【月齢別】赤ちゃんの手遊び歌&ふれあい遊び13選!0歳の乳児の五感を刺激しよう!
0歳児=ねんねのイメージがありますが、赤ちゃんは遊ぶのが大好きです。赤ちゃんの脳内にある神経細胞は、誕生の時点でほぼ作り終えられています。見るものすべてに興味を示す赤ちゃんの吸収力に驚かされるでしょう。好奇心旺盛な赤ちゃんにぴったりの手遊び・ふれあい遊びをご紹介します。
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目次
赤ちゃん・乳児の喜ぶ手遊び歌・ふれあい遊びとは?
ねんねの時期の赤ちゃんとの遊びについて、「0歳児は遊びよりもお世話が中心」「一緒に遊べるようになるのは1歳を過ぎてから」となんとなく思っているママがいるかもしれません。また、小さな赤ちゃんとどう遊べば良いかよくわからないパパも多いようです。
そんなママやパパにおすすめしたいのが、手遊び歌やふれあい遊びといったスキンシップです。手遊び歌やふれあい遊びは最も原始的な遊びのひとつで、現代のようにテレビや色鮮やかなおもちゃがない時代から存在しています。特別な道具を準備する必要がなく、今日からでもすぐに始めることができますよ。
赤ちゃんは言葉こそ発せませんが、予想以上にママやパパの言うことを理解しています。簡単な手遊びや楽しいリズムに合わせたふれあい遊びなら、その楽しさにすぐ気が付くことができます。赤ちゃんが見せる新鮮な反応に、お疲れモードのママやパパもしばしほっこりするでしょう。
手遊びが赤ちゃん・乳児に与える効果とは?
脳の発育を促す
手は「第二の脳」「外部の脳」と表現されることもあるほど、脳の発育に密接に関わっています。遊びを通して手を動かすことで、脳にも良い刺激が送られています。
赤ちゃんの情緒が安定する
優しい笑顔と声で語り掛けることで、赤ちゃんは愛情を実感することができます。ちょっと照れくさいパパも、手遊びを通してなら取り組みやすいでしょう。楽しい手遊びに泣き止ませの効果を実感したママも少なくありません。
リズム感が養われる
メロディに合わせて手を動かすことで、遊びを通して「リズムにのる」ということを理解していきます。早くからリズム感が養われると、音楽が好きな子どもに育つかもしれませんね。
身体を動かす訓練になる
身体能力が未発達な赤ちゃんは、まだ思い通りに身体を動かすことができません。しかし、手遊びを通して手や指、首や目を動かす動作を繰り返すことは、身体の使い方を学ぶ機会となります。
赤ちゃんの手遊びはいつからできる?
手遊びはいつからでも始めることができます。極端なことをいえば、生まれたその日からでも可能です。もちろん生まれたばかりの赤ちゃんはすぐに同じ動作をすることができないので、まずは手の動きを見つめるのみでしょう。初めのうちは手遊びに対して笑うなどのリアクションもないので「あんまり面白くないのかな」と思うかもしれませんね。
それでも根気強く手遊びを見せるうちに、赤ちゃんは自然と歌を覚えていきます。そして、首すわり・腰すわりが完成し、自分の身体を思うように動かせるようになると、次第にママの手の動きを真似して手遊びに参加できるようになりますよ。
ポイントは赤ちゃんのリアクションがないからと1回2回でやめず、歌や動きを変えながら手遊びを続けることです。赤ちゃんが感情を表現できるようになるまで続けると、ある瞬間で急に笑顔を返してくれるようになりますよ。
生後1ヶ月頃からおすすめのふれあい遊び
いないないばあ
「いないいないばあ」遊びは、見えなくなったものを一時的に覚えておくことで、脳内における前頭前野の記憶(ワーキングメモリー)を鍛える訓練ができるといわれています。バリエーションを増やせば、赤ちゃんが大きくなっても飽きずに楽しめますよ。
ねんね期には赤ちゃんの顔にガーゼを当てながら遊んだり、首すわり・おすわり期にはハンカチやタオルでママの顔を隠して「ばあ」としたりなど、手でする以外にアイテムを使ってみると良いですよ。また、覆った顔を同じ方向ばかりでなく、横や下から出してみたり、顔出しに少し時間をかけてみたりするのも楽しそうですね。
意外性のある動きで赤ちゃんの興味を引きましょう。
生後3~4ヶ月頃からおすすめの手遊び歌
首がすわってきたら、ゴロ寝運動でバランス感覚を鍛えましょう。仰向けの姿勢ならねんね期の赤ちゃんも安全に楽しむことができます。
仰向けに寝かせた赤ちゃんの肩が床から離れない程度に足を持ち上げ、上下左右にゆらす動作は赤ちゃんの重力や遠心力を感知する器官が刺激されると考えられています。スキンシップを通してバランス感覚を鍛えることができるおすすめの運動です。
ぞうきんの歌
「ぞうきんの歌」は、ねんね期の赤ちゃんが無理なく安全に楽しむことができる手遊び歌のひとつです。赤ちゃんをぞうきんに見立ててぎゅっと触ったり、なでたり、つんつんしたりと、楽しい触れ合いが盛りだくさんですよ。歌詞は口伝による場合が多くさまざまなので、赤ちゃんに合わせた替え歌を楽しんでみても良いですね。
きゅうりができた
手遊び歌「きゅうりができた」では、軽快な歌に合わせ、きゅうりに見立てた赤ちゃんをリズミカルに調理していきます。最後はお行儀よく手を合わせて「いただきます」をしましょう。いろいろな動作が組み合わさった手遊び歌です。
フランスパン
赤ちゃんのむちむちした腕や足をおいしいフランスパンに見立てて遊んでみましょう。バターを塗ったりチーズを塗ったり、優しくなでる動きがたっぷりで、赤ちゃんも気持ち良さそうですね。
一本橋こちょこちょ
赤ちゃんが喜ぶ鉄板の手遊びである「一本橋こちょこちょ」は、なでる・叩く・つまむといった皮膚の感覚を養うさまざまな動きが取り入れられています。最後のくすぐりでは、赤ちゃんの笑い声が期待できそうですよ。
あたま・かた・ひざ・ポン
赤ちゃんの身体の部位をまんべんなく刺激する「あたま・かた・ひざ・ポン」はアレンジが可能で、ずっと繰り返しても飽きにくい手遊び歌です。成長すると歌詞に合わせて自分の身体をたっちして遊べるので、上のきょうだいがいる家庭にもおすすめですよ。
生後7~8ヶ月頃からおすすめの手遊び歌
ぐるぐる洗濯機
楽しい洗濯機の「ぐるぐる」の動きに合わせ、お腹や股関節を回します。覚えやすい簡単なリズムですが、動きはダイナミック。赤ちゃんをママやパパの足の上に寝かせ、最後は抱っこしたままぐるぐる回転するという密着度の高い遊び歌です。
大根漬け
ダイナミックに足を動かす「大根漬け」は、幅広い年代から人気の手遊びです。足を揉んだりなでたり、ベビーマッサージのような動きで赤ちゃんの足の発育を促します。
たまごをぽん
「ぱり」「ぽとん」「じゅわ」と効果音がたっぷり入った「たまごをぽん」は、擬音が大好きな赤ちゃんにぴったりの手遊び歌です。優しく赤ちゃんの手を取り試してみてください。
キャベツのおやまに
腰がしっかりしてきたら、ママのお膝にのせてできる「キャベツのおやまに」がおすすめです。楽しい歌に合わせて、ママの手が赤ちゃんの身体を登っていきます。短い歌ですが、赤ちゃんの部位を変えれば何度でも楽しめますよ。
生後10ヶ月~1歳頃におすすめの手遊び
ちょちちょちあわわ
癖になるリズムに合わせて腕を回したり、手のひらを口にあてて発声したりと楽しい「ちょちちょちあわわ」は、昔ながらのわらべうた遊びです。ついつい真似したくなる面白い擬音がたくさんで、言葉を話し始める1歳前後の子どもにぴったりの手遊び歌ですよ。短い歌ですが、赤ちゃんを刺激する要素がたっぷり詰まっています。
ひげじいさん
子どもに人気のお馴染みの手遊び歌です。ママやパパも子どものころに遊んだことがあるかもしれませんね。自分の手がひげやこぶ、めがねに変身するという動作を夢中で繰り返す子どもも多いようですよ。
とんとんとんアンパンマン
赤ちゃんが大好きなアンパンマンの手遊び歌です。昔から伝わる「とんとんとんひげじいさん」のリズムに合わせ、アンパンマンのキャラクターの特徴を手で表現していきます。座ったままできるので、小児科に行ったときの待合室での暇つぶしにもおすすめです。
バスに乗って揺られてる
身体つきがしっかりとしてくる1歳前後には、ダイナミックに身体を動かす手遊び歌がおすすめです。「バスに乗って揺られてる」では、赤ちゃんを乗せたパパやママの足をバスに見立てて、坂道やデコボコ道を進んでいく様子が楽しめます。楽しい音楽に合わせて進むと、まるで運転手さんになった気分ですね。
赤ちゃん・乳児期の手遊びにおすすめのCD・DVD
主に保育園や幼稚園で働く先生を対象に作られているだけあってシンプルですが、子どもが喜ぶ手遊び歌がたっぷりと入っています。今回紹介した手遊び歌も数多く収録されていますよ。DVDだけでなくCDもついているので、車移動のときに流しても良さそうですね。
赤ちゃんの手遊びにおすすめの絵本
阿部直美のふれあい手あそび歌あそびは、手あそびや指あそび、わらべうた、えかきうた、英語の歌、手話ソング、ハンカチあそび歌など、今すぐできる遊びがたくさん詰まった遊びブックです。バリエーションが豊かな101のアイデアがあるので、赤ちゃんの好みで遊びを選べることができます。親子のコミュニケーションを楽しみたい方にもおすすめの一冊です。
親子で楽しめる手遊び歌が22曲も入った絵本です。音声機能がついています。お手本を聞いて覚えたら、今度はカラオケモードにして自分で歌いながら遊んでみましょう。「もっと早く購入すれば良かった」という意見が多数の満足度の高い一冊です。
赤ちゃんの手遊び・ふれあい遊びに関する体験談
手遊び歌に関してままのてに寄せられた体験談を紹介します。
手遊び歌を歌うのがなんとなく気恥ずかしい気持ちがしていました。しかし、子どもが生後6ヶ月のときに参加したベビーマッサージで運動を兼ねた遊びの大切さを学び、見よう見まねでやってみたところ子どもに大ウケ。
キャッキャと喜ぶかわいい姿にすっかりはまってしまい、3歳になった今もやっています。最近はイヤイヤ期真っただ中ですが、ご機嫌斜めのときこそ手遊び歌の出番です。歌を通してたっぷりふれあい甘えさせてあげると、情緒も安定するようです。
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遊び方がわからない人こそ手遊び歌はおすすめ!
赤ちゃんの喜ぶことをしてあげたいけれど、どう遊べば良いのかわからないママやパパは意外と多いようです。特に第一子の場合は、お世話に必死で遊びまで頭が回らないこともあるでしょう。そんなときこそ手遊び歌の出番です。特別な道具がいらず、外出する必要もありません。
たった畳一枚分のスペースがあればできるものがほとんどのため、とても手軽に遊ぶことができます。楽しいだけでなく脳にも良い刺激があるようなので、非常に合理的な遊びといえるでしょう。恥ずかしがらず、今日からでもやってみてくださいね。赤ちゃんの新しい表情を引き出せるかもしれませんよ。