【2020】女の子のランドセル21選！人気色やおしゃれ・かわいいブランドまとめ

最近はランドセルの色のバリエーションが豊富なため、ランドセルの色選びに悩む人は多いのではないでしょうか。ランドセル工業会の調査をもとに、女の子に人気のランドセルの色を紹介します。

女の子にもっとも人気が高いのはピンクやローズなどの桃色系です。定番の赤も依然として人気があります。同じ赤でも、色のニュアンスが少し変わるワインレッドなども注目されているようです。

ランドセル工業会の調査によると、桃色系を選んだ女の子は全体の約25％、赤色系を選んだ女の子は約20％となり、全体の半数弱の女の子がピンクや赤系のランドセルを選んでいます（※1）。

キャサリンコテージが手掛けるランドセルは、人気のフォーマルドレスと同様にロマンチックです。「フラワーガーデンを探検するアリス」をテーマに、たっぷりの刺繍がランドセルを華やかに飾っています。外からは見えにくいランドセルの内側や背中部分も隙なくおしゃれにデザインされています。

ピンクや赤に続いて人気があるのはパープルやラベンダーの紫色系です。濃淡で印象が変わり、特に薄紫色の人気が高いようです。ランドセル工業会の調査によると、女の子の18％が紫や薄紫を選んでいます（※1）。

ハートのモチーフが女の子に人気のシブヤ文房具「スイートピクニックランドセル」です。サイドには小花の刺繍がハート型にデザインされています。背カンにはフィットちゃんが使用されているので、身体の小さい女の子でもランドセルの重さを感じにくいでしょう。

こげ茶色やキャメルなど落ち着いた色を選ぶ女の子も増えています。特にキャメルは人気が高く、各メーカーで定番の色になっています。こげ茶色を「チョコ色」とネーミングして女の子の心をつかむ工夫も見られます。

ランドセル工業会の調査によると、こげ茶色系のランドセルを選んだ女の子は全体の約15％です（※1）。

老舗鞄メーカー「ユーアンドアイ」のこだわりがつまったランドセルは珍しいアーガイル模様です。派手なデザインではないので、高学年になっても似合そうですね。人気のキャメル色との相性もばっちりです。

最近では、水色のランドセルも女の子に人気です。ランドセル工業会の調査によれば約10％の女の子が水色系を選んでいます（※1）。

名古屋の人気ランドセル工房「村瀬鞄行」のエアリーリボンは、シンプルなフォルムながら、よく見るとステッチがかわいい線を描いていたり、サイドにスワロフスキーが飾られたりしています。カブセのビョウをリボンとハート、反射の3つから選べるのがうれしいですね。

昔は男の子の色だった黒や青、ネイビー色も女の子向けのランドセルに登場しています。アクセントカラーにカラフルな色を使い、かわいらしく仕上げているものが多く見られます。

ランドセルの相場は牛革か人工皮革かの素材によって異なり、大量生産のメーカーか手作りの工房系ランドセルかによっても異なります。

ランドセル工業会の調査によると、最も人気があったのは40,000～54,999円のランドセルで、全体の約31％の人に選ばれています。続いて多かったのが55,000～64,999円のランドセルで、その次には25,000～39,999円のランドセルが選ばれています。（※1）

アパレル系ブランドのかわいいランドセルを紹介します。洋服が好きな女の子やママにおすすめです。

ラブリーなデザインで女の子に人気の子ども服ブランド「メゾピアノ」のランドセルは、期待を裏切らないかわいらしさにあふれています。カブセにリボンをあしらい、内側にはリボンとハート模様をデザインしています。

かわいいのに主張し過ぎないので、6年間飽きずに使えそうですね。カラーは7色と豊富で、どれにしようか迷ってしまいそうです。

ワンピースの専門店「森ガール」が手掛ける半カブセ型のランドセルです。花や鳥などの小さな刺繍が全体にちりばめられていて、主張し過ぎないかわいさが魅力です。ネイビーやブラウンを選んでもキュートさは失われませんよ。

キャサリンコテージの2020年新作モデルランドセルです。小花の刺繍やスワロフスキーがかわいいのはもちろんですが、一番目を引くのがサイドに見えるメッシュベルトでしょう。ワンポイントながらランドセルの印象を決めてしまうほど存在感があります。

ガーリーファッションで人気の「オリーブデオリーブ」が手掛けるランドセルは、リボンをモチーフにこだわりのカラーを揃えています。カブセとサイドにはリボンがふたつ並んでいるため、他のリボンモチーフのランドセルと区別が付きやすいでしょう。4色のカラーはどれも深みのある色合いです。

イタリア発のファッションブランド「ベネトン」のランドセルは4万円台で購入でき、お手ごろ感があります。2020年モデルはリボンがモチーフで、カブセとサイドに刺繍がほどこされています。ラベンダーやサックスなど人気の色も揃っていますよ。

「フェフェ」といえば、カラフルで個性的なベビーアイテムや母子手帳ケースが人気です。ランドセルもパステルカラーの組み合わせがユニークでぱっと目を引きます。珍しい横型のランドセルを選べばお友だちとかぶることがなさそうですね。

飽きのこないシンプルさとおしゃれさをあわせ持つランドセルを紹介します。

工房系ランドセルの人気店「池田屋」のベルバイオスムースランドセルは、まるで牛革のような風合いが特長です。牛革のランドセルにこだわりのある祖父母世代からも選ばれています。ごくシンプルなデザインは高学年になるほどお気に入り度が増しそうですね。

手作りランドセルの専門店「中村鞄製作所」が手掛けたつや消し牛革を使用したランドセルです。カラーが18色もあり、必ず好きな色が見つかるといっていいほどバリエーションが豊かです。シンプルなデザインには牛革の風合いがよく似合いますね。

「鞄工房山本」は、工房系のランドセル店にしては珍しくさまざまなシリーズを展開しています。アンティークブロンズはグッドデザイン賞の受賞歴があるモデルで、鞄工房山本を代表するランドセルです。シンプルながら個性的で、味わい深いカラーも魅力的です。長く使うほどに愛着が増していきそうですね。

人気ランドセル工房の「土屋鞄」は丈夫で美しいランドセルを作ることで定評があります。シンプルなデザインがほとんどですが、アトリエシリーズは内側にアーティストが描いたかわいいイラストがデザインされ、子どもたちから人気です。外はシックなのに中はポップというギャップに魅了されるのかもしれませんね。

天使のはねで有名なセイバンのランドセルは、肩ベルトに羽の形の素材が入れられ、ランドセルの重さが感じにくくなっています。撥水性の高いオリジナル人工皮革を使っているため、雨に強く耐久性があります。エレガントなデザインと上品なカラーはママからも好評です。

吉田カバンを代表するオリジナルブランド「ポーター」のランドセルです。一般的なランドセルとは一線を画すデザインで、まるでリュックのようですね。

しかし、カブセ部分は牛革で、サイドにはフックや反射材も付いているなどランドセルとしての機能は揃っています。リュックのようにチェストストラップが付いているので、身体の小さい1年生でも安定して歩けそうです。いわゆる女の子向けのカラーはありませんが、シックな色が好みの女の子から選ばれています。

コストパフォーマンスに優れた人気のランドセルを紹介します。丈夫さにも注目ですよ。

ニトリのわんぱく組ランドセルは、テイジンと共同開発した人工皮革「タフガードライト」が使用された傷に強く丈夫で軽いランドセルです。ハートやアーガイル模様などデザインもかわいく、流行のカラーも揃っています。3万円以下というお財布にやさしい価格です。

「手ぶらランドセル」はママたちの声から生まれたランドセルで、業界最大級の収納力が自慢です。シンプルなデザインで装飾がない分価格も低めになっています。カブセを開けると見えるギンガムチェック柄がかわいいですよ。

イオンのはなまるランドセル24はカラーが12色と豊富です。パステルカラーも選べるので、かわいい色のランドセルが欲しい女の子におすすめです。型崩れを防止するプレート入りで丈夫に作られています。

軽さで有名なふわりぃランドセルは1年生の小さな身体にも負担をかけません。「マイフレンド」の重さは約960gで、ふわりぃランドセルの中で2番目の軽さを誇ります。曲線ステッチやリボンのビョウ、サイドの型押しなど、派手になり過ぎないかわいさも人気です。

フィットちゃんランドセルの「あい・愛ティアラ」はプリンセスをイメージしたデザインで、人気が高い定番シリーズです。サイドにはティアラとフリル、ダブルハートのかわいい刺繍がデザインされています。背当てはハートの形で、女の子の心をがっちりつかんで離しません。

ランドセルは年長さんになったばかりの年齢で選ぶことが多いので、どうしてもかわいらしいものに目がいってしまいます。しかし、6年という長いあいだ使うものなので、今かわいいと思うものより6年間いやにならずに使えるものを選んだほうが良いでしょう。

刺繍などの装飾があってもポイント的に使われているものや、飽きのこない定番カラーを選ぶのがおすすめです。シックな色を選べば装飾があっても落ち着いた印象になり、高学年になっても恥ずかしくなく使えるでしょう。

子どもには判断が難しいので、ママがある程度絞って提案したり、じっくり話し合ったりして決められると良いですね。

よく1年生の後ろ姿を「ランドセルが歩いているみたい」というように、6～7歳の子どもにとってランドセルはとても大きいものです。教科書を入れればかなりの重さになるため、子どもの身体に合い、なるべく負担をかけないランドセルを選ぶと良いでしょう。

一般的にクラリーノなどの人工皮革は軽く、牛革やコードバンなどの天然素材は重い傾向があります。重さは軽いものだと900～1,000gほど、重いものだと1,400～1,500gほどと差があるため、素材選びには注意したいですね。

重さを感じさせない工夫を凝らしたランドセルも多くあります。代表的なものが肩ベルトを立ち上がらせて体感重量を軽くした「天使のはね」や「フィットちゃん」です。実際に背負って感覚を確かめてから購入できると良いですね。

ランドセルは6年間毎日使うため、丈夫であることも大切です。ランドセルの耐久性は以下のポイントで判断しましょう。

・マチが固く型崩れしにくいか
・傷つきにくい素材を使用しているか
・撥水性が高い素材を使用しているか、または防水加工されているか
・肩ベルトに丈夫な素材を使っているか
・背カンは割れにくい素材か
・ステッチや刺繍がほつれやすくないか

子どもには判断できないことばかりなので、ママがしっかりリサーチしておきましょう。

髪の毛が長い女の子の場合、ランドセルに後ろ髪を巻き込まれて痛い思いをすることがあります。巻き込まれるのは肩ベルトと本体をつなぐ「背カン」と呼ばれる部分です。

昔と違い、最近のランドセルの多くは肩ベルトが動く仕組みになっています。楽に背負えたり、背負って楽に動けたりする点は良いのですが、部品に髪の毛が挟まれやすくなってしまいました。ランドセルと背中の隙間に髪の毛が入り、背カンに巻き込まれる原因になっていることも多いようです。

メーカーは髪の毛を挟みにくい背カンを開発したり、ランドセルと背中をフィットさせる工夫をしたりして対策をしています。髪の毛が長い女の子のランドセル選びは、背カンの構造と背中のフィット感を大切にしましょう。

意外と忘れがちですが、学校によっては校則でランドセルの色を指定している場合があります。購入前に必ず確認するようにしましょう。

制服がある学校はランドセルも指定していることが多く、特定の色や形を禁止している場合があります。地域によって違いがあるので、入学のタイミングで転勤や引越しをする場合は情報収集をしておくことをおすすめします。

ランドセルがカラフルでデザインも豊富になったことで、ランドセル選びには「6年間飽きずに使えるか」という新たな視点が必要になっています。特に女の子向けのランドセルはかわいく装飾されたものが多いので、6年後を見据えて選ばないと後悔してしまう場合も考えられます。

とはいえ、気に入ったランドセルを笑顔で背負う娘の姿を見るのは親としてうれしいものですよね。子どもとよく相談しながら6年後にも大好きでいられるランドセルを見つけられたら良いですね。