生後4ヶ月から夜泣きは始まる?月齢別夜泣きの特徴と対策
生まれてすぐの時期は、泣いていてもたいてい生理的なもののことが多く、おっぱいをあげたりおむつを替えたりすれば落ち着くことがほとんどです。それが、4ヶ月をすぎるくらいになると「何で泣いてるの?」と思うようなことが増えてきます。4ヶ月過ぎくらいの夜泣きとは、どんなことなのか、そしてどう対処すれば良いでしょうか。
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目次
夜泣きはいつからいつまで?
早い子は生後3~4か月ころから
生後すぐは、昼夜区別なく泣いているので、あまり夜泣きとは言いません。夜泣きとは、お腹が空いたなどの明確な生理的欲求も無いのに、夜中に泣いてなかなか何をしても泣き止まない状態を言います。少しずつ昼夜の区別がついてきたな、と思ったら今度は夜泣き??と親の方が泣きたくなる時もあります。
生後3~4か月くらいになると、夜の睡眠時間が長くなってくる子も出てきますが、まだまだ生活リズムが不順な赤ちゃんも多くいます。昼夜のリズムに個人差が出てくる頃で、よく飲んで夜中ほとんど起きなくなった、という赤ちゃんもいれば、頻繁に夜泣きをしだす赤ちゃんも出てくる頃です。
一般的には生後6か月ころから
生後6か月ころになると、離乳食が始まって日中の活動もしやすくなり、外出回数や外出時間も増えてくる頃です。外からの刺激がぐんぐん増えて、首が座った赤ちゃんの視野も広がり好奇心の芽が増えていく頃です。日中の活動はしやすくなりますが、反対に夜はなんだか興奮して寝ない、ということが見られやすい時期になります。
人見知りなど情緒の発達も著しい時期なので、日中の活動や刺激は必要ですが、それが過剰だと落ち着かないなあ、というようなぐずぐず夜泣きやなかなか寝ない、ということも見られます。
夜泣きのピークは8か月ころ
8か月ころになると日中の活動中も自己主張が目立ってきて、かんしゃくを起こす赤ちゃんも増えてきます。情緒がよく発達している証拠なので、これ自体は発育が順調な証なのですが、日中はなんとか対処しても夜中になると大人もさすがに疲弊してきます。
産後からの疲れも出やすい時期で、ママとパパもばて気味な所へきて夜泣きのピークがくるので参ってしまうこともあります。ママは原因不明の発熱をしたり、体調面に現れてくることもあります。
一般的には1歳半ころまで続く
1歳半くらいになると立って歩くことができる子がほとんどになり、日中の活動量がぐんと増えてきます。離乳食も進み、相当量を食べられる子が増えて夜も長い時間よく眠れるようになってくるでしょう。夜泣きしていた子も少しずつ、睡眠時間が安定してくるころです。ただ、おっぱいが大好きな子などは夜中も欲しくなって起きてしまう子もいますし、まだ個人差が多い時期です。
遅い子だと2歳くらいまで続く
夜泣きは一度おさまったように思えてもまた再開したり、断続的に続くこともあってきづけば2歳近い、ということもあるでしょう。2歳くらいの子の夜泣きは、昼寝のタイミングがずれたり長すぎたり、日中の活動量が少なかったりなど原因も分かることも増えます。
夜泣きの原因
はっきりとはわかっていない
夜泣きの原因ははっきりと解明されてはいません。そもそも赤ちゃんの脳や情緒の発達は、ある程度は分かってきているものの個人差も激しく、まだ未知数な部分も多いのです。日中興奮させすぎちゃったかな、などと予測と経験で何となく言われている原因が多いのです。
時と場合による
夜泣きが始まったかな、という赤ちゃんも必ず毎日夜泣きをするというわけではありません。たまによく寝てくれる日があったり、連日激しい夜泣きが続いたりとその時と場合で変化します。日中の活動状況など原因を探りたくなりますし、原因がある場合もあるのですが、なんでだか分からない、という時も多くそれは普通のことなのです。
個人差がある
赤ちゃんは生まれたその瞬間から、もっと言えばお腹にいる時から個人差があります。生後すぐからよくおっぱいやミルクを飲んでまとめてよく眠る赤ちゃんもいれば、30分ことに授乳してママはいつ眠ったか記憶にない…などという状態になる赤ちゃんもいます。その子の特徴やリズムに気付いて、受け入れて対策を考えましょう。
不快症状
夜泣きの原因がある程度分かる時もあります。ママが近くにいなかったり具合が悪かったりして不安になっていたり、日中次々と知らない人や環境に会い興奮している、などという赤ちゃんにとっては不快な症状の時です。また、眠くなれば寝かしつけてもらわなくてもスーッと寝てしまう赤ちゃんもいますが、ほとんどは抱っこしてもらったりおっぱいやミルクと共に、また添い寝など何かしらで寝かしつけてもらわないと眠れないものです。
寝方が分からない、というのは大人になると理解しにくいものですし、大人からすると「眠ければ寝たらいいのに」と思ってしまいますが、眠気は赤ちゃんにとって不快なものと言われています。特に神経質な赤ちゃんは寝るのに一苦労です。
睡眠サイクルの乱れ
日中のお昼寝が長すぎたり、なかなか寝なかった結果夕方17時ころに眠けのピークを迎えて寝てしまったり、まったくお昼寝しなかったことで何だか興奮してしまったり、という状況の時があります。睡眠サイクルが崩れて、夜中に元気満々で遊びたがって日中は疲れて眠ってばかり、というのは不自然な状況なので赤ちゃんも不快で泣くことが増えるでしょう。
刺激やストレス
好奇心旺盛な赤ちゃんでも、まだまだママやパパの庇護の下にいたい時期です。通常と違う環境に長くいたり、知らない人に次々と会ったり、騒音の激しい場所などと強すぎる刺激はその理由や理屈が分からない赤ちゃんにはストレスです。親戚の集まりなどで、周りは可愛くてちょっとキャーキャー騒いでしまうこともあります。赤ちゃんにとっては見知らぬ環境と人で刺激が強すぎる、と感じて夜泣きすることもあります。
0歳から2歳までの夜泣きの特徴
2~4か月
夜泣きと言っても、空腹でミルクや授乳、おむつが濡れて気持ち悪いなどの生理的欲求のことが多いでしょう。その都度対処することである程度解消できます。
5か月~1歳
情緒が目覚ましく発達してくる時期なので、日中の活動状況や環境で夜泣きすることもあります。また生活リズムを作っていく過程で、お昼寝との関連でリズムがくるって夜泣きしたりということが増えてきます。
1歳以降
1歳過ぎると生活リズムは整ってきますが、保育園に入園したり卒乳が近づいたりなどとなれた環境の変化があることがあります。これらが刺激となって夜泣きすることがあります。
2歳以降
2歳過ぎると多くの子は生活リズムが整ってきますが、それがくるうと夜泣きすることがあります。お昼寝の時間や長さを調整する必要があります。できるだけ15時前までに終わらせること、2~3時間以内にすることなどで夜の寝つきを良くしていきます。
0歳から4歳までの夜泣きの対策
2~4か月
この時期の赤ちゃんは、生理的欲求で起きることが多いのでその欲求を満たしてあげましょう。授乳やおむつ交換などで、泣けば来てくれる安心感を得ると、段々落ち着いてくることもあります。ただしばらく泣いているようなら、抱っこして背中をトントンしたりさすったりスキンシップを図りましょう。
5か月~1歳
夕方になると決まって泣く「黄昏泣き」「夕方泣き」などがみられることもある時期で、情緒面の発達著しいときです。抱っこしてあやしたり、お気に入りの音楽や音で気をそらすなどが効果があるかもしれません。また、感覚も発達してきているので暑いや寒いなどの環境面も配慮しましょう。汗をかいていたり、不快感覚のありそうな服は着替えるなども有効な時があります。
6か月過ぎて歯が生えてくると歯がムズムズする時もあるようです。歯固めや歯ブラシで気分良くなることもあります。
1歳以降
体力もついてきて体もしっかりしてくるので、あまりぐずぐずするなら少しベランダで外の空気を吸わせたり、ドライブで車の振動で心地よくする、なども手です。パパやママも気分転換になります。子どもによっては落ち着くアイテムをもっていることもあります。ママのパジャマやぬいぐるみなど、そういったアイテムがあればまだまだそれに甘えてよい時期です。
2歳以降
昼夜のリズムがはっきりしてくるので、生活リズムを整えることで夜泣きを少なくしていきます。朝はなるべく早起きして、太陽を浴びたり外気に触れるようにして、お昼寝は15時をすぎないこと、3時間をすぎないことなどその子に合わせた時間を作るようにします。
寝る前は本を読む、などスキンシップと共にルーチンの行事を作って眠る気分にしていきます。日中はたっぷりスキンシップをとり、夜は満足して眠れるのは理想です。
夜泣きによるママのストレス解消法
気分転換のドライブ
赤ちゃんが生まれてから、赤ちゃんと片時も離れることなく過ごす場所も家とその周囲ばかりという状態はよくあるものです。ただ、それもあまり長く続いたり更に夜泣きが重なればストレスも溜まってきます。それが赤ちゃんに伝染して、更に赤ちゃんが不安になって泣いたりと悪循環を呼ぶことになりかねません。
いつもと少し違う景色を見るためにドライブなどは良い気分転換になります。車に乗っているときは、赤ちゃんは寝てしまうことも多いので、多少リラックスできるのではないでしょうか。
違う部屋での深呼吸
同じ空気の中で悪戦苦闘していて良い方向へ向かうことは、あまりありません。赤ちゃんの安全を確保しておいて、2~3分程度手を離しても大丈夫ですから、違う部屋で深呼吸してくるのも良いでしょう。赤ちゃんは寝言で泣くこともあるので、案外2~3分深呼吸している間に寝てくれたりすることもあります。
パパに協力してもらう
育児でママが中心になるのは、10か月お腹にいた都合上仕方ないことでしょう。しかし、生まれてからママでないと絶対に出来ないのは直接母乳を与える授乳だけです。パパはミルクもあげられるし、抱っこやおむつ交換もできます。ママが倒れてしまう前に、パパにも存分に慣れてもらって、手伝いという感覚では無く育児をしてもらいましょう。
赤ちゃんの夜泣きにバテてしまわないように
赤ちゃんが夜泣きをすると、どうしたんだろう、どこか具合わるいのかな、と色々考えてしまいがちです。原因があって夜泣きする時は、その原因を除けば良いのですが、案外原因が無いこともあるようです。生活リズムを整える、環境調整をする、など出来る工夫をしたらあまり原因究明にこだわらないで「今だけのこと」と割り切り、泣かせてあげるのもひとつです。
その渦中にいる時はいつまで眠れないんだろうと途方にくれますが、必ず終わるときはくるのでおおらかに構えましょう。そして夜中も育児に奮闘する自分を大いに褒めてあげましょう。
おすすめ夜泣き対策グッズ
ママと赤ちゃんのためのナチュラルブランド「AMOMA(アモーマ)」の「ベビースリープ」は、赤ちゃんの夜泣きに悩むママにおすすめのブレンドエッセンシャルオイル。ヨーロッパや地中海で収穫された新鮮な3種類のハーブを原料とし、合成香料・防腐剤などは無添加の精油を作りました。
ラベンダーとベルガモット、クラリセージの香りが、赤ちゃんの「すやすや習慣」をサポートしてくれるでしょう。やさしく香るように、寝かしつけやお昼寝のときにアロマディフューザーに入れて使うと良いですね。
引用元:www.amoma.jp■この商品を購入した方の口コミ
夜中に1〜2時間に一回ほど泣いて起きていたので寝不足で辛い毎日が続いていましたが、ベビスリープを試したところ、寝つきがとてもよく9時間1回も起きずに寝てくれました。
(20代 女性)