君の肌にふれてきた記憶、ずっと忘れない… 個展「ふれる」に込められたyukkoさんの想い
ままのてで連載中の作家・yukkoさん。心に響くストーリーの数々を世に送り出し、SNSでも深いファンが多く大変な人気を誇ります。そんなyukkoさんが2022年6月22〜26日で去年に続き2度目の個展を開催しました。ままのて編集部のレポとして、yukkoさんが心を込めて描いた作品と個展の様子をお届けします。
本ページはプロモーションが含まれています
目次
作家・yukkoさんが個展を開催
自身で感じた想いを真っ直ぐに表現した作品が印象的な、ままのてでも活躍中の作家・yukkoさん。yukkoさんの作品を見たママたちから「癒やされる」「共感する」「泣ける」とのたくさんの声が ままのて にも届いています。
そんなyukkoさんが2022年6月22日〜26日で、去年に続き2度目の個展を開催しました。
テーマは「ふれる 〜それは、遠い肌の記憶〜」
yukkoさんにしか表現できない感性と優しさに包まれた個展に、ままのて編集部員もお邪魔しました。そのときの様子をレポートします。
場所:「HIROSHIGE GALLERY」東京都渋谷区恵比寿南2丁目10-4
※個展は、消毒やマスクの着用、検温など、感染症対策をきちんと行い開催されました。
yukkoさんの瑞々しい世界観
画廊に足を踏み入れた瞬間から、yukkoさんの優しさに包まれた空気を感じました。白を基調とした画廊内は、yukkoさんの作品からかもし出されるやわらかでみずみずしい雰囲気が漂い、足を踏み入れたとたんからホッと心が安らぐのを覚えました。
画廊の入り口から白い壁に飾られたyukkoさんの作品を見渡すと、やわらかな空気をまとったキャンパスにそっと触れたくなるような水彩画が並んでいました。
「ふれる」に込められたyukkoさんの数々の想い
今回の個展のテーマは「ふれる」。
yukkoさんの作品には、子どもたちのその時でしか触れることのできない瞬間がたくさん詰まっていました。子どもの肌の感触、何かを感じ取っている心の感触。そして何かをじっと見て記憶している強い眼差し。どの絵も色彩が豊かで、思わず手を伸ばしたくなる作品ばかりです。
yukkoさんの作品の中の子どもたちは、何かを感じて考えて、心も身体も大きく成長している瞬間が描かれているように思いました。
yukkoさんが感じた、赤ちゃんのほっぺの感触を表現した作品です。どのように作品を創造したかyukkoさんに尋ねたところ、アクリル絵の具で表現されたとのこと。「抽象的ですが…」とyukkoさんのお言葉がありましたが、編集部員の目には赤ちゃんのほっぺたのやわらかさやその情景がひしひしと伝わってきました。
子どもの成長や個性はその子それぞれ。その瞬間でしか感じることができない、子どもたちにふれた感触。思わず手をのばしたくなるような作品の数々は、yukkoさんの今回の個展のテーマ「ふれる」に通じていました。
ままのてでも反響が大きかった作品の展示も
yukkoさんがコロナ禍で第二子を出産したときのエピソードです。2020年から流行した新型コロナウイルスの影響が長引き、大切な人に会えないつらさ、そして大切な人の健康を気遣う想いなどさまざまな気持ちを抱く時代となりました。yukkoさんも、感染予防のため赤ちゃんとお母さまとを直接会わせることができずに悩まれたようです。
お母さまの孫を想う気持ちと、赤ちゃんに会えない8ヶ月間の葛藤を綴ったときのエピソードは、編集部員にとっても思い出深い一コマでもありました。
yukkoさんのメッセージ
引用元:note.com個展は、別々毎日を送る方と人生が交差する特別な空間。
この空間こそが私の新たな「ふれる」体験となりました。まずは、怖くても自分の裸の感情と拙い作品をさらけ出すこと。そこから初めて相手の感情に触れさせてもらうことができたように思います。
見に来てくださった方。お守りのようなな温かい言葉をかけてくださり、本当に有難うございます。
今回足を運ぶことができなかった方にもいつかお会いできるよう、毎日の小さな出来事を大切にしながら創作を続けていきたいと思います。
編集部員がyukkoさんの個展にお邪魔したのは去年に続いて2回目です。去年の個展とはまた少し違った、優しくも作品ひとつひとつに子どもたちの力強さを感じたのが印象的でした。yukkoさんの描くものはテーマや気持ちを真っ直ぐ伝える純粋性が高い作品ばかりです。今回の個展では、その中でもより真っ直ぐなメッセージが詰まった作品を拝見しました。
yukkoさんの作品を間近で感じようとたくさんのファンの方が来廊され、遠方から来られた方もいたそうです。ご覧になった方がそれぞれyukkoさんの作品を通じて感じるものがあったことでしょう。残念ながら今回は来廊できなかった方も、yukkoさんのSNSなどを通じてさまざまなことを感じたのではないでしょうか。
見るの人の心にそっと寄り添うyukkoさんの作品をこれからも応援し続けたいですね。
ままのて編集部
※Twitter「#個展ふれる」のハッシュタグより、一部の作品を閲覧できます。
※この記事は2022年7月時点の情報をもとに作成しています。
個展開催者情報
4歳と1歳の男の子を育てる2児の母。
「子育ての中で見つけた、瑞々しい気持ちを表現したい」という思いから水彩画を描いています。
子どもとの何気ない時間を大切にしたいという気持ちを込めた「#忘れたくない瞬間」シリーズのほか、離乳食を舞台にした「りにゅうこく物語」もTwitterで人気を集めています。
yukkoさんの2021年の個展の様子
2021年のyukkoさんの個展の様子はこちらからご覧いただけます。
「ままのて」連載中:yukkoさんの作品
yukkoさんの作品は動画も大人気
ままのてで人気の育児漫画が動画でも楽しめます。今後も「泣ける」と話題のyukkoさんの漫画動画を随時更新していく予定ですよ。
その他育児に関するお役立ち情報がたくさんありますよ。字幕付きのため、音声なしでもお楽しみいただけます。ぜひチャンネル登録してくださいね。
ままのてのTwitter・Instagramをフォローすると、最新マンガの更新情報をご確認いただけます。ぜひフォローお願いします。