まるで映画のような感動を覚える絵画個展!ままのて連載中yukkoさんの初の個展訪問レポ

ままのてで連載中の作家・yukkoさん。心に響くストーリーと瑞々しい水彩のイラストに、泣ける、共感すると話題のyukkoさんの個展が初めて開催されました。2021年4月23日(金)より開催された個展に、ままのて編集部もおじゃましてきましたよ。ここではyukkoさんが心を込めて描いた作品と個展の様子をお届けします。

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目次

  1. yukkoさんが初の個展を開催
  2. yukkoさんの優しさが広がる空気感
  3. 映画のようなストーリー性のある展示
  4. yukkoさんから「ままのて」をご覧の方へメッセージ
  5. 目で見て心で感じるものを大切にしているyukkoさんの作品
  6. 個展開催者情報
  7. 「ままのて」連載中:yukkoさんの作品
  8. yukkoさんの作品は動画も大人気

yukkoさんが初の個展を開催

妊娠中の方や子育て中の方、またさまざまな子どもと関わる方の心に響くあたたかな作品を描くyukkoさん。繊細で瑞々しく優しい水彩画で人の心を和ませてくれるその作品は、泣ける・感動する・共感させられるなどとたくさんの方から支持を得ています。

そんなyukkoさんが、2021年4月23日(金)より初の個展を開催しました。ここでは、yukkoさんのたくさんの思いが詰まった個展の様子をお届けします。

場所:「Popularity Gallery&Studio」東京都渋谷区神宮前2-3-24
※個展は、消毒やマスクの着用、検温など、感染症対策をきちんと行い開催されました。

yukkoさんの優しさが広がる空気感

yukkoさんの作品の魅力といえば、なんといっても温かみのある視点で描かれた水彩画と、包み隠さず素直な気持ちを表現したストーリーではないでしょうか。

自分の目で見たもの、自分の心で感じたことを大切にして、yukkoさんならではのやわらかなタッチで真っ白なキャンパスに色彩が落とし込まれています。

本個展では、ままのてで連載している「#忘れたくない瞬間」や子育ての印象的なシーンなど、世界でたった一度きりのシーンを描いた作品がたくさん並んでいました。

画廊に足を踏み入れた瞬間から、yukkoさんの優しい気持ちに包まれた空間です。

映画のようなストーリー性のある展示

画廊で作品の順路を辿った瞬間、「なんでもない日」と描かれたママと赤ちゃんの作品が、まるで映画のプロローグのように目に飛び込んできました。ママと赤ちゃんがやわらかな笑みを浮かべた横顔は、これ以上ない幸せを教えてくれている気がします。

yukkoさんが描くストーリーは、出産を終えた直後から始まります。夜明け前の産院の病室にぼんやりと座るママの後ろ姿からは嬉しさや希望、不安など、さまざまな気持ちが伝わってきます。

出産を経験したママたちは、きっと一人ひとりさまざまな感情があることでしょう。そのとき感じた一人ひとりの気持ちが、yukkoさんの作品を通じて自然と沸き起こってくるのではないでしょうか。

yukkoさんの作品はどれも色彩が豊かです。赤ちゃんの肌や衣類の色、背景など、一見シンプルに見えるものでも雰囲気やシチュエーションにあった色彩を与えてくれています。

yukkoさんの目から見て心で感じた色彩はとても優しくて、ふわふわと夢の中にいるような気持ちにさせられました。

子どもは水遊びが大好きです。子どもが興味のあるものや楽しみ方もyukkoさんは見ています。雨の滴も、子どもにとってはカラフルな水玉模様に見えるのかもしれませんね。

yukkoさんの絵画はどの作品も子どもの表情が豊かです。絵のモデルとなる子どもたちがどのようなことを考えているのか、このときどう感じているのかを繊細に表現しています。

描かれる子どもたちの瞳にはママが映っているものも。子どもたちの心からの笑顔を引き出すのは、優しく微笑むママの存在が大きいのだなと心に響いてきました。

yukkoさんの作品の中にはパパの存在も欠かせません。一緒に子育てをしている、また人生のパートナーとしてパパを尊敬している気持ちが伝わってきました。

小さな赤ちゃんを優しく抱きしめるパパの大きな手は、ママの気持ちも安心させてくれるのかもしれませんね。

yukkoさんが描く作品を目で見て、そのときの情景を心で感じていると、思わず涙が込み上げました。そして、それは自分ひとりだけの感情ではなかったようです。

来廊した方の中からも「グス、グス」といったすすり泣く声が響いてきました。その声を聞いて、またひとり、ひとり、と感情を抑えられない方が…。

yukkoさんの作品に込めた思いが、見る人の心にすっと入り込んだ瞬間でした。

画廊を順に回り、最後にyukkoさんへ感想やメッセージを残すノートが置かれていました。その中にままのて編集部員も溢れ出した気持ちを綴らせていただきました。

出産・子育てはママパパ、おじいちゃんおばあちゃんにとって大変な時期でもあります。もしかしたら忙しいから、疲れているからという理由で、かけがえのない大切なことを見落としてしまうこともあるでしょう。

しかし、忙しいときほど少しだけ落ち着いて周りを見渡してみることが大切だなと、yukkoさんの数々の作品を見て気づかされました。yukkoさんの作品には、宝物にしたいかけがえのない瞬間がたくさんありました。

「忘れたくない瞬間」はyukkoさんの作品の中だけではなく、皆それぞれが過ごしている「なんでもない日」にあるのだなと改めて感じました。

yukkoさんから「ままのて」をご覧の方へメッセージ

yukkoさんから「ままのて」をご覧の方へ

会場では「家族との大切な時間を思い出した」など多くの声をいただきました。

個展を通じて実感したのは、最後に作品を作るのは見てくださった方だということです。
作品に意味を見出してくださった方々のおかげで、驚くくらい色とりどりの作品たちになりました。

年に1回の個展開催を目標に、これからも頑張っていきたいと思います。

いつの日か皆さんにお会いできる日を楽しみにしています。

目で見て心で感じるものを大切にしているyukkoさんの作品

yukkoさんの作品は、自分の目で見たこと、自分の心で感じたことを大切にしている印象を受けます。モデルである子どもたちが何を感じているか、そしてその表情を描いて見る人に何を伝えたいか…というyukkoさん気持ちが人の心を動かしているのだなと、個展に伺い改めて気づくことができました。

また、yukkoさんの視点はとても温かいものです。「ままのて」での作品を通じてyukkoさんとのやり取りのなかで感じた、その優しくまっすぐな人柄が作品に表れているのだなと感じています。

これからも子どもたちが成長するたび、見る人の心に響く素敵な作品を描かれることでしょう。今後のyukkoさんのご活躍を心から応援したいですね。

ままのて編集部

Photo by ホシノヒデキ

※この記事は2021年4月時点の情報をもとに作成しています。

「なんでもない日」コンセプトムービー

個展開催者情報

3歳と0歳の男の子を育てる2児の母。
「子育ての中で見つけた、瑞々しい気持ちを表現したい」という思いから水彩画を描いています。

子どもとの何気ない時間を大切にしたいという気持ちを込めた「#忘れたくない瞬間」シリーズのほか、離乳食を舞台にした「りにゅうこく物語」もTwitterで人気を集めています。

「ままのて」連載中:yukkoさんの作品

忙しいママに贈るかけがえのないメッセージ…赤ちゃんへのさりげない仕草も? by yukko 【#忘れたくない瞬…
https://mamanoko.jp/articles/31899
「つわり」は家族みんなで乗り越えた…二人目妊娠中の心温まる上の子の優しさ by yukko 【#忘れたくない瞬…
https://mamanoko.jp/articles/31855
「君が甘えん坊なこと、忘れないからね」ママが心にきざんだ瞬間 by yukko 【#忘れたくない瞬間vol.9】
https://mamanoko.jp/articles/31778
小さく生まれた3つ子の赤ちゃん。大変だった頻回授乳の日々… by yukko 【#忘れたくない瞬間vol.7】
https://mamanoko.jp/articles/31616
育児に疲れてしまったときに娘が…? by yukko【#忘れたくない瞬間vol.1】
https://mamanoko.jp/articles/31223

yukkoさんの作品は動画も大人気

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