更新日:2017年07月06日

赤ちゃんのお茶はいつから?麦茶は?飲ませるときの注意点を解説

ベビー用品売り場には、赤ちゃん用のお茶が並んでいます。「母乳やミルク以外の飲み物を飲ませてみたいけど、何を飲ませたらいいの?始めるタイミングは?」と迷っているママも多いことでしょう。ここでは、赤ちゃんに麦茶を飲ませる時期や麦茶の飲ませ方、注意点について解説します。

監修 : mamanoko 医師・専門家
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赤ちゃんに飲ませてよいお茶の種類は?

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麦茶がおすすめ

赤ちゃんにお茶を飲ませるなら「麦茶」がおすすめです。麦茶にはミネラルやビタミンが豊富に含まれている上に、気になるカフェインが入っていないため、赤ちゃんに安心して飲ませることができます。また、胃の粘膜を守ってくれるので離乳食の準備をするのにもおすすめですよ。

麦茶をおすすめする最大の理由は、虫歯予防です。赤ちゃんの口には、虫歯になる原因菌がもともと存在していません。しかし、歯が生え始めるころには、虫歯の原因菌が家族などの唾液からだんだんと定着していきます。歯が生えると、赤ちゃん用とはいっても、甘いジュースなどは心配ですよね。

そのため、虫歯にならないように配慮することは重要です。麦茶にはバクテリアの増殖を防ぐ効果があり、虫歯の原因菌のつくる膜が歯に付着するのを防いでくれる働きがあります。

緑茶はカフェインを含んでいるのでおすすめできない

緑茶は健康に良いといわれているので、赤ちゃんにも良いのではと思ってしまいがちですが、緑茶にはカフェインが含まれています。コーヒーに比べればカフェインの量は少ないのですが、小さな身体の赤ちゃんには大敵です。カフェインには、利尿作用や気分を高揚させる作用があり、赤ちゃんには刺激となる可能性があります。

赤ちゃんにお茶はいつから飲ませていい?

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赤ちゃん用のものは生後1ヶ月から飲ませるのも可能

ベビー用品売り場などに置いてあるペットボトルや、紙パックに入った赤ちゃん用のお茶であれば、生後1ヶ月頃から与えることができます。しかし、離乳食を始める前までは、母乳やミルクでしっかりと栄養を摂らなければなりません。

あまりお茶をあげすぎてしまうと、母乳やミルクを飲む回数が減ってしまうことにつながるので、量には気をつけましょう。母乳であれば欲しがるだけ与えて構いませんが、ミルクのみで育てていて体重が増えすぎている場合には、お茶を適宜加えることで、過度な体重増加を抑えられるでしょう。

始めるタイミングとしては離乳食を始めたタイミングが望ましい

赤ちゃん用のお茶であれば生後1ヶ月から飲ませても問題ありませんが、始めるタイミングとしては、離乳食を始めるころが望ましいとされています。離乳食を食べている最中は喉も乾くので、食事の合間や食後にお茶を飲ませる習慣をつけてみるのも良いかもしれません。

完全母乳の場合など基本的には母乳中心で良い

完全母乳で育てている場合、無理にお茶を飲ませる必要はまったくくありません。母乳だけで十分な栄養を摂ることができますし、母乳だけで必要な水分も補給できているからです。育児書などには離乳食の慣らしとして「お茶や果汁をあげましょう」と書いてある場合もありますが、無理にお茶を飲ませなくても問題ありません。

大人用の麦茶と赤ちゃん用の麦茶の違いは?

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カフェインが入っていない

赤ちゃん用の麦茶にはカフェインが入っていません。赤ちゃん用として販売されている麦茶には大きく「ノンカフェイン」と記載されているので、安心して飲ませることができますね。

大人用でもカフェインを含んでいないものなら可

赤ちゃん用ではなく、普通の麦茶もほとんどすべてのものはカフェインが入っていません。カフェインを含んでいないものなら、赤ちゃんに与えても大丈夫です。

しかし、他のお茶などが混ぜてある商品は、少量のカフェインを含んでいるものもあります。商品名は麦茶になっていたとしても、気になる場合は原材料を確認した方が良いかもしれません。

赤ちゃん用の麦茶は薄いことが多い

赤ちゃん用の麦茶は、大人が飲む麦茶に比べて薄めに作られており、大人が飲む麦茶を赤ちゃんが飲むと、少し「苦い」と感じるようです。もし大人と同じ麦茶を与える場合は薄めてあげましょう。

大人用を薄める場合は麦茶1に対して水2がおすすめ

大人用の麦茶を薄めて赤ちゃんに与える場合は、麦茶1に対して水2がおすすめです。つまり、麦茶10mLに対し水を20mL足して30mLで飲ませるということです。麦茶は水出しではなく煮出したもの、薄める水は湯冷ましを使用しましょう。

薄さが心配なときは赤ちゃん用の麦茶を味見してみよう

「赤ちゃんにとってどの薄さの麦茶が良いのか」「大人用を薄めたけれど本当にこれで大丈夫なのか…」と心配な方は、一度赤ちゃん用の麦茶を購入してみて、味を確かめてみると良いかもしれませんね。ある程度の薄さがわかってから、大人用の麦茶を赤ちゃん用の麦茶と同じくらい薄めると、安心して飲ませられますね。

赤ちゃんにおすすめの麦茶をご紹介

大人用で赤ちゃんにおすすめの麦茶その1

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アサヒ 六条麦茶 100mL 紙パック 18本入り

¥894〜(2017/07/01 時点)

六条大麦100%を使用した麦茶です。カフェインゼロで無添加なので、赤ちゃんにも安心して飲ませることができます。厳選の六条大麦と混じりけのない純水、ダブル焙煎で仕上げられているので、麦の自然な甘みと香ばしさが楽しめる本格麦茶です。

大人用で赤ちゃんにもおすすめの麦茶その2

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石垣食品 フジミネラル麦茶 12g×15袋

¥194〜(2017/07/01 時点)

水出し麦茶の元祖、石垣食品のフジミネラル麦茶は、焙煎大麦がたっぷりと12g使用されています。ノンカロリーでノンカフェインなので、赤ちゃんにも安心して飲ませてあげられます。

赤ちゃん用で赤ちゃんにおすすめの麦茶 粉末タイプ

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飲みたいぶんだけ 麦茶 1.2g×8包

¥213〜(2017/07/01 時点)

飲ませたいときに飲ませたい分だけ作れる、粉末の赤ちゃん用の麦茶です。まだ飲む量が少ない赤ちゃんの水分補給にぴったりですね。国産の六条麦茶が使用されており、カフェインを含まないので、赤ちゃんにも安心して飲ませることができます。

赤ちゃん用で赤ちゃんにおすすめの麦茶 ペットボトルタイプ

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和光堂 ベビーのじかん むぎ茶 500mL×24本

¥2,412〜(2017/07/01 時点)

カフェインやタンニンを含んでいない赤ちゃんにも安心な麦茶です。苦味もなくカロリーゼロなので、赤ちゃんの毎日の水分補給に適しています。

赤ちゃんへの麦茶の飲ませ方・作り方は?

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麦茶は煮出し、薄める水は沸騰させる

まず、麦茶は水出しではなく煮出して作りましょう。一度沸騰させてから作ることで殺菌やカルキ抜きができます。また、薄める水も一度沸騰させたものを使います。また、赤ちゃんから飲めるとうたわれているウォーターサーバーの水なら、麦茶を薄めるときに利用しても大丈夫です。

大人用の場合は麦茶を薄める

大人用の麦茶は、沸騰させておいた水やウォーターサーバーの水を入れて薄めてあげましょう。薄め方は、麦茶1に対し水2の割合です。赤ちゃんにとってとても飲みやすい麦茶になりますよ。

麦茶を人肌程度に温める

作った麦茶が冷めてから赤ちゃん飲ませましょう。冷蔵庫の中に入れてキンキンに冷えたものを与えるとお腹を下してしまうこともあり、赤ちゃんの身体には良くありません。沸騰させて作った麦茶が人肌程度に冷めたものを与えるか、冷蔵庫で冷やしてある麦茶も沸騰したお湯を入れるなどして、人肌程度に温めたものをあげるようにしましょう。

初めはスプーン1さじから

赤ちゃんに麦茶を飲ませる場合の量は、特に決まりはありませんが、初めはスプーン1さじから始める方が多いようです。びっくりして始めのうちは飲まないかもしれませんが、必ず飲まなければいけないものではないので、徐々に慣らしていきましょう。

お茶の味に慣れてきたら、少しずつ量を増やしてみましょう。ストローで飲むことを覚えたり、スパウト付きのマグが持てるようになったりすると、麦茶を飲む量は徐々に増えていきますよ。

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赤ちゃんの麦茶の持ち運び方は?

外出時の赤ちゃんの水分補給にとても便利な麦茶ですが、持ち運び方法にも気を付けなければなりません。マグで麦茶を上手に飲めるようになった場合、マグに麦茶を入れてその都度与えるととても簡単ですが、唾液や食べたものののカスがマグの中に入ってしまうことも考えられます。雑菌が繁殖しやすい状況になってしまうので、水筒などに麦茶を入れ、飲ませる度に水筒からマグに入れて飲ませると安心ですよ。

赤ちゃんが麦茶を嫌がる場合はどうする?

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赤ちゃんが飲みやくなるような用具を用意する

母乳やミルクの味に慣れている赤ちゃんにとって、麦茶はいつもの味と違うため、嫌がる子もいるでしょう。赤ちゃんが麦茶を嫌がるときは、飲みやすくなるような用具を工夫すると良いですね。たとえば、赤ちゃんの好きなキャラクターのついたスプーンやマグを準備してみましょう。興味を持ち、飲んでくれるかもしれません。

どうしても拒む場合は代用品を与えてもよい

麦茶を飲む用具を工夫しても嫌がる場合は、麦茶ではない他の味のお茶を与えてみるのも良いでしょう。「ルイボスティー」はノンカフェインでミネラルも豊富に含まれているので、赤ちゃんにもおすすめです。

また、「ほうじ茶」はカフェインが含まれていますが、カフェインを含む他の飲み物に比べるととても少なく、カフェインの影響を受ける危険も少ないといえます。ほうじ茶1に対して水2の割合で薄めてあげてみましょう。

無理強いせずに母乳やミルクを飲ませる

何をしても赤ちゃんが麦茶を飲まない場合は無理強いせずに、麦茶を一時休止しましょう。水分は母乳やミルクで十分補えているので、水分不足を心配する必要はありません。離乳食が進んでいくと、赤ちゃんもいろいろな味に慣れてきます。いろいろな食べ物の味を覚えたところで麦茶を与えると、すんなり飲むようになりますよ。

麦茶が原因で下痢をすることがある?

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アレルギー反応が原因

赤ちゃんが麦茶を飲んで下痢になってしまった場合は、量を減らしてみましょう。アレルギー全般に関しては、まだ解明されていないものが多く、どんな種類のアレルギーも未知の部分が多いものです。

麦茶の原料である大麦のアレルギーの可能性も否定はできません。麦茶が原因でアレルギー反応が出ていると断定はできないまでも、念のために控えておくと安心できるのではないでしょうか。

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急にお腹が冷えたことが原因

赤ちゃんのお腹はまだまだ未熟で、さまざまなことが原因で下痢になってしまうものです。飲ませた麦茶が赤ちゃんにとっては冷たく、お腹が冷えてしまったのかもしれません。人肌程度によく温めてから与えるようにしましょう。

大人用の麦茶が原因

赤ちゃんが麦茶で下痢になってしまった場合、大人用の麦茶の作り方に問題があったのかもしれません。大人用のお茶が濃すぎて下痢症状を起こしてしまったことも考えられるので、きちんと薄めてあげるようにしましょう。

麦茶に使った水が原因

麦茶や薄めるお湯を十分に沸騰させないままだと、下痢の原因になってしまうこともあります。きちんと沸騰させて雑菌やカルキ抜きをしてあげましょう。また、お水自体があまりきれいでない場合も考えられます。

麦茶を作るときに硬水を使うことでも下痢の原因になる場合があります。硬水は栄養価が高い分、胃腸に負担をかけやすいものです。飲み慣れていないと下痢を引き起こしてしまうこともあるので、硬水を使って麦茶を作ることは避けましょう。

赤ちゃんの麦茶に関する体験談

筆者の子どもが赤ちゃんのころ、母乳やミルク以外に麦茶を与えていました。始めはやはり味に慣れていないので、変な顔をしながらスプーン1さじも飲んでくれないような状態でした。

離乳食が落ち着いてきたころには、マグでもぐびぐび飲めるようになり、食事の最中はよく飲んでくれました。麦茶が飲めるようになると、お出かけのときにもとても楽になりますよ。

嫌がったら無理強いせず、気持ちに余裕をもって進めていこう

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麦茶はカフェインが含まれておらず、母乳やミルク以外での水分補給にとても便利です。安心して飲ませることができるので、赤ちゃんにぜひ飲んでもらいたい飲み物ですよね。しかし、赤ちゃんは母乳やミルクの味に慣れているので、すぐには飲んでくれないかもしれません。

赤ちゃんの気持ちを考え、嫌がったら無理強いせずに一度休止してみましょう。焦る気持ちは、赤ちゃんにもママにもストレスになってしまいます。

離乳食が進めば自然と飲めるようになる日がきます。暑い日には味を気にすることなく、喉の渇きを潤すために飲むこともあるでしょう。気持ちに余裕を持って徐々にすすめると、案外すんなり麦茶を飲んでくれるかもしれませんね。

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