更新日:2018年03月13日

【2018】今年のインフルエンザは何型が流行?ピークはいつ?

空気が乾燥し始めると流行をするインフルエンザですが、実はどの時期でも感染する可能 性があります。またニュースなどで、インフルエンザA型、B型、さらにはC型などの名前を聞くことがありますが、それぞれどういったものなのでしょうか。ここでは、インフルエンザの種類とその特徴、流行のピーク、予防方法について解説します。

監修 : mamanoko 医師・専門家
105177
0
記事の監修

インフルエンザとは?A型やB型があるの?

Image

インフルエンザウイルスの中で、人間に感染するウイルスは大きく分けて3種類あります。それぞれA型、B型、C型と呼ばれており、ウイルスの型によって症状や経過が異なります。

インフルエンザのひとつの特徴として、高熱が出ることがあります。しかし、高熱が出ない場合でも、インフルエンザに感染しているときがあります。これは、インフルエンザのウイルスの違いや個々の体調・体質の影響によるものです。通常の風邪によく似た症状だからといって放置してしまうと、重症化してしまうこともあり得ます。正しい判断ができるように、それぞれのインフルエンザの特徴について知っておきましよう。

インフルエンザA型

インフルエンザA型では、次のような症状が特徴にあげられます。

・突然の高熱
・寒気、悪寒、関節痛、筋肉痛、頭痛、倦怠感、食欲不振などの全身症状
・鼻水や咳などの呼吸器症状

高熱(38℃以上)は最初の3~4日間程度続くのが一般的ですが、人によっては1日で急速に下がることもあるようです。高熱が出てから1~3日間は、それにあわせて全身症状が強く現れるでしょう。A型は、全身症状が先に現れ、やや遅れて鼻水や咳などの呼吸器症状が強く出る傾向があります。

インフルエンザB型

インフルエンザB型では、次のような症状が特徴にあげられます。

・熱は高熱が基本だが、微熱の時もある
・A型に比べると消化器症状がでる事が多い

インフルエンザB型は、以前は数年単位で定期的に流行していましたが、近年は毎年流行しているようです。また、熱があまり上がらず、微熱程度であることも多いでしょう。そのため、通常の風邪と勘違いしてしまう場合がありますが、消化器症状がある場合は、インフルエンザの可能性を疑ったほうが良いでしょう。

インフルエンザC型

インフルエンザC型では、次のような症状が特徴にあげられます。

・高熱や全身症状が出ることは少ない
・鼻水や咳、のどの痛み
・4歳以下の幼児が感染することが多い傾向
・ほとんどの大人は免疫を持っているため感染しにくい

インフルエンザC型は、幼児が感染することが多いウイルスであるため、ママは把握しておくと良いでしょう。ほとんどが風邪のような症状で終わりますが、まれに重症化することもあるようです。重症化した場合には、高熱、嘔吐、下痢、腹痛、発疹などの症状があらわれるでしょう。

インフルエンザC型のウイルスは、一度免疫がつくと長期間免疫が持続するといわれています。再び感染したとしても症状があまり出ず、通常の風邪と認識してしまう場合が多くあるようです。

インフルエンザを疑ったときには、各インフルエンザの特徴について知っておくことでチェックができますね。医療機関にかかる際、医師へ適切に状況を伝えることにもつながりますので、慌てず、自分の症状について確認するようにしましょう。

Mobile favicon

インフルエンザの特徴や初期症状!検査方法や風邪との違いは?

インフルエンザが流行する時期はいつ?

Image

インフルエンザは空気が乾燥しはじめると流行が始まりますね。これは、気温や湿度が低くなると、くしゃみや咳による飛沫(ひまつ)が空気を通して飛びやすくなるためです。もちろん、気温が低くなればより室内で過ごすことが増え、閉ざされた空間にいることで感染者を増やすことになります。

インフルエンザが流行する期間は、ウイルスの型によって異なります。それぞれの流行しやすい時期は次の通りです。

・インフルエンザA型:12~2月
・インフルエンザB型:2~3月
・インフルエンザC型:ピークは1~6月とされていますが、どの時期でも感染する可能性があることから通年性インフルエンザともよばれています。

【2018】今年のインフルエンザの流行状況は?

Image

2017年~2018年のシーズンは、現段階において例年よりも猛威を振るっているという傾向が見られています。

厚生労働省によるインフルエンザ発生状況の公表は、2017年9月よりなされています。全国に5,000ある定点医療機関からの患者報告数は、2018年2月26日~3月4日の一週間で合計86,179人でした。これは昨シーズンの同時期の67,273人に比べると倍に近い数字となており、学級閉鎖や学年閉鎖の報告も出てきています。

全国の医療機関でこの 1週間に受診した患者数は約 102万人と推測されており、2017年シーズンからこれまでの累積の受診者数は約2,034万人と推測されています。43都道府県において前週と比較すると減少傾向にありますが、引き続き注意が必要でしょう。

今年のインフルエンザの流行は何型?B型の流行が早め?

Image

現時点(2018年3月7日現在)で東京都感染症情報センターの報告によると、B型、季節性A型/香港(いわゆるA香港型)、A型/シンガポール(2009年に新型インフルエンザと呼ばれて流行したウイルス)という順序で患者数が多く報告されています。

B型の割合が約半数近くを占めており、昨シーズンと比較しても今年はとくにB型の流行が広まっていると考えられるでしょう。

※同時期のインフルエンザの流行でも、地域によって流行している型にばらつきがありますので、住んでいる地域に合わせて確認してみると良いでしょう。

東京都「インフルエンザの流行状況」
大阪府「インフルエンザ関連情報」

インフルエンザの予防方法

Image

1.予防接種

インフルエンザには予防接種が効果的だといわれています。インフルエンザにかかってしまった場合でも、重症化を防ぐ効果が期待でいます。

Mobile favicon

【体験談あり】インフルエンザの予防接種!ワクチンの効果や副作用は?いつ接種すればいい?

2.手洗い、うがい、洗顔

インフルエンザに感染している人が触ったものには、ウイルスがついている可能性があります。インフルエンザウイスルがついた手で目や鼻、口に触れることがインフルエンザ感染する経路のひとつでもあります。手洗いによって手指についたウイルスを取り除くことは、インフルエンザ予防にとても効果的です。可能であれば顔も洗いましょう。

うがいは風邪の予防に効果があります。インフルエンザだけでなく、風邪を予防するためにも、手洗い・うがいを習慣づけておきたいですね。

Mobile favicon

手洗い、うがいで感染予防!子どもが楽しく手洗いできる!おすすめのうたや絵本

3.マスクを着用する

咳やくしゃみからの飛沫(ひまつ)中のウイルスは、インフルエンザの主な感染経路だとされています。マスクをして飛沫を浴びないようにすることが、インフルエンザの感染予防につながります。また自分自身が咳やくしゃみが出ているときにも、マスクをして周囲に配慮するようにしたいですね。

4.ウイルス感染者と物を共有しない

インフルエンザにかかっている人が使ったものにはウイルスが付着している可能性があります。家族がインフルエンザにかかっている可能性があるのであれば、タオルやコップを共用しないよう気をつけましょう。

5.適度な湿度の保持と換気

インフルエンザウイルスは空気が乾燥していると活発に活動するといわれています。室内は乾燥しやすいので、加湿器などを使って50~60%の湿度(50~60%)を保つと良いでしょう。また、ウイルスを室内に蔓延させないためにも、定期的に換気をするよう心がけましょう。

6.休養と栄養バランスのとれた食事

疲れているときや体調が悪いときには、インフルエンザを発症しやすくなります。しっかりと睡眠と休息をとり、バランスのとれた栄養をとることが、インフルエンザ予防につながります。

7.人混みは避ける

人混みや繁華街に出かけると、インフルエンザに感染する可能性が高まります。妊娠中の方や小さな子どもは、インフルエンザが流行してきたら、なるべく人混みや繁華街を避けるように心がけたいですね。やむを得ず人混みに出るときにはマスクをし、帰宅したら手洗い・うがいをすることをおすすめします。

Mobile favicon

子どもの風邪の症状(咳・鼻水・目やに・熱)と過ごし方!外出は控えるべき?

インフルエンザの流行に備えるためにしっかりと予防しよう

Image

秋冬は、ハロウィーン、クリスマス、お正月など楽しいイベントが盛りだくさんです。イベントを楽しむためにも、インフルエンザが流行し始めてからではなく、日ごろから健康を保つことを意識しましょう。そのためには、インフルエンザについて理解し、予防方法を実践することが大切です。インフルエンザや風邪に悩まされない、楽しい秋冬になるといいですね。

あわせて読みたい

Image

インフルエンザになったら?食事やお風呂は?対処や予防方法!

Mobile faviconhttps://mamanoko.jp/articles/29289
Image

インフルエンザで保育園や幼稚園は登園できる?出席停止期間を早見表でチェック!

Mobile faviconhttps://mamanoko.jp/articles/29295
Image

赤ちゃんもインフルエンザになる?予防接種は何歳から?子どもがかかったときの対処法

Mobile faviconhttps://mamanoko.jp/articles/29286
Image

病後児保育とは?病児保育との違いは?預けられる基準や利用方法

Mobile faviconhttps://mamanoko.jp/articles/28909
Image

インフルエンザの治療薬の種類!飲まなくても治る?市販薬や漢方は?

Mobile faviconhttps://mamanoko.jp/articles/29331
Image

子どもが風邪のときの食事は?控えたい食べ物は?乳児は?

Mobile faviconhttps://mamanoko.jp/articles/29325
Image

【2017】タミフルが原因?注意するべきインフルエンザ異常行動とは

Mobile faviconhttps://mamanoko.jp/articles/17668
Image

幼児のインフルエンザ!治療薬は服用しても良い?症状や対策方法

Mobile faviconhttps://mamanoko.jp/articles/29316
Image

インフルエンザや風邪のときに母乳を赤ちゃんにあげても大丈夫?

Mobile faviconhttps://mamanoko.jp/articles/17739
Image

赤ちゃん・新生児の咳の原因!鼻水・吐くときの対処法は?病院に行く目安は?

Mobile faviconhttps://mamanoko.jp/articles/28480
Image

病児保育とは?インフルエンザでも預けられる?料金や施設、利用方法を解説

Mobile faviconhttps://mamanoko.jp/articles/28892
Image

赤ちゃん・子どもの上手な薬の飲ませ方!飲まないときはどうしたらいい?ゼリーやスポイトの使い方は?

Mobile faviconhttps://mamanoko.jp/articles/29470
Image

小児科で大人も診察できる?子供と一緒に診察できる場合と注意点

Mobile faviconhttps://mamanoko.jp/articles/21286
Image

夜間救急・救急医療を受診する目安!自宅療養や救急車を呼ぶ症状は?

Mobile faviconhttps://mamanoko.jp/articles/2631
Image

子どもの発熱!すぐに病院に行く?気になる受診の目安とは

Mobile faviconhttps://mamanoko.jp/articles/24117
Image

赤ちゃんの高熱!家庭での対処法や注意点、病院へ行く目安

Mobile faviconhttps://mamanoko.jp/articles/26812
Image

0~1歳の乳児期にかかりやすい病気まとめ

Mobile faviconhttps://mamanoko.jp/articles/18982
Image

熱性けいれんの対応は?てんかんとの違いや後遺症は?2回目を予防できる?

Mobile faviconhttps://mamanoko.jp/articles/29526

関連カテゴリ

関連する人気の記事

ライフスタイルのカテゴリ

ライフスタイル デイリーランキング

おすすめの記事