【体験談あり】ランドセルの選び方は?11個のポイントと失敗談をご紹介!
ランドセルの購入を検討すると、その種類の多さにびっくりしますよね。ランドセルのデザインやカラーが豊富で、何を基準に選ぶべきか悩みませんか。6年間使用するランドセル選びを失敗しないために、押さえておきたいポイントと失敗談をご紹介します。
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目次
ランドセル選びに失敗しないためには?
テレビなどで「ラン活」という言葉を聞いたことはありませんか。ラン活とは、小学校入学を控えた我が子のランドセルを選ぶ活動を意味する造語です。ままのて編集部に寄せられた体験談とあわせてランドセル選びのポイントをご紹介します。
早い時期から選びはじめる
ランドセルの購入を検討し始める時期は年々早まる傾向にあるといわれていますが、人によって異なりますよね。入学する1年前から検討を開始する人もいれば、入学数ヶ月前に考える人もいるようです。セイバンによると、ランドセルの購入時期は夏休みごろにピークを迎えます。
新作ランドセルの販売開始時期はメーカーやブランドによって異なります。早いところでは4、5月ごろから新作ランドセルの予約や販売がスタートします。人気があるメーカーのランドセルは5月ごろには売り切れることがあるため、早い時期からランドセルを選び始めると安心です。
ランドセルを取り扱っているショップによっては、期間限定で「早割」などの割引サービスを実施している場合がありますよ。割引は購入時期が遅くても行われるケースがありますが、品薄で限られた色やデザインのランドセルしか選べない場合があるので注意しましょう。
入学の1年前からパンフレットなどでチェックを始めました。お盆の時期に予約をしました。(男の子)
(karasawa07さん/34歳)
入学する前の1月ごろから始めました。(男の子)
(nsyさん/46歳)
選択肢を絞った上で子どもの好みを聞く
ランドセルはバリエーションが豊富ですよね。メーカーの公式サイトやカタログを見て、ある程度選択肢を絞ってから子どもの好みを聞いてみましょう。子どもは色やデザインだけでランドセルを選びがちですが、背負いやすさなどの機能面も大切なポイントです。選択肢を絞ることで子どもが選びやすくなりますよ。
子どもが気に入ったランドセルにしないと大事にしません。(男の子)
(ぼーいさん/37歳)
ランドセル選びの失敗談
ままのて編集部に寄せられたランドセル選びの失敗談をご紹介します。ランドセル選びの参考にしてみてくださいね。
近所のショッピングセンターでランドセルを購入しました。同じデザインの子どもが数人いたため、間違えて背負ってしまったことがあります。直営店やネットショップで販売されている限定デザインを選べば良かったです。(女の子)
(のんのんさん/49歳)
いろいろなショップを見てからランドセルを決めれば良かったです。(女の子)
(ぴのちゃんさん/41歳)
価格を押さえて合皮のランドセルを選んだらすれるのが早かったです。使い方によっては、ショルダーの部品が取れてしまいます。(女の子)
(すももさん/43歳)
ランドセルの頑丈さに違いがあるとは知りませんでした。(女の子)
(aipipapa04さん/35歳)
【機能面】ランドセル選びの6つのポイントは?
ランドセルの機能は、どのランドセルを選んでも同じではありません。ランドセルによって違いがありますよ。機能面から見るランドセル選びのポイントをご紹介します。
ランドセルの素材
ランドセルに使用されている主な素材は、天然皮革、人工皮革、合成皮革です。素材の詳細は以下の通りです。
素材 | 重量 | デザインやカラー | 価格帯 |
---|---|---|---|
天然皮革(牛革) | やや重い | 少ない | 高い |
天然皮革(コードバン) | 重い | かなり少ない | 高い |
人工皮革(クラリーノなど) | 軽い | 豊富 | 安い~高い |
合成皮革(PUなど) | 軽い | 豊富 | 安い |
天然皮革は、牛革やコードバンと呼ばれる馬のお尻の革を使用しています。そのため高価ですが丈夫です。クラリーノなどの人工皮革は、軽量で雨に強くカラーバリエーションが豊富ですよ。合成皮革は、ポリウレタン製革を使用していることが多いため、格安でランドセルを購入できます。
店頭で展示されているランドセルの素材を目や手で確かめてみたり、生地見本の取り寄せが可能な場合は取り寄せたりして実際に確認してみるのもおすすめです。
ランドセルの軽さ・フィット具合
6年間背負うランドセルは、できるだけ軽量なものを選びたくなりますよね。ランドセルの重量は、使用している素材、メーカー、デザインなどによって異なります。ひとつの目安として、約800g~1,500g程度のランドセルが主流です。
具体的には、クラリーノなどの人工皮革のランドセルは約1,200g前後で、牛革などの天然皮革は約1,400g前後の重量です。ランドセルを背負ったときに、ランドセルと背中に隙間がなく身体にフィットしていると軽く感じます。
ランドセルは、重量だけではなく実際に背負ったときの体感重量が大切です。店舗でランドセルを背負うことができる場合は、背中とランドセルのフィット具合をチェックしてみましょう。
ランドセルの素材を牛革にしたら重くなったため、クラリーノにしておけば良かったです。(女の子)
(みちあき914さん/49歳)
工房系とメーカー系のブランド
ランドセルのブランドには、工房系とメーカー系と呼ばれるものがあります。メーカー系のランドセルは、天使のはねの「セイバン」、ふわりぃの「協和」、フィットちゃんの「ハシモト」などが有名ですよね。
メーカー系のランドセルは大量生産されているため、直営店やオンラインショップのほか、全国各地にある百貨店や量販店などでも購入可能です。工房系のランドセルは、土屋鞄、鞄工房山本などがありますよ。
メーカー系に比べると工房系のランドセルは生産量が限られています。直営店またはオンラインショップで購入できますが、生産量が少ないため早めの購入がおすすめです。
背カンと背中のクッション
背カンとは、金属製またはプラスチック製でランドセル本体と肩ベルトをつなぐ部品です。背カンは、ランドセルの背負い心地を左右する重要な部品になります。
背カンには、固定型背カン、連動型背カン(天使のはねなど)、非連動型背カン(フィットちゃんなど)の3タイプがあります。固定型タイプよりも、成長に合わせて動くタイプが背負いやすくおすすめです。
背中のクッション部分は背当てと呼ばれ、ランドセルを背負ったときに背中と触れる場所です。背当ては、背中にフィットしやすい形状になっているタイプや蒸れにくく通気性が良いタイプを選ぶと快適に背負うことができますよ。
洗濯・クリーニングが楽か
ランドセルは、水をはじく撥水加工がされているタイプを選ぶのがおすすめです。もしも、雨で濡れてしまったときは濡れたままにせずに拭き取りましょう。
また、クリーニング店によっては、ランドセルのクリーニングを行っています。店舗によって、料金やクリーニング可能な条件が異なるため確認してみてくださいね。
収納力・A4フラットファイルに対応しているか
ランドセルのサイズを確認すると、「A4フラットファイル対応」や「A4クリアファイル対応」と書かれていることがありますよね。A4フラットファイルとは、パンチで2つ穴を開けたプリントなどを綴じる紙ファイルのことです。A4クリアファイルとは、プリントなどを入れる透明なファイルのことを呼びます。
ランドセルは、A4フラットファイルにも対応しているものを選べると良いでしょう。ただし、小学校によっては、A4フラットファイルを使用しない場合があるようです。A4フラットファイルを使用する小学校では、ファイルが収納できるランドセルを選ぶと手荷物が減るため便利ですよ。
もう少しサイズの大きいランドセルにすれば良かったです。(女の子)
(Bluerose_tihhrさん/34歳)
【デザイン面】ランドセル選びの5つのポイントは?
ランドセルを選ぶときに、デザイン面からチェックしたいポイントをご紹介します。
縦型・半かぶせ型・横型のランドセル
ランドセルの形状は、「学習院型」と呼ばれる基本的な「縦型」が主流です。縦型のほかには、半かぶせ型と横型があります。また、一見学習院型のように見えるものでも、よく見るとヘリがない「キューブ型」と呼ばれるランドセルもありますよ。
半かぶせ型のランドセルは、かぶせと呼ばれる蓋の部分がランドセルの半分くらいの長さです。横型のランドセルは、横に長い形状で「ワイドランドセル」とも呼ばれます。横型や半かぶせ型のランドセルはデザイン性が高くおしゃれですよね。
以前に比べ、半かぶせ型や横型のランドセルが増えてきましたが、縦型に比べると圧倒的に取扱い数が少ないのが現状です。
ランドセルの色
ランドセルの色は赤や黒のシンプルな色はもちろん、カラーバリエーションが豊富ですよね。ピンク系の色でも濃淡が異なるとまったく違う雰囲気になります。本体の色と縁の色が異なるコンビカラーと呼ばれるタイプのランドセルもおしゃれで人気ですよ。
男の子に人気の色は、ブラック、ブルー、ブラウン系です。女の子には、ピンク、赤、パルテル系の色が人気です。人気のランドセルの色は、通学予定の小学校や学年、住んでいる地域などによって違う場合があります。
あまりにも特徴的な色を選ぶとひとりだけ目立ってしまったり、成長とともに選んだランドセルの色が嫌になってしまったりするケースがあります。6年間使用するランドセルの色は、ランドセルを使う子どもと相談して選ぶようにしたいですね。
刺繍入りか
女の子用のランドセルには、かぶせ部分などにかわいい刺繍が入っているデザイン性の高いランドセルがありますね。女の子用のランドセルに比べると控え目ですが、男の子用のランドセルにも刺繍が入ったタイプがあります。
刺繍入りのデザインのランドセルを選ぶ場合は、高学年に成長してからのことを考えて、飽きないデザインを選ぶのがおすすめです。
学校・地域の事情を考慮
小学校や地域によってもランドセルの傾向が異なるため、ランドセルを購入する前に確認しておくと安心です。ランドセル事情を知りたい場合は、知り合いの先輩ママやその小学校に通っている子どもに聞いてみると参考になりますよ。
登下校中の時間帯に歩いてみるなど、実際に生徒が背負っているランドセルの色やデザインなどを確認するのもひとつの方法です。
保証内容について
ランドセルを購入すると、基本的には6年間の修理保証が付いています。保証が付いているのは心強いポイントですが、保証内容や条件はメーカーによって異なります。また、海外製など購入するランドセルによっては、保証が付いていないケースがあるようです。
たとえば、工房系メーカーの池田屋はランドセルを壊しても壊されてしまっても無料で修理をしてくれます。ほかにもメーカーによっては、修理中に無料でランドセルを貸し出してもらえる場合があります。
ランドセルを購入するときは、保証の有無と保証内容を忘れずにチェックしましょう。ランドセル購入後のアフターサービスの問い合わせ先や、問い合わせ方法も確認しておくと安心ですね。
6年間使用することを考えて選ぼう
ランドセルを選ぶときに重視するポイントは人により異なります。小学校生活の6年という長い期間、子どもが安心して使用できるランドセルを選びたいですよね。子どもの希望を聞きながら、後悔のないようにランドセルを選びましょう。
限定デザインや限定色のランドセルは、発売開始や予約開始と同時に完売してしまう場合があります。ままのて編集部に寄せられたランドセル選びの失敗談も参考にしながら、6年間使用する大切なランドセルを親子で選んでみてくださいね。