更新日:2017年05月18日

おむつなし育児とは?必要なグッズと方法をご紹介!

「おむつなし育児」という言葉を聞いたことはありますか。おむつなし育児は、赤ちゃんが排泄をするときに、おむつを外して快適に排泄をさせてあげる方法のことで、上手に排泄を促してあげることができれば、赤ちゃんにとってもママにとってもメリットがたくさんあります。おむつなし育児の方法と必要なグッズを紹介していきます。

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目次

    おむつなし育児とは?

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    おむつを利用しながらも自然に排泄する機会をつくる育児法

    「おむつなし育児」と聞いて、あなたはどんな育児を想像しますか。「おむつを利用しないわけだから、おしっこもうんちも垂れ流しになってしまって大変そう」と思った方、それは少しだけ違います。おむつなし育児をしていても、実は普段はおむつを利用しているケースがほとんど。

    おむつを上手に利用しながら、おむつの外で自然に排泄をする機会を増やし、赤ちゃんを気持ち良く過ごさせてあげる…、おむつなし育児とは、赤ちゃんに快適で自然な排泄を促すことを目指した育児方法を指します。

    おむつなし育児では、赤ちゃんが排泄しそうな様子を示したら、おむつの外(おまるやトイレなど)でおしっこやうんちをさせます。赤ちゃんが快適に排泄できるように大人がサポートしてあげる育児方法なので、おむつを開いてその上でおしっこやうんちをさせてあげるだけでも良いのです。

    赤ちゃんとのコミュニケーション能力が向上する

    おむつなし育児を行うことによって得ることができる、思わぬ副産物があることをご存知でしょうか。それは、赤ちゃんとのコミュニケーションの機会が向上することです。

    おむつなし育児を実践するためには、第一に、ママの赤ちゃんへの関心が必要です。おむつなし育児を実践していると、赤ちゃんが気持ち良く排泄できるように、ママは赤ちゃんのことをたくさん観察することになります。

    観察していくうちに、赤ちゃんの表情や仕草などからだんだん排泄をするタイミングがつかめるようになり、さらに赤ちゃんとコミュニケーションをとる能力が備わってきます。

    こうして身についていった観察力やコミュニケーション能力は、今後育児をする上でママの大きな財産となるでしょう。なぜなら、コミュニケーション能力は排泄のときだけに留まらず、そのほかのさまざまな赤ちゃんの欲求を満たしてあげるために役に立つからです。

    自然とトイレトレーニングに導ける

    おむつを外して排泄をすることを当たり前のように行ってきた赤ちゃんは、当然、トイレトレーニングもスムーズに進みます。日本の平均的なおむつはずれの時期は3~4歳とされています。一方、2014年に津田塾大学の研究チームによって行われた調査結果では、おむつなし育児で生活していた多くの赤ちゃんは、1歳半~2歳頃には排泄が自立することが証明されました。

    つまり、大人の都合でつけているおむつのせいで、赤ちゃんのおむつを外すタイミングが遅れてしまっているということです。赤ちゃんが本来持ち合わせている排泄機能の妨害をしてしまっているとの意見もあります。

    おむつなし育児は、赤ちゃんが本来持っている排泄機能を存分に活かし、自然とトイレトレーニングに導いてあげることができる、「赤ちゃんのための」育児方法なのです。

    おむつなし育児のメリットデメリット

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    メリット

    おむつなし育児のメリットとして、以下のことが挙げられます。

    ・赤ちゃんがいつも快適に過ごすことができる
    ・おむつかぶれやあせもの心配が減る
    ・まとめてたくさんの排泄ができる(便秘や頻尿の改善も期待できます)
    ・トイレトレーニングが楽になる
    ・ママと赤ちゃんがコミュニケーションをとる機会が増える

    ママにとっても、赤ちゃんがご機嫌な時間が増えることで育児ストレスが減ったり、おむつ代の節約になったりと、メリット盛りだくさんの育児方法と言えます。

    デメリット

    そんなメリット盛りだくさんのおむつ育児ですが、デメリットもあります。おむつなし育児のデメリットとしては、以下のことが挙げられます。

    ・おむつのように排泄を放っておけないため、手間がかかる
    ・慣れるまではどこにでも排泄してしまう可能性がある

    どちらもトイレトレーニングを行う際にどうせ通る道だと感じるかもしれませんが、やはり最初のうちは月齢も低いため、決められた場所以外での粗相をしてしまう頻度は高くなってしまうようです。そのため、やはり自分には実践することができないと諦めてしまうママが多いのも事実です。

    おむつなし育児の体験談

    それでは、気になるおむつなし育児の体験談をいくつか挙げていきましょう。

    新生児ってオムツ替えのときの「おしっこぴゅー」がなんて頻繁にあるんでしょう。どうせ出るならおまるにして欲しい、と思って使い始めました。おしり拭くのがはるかに楽です。ゴミも少なくて楽です。おまるはのちのち便座補助シートにもなるしステップにもなるので無駄のない投資です。

    引用元:komachi.yomiuri.co.jp

    こちらはママが楽になった体験談です。確かにおまるや便座補助シートはトイレトレーニングでも使用するものですから、購入しておいても損はありませんよね。

    そのうち娘のほうも「ここでするんだな」と学んでくれて、今は座るときばります。かなりがんばってきばるので、ときどき座らせていれば、おむつにうんちをすることはないです。おしっこはあまりためられないのか、おむつにもしていますね。

    サインは、体をくねらせたり、急に不機嫌そうに声を上げたり、じっとこっちを見ていたり、いろいろです。また、サインがなくても「昼寝から覚めた」「今から散歩」「抱っこ紐からおりた」みたいな行動のふし目で座らせると、けっこう出ます。(昼寝とか散歩のあいだはおむつにしないで、ためていてくれます)

    引用元:komachi.yomiuri.co.jp

    赤ちゃんの排泄のサインが具体的に挙げられています。赤ちゃんによってサインは違うので、「これだ」というサインをぜひ見つけてみてください。

    「とにかくおむつはずし」と意気込んでいるわけでもなく、トイトレやECとも思わずただトイレが嫌いにならないで欲しいとの気持ちです。

    やっぱり赤ちゃんでもオムツで排泄するより気持ち良いとは思うので、気負わずやってみるのは良いことかも。

    引用元:komachi.yomiuri.co.jp

    「気負わずにやってみる」ことが、おむつなし育児では意外と一番重要かもしれません。ママが頑張りすぎて、赤ちゃんがトイレで排泄することを嫌がるようになってしまったら大変ですよね。

    長女は、0歳の時に偶然にも布おむつを採用している保育園に通うことになりました。せっかくなら家でも続けてみようと、気持ちに余裕がある時は布おむつ+おむつなし育児を実践してみましたが、赤ちゃんの様子を注意深く見るようになるため、欲求のサインを見逃さない能力が上がったような気がします。

    2歳になってからはおまるを止め、「これからはトイレでしようね」と教えたところ、その後は数度もらしたりおねしょをした程度で、すんなりとトイレトレーニングが終了しました。

    「やりたいと思ったときだけやる」という、ゆったりとしたおむつなし育児でしたが、結果として親子ともにあまり負担を感じることなく、おむつなしで過ごす時間を楽しむことができましたよ。

    ゆったりとしたおむつなし育児で、ママも赤ちゃんも快適におむつなし育児をすすめることができると素敵ですよね。

    おむつなし育児の方法と手順

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    いつから始める?

    おむつなし育児を始めるのにいちばんおすすめなのが、2~5ヶ月です。この時期の赤ちゃんはあまり動くことがないため、始めやすい時期と言えるでしょう。実のところ、おむつなし育児には決められた開始時期というものがありません。ママさえ大変でなければ、生まれたその日から始めることだってできますよ。

    排泄のタイミングやサインの観察

    赤ちゃんは排泄をするときに、サインを出すことがよくあります。サインの例としてよくあげられるのが、「泣く」「体を震わせる」「表情を固くする」「落ち着きがなくなる」などです。よく観察してみましょう。

    また、大人も同じですが、排泄にはタイミングがあります。寝起きや外出前後、授乳前後、抱っこ紐から降ろされたときなどは排泄のタイミングとなることが多いようです。そのほかにも行動の節々に積極的に排泄を促してあげましょう。

    排泄の場所を決めて排泄しやすい姿勢を見つける

    トイレや洗面台、お風呂場、開いたおむつの上など、決められた場所で排泄を促してあげるようにしましょう。決められた場所に行くと、赤ちゃんがおしっこやうんちをすることを思い出すことができるように、学習をさせてあげることが目的です。

    また、赤ちゃんによって排泄しやすい姿勢はさまざまで、月齢によっても違ってきます。排泄しやすい姿勢を一緒に見つけてあげましょう。「しーしー」「うーん」などの排泄の合図をつくってあげると、上手に排泄を促すことができるかもしれませんね。

    おむつなし排泄を動画でチェック

    おむつなし育児に必要なもの

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    特に準備するものはないがどこで排泄するかにもよる

    おむつなし育児には、特別に準備すべきものはありません。しかし、排泄をする場所がおまるの場合は、おまるが必要になりますし、トイレで排泄をする場合は、補助便座が必要です。排泄をする場所によって必要なものが違ってくるので、適宜準備しましょう。

    おしりふき、おむつ

    おむつを外して排泄をする場合、おむつの中に排泄をする場合と比べて、あまりおしりは汚れないことが多いでしょう。ただし、おしりをさっと拭いてあげる必要はあるので、赤ちゃん用のおしりふきを準備しておきましょう。

    また、おむつなし育児と言っても、普段はおむつをつけているケースがほとんどでしょう。おむつの中に排泄をする場合と比べて消費量は格段に少ないかもしれませんが、紙おむつや布おむつも適宜準備しておきましょう。

    あれば便利なもの

    最初のうちは失敗も多いでしょうから、掃除をする機会も多くなるはずです。粗相をしてしまったときに使う掃除用スプレーや、タオルやぞうきんも準備しておくと良いでしょう。寝ている間にお漏らししてしまったときのために、防水シートやシーツもあると便利です。

    また、「股割れずぼん」や「レッグウォーマー」などを利用して、日頃から赤ちゃんが排泄しやすい服装にしてあげると良いですよ。

    おむつなし育児の講座や書籍

    全国で開催されている講座を聞きに行く

    「おむつなし育児」という全国で開催されている講座があるのをご存じでしょうか。公式サイトには、おむつに頼りすぎない排泄ケアに協力的な保育施設や保健医療施設等の情報も掲載されおり、おむつなし育児を実践している方との交流会にも参加することができます。ぜひ活用してみましょう。

    イベント | おむつなし育児研究所公式サイト

    赤ちゃんも気持ち良く排泄したい。おむつなし育児研究所の公式サイトです。

    赤ちゃんにおむつはいらない

    9784326653461

    赤ちゃんにおむつはいらない 失われた育児技法を求めて

    ¥2,160〜(2017/05/18 時点)

    「かつては実践されていたおむつを使わない育児が、なぜ変わっていったのか」と、育児を「負担」にしている現在の社会のあり方について疑問を投げかけた一冊です。現代の親子がおむつなし育児に挑戦した様子を通して、常識にふりまわされることのない育児方法について提案しています。

    ■この商品に関する口コミ
    ・おむつなし育児の実践方法ではなく、概論について書かれているといった感じです。
    ・おむつなし育児を通じて、育児全体のありかたを考えさせられました。

    引用元:review.rakuten.co.jp

    五感を育てるおむつなし育児

    9784072900673

    五感を育てるおむつなし育児 

    ¥1,404〜(2017/05/18 時点)

    おむつなし育児を通じて、トイレトレーニングに悩むママたちの疑問を解決していきます。写真とイラストを使って、実践方法や、おむつの外に排泄することによって赤ちゃんとママにどのようなメリットがあるかを丁寧に解説しています。

    ■この商品に関する口コミ
    ・合間に書いてあるコラムを読んで、感動して泣いてしまいました…。
    ・写真や絵が多くて読みやすかったです。

    引用元:books.rakuten.co.jp

    やってみよう!おむつなし育児

    51qzbte+z8l. sx354 bo1,204,203,200

    やってみよう!おむつなし育児

    ¥1,836〜(2017/05/18 時点)

    おむつなし育児を通じて、からだも心もたくましい子どもに育てることを目標とした、心温まる一冊です。

    ■この商品に関する口コミ
    ・文字が大きく、イラストで解説してくれるので理解しやすかったです。
    ・まだお腹の中ですが、赤ちゃんが産まれてくるのが楽しみになりました。

    引用元:review.rakuten.co.jp

    意気込み過ぎないことが大切

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    おむつなし育児を赤ちゃんのためにと気合いたっぷりに挑んでしまうと、なかなかうまくいかずにイライラしたり、がっかりしてやる気をなくしてしまうこともあるかもしれません。しかも、そんなママの感情が赤ちゃんに伝わり、赤ちゃんが不安になってしまったり、快適に排泄できなくなってしまったりしては本末転倒です。

    あまり意気込み過ぎず、「赤ちゃんが気持ちよく過ごしてくれれば良いな」という温かい気持ちで実践してみましょう。焦らずに赤ちゃんとコミュニケーションをたくさんとってあげることが、おむつなし育児成功への一番の近道と言えるでしょう。

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