【#18】もしやこれが悪魔の3歳!?3歳になった娘との付き合い方 byおおもりなつみ
年子育児の日常を描くエッセイマンガ!おおもりなつみさん(Instagram:omori_nigaoe)が描く、あたたかくてかわいいイラストとコラムをお届けします。子どもが2~3歳になると自我が芽生え、自己主張が激しくなる子もいます。さっちゃんも3歳になり、変化があらわれたようで…?
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目次
登場人物
ママ/なつみ:とにかく面倒くさがり屋のB型
パパ/ゆたか:女子力高い雑学王な子煩悩がすぎるパパ
さっちゃん:2017年7月生まれ。お歌大好き元気で明るい気分屋さん
れーちゃん:2018年11月生まれ。お姉ちゃん大好きパパっ子。お姉ちゃんに冷たくされると大泣きなちょっと大袈裟さん
しーちゃん:2020年4月生まれ。お姉ちゃんたちに可愛がられてすくすく成長中!
さっちゃん祝3歳!
3歳、1歳、0歳の年子3姉妹を育てているずぼらママです。
先日長女さっちゃんが3歳になりました!ということは、わたしたちもパパママ歴3年です。長かったような、あっという間だったような不思議な気持ちです。そして最近「これが悪魔の3歳!?」と感じるようなことが増え、さっちゃんとの関わり方が難しいときがあります。
さっちゃんはここ数日間よく泣いています。今までとは違い、悲しい、寂しい、悔しいといった感情がひしひしと伝わってくる泣き方に変わりました。心が成長しているのを感じます。
繊細すぎてわたしもさっちゃんに対して気を遣うほどです。怒っていないのに気付いたら泣いていてびっくりすることもあります。
姉妹間でもこんなことがありました。先日、寝起きのさっちゃんが朝ご飯を食べようすると、先に食べていたれーちゃんが「やだよ」と一言発しただけで大泣きしてしまいました。れーちゃんは、自分のご飯を取られると思って、「やだよ」と言ったようです。
私も最初は優しく諭すように「泣かなくても大丈夫だよ、ごはん食べようね」とさっちゃんに話しかけますが、まるで火に油を注いだようにさらに泣いてしまいます。朝の忙しい時間に長く付き合ってあげられないのでイライラしてしまい、「なんで泣いてるのかわからないよ、どうしてほしいの?」と冷たく言ってしまうこともあります。こういうときは優しく抱き締めてあげたら良いとわかっていても、わたしも意地になってしまい、できないことがあります。
時間が経ってから「話せるようになってきたとはいえ、さっちゃんはまだ3歳。毎日頑張って、長女としていろいろなことを我慢しているのに…。」と、どうして自分が優しい言葉をかけ続けてあげられないのか、考えては深く落ち込みます。3人の子育てでいっぱいいっぱいになってしまっていて、自分自身が情緒不安定になっているのを感じます。
さっちゃん自身も自分の感情を上手く表現できずにいるようです。わたしは、泣いているさっちゃんをまるごと肯定してあげなければいけないと感じています。精神面が発達しているので、泣いているときのフォローは重要です。
ですが親も人間、いつもニコニコしている優しいママではいられません。全てを受け入れてあげたいと思っていますがなかか難しいことも…。
イライラしてしまったとき、その感情をすぐ言葉にしてしまっても良いことはないと思うので、対応策としてその場で数回深呼吸をするようになりました。怒った勢いで話さないことを心がけています。
心のゆとりを大切に、この難しい時期を乗り越えていきたいと思います。
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