【2020】池田屋のランドセルの評判・口コミまとめ！展示会はいつ？売り切れの心配は？

ランドセルには大きく分けて「牛革」と「人工皮革」の2種類があり、全体にその素材が使われるのが一般的です。しかし、池田屋のランドセルは牛革商品でも表面以外の場所に人工皮革が使われ、人工皮革のランドセルにも部分的に牛革が使われています。ふたつの素材を適材適所で使うことで軽さと丈夫さを実現しているのが池田屋ランドセルの大きな特徴です。

池田屋のランドセルは人工皮革も牛革もすべて防水仕様です。牛革は水に弱く染みになりやすいのが弱点ですが、特殊加工が施されているため、雨の日でもカバーいらずで通学できます。

内側も樹脂加工が施された防水仕様のため、外側と一緒に水と中性洗剤でクリーニングできますよ。そのため、池田屋のランドセルは「水洗いできる」といわれるほどです。

ただし、丸洗いは完全に乾燥させるのが難しいため、推奨されていません。布やブラシに中性洗剤をつけて汚れをこすり、水拭きするだけで十分きれいになります。

ランドセルの良い点は両手が空いて安全に歩けることですよね。しかし、実際には荷物がランドセルに入りきらず、サブバッグを持つ子どもは少なくありません。

池田屋のランドセルは、12cmの大マチに加えて小マチが4.5cmまで伸びる大容量サイズなので、体操着や給食袋もランドセルにすっきり収まります。ベルトの調節は1年生でも簡単にできると好評です。

ほぼすべてのランドセルには6年間の保証が付いていますが、メーカーによって無料で修理してもらえる範囲は異なります。多くは「自然に壊れた場合」のみ無料で、故意やいたずらによるものは有料になることが多いようです。

しかし、池田屋のランドセルは、たとえ故意に壊してもお友だちに壊されてしまっても、理由を問わずすべて無料で修理してもらえます。代替ランドセルも無料、往復送料無料、修理不能の場合は新品と交換と徹底したサービスです。保証書の提示も必要ありません。

池田屋のランドセルの背中部分には、金属製のフックの代わりに転んでもけがをしにくいナイロン製のループが付いていました。2020年度モデルからは多くの要望に応え、「持ち手」が装備されました。持ち手があるとロッカーからランドセルを出すときや、床に置かれたランドセルを持ち上げるときなどに便利ですね。

池田屋のランドセルの基本的なデザインはどれも同じですが、色の使い方に個性があります。以下の3つのカラーパターンを知っているとランドセル選びに役立ちます。

・シンプルステッチ…「ランドセル本体」と「糸」が同じ色
・カラーステッチ…「ランドセル本体」と「糸」が違う色
・カラーコンビ…「ランドセル本体」と「糸・フチ・パーツ」が違う色

ほとんどの商品名にこの3つのカラーパターンが明記されているので、どのようなデザインのランドセルかがわかりやすくなっています。

「ベルバイオ」は人工皮革の一種で「牛革のように丈夫なのに軽い」という特長を持っています。このモデルでは、見た目をより牛革に近づけるために池田屋が特注したベルバイオ素材が使われており、ツヤ感と風合いはまるで牛革のようです。

牛革のランドセルにこだわりのある親や祖父母世代のお眼鏡にもかなう人気商品です。本体と糸が違う色になっており、派手になりすぎないおしゃれさが光っています。

クラリーノを使用した人工皮革のランドセルです。池田屋で特注したツヤを抑えたクラリーノが使用されているため、マットで落ち着いた雰囲気です。カラーは12色もあり、本体と糸の色が異なります。ほど良く主張して飽きにくいデザインは子どもにも大人にも人気です。

NO.56のマットクラリーノと同じ生地を使い、本体と糸・フチ・パーツの色を変えた2色使いのランドセルです。糸だけ色が違うデザインよりもカラーが主張するので、個性的な印象になりますね。

配色にはオーダーモデルで人気が高い組み合わせを採用しています。シンプルなのにおしゃれなデザインは親世代からも好評です。

クラリーノ素材を使ったシンプルデザインのランドセルです。本体と糸の色は同じデザインですが、カブセを開けると時間割枠とポケットラインは別の色になっています。横から見たときにちらりと見えておしゃれですよ。

NO.56やNO.59のマットクラリーノモデルより、ややツヤが残る生地を使用しています。池田屋のランドセルで最も低価格なランドセルですが、機能や使い勝手は他のモデルと変わらないため、コストパフォーマンスに優れています。

池田屋の牛革ランドセルで人気の高いモデルです。牛革といっても1,300g前後の重さで、実際に背負ってみると見た目よりも軽く感じると好評を得ています。

デザインは、牛革の透き通るようなツヤと鮮やかな発色をいかしたシンプルなカラーステッチです。色の組み合わせは落ち着いたものばかりで、上品な印象です。

NO.5と同じイタリア製の防水牛革を使用したカラーコンビのランドセルです。本体と糸・フチ・パーツの色が違うため、デザインに個性が光ります。配色にはオーダーで人気の色をセレクトしているだけあってどれも魅力的です。牛革の上品さもカラーの遊び心も両方あきらめたくない人におすすめのモデルです。

牛革ランドセルの定番モデルがこちらの「NO.1 イタリア製防水牛革プレミアム シンプルステッチ」です。NO.5、NO.9と同じイタリア製の上質な防水牛革を使用し、本体と糸の色を同色にしたシックなデザインに仕上げています。

全10色でピンクや水色など明るめのカラーもありますが、派手になりすぎない落ち着いた色合いです。

牛革のランドセルをよりクラシカルにデザインしたシワ加工モデルです。よく見ると革の表面に格子状のシワが入っており、独特の余韻と本革の重みを感じさせます。

全5色はどれも渋みのある色合いで、牛革の風合いを引きたててくれます。基本は本体と糸の色が同じデザインですが、ひとつだけクロ×キャメルのカラーステッチデザインがあります。

シルバーメタリックという個性的な色を前面に打ち出したモデルです。地味ではない色合いですが、表面に施された格子状のシワ加工で落ち着いた雰囲気に仕上がっています。特に男の子に人気のモデルですが、糸とパーツの色は12種類あり、女の子が好みそうな配色も揃っています。

フタになるカブセ部分が短めにデザインされたランドセルです。半カブセといっても通常のランドセルの8割程度の長さはあるので、落ち着いた雰囲気ですね。ほぼ長方形のカブセがレトロ感をより高めています。

カラーは全6色で、本体と糸の色が同じシンプルステッチデザインです。ロックの形が他のランドセルと違う点も注目ポイントですよ。

ランドセルの高級素材の代名詞、コードバンをカブセに用いたランドセルです。コードバンは牛革より強度も希少価値も高い馬革のことで、「革の王様」や「革のダイヤモンド」と呼ばれています。

決め細やかでしっとりした質感も特徴で、実物に触れて気に入ってしまう子どもも多いようです。カラーはシンプルに黒と赤の2色で、本体と糸の色が同じデザインです。

池田屋では人工皮革のランドセルでも肩ベルトの部分に牛革を使用しています。これは、一番力がかかる肩ベルトを丈夫にするためのこだわりです。

他社には軽さを追求した人工皮革のみで作られたランドセルがあります。人工皮革のみのランドセルと比べると、牛革を使用している分少しだけ重くなります。ほんの少しの違いですが、子どもの体格や通学距離などを考えて軽さを重視したいときは、実際に背負わせてみると失敗が少ないでしょう。

池田屋のランドセルの値段は安いモデルで4万円台、人工皮革モデルが5万円台、牛革モデルが6万円台です。希少なコードバンモデルは9万円台で購入できます。工房系ランドセルの中で価格は平均的で特別に安いわけではないため、人によっては高いと感じる場合があるようです。

池田屋では流行を追わず、必要な機能だけを追求したシンプルデザインのランドセルを作り続けています。女の子に人気の刺繍は、縫い目から水が染み込んだり強度が落ちたりすることを考えて採用していません。

そのため、他社の華やかなランドセルと比べるとかわいさやかっこよさで引けを取ってしまうかもしれません。「シンプル」の良さは子どもにはわかりにくいものですよね。

その分カラーは豊富で、ステッチやフチの色の組み合わせで個性を出すことができます。はがせる刺繍シールも7種類用意されており、男女ともに人気のようです。

池田屋は4月から9月にかけて全国でランドセルの展示会を開催しています。近くの会場に足を運び、色や背負った感覚を確かめてみてはいかがですか。その場で購入もできますが、引き渡しは自宅への配送（代金引き換え）となります。

■北海道・東北

■関東（東京以外）

■東京

■中部・近畿

■中国・四国・九州

池田屋の店舗は銀座店をはじめ全国に6店舗あります。ただし、博多店は2019年3月1日から9月30日までの期間限定営業です。店舗でも試着することができるので、展示会の日程に都合がつかないときは近くの店舗に足を運んでみてください。

池田屋では「ランドセルをじっくり選んでもらえる環境作りもメーカーの役割」と考えていることから、十分な在庫を確保して販売を開始し、後半には受注生産をしてぎりぎりまで注文を受け付けています。しかし、作れる数には限界があり、モデルによっては売り切れてしまう場合もあります。

2018年は10月末くらいから徐々に完売となったモデルが出たものの、年内は多くの種類から選ぶことができたそうです。ただし、今年は販売開始時期が約1ヶ月早まっているため、完売モデルが出る時期も早まることが予想されます。

池田屋のランドセルは楽天でも購入することができます。こちらのリンクから探してみてくださいね。

池田屋は工房系ランドセルの中でも人気が高く、品質の良さでも定評があります。デザインはとてもシンプルですが、6年間使い続けることを大切にしたためのこだわりです。見た目のシンプルさとはうらはらに、施された工夫は数多くあります。

ランドセルを大事に使い続けることで、物を大切にすることや道具を手入れすることなどを学べると良いですね。池田屋のランドセルは子どもの成長も後押ししてくれそうです。