ネフ(Naef)のおもちゃ22選！プレゼントにも最適！知育や積み木など上質な商品がいっぱい

「ネフ」は質の良さと芸術性の高さに定評がある、木製素材を使用したスイス生まれのおもちゃメーカーです。ネフ社の創設者クルト・ネフはもとは家具職人でした。1954年に家具やインテリアをデザインするネフ社を創設し、1956年、本職の合間に作った最初の積み木「ネフスピール」が話題となりました。半世紀のときを経て、世界中で愛されるおもちゃを送り出しています。

ネフ社のおもちゃは、豊かな色彩と洗練されたフォルムが目をひくデザインです。赤ちゃんが使うラトルは単純な色と形の組み合わせで、握りやすさやしゃぶりやすさに定評があります。

積み木の数々は、色のグラデーションや独特な形から作り出される世界観が美しく、大人も思わずはまってしまうほどです。スイスやドイツで活躍する一流のデザイナーが生み出す、ハイクオリティーなおもちゃが特徴ですよ。

ネフ社は2012年に生産拠点をスイスからドイツに移しました。そのあとも生産技術や機械などは変えず、素材・原料もそのままに、ドイツの工場で職人の手を経てていねいに作られています。

使われている木は、ヨーロッパの環境基準を満たした森で育ったものです。赤ちゃんがなめてしまうことを想定して、人体や環境に影響を与えにくい安全な塗料が使われています。

ネット通販などで扱われている子ども向けの木のおもちゃの相場は、5,000円～10,000円ほどです。ネフのラトル類は3,000円前後からありますが、積み木の平均金額は約25,000円です。

子どものおもちゃと考えると、少し高めの価格設定といえるかもしれません。しかし、上質な素材やデザインにこだわって作られているので、プレゼントや記念品としても選ばれています。

緑、赤、青の3つの玉がかちゃかちゃと触れ合う音が心地良いティキです。小柄な日本の赤ちゃん向けに、特別に作られた仕様です。ほかのラトルと比べると軽めに作られ、柄の部分の握りやすさは抜群です。

ラトルとして振って楽しむことはもちろん、玉をおしゃぶりにしたり、指で転がしたりとお気に入りの遊び方を見つけてくれますよ。

手で持って遊ぶというよりは、モビールのように何かにぶら下げて遊ぶのに適したおもちゃです。ベッドサイドやベビーカー、プレイジムなどに取り付けると、鮮やかな5色の玉がゆらゆらゆれます。

隣り合う玉がカチカチと音を立て、赤ちゃんの興味を刺激してくれますよ。ラトルと同様に、おしゃぶりとしても使えます。

カラフルな玉がたくさんついたおしゃぶりラトルは、何に見えるでしょうか。答えはぶどうです。実がたくさんなったぶどうの房をイメージして作られているそうです。

5色の玉の数は各2個ずつの計10個で、一方の紐を引くともう一方が短くなる仕掛けもポイントです。ほかのラトルと比べ比較的重さがあるため、赤ちゃんの腕の力がついた6ヶ月頃からの使用がおすすめです。

ネフ社のラトルの中では重量感のあるカウミは、2つのリングがクロスした中に赤い玉が入って、コロコロと音が鳴る構造です。中でゆらゆら揺れる玉は取ろうとしても取れないというもどかしさがあり、その不思議が赤ちゃんを引き付けます。

デザインの美しさから、おしゃぶりにしておくのはもったいないという声も聞こえるほどです。赤ちゃんの腕の力がつくまでは、飾っておいてもかわいいですね。

赤ちゃんにとって、木のぶつかり合う「カラコロ」という音は気持ちの良いものです。ネフ社のラトルは舐めても大丈夫な塗料を使っていて、手触りも抜群の木製おもちゃです。リングは赤ちゃんの小さな手でも握りやすく、22gと軽量です。

はっきりした色は赤ちゃんの目にも楽しく、小さなリングは軽やかによく動きますよ。出産祝いの定番でもあり、プレゼントとしてもおすすめです。

ネフ社といえば、特徴的な積み木「ネフスピール」を思う浮かべる人が多いでしょう。家具職人が作った積み木「ネフスピール」が家具以上に売れたため、おもちゃを扱う現在の「ネフ社」になった、その原点ともいえる積み木です。

複雑な蝶のような形で、縦だけではなく斜めにも積むことができるようになっています。ただ重ねるのではなく「組み合わせる」ことで、安定して大きなものをつくることも可能です。ネフスピールと普通の積み木をあわせれば、さらに想像力が広がりますよ。

ネフ社はさまざまな「キュービック積み木」を発表していますが、なかでも一番スタンダードなのが「キュービックス」です。キュービック積み木とは、立方体を分割した積み木のことです。

繊細なグラデーションの積み木は、重ねるだけでオブジェに見えるほど芸術的です。複雑な積み方をすれば、「浮いているのかしら」と驚くほどアンバランスな形状にも変化します。立方体パズルとしても楽しめますよ。

「リグノ」はネフ社の代表作とも言うべき積み木です。木のなめらかな触り心地、子どもが好むはっきりした色合い、想像力を育む円と四角の組み合わせは、世界中の子どもたちをとりこにしています。

持ちやすく重ねやすい形状なので、ファースト積み木として人気のようです。型抜きしたり、ジョイントして連結したり、年齢に応じて高度な遊びができる優秀なおもちゃですよ。

「シグナ」は、立方体や円柱の積み木とスティックに付いたひもがセットになっています。単純に積み木として遊ぶことができ、ひも通しとして遊ぶこともできます。両方を組み合わせて連結させても楽しいですね。

スティックを横にすれば、ストッパーになってひもが外れないようにもできますよ。積み木自体は「リグノ」と同じ構造なので、ひもを外してリグノの一部にすることも可能ですよ。シンプルですが、集中力や手先の器用さ、発想力を学ぶことができます。

「キーナーモザイク」は、モザイクタイルのような美しさを放つ積み木です。積み木が収められた箱は、まるで宝石箱のようで見とれてしまいますよ。

積み木はすべて2.5cmの立方体で、それぞれが鮮やかな2色に塗り分けられています。並べたり積み重ねたりするだけでも、ひとつの芸術作品になりますよ。子どもの芸術面が大きく育ちそうです。子どもたちが作った作品は、ぜひ写真におさめてあげてくださいね。

「バウハウス バウスピール」は、船のような形の積み木です。もともとは1923年に作られたデザインで、長く愛されているのがわかりますね。すべて組み合わせれば立派な帆船に、一つひとつを橋や建築物に見立てることもできますよ。

美しい曲線が特徴で、四角いおもちゃでは作り出せない造形も想像できます。品質が良いだけではなく見栄えも豪華な積み木なので、プレゼントとしても華やかですよ。

「黄金比」をご存知でしょうか。人間が最も美しいと感じる比率のことで、さまざまな建築物や美術品などで取り入れられています。その黄金比で構成された「芸術的な積み木」がモデュロンです。

形は直方体と立方体のみ、色はくっきりした赤・青・黄・黒・白の5色にわかれています。芸術的なまでにシンプルですが、造形的にもデザイン的にも奥が深い積み木です。すべてがおさまるべきところに入れると正六面体になることから、パズルとしても楽しめますよ。

セラは、天才おもちゃデザイナーが生み出したオブジェのような積み木です。大小の積み木をぴったりはまるように組み立てていくと、1辺10cmの立方体となるのが特徴です。

曲線はなく、直線のみで作られた積み木は幾何学的で、動物の形を模したブロックよりも想像力をより強くかきたてます。道にしたり塔にしたり、さまざまな形状になりますよ。

アークレインボウは虹色のアーチ型の積み木です。小さい順に上へと重ねる遊びもできますし、カーブを下にしてゆらゆらと揺らすこともできます。お気に入りのぬいぐるみのゆりかごにもなりますよ。

ばちが付いているので、木琴のように異なる木の音を楽しむのも素敵ですね。置き方によって音が変わり、子どもの知的好奇心も育ちます。付属している小さなボールは、虹のトンネルにくぐらせたり、木のレールを作って通したりと、想像力で何通りもの遊び方ができますよ。

「コマ・オプトリック」は、おしゃれなモノクロのコマです。スタイリッシュなインテリアのようですが、回すとパステル色に変化する不思議なコマですよ。

「フェヒナーの色」という視覚トリックを利用していて、淡い青や赤など人によって違う色が見えてきます。コマとして楽しむのも良し、色の変化を楽しむのも良し、さまざまな条件で実験するのも良し。器用さだけではなく、知的好奇心を育ててくれそうですね。

カラフルないもむしがモチーフになった木のおもちゃです。きょとんとした目ところんとしたフォルムは、虫嫌いの子どもでもお気に入りになるほどの愛らしさです。

細かく別れた身体のパーツがそれぞれ動き、くねくねとさまざまな形に変化します。軽くひねるだけですぐに形を変えるので、力の弱い小さな子どもでも楽しめますよ。「はらぺこあおむし」の絵本が好きな子どもにもおすすめです。

ネフカーは、洗練されたラインの木製ミニカーです。シンプルな形で扱いやすく、いつまでも飽きないデザインです。木のおもちゃに定評のあるネフ社らしく、動きはなめらかで気持ちの良い触り心地ですよ。

木でできたドライバーは前後左右に傾き、向きを変えることもできます。車からは抜けないので、赤ちゃんが誤飲するリスクもありません。車好きの男の子へのプレゼントにぴったりですね。

ネフ社のロングセラーである「ひも通しポニー」は、色鮮やかなポニーの穴に、三色のひもを通すおもちゃです。指先を使ってひもを通すことで、集中力や器用さが育ちますよ。

ひとつの穴から何回もひもを通すことができるので、複雑な模様を作ることも可能です。くるくるとしたたてがみや、バツじるしの腹毛など、毎日違ったポニーと出会うことができますね。遊び終わった後はインテリアとして飾っておくと素敵ですよ。

アニマルパズルは、25ピースの四角いブロックが色鮮やかなライオン・うさぎ・ぞう・ふくろう・さる・くまへと変わるパズルです。ルービックキューブのように、六面体の一つひとつが動物の顔の一部になっています。

簡単そうに見えますが、一般的なパズルと違ってピースの形が同じなので、しっかりした観察力が必要とされますよ。小さいころは積み木として、イラストがわかるようになったらパズルとして遊べますね。

スイスといえば、真っ赤な背景に白い十字架の国旗ですよね。この国旗をデザインしたおしゃれな立体パズルが、ネフ社の「スイスの赤い牛」です。全6ピースのパズルですが、難解で大人でも解けない人続出です。解答もありますが、自力で組み立てるほうが達成感がありますよ。

子どもと協力して組み立ててみると、きっと楽しい時間が過ごせますよ。目を引くデザインなので、遊んだ後はインテリアにしても素敵ですね。お客さまの待ち時間に難問を説いてもらうというのも良いでしょう。

マグネフは、マグネットを利用したお絵かきおもちゃです。小さな穴が空いた黒い円盤の上に磁石付きのペンをかざすと、下から銀色の玉が浮いてくる仕様です。ペンを動かせば銀色の玉が次々と浮かび上がり、文字やイラストを形作ることができます。

金属と磁石が引かれ合う「カチッ」という感触が病みつきになりますよ。小さな玉は穴から出てくることはないので、誤飲の心配もありません。手や服が汚れることもなく、想像力と科学力が活発になるユニークなおもちゃです。

コロレムは黒いキューブと水溶性のパステル（チョーク）のセットです。シンプルな組み合わせですが、遊びの幅は無限に広がります。黒いキューブが黒板のように塗装されているので、パステルで自在に絵がかけます。

キューブを並べて大きなひとつの絵を書いても良いし、一つひとつを小さなキャンバスに見立てても構いません。絵を書いた後は飾ることもできますが、バラバラにすればパズルになりますよ。パステルは水溶性なので、濡れたスポンジで拭けば元通りです。何度も落書きと想像の楽しさを味わえます。

ネフ社の人気ベストセラーである「ネフスピール」。そのユニークな形ゆえに、初めはどのように積めば良いのか戸惑う子どもが多いかもしれません。こちらのパターンブックは、ネフ社で扱っている積み木のカタログであり、それぞれの積み木の造形例が数多く掲載されています。

どの例も芸術的な形で、見ているだけでも楽しいですよ。こちらのパターンブックがあれば、造形通りに作ってみようと挑戦する「模倣の力」や、ひとつの例から自分なりの新しい形を生み出す「イマジネーションの力」が育つかもしれません。

楽天・Amazonでネフのおもちゃの他の商品を探したい方は、以下のリンクを参考にしてください。

ネフ社のおもちゃは、遊び方に広がりがあります。そこに描かれたパターンやおもちゃの形状から、幾通りもの遊び方を生み出すことができます。子どもの感性に任せると、親が思いもよらない世界を作り上げてくれるかもしれませんよ。

しかも、ネフ社のおもちゃはその造形の美しさから、飾っておいても視界の邪魔になりません。子どもが作った作品は、インテリアにもなじみます。オブジェとして飾ったり写真にしたりと、家族で創作の楽しみを存分に味わってみてはいかがでしょうか。

ここでご紹介した以外にも、優れた作品が登場しているので、ぜひチェックしてみてくださいね。

※この記事は2020年4月時点の情報をもとに作成しています。