりものをチェックするのもよいでしょう。

    上記で紹介した子宮口のチェック方法はあくまで目安なので、個人差が大きいものになります。妊娠しているか否かを自己判断する材料の一つとして、子宮口を確認してみてはいかがでしょうか。

    子宮口の状態で排卵日を予測できる?

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    福さん式排卵日特定法

    元助産師の福さんという方がインターネット上で公開した排卵日特定方法が、口コミで知れ渡りました。「福さん式」は自己内診による排卵日特定法で、子宮口を「自分で触り確かめる」事で排卵日を特定するというものです。

    手順

    「福さん式」の手順はいたってシンプルです。

    1:手を洗い清潔にしましょう。爪も切ります。(長い爪はNGです。)
    2:膣にゆっくりと指を入れ壁に沿う感覚ですこしずつ指を挿入します。
    3:膣の奥にであろう場所に突き当った感触があったら、ポッコリと盛り上がっているところを探しあてて下さい。ポッコリと盛り上がっている場所の先が子宮口です。
    4:子宮口の状態を確認してください。子宮口が下がっている、子宮口が開いている、子宮口が柔らかくなっているような場合は、排卵日の可能性が高いでしょう。
    5:子宮口周りの「おりもの」を拭いとり、普段のおりものと違いがあるかを確認。

    注意点

    ・自己チェックなので、清潔を第一に心がけましょう。
    ・爪は必ず切りましょう。ネイルアートなどで飾りをつけている指は使わないようにしましょう。
    ・手順も大切ですし、慣れることも大切です。無理がなくできる方法を探りましょう。
    ・指は1本でも2本でも良いです。

    おりものに関しては自己判断が難しいと思いますので「普段の状態」を知ることが大事です。排卵していない時のおりものの状態を生理前・生理後などで確認しておきましょう。

    福さん式に関する体験談

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    筆者は「福さん式」という言葉は知らなかったのですが、以前から子宮口のチェックに同様の行為をしていました。おりものが増える時期にやっていただけなので、妊活に利用していたわけではありません。おりものが増える時期に膣を綺麗にしたくて、指を入れて中のおりものを出す洗浄をしていたため、自然とチェックしていました。

    チェックしていると、生理前などに子宮口の状態が変化することにも気が付きました。子宮口の位置は違いますし、柔らかさも違うので不思議です。子宮口のチェックは、妊活にはかなり役立つのではないかなと感じました。妊活中の方は、試してみてはいかがでしょうか。

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    まとめ

    子宮口の状態のチェックは、自分でできる至ってシンプルなチェック方法なので、ぜひ妊娠を希望されている方は役立ててみてはいかがでしょうか。生理前の子宮口は状態はこんな感じ、など細かくメモを残すと翌月の参考となります。毎月行うことで、変化に気づきやすくなるでしょう。

    ただし、子宮口の状態は個人差が大きいので、排卵日や妊娠の状態の変化にあまり過敏になりすぎないようにしましょう。あくまでチェック方法の一つととらえて、ゆったりした気持ちで確認してくださいね。

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