「それでもやっぱり子どもはかわいい…!」元保育士の編集者が笑って泣いた、保育士実録マンガをご紹介!
フォロワー数・9万人!(2019年4月現在)Twitterで話題の作家、でこぽん吾郎さんが描く保育士実録マンガは、ご自身が保育士時代に経験した、子どもたちの「かわいいだけじゃない」天真爛漫な様子が描かれ、多くの読者から共感を得ています。ここでは、保育士として勤務経験があるままのて編集部員Kが、その魅力をご紹介します!
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目次
■はじめに【元保育士・ままのて編集部員K紹介】
保育士として3年間の勤務を経験した後、現在は子育てメディア「ままのて」の編集者として、マンガや記事の編集・執筆業務を行う。保育士時代は、0・1歳の異年齢児クラス、3歳児クラスを担任。暗いイメージが立ち込める保育士のイメージを払拭しようと、日々奮闘中です…!
「保育士実録」 でこ先生について
元保育士の「でこぽん吾郎さん(@Dekopon_56)」は、自身の保育士体験を元にマンガ「保育士実録 でこ先生」を描き、ご自身のTwitterに投稿しています。
でこ先生は女性ですが、マンガには男性保育士として、仮の姿で登場しています。
本作では、自由奔放な子どもたちに翻弄されつつ、愛を持って接するでこ先生の様子が描かれています。「そうだったんだ…!」と、普段はなかなか保育園のリアルを知ることができない子育てママだけでなく、日々保育に奮闘する保育士たちから、多くの共感の声が寄せられています。
第33話「寝かしつけエンドレス」
このワンシーンに、「あるある」と大きくうなずいたママも多いのではないでしょうか。
元保育士・ままのて編集部員Kも、新人の頃にはどうしたら良いかわからず、ひたすら抱っこしては降ろしてを繰り返し、あたふたしていました。
「保育士」と聞いて、「寝かしつけ」や「食事のお手伝い」など、育児のすべてを難なくこなしていると思われる方も多いのではないでしょうか。
しかし、毎日の子どもたちの様子に翻弄されてしまうことは、保育士も同じです。
保育士も、日々試行錯誤を繰り返していくことで、子どもたちとの関わり方をつかんでいきます。そのようにして子どもと関わる「コツ」をつかむプロフェッショナルが、保育士なのではないかと、私は思っています。
大人にも大切なこと…?
第17話「鬼電話」
エンドレスで続く寝かしつけに、子どもたちからの容赦ない強烈スキンシップなど、保育士の毎日はバタバタです。
「それでもやっぱり、子どもって素敵…!」と思えるワンシーンがあります。
お友達にちょっかいを出しつつも、「お山の鬼さん」に素直に怖がるまーくんはやっぱりかわいくて、でこ先生も思わずきゅんとしていましたね。
そんな第17話ですが、元保育士・ままのて編集部員Kが感激したのはこちらのシーンです。
鬼さんはとても残念がっていた。「本当はいい子なのに」って…
「本当は先生や友達のことが大好きなんだろう?」
「だったら、スカートめくったり、お尻を叩いたりせずに…」
「遊びたいなら、一緒に遊ぼうって言えばいいって…!」
鬼さんはまーくんに期待している…
「自分の思いを相手に素直に伝える」ということは、大人でもなかなか難しいことですよね。
日々子どもたちと接していると、そんな「当たり前だけれど、大切なこと」にたくさん気づかされます。このようなところも、育児の醍醐味ではないでしょうか。
でこ先生の本作を読んでいて、私は保育士時代に先輩から言われた、印象的な一言を思い出しました。
それは「子どもたちにパワーをあげるんじゃないの。子どもたちから、パワーをもらうのよ。」という言葉です。
大人として日々子どもたちと生活していると、「この子たちを何とかしてあげなきゃ」と意気込み、空回りしてしまうこともあると思います。しかし、「子どもと一緒に成長していこう」という気持ちで、肩の力を抜いてみることも良いのかもしれませんね。
そんな、日々の子育てを明るく軽やかにしてくれる、でこ先生の本作は、今育児や保育をがんばっている方だけでなく、これからママや保育士としてがんばろうとしている方にも、おすすめの作品です。(文:ままのて編集部員K)
著者情報
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