【2020ランドセル】工房系の人気15選!販売スケジュールや売り切れ時期など徹底比較
近年人気の工房系ランドセルは早々に売り切れることがあり、ランドセル選びは早めにスタートしたほうが良いといわれています。この記事では、人気のランドセル工房の販売時期や、売り切れが予想される時期などを徹底比較します。
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目次
工房系ランドセルが近年人気!
ランドセルには大きく分けて「メーカー系」と「工房系」のふたつがあります。近年人気なのが「工房系」のランドセルです。
工房系のランドセルはオーダーメイドで、こだわりを持ちながら職人が一つひとつ手作りしています。生産個数が限られるため、早い時期に完売してしまうことが多いですが、人とかぶらないランドセルが欲しい人にとっては魅力的なランドセルだといえるでしょう。
有名ランドセル工房3社を徹底比較
土屋鞄
丈夫で美しいランドセルを手作りする土屋鞄は、工房系ランドセルの中でも高い人気を誇ります。型崩れを防ぐ強度の高いマチや肩ベルトの付け根を手縫いするなど、長く使うための工夫を随所にほどこしています。1年生に魅力的に映るだけでなく6年生になっても似合う色を展開している点には、子どもへのやさしさも感じられますね。
デザインのバリエーションは少ないものの、独特の深みがある上品な色合いのランドセルが豊富です。なかにはフタの内側に華やかな柄が取り入れられているシリーズもあります。また、肩ベルトは立ちあがっていないため、子どもによってはランドセルが後ろにずれやすいかもしれません。
【クラリーノ】62,000円
【牛革】70,000円~
【コードバン】94,000円~
【ヌメ革】100,000円
池田屋
池田屋のランドセルは牛革と人工皮革のハイブリッドで作られているため、丈夫で軽いのが特長です。防水機能が優れていることから、雨の日でもランドセルの中の教科書が濡れる心配がいりません。水に強いため、水と中性洗剤でお手入れできる点もうれしいですね。
池田屋のランドセルには6年間の保証が付いています。子どもがお友だちと遊んでいてふざけてランドセルを壊してしまっても、無料で修理してもらえます。近年流行の華やかなカラーも揃っていますが、どれも落ち着いた色合いなので、高学年になってもお気に入りのまま使えますよ。
ランドセルにほどこす刺繍は強度を下げると考え、池田屋では刺繍の装飾を採用していません。そのため、デザインはとてもシンプルで、かわいさやかっこよさでランドセルを選びたい子どもとは意見が食い違うこともあるようです。別売りの刺繍シールを貼ってかわいくすることもできます。
【クラリーノ】44,280円~
【ベルバイオ】57,240円
【牛革】65,880円~
【コードバン】95,040円
鞄工房山本
鞄工房山本は「6年間毎日使うランドセルは使いやすくすっきりした見た目が良い」と考え、ランドセルは装飾はあっても控え目です。手間ひまをかけて美しさと耐久性を上げるコバ塗りの工程をランドセルにも取り入れたため、高級感が感じられますよ。
なお、肩ベルトの立ちあがりはないため、子どもによってはランドセルの重さを感じやすいかもれません。
【クラリーノ】59,000円~
【牛革】57,000円~
【コードバン】94,000円~
土屋鞄・池田屋・鞄工房山本の比較表
土屋鞄 | 池田屋 | 鞄工房山本 | |
---|---|---|---|
長所 | ・丈夫で美しい ・品格がある | ・軽くて丈夫 ・カラーが豊富 | ・種類が豊富 ・高級感のあるコバ塗り仕上げ |
短所 | ・シンプルすぎるデザイン ・肩ベルトが立ちあがっていない | ・装飾が少ない | ・肩ベルトが立ちあがっていない |
重量 | 約1,150~1,490g | 約1,100~1,400g | 約1,240~1,500g |
価格帯 | 人工皮革 62,000円~ 牛革 70,000円~ コードバン 94,000円~ ヌメ革 100,000円~ | 人工皮革 44,280円~ 牛革 65,880円~ コードバン 95,040円~ | 人工皮革 59,000円~ 牛革 67,000円~ コードバン 94,000円~ |
販売期間 | 4月10日~ | 3月1日~ | 4月7日~ |
こだわりのランドセル工房おすすめ12社一覧
ランドセル工房 生田
大阪に拠点をおくランドセル工房生田は、手作りランドセルの専門店です。熟練の職人が工夫を重ねながら「丈夫で背負いやすいランドセル」を作っています。
愛らしく主張し過ぎない花のモチーフが女の子に人気です。セレクトオーダーで自分好みに仕上げられるため、ランドセルへの愛着が増すようですよ。
【牛革】55,000円~
【コードバン】75,000円~
萬勇鞄(まんゆうかばん)
萬勇鞄は「親子のためのランドセル」をコンセプトに掲げ、職人が一つひとつ手縫いで作り上げているランドセル工房です。6年間使い続けられる丈夫さや飽きのこないデザインにこだわっているため、派手すぎないものが揃います。
一方で、内側がおしゃれだったり、華やかで個性的なカラーがあったりするので、楽しくランドセルを選べるでしょう。工房系のランドセルでは珍しく肩ベルトが立ちあがっているのも注目ポイントです。
一つひとつ手作りしているため、早く注文しても納期が3月になる場合があることを承知しておきましょう。
【人工皮革】52,920円~
【牛革】61,560円~
【コードバン】93,960円~
オオバランドセル(大峽製鞄)
オオバランドセルは昭和10年創業の老舗店で、学習院をはじめとする多くの有名国立・私立小学校のランドセルを手掛けています。超一流の素材を使って丁寧な手仕事で作り上げ、文部大臣賞連続7回の受賞経験もあります。
伝統的なデザインのものばかりではなく、淡いカラーやハートや星のモチーフをデザインしたランドセルもあります。種類によってはA4フラットファイルに対応していない点に注意してくださいね。
【クラリーノ】51,840円~
【牛革】66,960円~
【コードバン】93,960円~
ガルソン
口コミで人気が広がったさいたま市のランドセル工房ガルソンは、品質の良さと低価格が自慢のランドセル工房です。すべてオーダーメイドでA4フラットファイルに対応しており、背負いやすさに定評があります。
店舗はおしゃれなショール―ムとは違い、地域密着型でこじんまりしています。公式サイトにはあまり情報がないので、不明な点はメールで直接問い合わせる必要があります。
【人工皮革】40,500円~
【牛革】47,500円~
村瀬鞄行(むらせばんこう)
名古屋で60年以上に渡ってランドセルを作り続ける村瀬鞄行は、多数の受賞経験もある人気工房です。こだわっているのは「飽きないデザイン」「壊れにくい丈夫さ」「使いやすい機能性」で、特に丈夫さを大切にしています。
軽くするために補強材を省くことは一切しないため、A4フラットファイル対応のランドセルは100gほど重くなります。しかし、工房系ランドセルとしては珍しく肩ベルトが立ちあがっているので、重さは感じにくいでしょう。
【人工皮革】60,000円~
【牛革】67,000円~
【コードバン】87,000円~
中村鞄製作所
1960年創業の中村鞄製作所は、子どものためにさまざまな工夫を凝らしたランドセルを手作りしています。
たとえば、背中のクッションはNASAで使われているもので、肩や背中への負担を和らげます。反射材は肩ベルト、横マチ、かぶせの3ヶ所に付けられ、360°どの角度からでも光を反射して子どもの安全を守ります。イニシャルを無料で刺繍してもらえるサービスも人気です。
発売開始日が注文方法によって異なる点に注意してくださいね。
【人工皮革】50,000円~
【牛革】65,000円~
【コードバン】88,000円~
スドウ
東京の下町、葛飾のランドセル工房スドウは「丈夫さ」と「機能美」を大切にランドセル作りをしています。定番スタイルからカラフルなもの、オーダーメイド品まで揃い、好みや予算に合わせて選ぶことができます。
特に17色あるカラーはどれも個性があって魅力的です。デザインよりランドセルの色でお友だちと差をつけたい子どもにおすすめです。
支払方法が銀行振り込みと代金引換に限られる点には注意してくださいね。
【牛革】50,000円~
【コードバン】71,000円~
モギカバン(MOGI)
昭和4年創業の老舗店モギカバンは「伝統と先進性の融合」を追求し、新しい素材を使った斬新なデザインのランドセルを熟練の職人が手作りしています。すべてのランドセルがA4フラットファイルに対応し、マチは12cm以上と大容量です。種類も豊富で、牛革で65の型・色が用意されています。
直営店は群馬と栃木にあり、展示会は東京、横浜、千葉、埼玉のみでの開催です。ランドセルの配送は3月中旬になる場合があることを承知しておきましょう。
【クラリーノ】50,000円~
【牛革】61,000円~
【コードバン】89,000円
羽倉(HAKURA)
羽倉は鞄の街として知られる兵庫県豊岡市のランドセル工房です。2018年に特許庁認定の地域ブランド「豊岡鞄」にランドセルとして初めて認められました。品質の高さは折り紙付きです。
一番の特徴はかぶせにビョウがない点です。特別な製造方法を開発し、強度を落とさずパーツを固定することに成功しています。37ものカラーバリエーションがある点も見逃せません。好きな色や実際に背負って似合う色をきっと見つけることができるでしょう。
展示会は予約が必要で定員があるため、早めに申し込みましょう。
【人工皮革】52,920円~
【牛革】59,400円~
【コードバン】91,800円
フジタ ランドセル
雪国生まれのフジタランドセルは、雪にも雨にも負けない確かな防水性と丈夫さが自慢です。ヘリのないキューブ型のため、コンパクトなままA4フラットファイルに対応しています。
デザインは派手すぎずシンプルすぎないちょうど良さで、6年間飽きずに使えそうですよ。背あての色を7色から選べるので、お友だちとかぶらない個性も演出できます。
店舗が山形店と福島県に限られていますが、全国で展示会が開催されます。先着予約制の会場もあるので早めにチェックしましょう。
【クラリーノ】49,000円~
【牛革】68,000円
黒川鞄工房
明治時代に富山県で創業した黒川鞄工房は、地域一番の鞄専門店として100年以上もの長いあいだ地元住民に親しまれています。
畳の上の特注作業机で作られるランドセルには日本が誇る伝統工芸の手技が濃縮され、品格が漂います。コードバンのランドセルの品揃えは工房系ランドセルの中でもトップランクです。
本革のランドセルしか生産していないため、クラリーノなど人工皮革の軽いランドセルを探している人には向きません。ただし、肩ベルトの立ちあがりがあるので、体感重量の軽さは期待できそうです。
【牛革】62,640円~
【コードバン】84,240円~
神田屋鞄製作所
「カルちゃんランドセル」でおなじみの神田屋鞄製作所は「軽くて丈夫で6年間使えること」を大切にランドセル作りをしています。オーダメイドランドセルの質の高さから、工房系ランドセルと一緒に検討されることが多いメーカーです。
オーダーメイドランドセルは、色や模様を自由に組み合わせることができ、男の子の5割強、女の子の8割近くがオーダーメイドを選んでいるそうです。デザインの組み合わせは2億通り以上もあるため、満足のいくデザインを決めるまでには少し時間がかかるかもしれませんね。
【クラリーノ】70,000円~(特割62,800円~)
【牛革】86,000円~(特割78,000円~)
※オーダーメイドランドセルの価格
工房系ランドセルの販売スケジュールと売り切れ時期
ブランド名 | 販売開始時期 | 販売終了(目安) | カタログ請求の時期 |
---|---|---|---|
土屋鞄 | 4月10日~ | 5月14日まではすべて受注 以降は徐々に終了 | 3月末から発送 |
池田屋 | 3月1日~ | 10月末くらいから徐々に終了 | 1月上旬から受付 |
鞄工房山本 | 4月7日~ | 人気モデルは即完売 | 1月下旬から発送 |
ランドセル工房 生田 | 4月20日~ | 人気モデルは夏休みまでに完売 | 3月中旬から発送 |
萬勇鞄 | 3月23日~ | 7月上旬くらいに終了 | 3月上旬から受付 |
オオバランドセル | 4月14日~ | 販売直後から完売の可能性あり | 3月中旬から発送 |
ガルソン | 3月末時点で受付中 | 7月上旬くらいに終了 | 3月末時点で受付中 |
村瀬鞄行 | 3月16日~ | 4月上旬くらいから徐々に | 3月から発送 |
中村鞄製作所 | WEB 3月20日~ その他 4月8日~ | 5月には完売の可能性あり | 9月上旬から受付 |
スドウ | 3月10日~ | 5月には完売の可能性あり | 12月下旬から受付 |
モギカバン | 店舗 4月6日~ WEB 4月11日~ | 8月以降売切れが増える | 3月中旬から発送 |
羽倉 | 3月15日~ | 5月31日までの注文はすべて受注 昨年は8月末で受付終了 | 3月下旬から発送 |
フジタランドセル | WEB 3月1日~ 店舗 3月20日~ | 5月ごろから徐々に | 2月下旬から発送 |
黒川鞄工房 | 店舗 3月27日~ WEB 4月3日~ | 夏休みにほぼ完売 昨年は11月末で受付終了 | 11月1日~3月22日 以降はデジタルカタログで |
神田屋鞄製作所 | 3月21日~ | オーダーメイド:10月末くらい その他:5月末くらいから徐々に | 3月上旬から発送 (デジタルカタログあり) |
心を込めて作られた工房系ランドセルで素敵な6年間を
ピカピカの新しいランドセルは1年生の象徴で、子どもにとっては6年間をともに過ごす大切な相棒です。それだけにこだわって選びたいというママやパパは多く、工房系ランドセルの人気を後押ししています。
手作業で心を込めて作られたランドセルは、子どもを守ってくれるようにも感じますよね。入学が待ち遠しくなり、素敵な6年間を一緒に過ごせるランドセルをぜひ見つけてくださいね。