【アラサー世代必見】青春時代にタイムスリップ!いまこそ読み返したい懐かしの名作少女マンガ7選
少女マンガを読んで胸をときめかせていた青春時代。連載時から話題を呼び、日本中の少女を感動のうずに巻き込んだ作品の数々は、大人になってから読み返しても衰えない魅力があります。今回は、今こそ読み返したい少女マンガの名作を紹介します。登場人物にあこがれヒロインに感情移入していた日々の記憶は、大人の心の栄養剤になりますよ。
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目次
大人ならではの少女マンガの楽しみ方
青春時代の思い出に浸れる
青春時代に流行っていた少女マンガは、読者だった人はもちろんのこと、読者ではなかった人でもタイトルを知っていたりストーリーを把握していたりするものが多いのではないでしょうか。
大人になった今、そうした作品に触れると、甘酸っぱくもほろ苦い青春時代の記憶が鮮明によみがえります。たくさんのことを知っているようで、何も知らなかったあのころ。ピュアな恋にはしゃいだり、熱い友情にあこがれたりしたあのころ。ときには壁にぶつかって、悩んだこともあったかもしれません。
そんな青春時代の思い出をなつかしく振り返り、幼い自分をほほえましく思う時間は、大人になった今でも毎日の生活に新鮮な刺激を与えてくれることでしょう。
当時と違う視点で楽しめる
恋に友情にと振り回されるヒロインの成長を応援するのが、少女マンガのセオリーです。青春時代はヒロインにどっぷりと感情移入しながら、ヒロイン目線でその先の展開を見守っていたことでしょう。
しかし、大人になってから少女マンガを読み返すと、ヒロインの友だちのセリフに共感したりサポート力に目がいったりして、主人公以外の登場人物の良さに気づくことがあります。大人になって視野が広がり、さまざまな立場でものごとを考えられるようになった証なのでしょうね。
ふと気づくと「こんな子どもに育ってほしいな」「こんな友情を築いてほしいな」など、当時は絶対に思うことがなかったママ目線で見ていることもあります。当時は魅力を感じなかった作品にハマる人もいるかもしれません。
ヒーローに再び胸キュン
少女マンガに出てくる登場人物には、女の子たちの理想がギュッと詰め込まれています。主人公の相手役の完璧すぎる立ち居振る舞いに、現実世界を忘れてしまうほどでしょう。青春時代にタイムスリップし、気持ちが若返るかもしれません。
毎日がフル回転の日常だからこそ、ママたちの胸キュンは止まりません。大人になってから読み返す少女マンガは、その世界観に酔いしれ至福のときを過ごすための宝箱といえますよ。
【完結済み】読み返したい編集部おすすめの名作少女マンガ7選
花より男子
■作者:神尾葉子
■掲載誌:マーガレット(集英社)
■単行本:全37巻完結
超お金持ちが集う名門校を舞台に、学園を牛耳るセレブなイケメン4人組F4と庶民のつくしを描くラブストーリーです。逆境に負けないつくしのガッツと、F4におとずれる変化に元気がもらえます。
F4トップの道明寺との恋の行方も気になるところです。ときにもどかしく、ときに笑える爽快ジェットコースター級の展開は、少女マンガの王道ともいえるでしょう。
花男(はなだん)の愛称で一大ブームを巻き起こした「花より男子」は、集英社の「マーガレット」に1992年から2004年まで連載された作品です。アニメ化やテレビドラマ化もされました。実は花男、最近の平成リバイバルブームで現役女子高生にも支持されているそうですよ。
ママレード・ボーイ
■作者:吉住渉
■掲載誌:りぼん(集英社)
■単行本:全8巻完結
両親の「パートナー入れ替え再婚」という少女マンガらしからぬ設定で幕を開ける本作は、それぞれの子どもである高校一年生の光希と遊が主人公です。
一緒に暮らすうちにひかれあうふたりですが、隠されていた親たちの過去を知り……。切なく衝撃的な展開にハラハラドキドキ、大人になっても楽しめる同居系ラブストーリーです。
集英社の「りぼん」に1992年から1995年まで連載された本作は、家庭内恋愛や教師と生徒の秘めた恋などなかなかに密度の濃いエピソードが続きますが、そんな刺激を感じさせないかわいらしいタッチが魅力です。掲載当時は、テレビドラマでもひとつ屋根の下や高校教師など話題作が続きました。
天使なんかじゃない
■作者:矢沢あい
■掲載誌:りぼん(集英社)
■単行本:全8巻完結
新設された高校の生徒会を舞台に、高校生の恋愛と友情を豊かに描く作品です。とびきりの笑顔が魅力の翠とこわもての晃が相手を大切に思う気持ちは純粋で、不器用で、その温かさともどかしさはまさに青春そのものです。
ていねいに紡がれるセリフの数々は、少女マンガの枠を超えて大人の胸にも刺さります。人を思うことにまっすぐだったころの気持ちを思い出す、不朽の名作です。
日本中の少女を虜にしたといっても過言ではない「天ない」は、集英社の「りぼん」に1991年から1994年まで連載されていました。当時は登場人物のファッションや髪型にあこがれる人も続出し、生き方に共感して仕草やセリフをまねたり生徒会に入ったりというエピソードも聞かれました。
こどものおもちゃ
■作者:小花美穂
■掲載誌:りぼん(集英社)
■単行本:全10巻完結
小学6年生の人気子役の倉田紗南と、問題児のクラスメイト羽山秋人が主人公です。「本当に小学生?」と疑いたくなるほど大人びたふたりの恋愛模様を描きながら、学級崩壊や家庭問題、マスコミ報道の問題点など、現代にも通じるシリアスなテーマを取り上げます。
もちろん、ところどころにギャグを織り交ぜ、子どもらしいユーモアも忘れていません。重くなりすぎずに、人の成長とつながりを考えさせられる良作です。
集英社の「りぼん」に1994年から1998年まで掲載され、背伸びをしたい思春期の少女たちにピタリとハマり、子どものバイブル的存在になりました。ドラマ「家なき子」の放映や、テレビ東京の子ども番組「おはスタ」で少女ユニット「おはガール」が登場したのもこのころですよ。
花ざかりの君たちへ
■作者:中条比紗也
■掲載誌:花とゆめ(白泉社)
■愛蔵版:全12巻完結
憧れの人・佐野泉に会うためアメリカから単身帰国した少女・瑞稀が、性別を隠して全寮制の男子校に転入するという破天荒なストーリーは、非日常感を楽しみたい人におすすめです。恋のドキドキに逆ハーレム状態のドキドキも加わり、あれこれ考えずに楽しめますよ。
白泉社の「花とゆめ」に1996年から2004年にかけて掲載された本作は、イケメンぞろいのマンガとして女の子たちの気持ちをつかみました。個性豊かなキャラクターの中から推しメンをみつけるのも、本作の楽しみのひとつです。
君に届け
■作者:椎名軽穂
■掲載誌:別冊マーガレット(集英社)
■単行本:全30巻完結
超陰気な見た目のせいで周囲に誤解されている爽子と、爽子が打ち解けるきっかけをつくった風早の青春物語です。夏休みの肝試しでみんなとの距離が縮まり……。恋に友情、そして進路と、高校生のイベントがびっしりと詰まった感動作です。
恋のライバルや幼馴染の恋愛など、愛すべき登場人物が全員魅力的です。一つひとつのエピソードが胸に響き、キュンキュン、ジンジン、ドキドキと、幸せな刺激が味わえます。
集英社の「別冊マーガレット」に2005年から2017年まで長期連載された作品です。「これぞ青春!」という正攻法で高校生活を爽やかに描き切り、多くの元高校生たちに「こんな青春を送りたかった」といわしめている本作は、リマスター版も登場しています。
僕等がいた
■作者:小畑友紀
■掲載誌:Betsucomi(小学館)
■単行本:全16巻完結
高校に入学したばかりの七美と矢野の出会いから始まるストーリーです。平凡な少女と人気者の男の子の恋という定番の構図に恋人の死や複雑な三角関係という壮絶なテーマが加わり、最後までドラマティックな展開をみせるマンガです。
2002年から2012年に小学館のフラワーコミックスに連載された作品です。高校生だった主人公たちが大人になってから迎える結末は、成り行きを見守っていた読者の涙を誘いました。連載が終わってから10年がたち、大人になってから読み返すと、若いころとはまた違った印象を抱くかもしれません。
懐かしの少女マンガを読むなら電子書籍で
大人になってから少女マンガを読み返すなら、電子書籍がおすすめです。単行本のように収納場所を整える必要がなく、寝かしつけの後や子どもの習いごとの待ち時間など、場所を気にすることなく読めます。
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少女マンガを読み返して心にうるおいを
家の中で音をたてず静かに楽しめるエンターテインメント、それが少女マンガです。子どもにも夫にもばれずに、自分だけの世界にひたって気分転換ができる魔法のアイテムといえるでしょう。育児に仕事に家事にとがんばるママへのご褒美として、懐かしの名作を楽しんでみてはいかがでしょうか。
※この記事は2022年9月時点の情報をもとに作成しています。掲載した時点以降に情報が変更される場合がありますので、あらかじめご了承ください。