【#30】緊急事態発生!突然の大きなトラブルに親はどう対処する? byおおもりなつみ

年子育児の日常を描くエッセイマンガ!おおもりなつみさん(Instagram:omori_nigaoe)が描く、あたたかくてかわいいイラストとコラムをお届けします。子どもの怪我を避けようと過ごしていても、少し目を離したすきに怪我に繋がる事故が起きる可能性があります。今回は、子どもの大怪我についてお話をうかがいましたよ。

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目次

  1. 我が家で起こった悲劇…
  2. おおもりなつみさんのマンガが動画になって登場!
  3. 著者情報
  4. あわせて読みたい

登場人物

ママ/なつみ:とにかく面倒くさがり屋のB型
パパ/ゆたか:女子力高い雑学王な子煩悩がすぎるパパ
さっちゃん:2017年7月生まれ。お歌大好き元気で明るい気分屋さん
れーちゃん:2018年11月生まれ。お姉ちゃん大好きパパっ子。お姉ちゃんに冷たくされると大泣きなちょっと大袈裟さん
しーちゃん:2020年4月生まれ。お姉ちゃんたちに可愛がられてすくすく成長中!

我が家で起こった悲劇…

3歳、2歳、0歳の年子3姉妹を育てているずぼらママです。
今回は、先日我が家で起こった悲劇についてお話します。

我が家にはリビングにL字型のソファが置いてあります。ソファの上に乗って跳ねて遊ぶ長女さっちゃんと次女れーちゃん。三女のしーちゃんはソファにつかまり立ちをしてお姉ちゃんたちを見ています。

普段からソファで遊ばないように注意をしていますがキリがなく、危ない行為を見かけたら家事や作業をしながら声をかけるようにしていました。この「ながら」行為によって悲劇が起こったのです。

その悲劇はとある平日、家族全員が帰ってきた夕方に起こりました。

わたしは、洗面所で洗濯物を畳んでおり、親の目が届く洗面所横のリビングでは子どもたちがテレビを見ていました。

すると少し目を離したすきに突然、「ドン」と鈍い音が聞こえ、れーちゃんの泣き声が…。

「誰か転んだ?」と2階にいたパパと洗面所にいたわたしが急いで様子を見に行くと、額から血をダラダラと流したれーちゃんの姿がありました。どうやらソファから落ちたようです。

こんなに出血しているところを初めて見たので一気に血の気が引きました。

子どもが怪我をした際、まずはじめに親が何をするべきかわからず、「えっどうしよう、どうしよう」と、わたしはその場をウロウロ。パパはすぐ動いてわたしに「タオル取って!」と指示をくれます。急いでタオルを取りに行き、れーちゃんの額に当てて、とにかく血が止まることを祈りました。そのあいだにわたしは病院を探しました。

思い返すと、どこに電話をしたら良いのかわからず余計な動きばかりしていたように感じます。幸いにもれーちゃんの意識ははっきりしており、しばらくは泣き続けていましたが、次第に泣き止みました。とりあえず「#8000(こども医療電話相談)」が頭に浮かび8000を押します。しかし、シャープをつけ忘れ、「現在使われておりません」のアナウンスが流れてパニックに。

すがる思いでかかりつけの内科医に電話しますが、もちろん専門外でした。ですが、パニックになっているわたしに、受け入れてくれそうな病院の電話番号や何科に行けば良いかなどを教えてくれました。時刻が夕方&小児を受け付けている病院が少ないため、いろいろなところに電話をかけましたが全て断られてしまいました。看護師さんが病状を確認してくれる番号も教えてもらい電話をかけましたが、意識がはっきりしているため救急車を呼ぶような状態ではないと言われました。

電話をかけては断られ…、を繰り返していると、わたし自身も次第に泣けてきてしまいました。「一体どこに行けば診てくれるのか、このまま状態が悪化してしまったらどうしよう…」と、とにかく焦りました。

最終的に近くにある大きな病院が診てくれることになりました。しかし小児は受け付けていないため、簡単な応急処置しかできないとのことでした。「それでもとりあえずお医者さんに診てもらいたい」とすがる思いで、パパとれーちゃんが病院へ向かいました。

わたしはさっちゃん、しーちゃんと家で待つことになりましたが、心ここにあらずという状態でした。なんとかふたりをお風呂に入れ、ご飯を食べさせましたが、「大変な傷だったらどうしよう、頭の中は大丈夫かな」とずっと号泣していました。

結果、3針縫う大怪我ではありましたが、脳に異常はありませんでした。本当にホッとしました。家の中には子どもの怪我につながる危険がいっぱいあることは十分わかっているつもりでした。しかし実際に事故が起こってしまったときに対応ができず、恐ろしい思いをしてしまいました。

今回の事故で、まずどこに電話をかけるべきかを明確にしておくこと、いろいろな怪我の対処法を少しでも頭に入れておくことが重要だと感じました。知識があるかないかはとても大きな差ですね。そして、ずっと子どもたちを見守っていても、ほんの少し目を離したすきに大怪我につながるのだと改めて実感しました。

余談ですが、ソファは次の日に処分しました。危険因子を少しでも減らすために、子どもたちが小さいうちはソファのない暮らしをしようと思います。そして、子どもたちの行動には今よりもっと目を光らせていきます。

みなさんもお子さんの怪我にはお気をつけください!

編集後記

親の目が届く範囲で、子どもたちをずっと見守っていても少し目を離したすきに怪我や事故が起きてしまうことも少なくありません。事故が起きてしまった際は何をするべきか慌ててしまったり、心配で不安な気持ちになったりと冷静さを失ってしまうこともありますよね。

事故が起きないことが一番ですが、万が一に子どもが怪我をした際に対処法や備えをきちんと把握しておくことが大切ですね。

また、少しでも安心して過ごせるように、インテリアを見直して危険なものや場所はないかチェックしてみてください。(ままのて編集部)

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