【元気満点】4歳児の遊びの特徴は?屋内遊びと屋外遊びのおすすめ14選
4歳児といえば幼稚園の年少から年中さんの年です。集団生活にも徐々に慣れ、遊び方もダイナミックになる年代ではないでしょうか。自分の身体を上手にコントロールできるようになり、言葉でお友達とコミュニケーションがとれるようになる子どもも増えてくるでしょう。ここでは、そんな4歳児のおすすめの屋内遊びと屋外遊びを紹介します。
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目次
4歳児が喜ぶ遊び方は?
身体のバランス感覚をいかした遊び
4歳児が喜ぶ遊び方は、子どもの発達と大きく関わっています。4歳になると以下の行動ができる子どもが増えてくるでしょう。
・両足そろえてジャンプする
・片足でケンケンする
・ボールを遠くまで投げる
・でんぐり返しをする
・ブランコが上手に漕げる
徐々にバランス感覚が備わってくるので、今までよりも大きく身体を動かす遊びを喜ぶようになります。
コミュニケーションを図る遊び
言葉を上手に使って、自分の気持ちを伝えることができるようになる子どもが増えます。おしゃべりが上手になるころですね。言葉を使った遊びも喜んでするようになるでしょう。
おしゃべりができるようになると、友達とコミュニケーションをとって楽しめるようになり遊びの幅が広がります。保育園や幼稚園で、友達と関ってブロックやおままごとなどの遊びが楽しめるようになりますよ。
4歳児の遊び方の特徴
特定の友達が増えてくる
4歳児になると仲の良い友達ができてくる子どもが増えます。保育園や幼稚園でも、決まったお友達と遊ぶことがあるのではないでしょうか。最初はうまくいかなくても徐々に自分たちでルールを決めて遊べるようになるので、今までよりも幅広い遊びを楽しめるようになりますよ。
まねごとやごっこ遊びをするようになる
4歳児は、子どもによってはごっこ遊びを好みます。動物や好きなキャラクターになりきって、自分の世界観を持った遊びをすることもあるでしょう。おままごとではママや子ども、赤ちゃんなどそれぞれの配役を自分たちで決め、いろいろなシチュエーションを子どもたちで考えるようになります。
喧嘩は自分で解決するようになる
お友達と遊ぶことが増えれば、当然トラブルが起こることも増えてきます。自我が芽生えている4歳児は、自分の思い通りにいかないと我慢できないこともありますよね。
しかし、4歳児は徐々に相手の気持ちを考えることができるようになります。遊んでいてお友達と喧嘩になってしまっても、相手の気持ちを考えて自分たちで解決する力を身につけることができますよ。
喧嘩しなければ仲直りの方法を知ることができません。遊びを通じて他者との関りを育むという学びがあります。
言葉遊びをするようになる
4歳になるとたくさんの単語を使うようになります。理解する力が発達してくるので、ママやパパ、先生やお友達とのコミュニケーションを楽しむようになる子どもも増えるでしょう。言葉への興味も強くなる時期なので、簡単なしりとりなどの言葉遊びも楽しめるようになりますよ。
ものを作って遊ぶ
4歳になると、手先が器用になります。はさみを上手に使えたり折り紙を折ったりできるのもこのころからです。
工作など、手先を使った遊びを楽しむようになるでしょう。想像力をふくらませながら、はさみやのり、折り紙を使ってひとつのものを作り上げるようになります。身近にある廃材で工作遊びを楽しみ、部屋に飾る姿も見られるようになるかもしれませんね。
【屋内遊び】4歳児のおすすめ7選
ここでは、4歳児が楽しむめるおすすめの屋内遊びを7つご紹介します。雨の日やお友達をお家に呼んで遊ぶ際の参考にしてみてください。
1.ブロック遊び
4歳児は手先が器用になるので、ブロック遊びを好む子どもも少なくありません。レゴブロックのような小さめのブロックでも器用に持って組み立てることができますよ。自分が作りたいものを想像して作らせてみると、驚くほど上手に作る子どももいるでしょう。
この時期にたくさんブロック遊びをして、たくさん想像力を養いたいですね。集中力も身に付くかもしれませんね。
2.工作
身の回りにあるトイレットペーパーの芯や牛乳パックなどを使って、工作してみましょう。4歳になると、はさみやのりを使える子どもが増えます。折り紙を好きな形に切ってトイレットペーパーの芯や牛乳パックにのりで貼るだけでも、楽しい遊びになりますよ。
3.折り紙
徐々に手先が器用になり、折り紙遊びが得意になる子どももいます。折り紙で飛行機を作って、誰が一番遠くまで飛ばすことができるか競っても良いですね。
4.あやとり
あやとりは、徐々に指先を使うことに慣れてきた4歳ごろから楽しく遊ぶことができます。「ほうき」や「橋」などを作って親子で楽しんでみてはいかがでしょうか。
しかし、あやとりは毛糸や紐を使うので、子どもの首などに引っ掛かって危険なことがないように注意して遊んでくださいね。
5.お絵かき
4歳ごろから、お絵描きの幅が広がります。人の絵ひとつとっても、顔・身体・手足を上手に描くことができるようになるでしょう。洞察力もするどくなり、車や家を描く子どもも増えます。
たくさんの色を使い分けて、さまざまな雰囲気の絵を楽しむようになりますよ。
6.粘土
粘土を使って、立体的なものを作る子どもが増えます。何かを作らなくても、粘土をちぎったり丸めたりこねたりと、粘土の感触を楽しむ子どもも多いでしょう。できあがった作品を使ってお人形ごっこのように遊んだり部屋に飾ったり、楽しむ幅が広がりそうですね。
7.風船遊び
4歳児には、風船を投げたり飛ばしたりする遊びもおすすめです。たくさん風船をふくらませて、風船に囲まれているだけでも楽しめるでしょう。
風船はやわらかく空中に浮きやすいので、4歳児でも楽しく打ち合うことができます。親子で打ち合って、数の数え方を教えてあげても良いですね。
【屋外遊び】4歳児におすすめの7選
室内遊びの次は、おすすめの外遊びをご紹介します。4歳になるとルール性のある遊びも理解して楽しめるようになるので、ぜひやってみてください。
1.公園の遊具
4歳になると、公園にあるさまざまな種類の遊具で遊べるようになります。ブランコをこいで遊ぶようになり、なかには立ちこぎできるようになる子どももいるでしょう。段差のある場所からジャンプしたり広い公園を走りまわったりと、いろいろな遊びにチャレンジさせてみましょう。
公園では遊具の順番を守らなければいなどのルールがあります。順番を守って友達と交代で遊ぶことの楽しさを教えてあげましょう。
また、安全面には十分に注意する必要があります。子どもの姿から目を離さず、危ないときはすぐに駆けつけられる距離で見守るようにしましょう。
2.探検遊び
いろいろなことに興味を持つ時期なので、公園や近くの神社などを探検しながら遊ぶのもおすすめです。たとえば草むらで虫を探したりおもしろい形の石を探してみたり、草や花をつんでみたり…。いろいろなものを見つけて「何ていう名前の虫かな」「何ていうお花かな」と興味を引きだしてあげましょう。
図鑑を見ながら探検すると、より楽しめるかもしれません。子どもの純粋な発見に大人も勉強になることがたくさんありますよ。
3.鬼ごっこ
4歳になると、鬼ごっこのような単純なルールを理解して遊ぶことができます。男の子も女の子も好きな遊びで、走り回ることで運動になります。
4.ごっこ遊び
ごっこ遊びは、4歳の男の子も女の子も好きな遊びです。男の子は主に戦いごっこで遊ぶでしょう。親としては「お友達と戦いごっこして喧嘩にならないかな」とヒヤヒヤしますが、よく見ていると悪役の子はいないのです。みんなそれぞれヒーローになりきって架空の悪者と戦っていることが多いので喧嘩になることはあまりありません。
4歳の女の子のごっこ遊びは「家族ごっこ」や「お姫さまごっこ」などアットホームなごっこ遊びが多いです。砂場の砂でケーキやお団子などを作り、それらを利用してごっこ遊びをする姿をよく目にします。お友達と相談しながら配役を決めひとつのストーリーを作り上げていく様子は、見ていても楽しいですね。
5.ボール遊び
ボールを投げたり蹴ったりすることも上手になるのが4歳児です。弾んだボールを取ることができるようになるのもこのころで、キャッチボールやサッカーで遊ぶことができますよ。親子でたくさん身体を動かして遊べますね。
遊びを通してボールを使うことで、運動機能にも良い影響を与えるでしょう。たくさんボールに触れさせればコツをつかみ、どんどん上達していきますよ。
6.自転車
4歳ごろに自転車を購入する家庭も多いのではないでしょうか。体力もついてきてバランスもうまくとることができるようになるので、スムーズに自転車に乗る子どもも増えるでしょう。
補助輪を外して上手に自転車に乗る子どももいますよ。大人が安全を見守りながら、たくさん練習させてあげてくださいね。
7.シャボン玉
子どもはシャボン玉が大好きです。ふくらませたシャボン玉を追う楽しみもあります。
4歳になると上手にシャボン玉を作ることができる子どももたくさんいますが、まだシャボン玉液を誤って飲んでしまう危険もある年齢です。まずは正しい使い方を教えてあげましょう。口にくわえずにシャボン玉が作れるグッズがたくさんあるので、好みに応じて使用しても良いですね。
4歳は危険が増える時期でもある
4歳児は運動量が増えるので、走ったり高いところに登ったり、そこからジャンプしたりと、ふとした瞬間に怪我が増える時期でもあります。ボールを追いかけたり、鬼ごっこをしたりして走っているときに、誤って道路に飛び出してしまわないように大人が見守ってあげましょう。
事前に「飛び出したら危ないよ」「危ないところは登っちゃいけないよ」と確認しておけば、4歳児はだいたいを理解します。危ない場所へ近づかない、道路へ飛び出さないと、親がきちんと教えてあげることも大切ですよ。
4歳児の遊びに関する体験談
息子は仮面ライダーが大好きだったので、幼稚園でも常に戦いごっこをしていたようです。近所のお友達と遊ぶときも、戦いごっこで遊んでいましたよ。
架空の悪者相手を友達と協力してやっつけているような遊びでしたが、誤ってお友達に怪我をさせることのないように見守っていました。
娘が4歳のころは、家族ごっこがブームでした。お友達と家の中で遊ぶときも外で遊ぶときも毎日「家族ごっこ」をして遊んでいました。家族ごっこはとても微笑ましく、ママやお姉ちゃんなど登場人物がリアルなことも多いので、見ているだけで楽しめますよ。
ママ役はとても人気で取り合うこともありましたが、母親とは女の子にとって誰もが演じたい憧れの存在なのかもしれないなぁと感じ「これからもママを頑張るぞ」と勇気をもらった瞬間でした。
近所のお友達が自転車を上手に乗っているのを見て、4歳頃に自転車を購入しました。その友達とたくさん自転車を練習していた効果もあり、4歳のときには補助輪なしで乗ることができました。バランス感覚が発達し、いろいろなことができるようになる時期だなと思いましたよ。
心も身体も大きく成長する4歳児にはのびのびとした遊びを
4歳になると、他人と触れあうことで相手の気持ちがわかるようになり、自分の気持ちを相手に伝えるといった成長が見られるころです。バランス感覚も発達して、行動の幅も広がるでしょう。子どもが心から楽しいと思える遊びをどんどんやらせてあげれば、生活の中でもさまざまな成長がみられるのではないでしょうか。
子どもの成長や興味には個人差があります。子どもが好きなことや興味のあることをのばしてあげて、成長をサポートしてあげられると良いですね。
※この記事は2020年3月時点の情報をもとに作成しています。