オリゴ糖とは?便秘に効かない、下痢になるって本当?市販のおすすめをご紹介
オリゴ糖は腸内環境を整える働きを持つことから、便秘への効果を期待する人も多いのではないでしょうか。しかし一方で、オリゴ糖には「便秘に効かない」「下痢になる」といった噂もあります。実際に期待できるオリゴ糖の効果はどのようなものなのでしょうか。ここでは、オリゴ糖の働きについて、市販・通販のおすすめとあわせてご紹介します。
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目次
オリゴ糖とは?
「オリゴ糖」と書かれた商品を店頭で見かけたことはありませんか。オリゴ糖は糖類のひとつで、種類によっては母乳にも含まれています。ここでは、テレビや雑誌などでも取り上げられることがあるオリゴ糖についてご紹介します。
オリゴ糖の特徴
オリゴ糖の特徴として、お腹の調子を整える点があげられるでしょう。オリゴ糖はビフィズス菌のエサとなり、腸内の善玉菌を増やします。オリゴ糖の商品の中でも腸内環境を整える働きが認められているのは、特定保健用食品(トクホ)のみです。
オリゴ糖の種類
一口にオリゴ糖といってもさまざまな種類があります。代表的なものは以下のとおりです。
・大豆オリゴ糖…大豆に含まれる。
・フラクトオリゴ糖…フラクトースを含み、アスパラや玉ネギにも含まれる。
・乳果オリゴ糖…ラクトスクロースを主成分とする。
・ガラクトオリゴ糖…母乳や牛乳にも含まれている。
・キシロオリゴ…タケノコなどに微量に含まれる。
・イソマルトオリゴ…ブドウ糖を構成糖とし、醤油や味噌にも含まれる。
オリゴ糖は便秘に効かない?
オリゴ糖を摂取することでお腹の調子が整い、便秘が改善したと感じる人もいるでしょう。確かに、腸内環境の悪さが原因で便秘が起こっている場合は、オリゴ糖を摂取することでお腹の調子が整うかもしれません。
しかし、オリゴ糖そのものは必ずしも便秘に効くわけではありません。便秘の原因は人によって異なり、病気や体質が引き起こしているケースもあります。そもそもオリゴ糖は食品のひとつであるため、便秘のような症状を直す効果は認められていません。トクホに指定されたオリゴ糖に認められているのは、お腹の調子を整える働きのみです。
過度な期待はせず、あくまで食品のひとつとして摂取できると良いですね。また、便秘の症状が深刻な場合は病院に相談するようにしましょう。
オリゴ糖は下痢になるって本当?
オリゴ糖はお腹の調子を整えてくれることから、積極的に摂取したいと考える人がいるかもしれません。しかし、一度にたくさんの量のオリゴ糖を摂取した場合、お腹がゆるくなる可能性があるので気をつけましょう。人によっては下痢などの症状を起こすかもしれません。
オリゴ糖を摂取する場合は、商品パッケージなどを確認しましょう。記載されている目安量を参考に摂取できると良いですね。
赤ちゃんにオリゴ糖を飲ませてもいい?
赤ちゃんにオリゴ糖を飲ませてもいい?
基本的に、オリゴ糖は何歳からでも与えることができます。ただしオリゴ糖の中には、はちみつを使用している商品があります。はちみつを乳児が摂取すると、「乳児ボツリヌス症」になるおそれがあるため注意が必要です。
赤ちゃんにオリゴ糖を与える場合は成分をよく確認しましょう。心配な場合は医師に相談しておくと安心です。
赤ちゃんにおすすめの摂取方法
オリゴ糖は熱の影響を受けないので、温かいミルクや離乳食にいれて与えることができます。おすすめの摂取方法は以下のとおりです。
●母乳育児中の場合
母乳にはオリゴ糖が含まれているため、通常は母乳以外でオリゴ糖を与える必要性はありません。もし便秘対策をしたい場合は、湯冷ましや白湯、麦茶などの飲み物に溶かして与えましょう。哺乳瓶を嫌がる場合は、乳頭にオリゴ糖をつけて飲ませる方法もあります。
●ミルク育児中の場合
母乳育児と同じく、飲み物やミルクにいれて与えます。
●離乳食中の場合
温かいスープなどの離乳食にいれます。
赤ちゃんの1日の摂取量は?
赤ちゃんは大人よりも身体が小さいため、大人と同じ量のオリゴ糖を摂取するとお腹がゆるくなってしまう可能性があります。そのため、摂取量には注意が必要です。赤ちゃんにオリゴ糖を与えるときは、1日0.5g~1g程度の少ない量から与えるようにしましょう。
量を増やす場合は、赤ちゃんの様子を見ながら少しずつ試してみましょう。商品によって1日の目安摂取量は異なるので、パッケージなどを確認してみてくださいね。
オリゴ糖は妊娠中に飲んでもいい?
オリゴ糖は妊娠中に飲んでもいい?
妊娠中に食べたり飲んだりするものは、お腹の赤ちゃんに影響するのではないかと心配になりますよね。腸内環境が気になっても、妊婦さんは気軽に便秘薬などの医薬品を飲むことができません。
オリゴ糖の場合、過剰摂取さえしなければ妊娠中に摂取しても問題ないといわれています。ただし含まれている成分によっては、妊婦さんは控えた方が良い商品があるため、商品を購入する前に注意事項を読むようにしましょう。医師の意見を聞いてから摂取できると安心です。
妊婦さんにおすすめの摂取方法
オリゴ糖を摂取するときは、ヨーグルトに混ぜて摂取するのはいかがでしょうか。ホットケーキにかけて食べるのもおすすめの食べ方です。コーヒーにオリゴ糖をいれるのは人気の方法ですが、妊娠中はカフェイン入りの飲み物は避けた方が良いでしょう。
1日の目安摂取量は?
オリゴ糖には種類があり、1日の目安摂取量が異なります。オリゴ糖の種類別、1日の目安摂取量は以下のとおりです。
種類 | 目安摂取量 |
---|---|
大豆オリゴ糖 | 2g~6g |
フラクトオリゴ糖 | 3g~8g |
乳果オリゴ糖 | 2g~8g |
ガラクトオリゴ糖 | 2g~5g |
キシロオリゴ糖 | 1g~3g |
イソマルトオリゴ糖 | 10g |
複数のオリゴ糖が使用されている商品など、オリゴ糖と書かれている商品でも1日の目安摂取量はさまざまです。商品を購入するときは目安摂取量をよく確認してくださいね。
市販のおすすめオリゴ糖
オリゴのおかげ ダブルサポート
「オリゴのおかげ ダブルサポート」は、オリゴのおかげシリーズのひとつです。特定保健用食品で、原材料はオリゴ糖のみ。乳糖果糖オリゴ糖が、お腹の調子を整えてくれるでしょう。カルシウムの吸収も促進してくれる点もポイントです。
オリゴのおかげ ダブルサポート 顆粒タイプ
オリゴのおかげシリーズの中でも、顆粒タイプの商品です。購入しやすい価格に加え、個包装になっているので気軽に持ち運ぶことができますね。
日本オリゴ フラクトオリゴ糖
日本オリゴのフラクトオリゴ糖はてんさいという野菜を原料としているため、妊娠中でも口にすることができますよ。液体タイプで、特定保健用食品に認定されています。フラクトオリゴ糖が腸内環境に働きかけ、お腹の調子を整えてくれるでしょう。カルシウム・ミネラルの吸収を助けてくれるのもポイントです。
クルルのおいしいオリゴ糖
クルルのおいしいオリゴ糖も、てんさいを原料としたフラクトオリゴ糖です。特定保健用食品で、カロリーはお砂糖の約半分だといわれています。ちょうど良い甘みが特徴で、そのまま口にすることができるでしょう。
通販で購入できるおすすめオリゴ糖
※お腹の調子を整える効果が認められているのは、特定保健用食品のみです。
カイテキオリゴ
「カイテキオリゴ」は、無着色・無香料で高品質・高純度で、赤ちゃんから使用できます。パウダー状でドリンクや食べ物に混ぜても溶けやすいでしょう。一度開封しても最後まで粉が固まらず、サラサラの状態です。普通の砂糖と比べると半分のカロリーなので、低カロリーです。
サポート体制が整っているので、購入前でも健康管理士や専任アドバイザーにWEBや電話で相談することが可能です。疑問や不安などを相談できるので、安心して商品を購入できますよ。
はぐくみオリゴ
はぐくみオリゴは粉末タイプのオリゴ糖で、自然由来のオリゴ糖5種類を厳選しています。安全性にこだわり、無香料・無着色。原材料はオリゴ糖のみです。オリゴ糖がはぐくむ善玉菌が、身体の内側から働きかけ、すっきりした身体作りをサポートしてくれるでしょう。
自分にあったオリゴ糖を探しましょう
オリゴ糖の商品には、ドリンクに溶けやすいパウダー状のものや持ち運びしやすいスティックタイプのものなど、いろいろな種類があります。自分にぴったりのオリゴ糖を探してみてくださいね。