4歳児の絵本の選び方は?読み聞かせのメリットやおすすめ20選!

4歳児は保育園や幼稚園では年中さんとなる歳です。園ではたくさんの歌や絵本に囲まれ、自分から絵本を読んでと言ってくる子も増えます。自己主張ができるようになることで、自分が読みたい絵本が増えてくるのではないでしょうか。そこで、4歳児におすすめの絵本と4歳児の絵本の選び方をご紹介します。

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目次

  1. 4歳児にはどんな絵本がいいの?
  2. 4歳児に絵本を読み聞かせるメリット
  3. 4歳児の絵本の選び方
  4. 4歳の女の子におすすめの絵本10選
  5. 4歳児の男の子におすすめの絵本10選
  6. 4歳の絵本をRakuten・Amazonでチェック!
  7. 4歳児が絵本で学べることはたくさん
  8. あわせて読みたい

4歳児にはどんな絵本がいいの?

4歳になると色々なことに興味や好奇心が増え、自分から「○○が好き!」「〇〇したい!」というような自己主張がどんどん増えてきます。4歳は幼稚園や保育園に通っている場合は年中さんになる年齢です。集団生活を経験し友達との関わり合い、思いやりの気持ち、助け合いの気持ち、譲り合う気持ちなど、さまざまな経験によって子ども自身も成長していきます。そんな4歳児には、どのような絵本がおすすめなのでしょう。

4歳児に絵本を読み聞かせるメリット

親子のコミュニケーションになる

絵本の読み聞かせは、親子にとってとても大切な時間です。普段は家事や仕事に追われるパパママも、このときだけは子どもとじっくり向き合う貴重なときです。パパママが絵本の役になって声を変えて読んでみたり、身体全身を使って表現することも、親子のコミュニケーションをはかるのに大切なことです。一緒に布団に入って絵本の読み聞かせをしたり、膝の上に乗せて密着した状態で読み聞かせをしてあげると、スキンシップが増えて絵本の読み聞かせをすることだけでなく、親子の愛情表現が豊かになるでしょう。

想像力をはぐくむ

「このあとどうなるかな?」と次の展開を想像させるような絵本の読み聞かせや、アニメのように映像が動かないシンプルな絵を見て、子どもはどんなことを考え発想するのか、パパママも子どもに聞いてみましょう。そして、一緒に「こうじゃない?」と考えることで子どもの発想力、想像力を引き伸ばします。4歳になる頃にはさまざまなジャンルの絵本を読むことで吸収する力も増え、感受性豊かな子どもが育ちます。

言葉を覚える

4歳児にはわからない言葉や読めない字が、絵本にはたくさんあります。たくさんの絵本を読んでもらうことで、絵本のイラストと言葉を照らし合わせ、単語の名前や言葉の意味、字が読めるようになります。知らない言葉を覚えることは4歳の子どもにとって、冒険のようなわくわくドキドキした気持ちになるのではないでしょうか。

世の中の仕組みを知ることができる

昔から言い伝えられ読み聞かされている絵本は、世の中をテーマにしているお話が含まれていることがあります。良いこと、悪いこと、人との接し方といった世の中で必要なことを描いた内容の絵本もあります。絵本を通じて、世の中の仕組みを知り理解する力が身に付くでしょう。

心が安定し発達する

親子の絵本の読み聞かせは、ただ絵本を子どもに読むだけでなく、読み方や問いかけなどを工夫するだけで、子どもの発達を促します。コミュニケーションやスキンシップの時間が子どもの愛情を発達させ、心が安定し優しい子どもが育つでしょう。

4歳児の絵本の選び方

ルールやコミュニケーションを学べるもの

鬼ごっこをするときのルール、じゃんけんのルール、4歳児は友達との関わりの中でさまざまなルールを身に付けていきます。遊び時間だけでなく、トイレに行く時間、トイレの後ご飯の前には手を洗うことなど、日常生活や集団生活のルールを知ることも大切です。4歳児の絵本選びのポイントとして、ルールや人との関わり合い、コミュニケーションの取り方を学べる絵本選びが大切でしょう。生活のルールを描いた絵本、友達と公園で遊ぶシーンが描かれた絵本など、ジャンルを問わず探してみましょう。

想像力を膨らませられるもの

一人遊びから友達同士で遊ぶことが増え、ごっこ遊びやおもちゃを使って何かに見立てて遊んでみたりと、遊びの幅が広がるのも4歳児だからこそ。公園や園庭では、木の実や葉っぱ、石を使って遊んだり、何かの道具の代わりにしてみたりと、発想する力が芽生え想像力が膨らみます。そんな4歳児におすすめの絵本は、冒険の様子を描いた絵本のような、次の展開を想像したくなる絵本選びがおすすめです。

知識を身に付けることができるもの

4歳児の女の子は料理やおしゃれといった、ママの真似をしたくなる年頃です。料理の名前が描かれた絵本や食べ物の名前、お店屋さんではどんなものが売っているのか学べる絵本がおすすめです。また、4歳児の男の子には、車や電車の名前、お巡りさんや消防士といったお仕事の名前を描いた絵本がおすすめです。何回も読んでいくうちに、自然と物の名前や職業の名前などの知識を身に付けることができるでしょう。

4歳の女の子におすすめの絵本10選

1.どうぞのいす

どうぞのいす
¥1,080〜(2018/11/02 時点)

■作:香山 美子
■イラスト:柿本 幸作
■出版社:ひさかたチャイルド

柔らかい絵のタッチや主人公のうさぎは、女の子の心をくすぐります。みんなが幸せになるハッピーな話が、優しい心を育んでくれるのではないでしょうか。

2.ちょっとだけ

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ちょっとだけ
¥972〜(2018/11/02 時点)

■作:瀧村 有子
■出版社:福音館書店

子だくさんパパで有名な「つるのたけし」さんが、最近テレビ番組でちょっとだけの絵本を紹介していました。つるのさん自身も読みながら涙されていました。もうすぐお兄ちゃん、お姉ちゃんになる子どもの気持ちがくみとられ、4歳のお子さんだけでなく親も学ばされる絵本です。

3.わたしのワンピース

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わたしのワンピース
¥1,188〜(2018/11/02 時点)

■作:西牧 茅子
■出版社:こぐま社

空から落ちてきた白い布でうさぎはワンピースを作ります。そのワンピースはとても不思議で、お花畑や雨模様といった背景に合わせて、ワンピースの模様も変化していきます。絵はキレイというよりも、子どもが描いたようなタッチで、逆に子ども心をくすぐるのかもしれません。おしゃれに目覚める4歳頃の女の子にピッタリですね。

4.こんとあき

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こんとあき
¥1,404〜(2018/11/02 時点)

■作:林 明子
■出版社:福音館書店

こんというキツネのぬいぐるみと少女あきとの冒険ストーリーです。二人はとても仲良しで、こんとあきはおばあやんの家に向かいます。道中で起こる数々のハプニングにも、負けずに乗り越え目的地へ向かいます。それも友情関係が強く結ばれている証拠です。心温まるストーリーに、特にぬいぐるみ好きな女の子におすすめです。

5.頭のいい子を育てるおはなし366

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頭のいい子を育てるおはなし366
¥2,484〜(2018/11/02 時点)

■作、出版社:主婦の友社

1日1話、366日分のさまざまなジャンルのお話が描かれた絵本です。読み聞かせように作られているため1話は3分程度ですが、気に入ったお話は何度もお子さんがリクエストしてくることもあります。何度も読み聞かせることで子どもの発想力、想像力が磨かれ、昔話や童話だけでなく伝統、落語、詩のような知識を身に付けられる話もあります。子どもの将来にも繋がるおすすめの一冊です。

6.からすのパンやさん

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からすのパンやさん
¥1,080〜(2018/11/02 時点)

■作:加古 里子
■出版社:偕成社

カラスの町にある1件のパン屋さん。80種類以上のパンが描かれていて、料理に興味を持つ子どもにおすすめです。パンの形もなじみのあるものから、一見変わった形のパンまで見た目でも楽しめる絵本となっています。パン好きにはたまらない一冊ですね。4歳頃の女の子は、おままごとや料理が大好きなので親子で一緒に楽しめる絵本ではないでしょうか。

7.はじめてのおつかい

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はじめてのおつかい
¥972〜(2018/11/02 時点)

■作:筒井 頼子
■出版社:福音館書店

1977年に発行されてから、ずっと読み続けられている絵本です。5歳のみいちゃんが、赤ちゃんのお世話で忙しいママの代わりにおつかいに出かけるお話です。おつかいの初めから最後までのみいちゃんの気持ちが描かれたストーリー。子どもとみいちゃんを照らし合わせることで、子どもはおつかいをしてみたいという挑戦の気持ちが芽生えるかもしれません。お世話好きな女の子におすすめの絵本です。

8.リサとガスパールのであい

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リサとガスパールのであい
¥1,296〜(2018/11/02 時点)

■作:アン・グットマン
■出版社:ブロンズ新社

リサとガスパールは、キャラクターは知っていたけど絵本になっているのは知らないという方も多いようです。可愛らしいリサとガスパールのキャラクターは、子どもだけでなく大人からも愛されています。二人の出会いの秘密やケンカをしたあとの仲直りの仕方など、友達関係の接し方の勉強にもなるのではないでしょうか。

9.おおきなおおきなおいも

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おおきなおおきなおいも
¥1,296〜(2018/11/02 時点)

■作:赤羽 末吉
■出版社:福音館書店

実際にある幼稚園での遊びをヒントに生まれた絵本です。子ども達が描いた大きなさつまいもをどうやって掘り出そうか、発想力や想像力があふれ出る作品です。この絵本のおかげでさつまいも好きになった!というコメントもあるようです。男の子にも女の子にもどちらにも読んでほしい、4歳児におすすめの絵本です。

10.くれよんのくろくん

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くれよんのくろくん
¥1,296〜(2018/11/02 時点)

■作:なかや みわ
■出版社:童心社

カラフルなクレヨンたちの中で、どうやらくろくんだけが仲間外れになってしまいます。しかし、最後はくろくんの活躍によってみんなと仲良しに!この絵本を読んだ子どもたちは、きっとクレヨンでたくさんの絵を描きたくなるでしょう。特に4歳頃の女の子は、早い子では字が書けるようになりお手紙を友達に書く子もいます。いろいろなことを描きたくなるクレヨンのお話は、書くことが好きな子どもにおすすめです。

4歳児の男の子におすすめの絵本10選

1.おまえうまそうだな

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おまえうまそうだな
¥1,296〜(2018/11/02 時点)

■作:宮西 達也
■出版社:ポプラ社

男の子にとって、恐竜は強くてカッコイイ印象ではないでしょうか。憧れの恐竜の物語は、ラストが切なくて読んでいる親も涙してしまう絵本です。読み終わったあと、子どもはどのように思い、何を感じたのか一緒に話してみるのもいいのではないでしょうか。

2.ももたろう

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ももたろう
¥1,188〜(2018/11/02 時点)

■作:松居 直 イラスト:赤羽 末吉
■出版社:福音館書店

さまざまなももたろうの絵本がありますが、中でも昔ながらの言葉使いや古い絵の描写、ももたろうの原型を忠実に再現されている絵本ではないでしょうか。鬼は怖い生き物ということ、ももたろうとお供をする動物たちとの団結力、カッコイイもの好きな男の子にもってこいの絵本です。4歳児には少し言葉のなまりが難しいかもしれませんが、方言という言葉や意味を知り、ももたろうの物語からさらに知識が身に付くのではないでしょうか。

3.ぼくのおふろ

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ぼくのおふろ
¥1,296〜(2018/11/02 時点)

■作:鈴木 のりたけ
■出版社:PHP研究所

こんなお風呂があったら、お風呂に入るのが苦手な子どももきっと楽しくなっちゃう絵本ではないでしょうか。本当にあったらビックリするような形のお風呂が続々と登場します。笑って楽しめる絵本は、読み聞かせするだけでなく親子で参加しながら楽しめる一冊です。

4.パパはウルトラセブン/ママだってウルトラセブン

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パパはウルトラセブン/ママだってウルトラセブン
¥1,296〜(2018/11/02 時点)

■作:宮西 達也
■出版社:学研プラス

パパはウルトラマンシリーズから、ウルトラセブンが登場しました。ウルトラマン好きな男の子にもパパにもおすすめです。ウルトラマンセブンシリーズも人気があり、子どもに読み聞かせながら親自身も感動する場面がたくさんあります。

5.しんかんくんうちにくる

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しんかんせんくんうちにくる
¥1,404〜(2018/11/02 時点)

■作:のぶみ
■出版社:あかね書房

しんかんせんくんは、「ようちえんにいく」「クリスマス」などたくさんのシリーズが発行されている人気の絵本です。乗り物好きな男の子におすすめの一冊です。リアルな新幹線のイラストとは違い、子どもが入り込みやすい作品ではないでしょうか。

6.でんしゃのあいうえお

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でんしゃのあいうえお
¥1,296〜(2018/11/02 時点)

■出版社:交通新聞社

ひらがなに興味がなかった電車好きの子どもが、この本をきっかけにひらがなが読めるようになったというコメントが多くあります。電車の名前を覚えながらひらがなも学べるという点で、高評価なのかもしれませんね。

7.ジオジオのかんむり

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ジオジオのかんむり
¥972〜(2018/11/02 時点)

■作:岸田 玲子 イラスト:中谷 千代子
■出版社:福音館書店

強くて怖い王様のジオジオ。しかし実は一人ぼっち。年老いたジオジオは一人じゃ何もできないということを思い知らされ、次第に小鳥の子ども達とも仲良しに。強い王様は優しい心を持った王様だったのです。読んでいて気持ちがホッコリする物語で、強いと偉いは別物と知らしめる絵本ではないでしょうか。

8.カブトくん

出典:tshop.r10s.jp
カブトくん
¥1,404〜(2018/11/02 時点)

■作:タダ サトシ
■出版社:こぐま社

カブトムシが大好きな4歳の息子のために購入しました。息子も喜んでいますが、2歳の娘が結構気に入って、毎日のように「読んで」と持ってきます。

引用元:review.rakuten.co.jp

虫が好きな男の子におすすめの絵本です。自分と同じ大きさに育つカブトムシには賛否両論あるようです。しかし、カブトくんを幼虫から育て、一緒に遊んだ時間はとても貴重なひとときだったのです。次第にカブトくんは森へ帰りたくなります。人と人との別れがあるように、この絵本からは楽しかった思い出と旅立ちを学べる一冊となっています。

9.かいじゅうたちのいるところ

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かいじゅうたちのいるところ
¥1,512〜(2018/11/02 時点)

■作:モーリス・センダック
■出版社:富山房

文章はとても少なく、独特の絵が子ども心に強く印象に残る絵本です。いたずらっこの主人公マックスと怪獣たちのダンスは見どころ満載です。最初は絵を怖いと感じてしまうかもしれませんが、徐々にその世界に引き込まれていくのも長く読まれている証ではないでしょうか。

10.バムとケロのおかいもの

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バムとケロのおかいもの
¥1,620〜(2018/11/02 時点)

■作:島田 ゆか文渓堂
■出版社:文渓堂

バムとケロの絵本はたくさんシリーズが出るほど人気があります。おかいものでは、月に一度のバムとケロと友達のあひるカイちゃんと3人でのお買い物の様子が描かれています。たくさんのお店が登場し、絵を見ているだけで楽しい気持ちにさせてくれます。4歳児とお買い物って、「あれ買って!これ欲しい!」と駄々をこねたり、ゆっくり買い物したりするのは難しいですよね。そんなときに、親子で一緒にこの絵本を読んで買い物の楽しさを感じてみてはいかがでしょう。

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4歳児が絵本で学べることはたくさん

4歳児にとって絵本から見るもの、感じるもの、考えること、すべてにおいて吸収するものはたくさんあります。読み聞かせ中に「これは何?」と聞いてくることもたくさんあるでしょう。寝る前や手が空いている少しの時間に、親子のスキンシップやコミュニケーションの時間として、絵本の読み聞かせをしてあげましょう。子どもだけでなく絵本を読んでいるパパママも、絵本から感じることはたくさんあります。

子ども自身も考察力、想像力、発想力など、たくさんの力を身に付けることができます。親子で一緒に絵本を読むことで、子どもと一緒に成長していけるのではないでしょうか。

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