生後7・8・9ヶ月の赤ちゃんの夜泣きの原因と対策10選!授乳、ミルクの影響は?
夜泣きは生後8ヶ月がピークといわれています。赤ちゃんの表情が豊かになり、ますますかわいさが増す一方で、夜泣きがいつまで続くのだろうと不安を覚えるママもいるのではないでしょうか。ここでは、生後7・8・9ヶ月の赤ちゃんの夜泣きの原因や対策を紹介します。
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目次
- 生後7・8・9ヶ月は夜泣きのピーク!
- 生後7・8・9ヶ月に夜泣きがひどい原因は?
- 夜泣き対策1.生活リズムを整える
- 夜泣き対策2.お昼寝の時間を調整する
- 夜泣き対策3.日中に活動的に過ごす
- 夜泣き対策4.寝る前には強い刺激を与えない
- 夜泣き対策5.しっかり母乳・ミルクを与え赤ちゃんを満腹にしておく
- 夜泣き対策6.寝る前にしっかりとスキンシップをとる
- 夜泣き対策7.寝る環境を整える
- 夜泣き対策8.便秘を解消する
- 夜泣き対策9.添い乳やミルクをやめる(夜間断乳)
- 夜泣き対策10.ネントレをしてみる
- 生後7・8・9ヶ月の赤ちゃんが夜泣きをしたときの対処法
- 夜泣き対策におしゃぶりはよくないの?
- 生後7・8・9ヶ月の夜泣きに関する体験談
- 夜泣きのピークは永遠ではない!
- 夜泣き対策のおすすめグッズ
生後7・8・9ヶ月は夜泣きのピーク!
新生児や首がすわっていないころとは違い、生後7ヶ月になると赤ちゃんの身体つきはしっかりしてきます。一緒に遊べる場面が増えて育児の楽しみが増す時期ですが、生後7・8・9ヶ月には夜泣きのピークを迎える赤ちゃんが多いでしょう。
この時期の赤ちゃんの脳は急激に発達しています。見るものすべてから刺激を受けて成長する時期であるため、日中の刺激で脳が興奮していることが夜泣きにつながっていると考えられています。
赤ちゃんの性格がはっきり出始める時期なので、夜泣き自体も個性といえるでしょう。あまりにひどい夜泣きに不安を感じるものですが、赤ちゃんの正常な成長過程だととらえて付き合っていきましょう。
生後7・8・9ヶ月に夜泣きがひどい原因は?
夜泣きの原因ははっきりとは解明されていません。しかし、これまでの多くのママやパパの経験から、生後7・8・9ヶ月の夜泣きには下記のような原因があるのではないかと考えられています。
生活リズムが整っておらず睡眠サイクルが乱れている
赤ちゃんの体内時計は、生後7・8・9ヶ月頃にはまだ完成していません。成長につれて少しずつ睡眠サイクルが整ってきますが、この時期にまだ昼夜が逆転していることは珍しくありません。
不快感のあらわれ
ひどい夜泣きは、不快感を覚えた赤ちゃんからのSOSである可能性も高いでしょう。室温やパジャマのせいで暑すぎる、もしくは寒すぎる、お腹が空いている、喉が渇いているということが考えらえます。便秘の赤ちゃんの場合、お腹の痛みを訴えていることがあるので、苦しそうな様子がみられるなら便秘の可能性も考えてみましょう。
不安な気持ちのあらわれ
生後7ヶ月から生後9ヶ月くらいになると、赤ちゃんはパパやママといった周囲の人を区別できるようになります。目覚めたときにママやパパがそばにいないことに、不安を感じやすくなる時期です。日中や寝る直前に怖い体験をしたり強い刺激を受けたりすると、興奮してうまく寝つけないこともあります。
歯ぐずり
赤ちゃんは、生後6ヶ月頃になると歯が生えてきます。このときの痛みやむずがゆさは、赤ちゃんにとっては初めての経験です。この戸惑いや不快感が、夜泣きのピークの原因となっている可能性があります。
自分で再入眠できない
人間は深い眠りと浅い眠りを繰り返しているといわれています。しかし、赤ちゃんの場合、浅い眠りになったときに再び入眠できないことが多いようです。深い眠りと浅い眠りの切り替えのタイミングで、夜泣きが始まってしまっているのかもしれませんね。
夜泣き対策1.生活リズムを整える
生活リズムを整えることで、夜にぐっすり眠れるようになったというケースがあるようです。朝は決まった時間に赤ちゃんを起こし、朝の光をたっぷりと浴びせましょう。日中はしっかり遊んで夜は20時ごろに寝かせ、正しい生活リズムを覚えさせてあげましょう。
夜泣き対策2.お昼寝の時間を調整する
生後7・8・9ヶ月頃になると、赤ちゃんは体力がついてきます。それまでと同じお昼寝時間では、夜になっても赤ちゃんの体力が余っているのかもしれません。お昼寝の回数を減らしたり、15時以降は昼寝をさせないようにしたりと工夫してみましょう。
夜泣き対策3.日中に活動的に過ごす
昼間のうちにたっぷり遊ばせると、体力を消耗して夜にぐっすり眠れるという赤ちゃんが多いようです。生後7~9ヶ月の場合、多くの赤ちゃんはまだひとりで歩くことはできませんが、抱っこやベビーカーでお散歩し、外の風や日差しにあたるだけでも効果が期待できますよ。
生後7・8・9ヶ月になると、自分で寝返りやハイハイ、つかまり立ちができるようになり、動くのが楽しい時期でもあります。伝い歩きを始める赤ちゃんもいるので、安全なところでたっぷり遊ばせてあげましょう。
ベビースイミングやリトミックなどの習い事で刺激を与えてあげても良いでしょう。赤ちゃんはいろいろなことを吸収しているので、サロンや児童館、子育て支援センターなどに遊びに行くのもおすすめですよ。
夜泣き対策4.寝る前には強い刺激を与えない
大人と同じで、赤ちゃんも寝る前の体験が頭に残ってうまく寝つけないことがあります。夜泣きがひどい時期は、なるべく赤ちゃんに刺激を与えないように過ごしましょう。大きな音の出るテレビの視聴などは、寝る前は避けたほうが良いかもしれませんね。
夜泣き対策5.しっかり母乳・ミルクを与え赤ちゃんを満腹にしておく
夜中にたびたびおっぱいを欲しがる場合は、寝る直前にあらかじめたっぷり授乳しておきましょう。日中は母乳のみの赤ちゃんでも、寝る直前だけ腹持ちが良いミルクにしたことで、ゆっくり眠れるようになったという経験を持つママもいるようです。
大人もお腹がいっぱいになると眠くなるものです。赤ちゃんも寝る前に満腹になっていると、気持ち良く眠りにつけるでしょう。寝る前になかなか飲まないなと思ったら足の裏をくすぐるなど、起こしてから飲ませても大丈夫ですよ。
夜泣き対策6.寝る前にしっかりとスキンシップをとる
寝る前に十分なスキンシップで愛情表現をすることで、寂しさや不安を取り除くことができます。赤ちゃんとママやパパのふれ合いとして、身体をほぐすベビーマッサージもおすすめです。赤ちゃんは安心感に包まれながら眠ることができるでしょう。
夜泣き対策7.寝る環境を整える
赤ちゃんが夜泣きをするのは、集中して眠れる環境ではないからかもしれません。部屋の照明を落とし、静かな部屋作りをすることは、赤ちゃんの入眠儀式となります。
使用している寝具を見直してみるのも良いかもしれません。赤ちゃんが心地良いと感じられる眠りの環境を意識するだけで、随分と眠れるようになったという声もあるようです。寝具の肌触りや保温性などをチェックしてみましょう。
夜泣き対策8.便秘を解消する
夜泣きのピークとされる生後7~9ヶ月には、多くの赤ちゃんが離乳食を始めていることでしょう。離乳食の開始直後は便秘になりやすく、痛みや不快感が夜泣きを引き起こしている可能性があります。水分を小まめにとり、ベビーマッサージなどでお腹を刺激してみましょう。
夜泣き対策9.添い乳やミルクをやめる(夜間断乳)
生後7・8・9ヶ月の赤ちゃには、寝かしつけや夜泣きにミルクや添い乳で対応することが多いでしょう。しかし、添い乳やミルクでの寝かしつけが習慣化すると、それなしでは安心感を得られないようになり、たびたび目覚めるようになってしまいます。
一般的に、入眠と授乳を切り離すことによって寝つきが良くなる赤ちゃんが多いようです。もちろんパパやママが夜泣きのたびのミルクや授乳に問題なく付き合えるようなら、無理に夜間断乳を推し進める必要はありません。
しかし、生後7・8・9ヶ月になれば離乳食が始まり、栄養はミルクや母乳以外でも摂取できている赤ちゃんが多いでしょう。離乳食が順調に進んでいるようならば、夜間に断乳しても問題ありません。あまりにもつらい夜泣きの場合は、夜間断乳を検討してみてくださいね。
夜泣き対策10.ネントレをしてみる
泣いている赤ちゃんを見ていると心配になるものですが、ママが体調を崩してしまっては大変です。あまりにもつらいときは、赤ちゃんがひとりで眠るための訓練「ねんねトレーニング(ネントレ)」を実践してみても良いかもしれません。
欧米では、子どもがひとりでベッドに入ることはごく当たり前のことで、赤ちゃんのころからネントレが一般的に行われているようです。初めのうちは苦労しますが、数日も経てばぐっすり朝まで眠ってくれるようになる可能性があります。
生後7・8・9ヶ月の赤ちゃんが夜泣きをしたときの対処法
少し様子を見る
赤ちゃんが夜泣きを始めても、少し様子を見てみましょう。夜泣きではなく、寝言泣きの可能性があります。すぐに抱っこすると、かえって赤ちゃんを起こしてしまうことが考えられます。
水分を与える
夜泣きをしたら、まずひと口水分を与えてみると良いかもしれません。単純に喉が渇いている可能性があります。
3歳の子どもはいまだに夜目覚めることがありますが、ひと口水を飲むとコテンと寝てしまいます。夜中に喉が渇くことが多いタイプのようなので、毎晩枕元に水を用意しています。
思い切って一度起こしてみる
泣きやまない赤ちゃんを寝かせることは大変です。泣いている状態から寝入ったとしても、すぐに起きて泣き出すことがあるでしょう。赤ちゃんをあやしてもなかなか泣きやまないときは、思い切って一度起こしてみましょう。部屋の電気をつけて相手をしているうちに、赤ちゃんの気分がリセットされ、すんなり眠るケースがあるようです。
音楽や音を使う
夜泣きのピークのとき、気持ちを仕切り直す意味でおすすめなのが音楽です。オルゴールや胎内音が入った音楽は、赤ちゃんが眠くなるとママからの支持を得ているようです。最近ではアプリなどで手軽に子守唄を聞くことができますよ。
夜泣き対策におしゃぶりはよくないの?
赤ちゃんが泣いているときにおしゃぶりを与えると赤ちゃんが安心して泣きやむため、おしゃぶりを愛用しているママやパパもいるでしょう。赤ちゃんが夜泣をして泣きやまないときにもおしゃぶりや有効です。一方で、これまでおしゃぶりで寝かしつけをしていた赤ちゃんが、おしゃぶりを卒業した途端に夜泣きをしなくなったという声もあります。
おしゃぶりが入眠のアイテムになっていると、夜中に眠りが浅くなったときに、赤ちゃんがおしゃぶりなしでは寝つけないことがあります。おしゃぶりを使っても夜泣きが続くときには、寝かしつけでおしゃぶりを使うのをやめてみても良いかもしれません。
生後7・8・9ヶ月の夜泣きに関する体験談
生後7・8・9ヶ月頃の夜泣きについてままのてに寄せられた先輩ママたちの体験談を紹介します。
生後6ヶ月まで夜中はよく寝てくれていたのですが、生後7ヶ月になって突然夜泣きが増えました。夜泣き対策として「ゆりかごの歌」を歌ってあげると、すっと寝てくれることがありました。
抱っこして歩き回ることも効果がありましたが、夜泣きの回数が多かったため、それでもなかなか泣きやまないときは添い乳に頼っていました。おっぱいをたくさん飲みたいわけではなく、ちょっと飲むくらいで、くわえることで安心していたのかもしれません。後追いでもよく泣いていました。
生後8~9ヶ月頃には、夜泣きは毎晩3回くらいありました。夏場だったので、室内が暑かったり湿気があったりすると、大人と同じで赤ちゃんも寝苦しいのでしょう。ゴロゴロ苦しそうな顔をしながら泣き始めるので、添い乳で寝かしつけたり、うちわであおいで落ち着かせたりしました。
「お腹が空いた」というよりは、「何か落ち着かない」ときに、不安でさめざめ泣いていました。昼間も私の姿が見えなくなると泣きまねをするようになったので、「お母さんトイレに行くよ、すぐに戻るよ」などと会話をしながら部屋を離れていました。
生後7ヶ月頃になると、赤ちゃんの夜泣きに悩まされる先輩ママが多いようです。最初は赤ちゃんとどう付き合おうか試行錯誤していたママも、生後8ヶ月・9ヶ月になると、少しずつ赤ちゃんの夜泣きのパターンを見つけられるかもしれませんね。
夜泣きのピークは永遠ではない!
夜泣きのピークといわれる生後7・8・9ヶ月は、新生児~生後6ヶ月頃とはまた違った苦労が多い時期です。毎日成長する赤ちゃんはもちろんかわいいですが、一挙一動にひやひやし、目を離せずに自分の時間がないつらさを感じることがあるでしょう。そこにひどい夜泣きが加わるので、ママやパパが体調を崩してしまうのも無理はありません。
夜泣きのピーク時は、なるべく夫婦で協力してママの負担を減らしたり、他の家事は手を抜いたりと工夫しましょう。夜泣きは永遠ではありません。赤ちゃんのお世話以外のことを少しくらいおろそかにしても、その後の生活に影響はないでしょう。たまには息抜きをしつつ、無理をせずに対応してくださいね。
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