【決定版】小学校の入学準備リスト!必需品・便利なアイテムと生活面のポイント
小学校入学の際には、そろえなければならないものがたくさんありますよね。基本的には小学校の説明会で配布されるリストに必要なものが記載されていますが、それ以外にも準備しておくと便利なものがあります。ここでは、小学校の入学準備品を紹介します。必需品からあると便利なアイテムまで、ぜひチェックしてみてください。
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目次
小学校の入学準備はいつからするべき?
ランドセルは年長の春~夏ごろから
小学校に必要なものを考えたときに、まずランドセルを思い浮かべる人が多いのではないでしょうか。ランドセルは年長の夏ごろに買う家庭が多いようです。
受注生産でランドセルを作っているメーカーの場合、欲しい型や色が売り切れてしまうと手に入らないことがあります。そのためランドセルの購入時期は年々早まっているといわれており、春ごろからカタログを取り寄せたりランドセルの展示場に出かけたりする家庭もあるようです。
学用品の準備は1~2月ごろから
筆箱や鉛筆、体操服などの学用品は入学前に準備する必要があります。1月~2月ごろになると小学校が入学説明会を開き、入学後に必要な学用品を説明することが一般的です。入学説明会での学用品の説明を参考に、徐々にそろえていきましょう。
入学式に着る服は12~1月ごろから
12~1月ごろになると、デパートや大手スーパーの店頭で入学式に着る服の特集コーナーが開設されます。子どもの体形によっては好みのものが売り切れる可能性があるため、早めの準備をおすすめします。
子どもが入学式で着る服は、卒園式と同じ服が一般的です。数回しか使わないからもったいない、と感じる場合はレンタルを利用してみてはいかがでしょうか。
小学校入学準備の費用の相場は?
小学校入学費用の相場は総額15万円前後ですが、どのような商品を選ぶかによって費用は異なります。たとえばランドセルや学習机は、それぞれ3万円前後から10万円近いものまでさまざまなものが売られています。いざ費用を支払うときに慌てないように、必要なものと値段を一度リストアップしておくと良いでしょう。
準備が必要な文房具・学用品
文房具や学用品を準備していきましょう。買わなければならないものが多いため、最初に必要なものをリスト化しておくと安心です。リスト化する際には、いつまでに買うかをメモしておくと買い忘れを防げますよ。
【小学校で準備が必要な文房具・学用品リスト】
□ ランドセル
□ 筆箱
□ 鉛筆
□ 消しゴム
□ はさみ
□ のり
□ 色鉛筆・クレヨン
□ 体操服
□ 赤白帽子
□ 上履き
□ ぞうきん
□ 防災頭巾・防災頭巾カバー
筆箱
カラー:ブラック、ブルー、シルバー
毎日の授業で使う筆箱は、子どもが気に入ったものを選んであげたいですね。鉛筆を1本ずつ並べて収納できるタイプは、一目で何が入っているかわかりやすいためおすすめです。学校によってはキャラクターものが禁止で、無地のものを指定される場合があります。購入前に確認しておきましょう。
鉛筆・消しゴム
鉛筆は、2Bの鉛筆を毎日5本程度学校へ持っていく場合が多いようです。入学準備の際にまとめて買っておくと良いでしょう。赤鉛筆が授業で必要になることがあるため、赤鉛筆も忘れずに準備しておくと安心です。子どもが使いやすい鉛筆削りも一緒にそろえると、自分で毎日鉛筆を削るという習慣が付きますよ。
消しゴムは、子どもが失くしたり忘れたりしがちなアイテムです。割れて使いにくくなってしまうこともあります。必要数より少し多めに購入しておきましょう。香りつきのものやキャラクターの形をしたものは消しにくいことが多く、学校で使う消しゴムに向いていません。濃い鉛筆でもよく消えるタイプの消しゴムがおすすめです。
はさみ・のり
はさみは、先が丸くカットしやすい子ども用はさみがおすすめです。はさみには右利き用と左利き用が販売されているため、子どもの利き手に合わせて選びましょう。学校によっては、指定のはさみを一括購入する場合もあります。各自で購入が必要かどうか、入学説明会で確認すると良いでしょう。
カラー:ピンク、ブルー
幼稚園や保育園ではでんぷんのりを使用するケースが多いですが、小学生になるとスティックのりや液体のりを使うようになります。ふたが開けやすく塗りやすいものを選んであげましょう。サクラクレパスの液体のりは、ふたがワンタッチで開けられます。のりを塗るヘッドはシリコン製で、もしのりが固まってしまってもとりやすく工夫されていますよ。
色鉛筆・クレヨン
小学校で使う色鉛筆は、12色程度のものがおすすめです。24色や36色などたくさんの色がセットになっている色鉛筆は創作の幅が広がりそうですが、ケースが大きいとお道具箱にしまえない可能性があります。子どもが管理しやすい本数の色鉛筆を選んであげましょう。
クレヨンは図工の授業などで使います。ケースにゴムが付いているクレヨンを選ぶと、ふたが開いてしまうこともなくバラバラになりにくいですよ。発色がきれいなものや、折れにくいものを選んであげましょう。硬めのクレヨンではなく、クレヨンよりも柔らかく塗りやすい「パッセル」を指定する学校もあります。ぺんてるのパッセルは、クリアラベルが貼ってあるため指が汚れにくくなっています。
体操服・赤白帽子
体操服は、学校の指定がある場合があります。入学説明会などで、どのような体操服を選べば良いのかを聞いてからそろえるようにしましょう。指定がなければ、スーパーやインターネットでも購入可能です。赤白帽子の素材は、通気性の良いメッシュが人気ですよ。
上履き
上履きは、学校により色やデザインを指定される場合がありますが、指定がなければ子ども自身に好きな色を選んでもらうのも良いでしょう。また、子どもの足に優しくフィットするタイプ、マジックテープでとめるタイプ、定番のバレーシューズタイプなど型もいろいろあるので、いくつか履き比べてみると良いでしょう。サイズアップに備えて上のサイズをまとめ買いしておくという方もいますよ。
ぞうきん
ぞうきんは学期ごとに1~2枚必要です。タオルの半分程度のサイズで作ると、子どもの手でも使いやすく絞りやすいようです。作るのが大変という方は、ホームセンターやインターネットで販売されているぞうきんを購入してはいかがでしょうか。
防災頭巾・防災頭巾カバー
日本防災協会認定品
サイズ:H37×W26cm
火災や地震などの災害に備えて、多くの学校で防災頭巾を準備するように指示があります。普段は教室の椅子に防災頭巾を敷いて勉強することが一般的です。防災頭巾のサイズは学校によって指定がある場合があるため、確認をしたうえで準備してくださいね。
手作りもおすすめ!バッグや巾着類
手提げバッグや上履き入れなどをそろえましょう。幼稚園・保育園に比べると、バッグのサイズを細かく指定されるケースは少ないようですが、念のため入学説明会で確認すると良いかもしれません。既製品か手作り、どちらか好きなほうで準備しましょう。
【小学校で準備が必要なバッグ・巾着リスト】
□ 手提げ袋
□ 上履き入れ
□ 給食袋・ナフキン(ランチマット)
□ 体操着袋
手提げバッグ
手提げバッグは、図書室で本を借りたときやお道具箱を持って帰るとき、週末に体操服などを持って帰るときなどに使います。布製で、縦30cm×横40cmの横型が人気です。
手作りする場合は、重い本を入れても大丈夫なように、キルティングや帆布など丈夫な布を選びましょう。キャラクター柄のバッグはかわいらしいですが、子どもが成長すると恥ずかしくなり嫌がることがあるため、チェックなどのベーシックな柄がおすすめです。
既製品でバッグを用意する場合は、細かいサイズ調整ができないためよくサイズを確認してから買いましょう。縦と横のサイズだけでなく、持ち手の長さもチェックすることをおすすめします。
上履き入れ
上履き入れは、布製で縦型のものが人気です。上履き入れだけでなく、体育館シューズ入れが必要な学校や、巾着型など上履き入れの形を指定する学校もあるようです。上履き入れを手作りする場合は、上靴がすっぽり入るサイズで作ってあげましょう。既製品で用意する場合は、学校からサイズなどの指定がないか確認が必要です。
給食袋・ナフキン(ランチマット)
給食の時間にはナフキンやマスクを使う学校が多いようです。ナフキンやマスクを入れる給食袋を用意しましょう。給食袋が小さすぎると中身を入れにくいため、縦22cm×横20cm程度のサイズがおすすめです。給食服をランドセルにつける場合、巾着のひもを長くすると机などにひっかかる危険があるので、ひもは短めにしましょう。
ナフキンは、毎日取り換えられるように枚数を多めに用意しておく家庭が多いようです。サイズの指定がある場合は確認してから用意し、サイズの指定がない場合は学校の机と同じくらいの大きさのナフキンを用意しましょう。
体操着袋
体操服や赤白帽子が入るサイズの巾着袋を用意しましょう。手作りで用意する場合、給食袋などと同じ布で作るとかわいらしいですよ。体操服袋のサイズは指定がない学校が多いですが、子どもが成長して体操服が大きくなることを考慮して、少し大きめで作るかマチを作ると良いでしょう。
あると便利なグッズ
学校生活では、必須ではなくてもあるとちょっとだけ子どもの生活が便利になるグッズがあります。入学時に全てそろえる必要はありませんが、状況に応じて購入を検討してみてはいかがでしょうか。
【小学校であると便利なグッズ】
□ 移動ポケット
□ 折りたたみ傘
□ レインコート
□ 長靴(レインブーツ)
□ ランドセルカバー
□ ランドセル用レインカバー
□ 反射板のキーホルダー
移動ポケット
移動ポケットはハンカチやティッシュを入れられるポーチで、ポケットがない服を着ているときに便利なアイテムです。ハンカチやティッシュをなくしがちな子どもにもおすすめですよ。クリップ式で、ズボンやスカートのウエスト部分やベルトループに付けて使います。
さまざまなデザインの移動ポケットが売られているため、子どもの好みに合わせて選んではいかがでしょうか。子どもが気に入ったものを選べば、毎日ハンカチ・ティッシュを持ち歩くマナーが自然と身に付きそうですね。
折りたたみ傘
カラー:イエロー、スカイブルー、ネイビー、ピンク
朝は晴れていたのに下校時に雨が降り出した、というときに備えて折り畳み傘を用意してあげましょう。折り畳み傘をロッカーなどに常備するようにいわれる学校もあるようです。持ち運びがしやすいように、ランドセルにすっぽりと収まるサイズが良いでしょう。透明窓付で前が見えるタイプや反射テープが付いたものなど、安全面に配慮されている折り畳み傘が安心です。
レインコート
サイズ:120、130、140
カラー:カーキ、サックス、ネイビー、イエロー、ピンク
大雨や台風の日には、レインコートがあると便利です。ランドセルやリュックを背負っていても羽織れるタイプのレインコートを選べば、ランドセルも濡れずにすみますよ。雨の日は視界が悪いため、フードに透明窓がついているものがおすすめです。安全に登校できるように気遣ってあげたいですね。
長靴(レインブーツ)
カラー:レッド、カーキ、パーブル、ネイビー、オールネイビー、イエロー、ピンク、オレンジ、グレー、ボーダー、ドット
雨の日や梅雨の時期に重宝するレインブーツは、防水性に優れた歩きやすいものを選びましょう。デザインがシンプルなものを選ぶと、どんな服にも合わせやすいため長く使えますよ。ZOOMのレインブーツは、天然ゴムを使用しているため柔らかく歩きやすいと人気です。豊富なカラーから子どもの好きな色のレインブーツを選んであげてはいかがでしょうか。
ランドセルカバー
色や素材にこだわって選んだランドセルは、きれいなまま使いたいですよね。ランドセルを汚れや水から守るランドセルカバーはいかがでしょうか。イオンなどの量販店やインターネットショップなどでたくさんのカバーが売られています。反射テープが付いたものなど、安全面にも配慮されたアイテムを選ぶと安心です。
ランドセルの色や素材をいかしたいなら、透明素材のランドセルカバーがおすすめです。ただし、ランドセルカバーが指定されている学校もあるため、購入時には注意しましょう。
ランドセル用レインカバー
雨の日には、ランドセルのすき間から雨がしみ込み、教科書が濡れてしまうことがあります。ランドセルカバーを利用すると、子どもが上手に傘をさせなかったときにも安心ですよ。
反射板のキーホルダー
登下校時、車の運転手に子どもの存在に気づいてもらうために、反射板を手作りバッグやランドセルにつけておいてはいかがでしょうか。冬など日没が早い時期には特におすすめのアイテムです。キーホルダー型でかわいらしい反射材も販売されています。子どもと一緒にお気に入りのものを探してみましょう。
名前付けはどうする?
小学校では、幼稚園・保育園よりも多くの生徒がいます。持ち物には全て名前を付けましょう。学校によっては、どこに名前を書くか指定されるケースがあるため、入学説明会で確認することをおすすめします。
名前を付けなければいけないグッズが多いため、お名前シールやアイロンシールがあると便利です。しかし、いざというときのために油性ペンも用意しておきましょう。
お名前シール
できるだけ簡単に名前付けを済ませたい人には、お名前シールがおすすめです。ネットで注文できるお名前シールは、注文時に記載したい名前を伝えると印字された状態で届くため便利です。シールのデザインやサイズはいろいろあるので、自分にぴったりなシールを選びましょう。3月から4月は注文が混み合い発送が遅れる可能性があるため、早めに手配しておくと安心です。
パパやママがパソコンに詳しいのなら、自作のお名前シールがおすすめです。パソコン、プリンター、専用のシールがあれば作成できます。手間はかかりますが、必要な分だけシールを作成できるため経済的ですよ。お名前シールを自作する場合は、どんなものにでも貼れるように水に強いタイプのシールを選びましょう。
布製品用アイロンシール
巾着袋や衣類などの布製品には、アイロンで貼り付けるお名前シールはいかがでしょうか。油性ペンで書くよりも字がはっきりして名前がわかりやすいですよ。洗濯を繰り返してもはがれないものを選びましょう。
小学校入学に向けて子どもに身に付けさせたい生活習慣
小学校では、先生のフォローはあるものの自分でやらなければならないことが幼稚園・保育園時代よりも増えます。子どもが入学後に困らないように、トイレや交通ルールの生活習慣を身に付けさせましょう。
自分の名前を読めるようにしておく
入学してからひらがなやカタカナを順番に授業で学ぶため、入学前に字を完璧に書けるようにしておく必要はありません。しかし、自分の持ち物がどれかわからないと子どもが困ってしまうかもしれないため、自分の名前は読めるようにしておくと良いでしょう。絵本やあいうえお表でひらがなに親しんでおくと、子どもはスムーズに覚えられるかもしれません。
保護者の名前や電話番号などを言えるようにしておく
下校後や習い事で緊急事態が起きたときのために、保護者の名前や電話番号を言えるようにしておきましょう。特に友だちの家で遊んでいて何かあった場合、連絡先がわからないとトラブルになるかもしれません。どうしても子どもが電話番号などを覚えられない場合はメモを渡すと良いでしょう。メモを渡す場合には、子どもが落とさないように工夫してくださいね。
自分でトイレを使えるようにしておく
学校によって設備の差はありますが、洋式トイレではなく和式トイレを使うケースも多いようです。和式トイレが苦手だからと避けていると、短い休み時間にトイレを済ませられないかもしれません。入学前に和式トイレの練習をしておくと良いでしょう。
学校までの道順や交通ルールを覚えさせる
小学生になると、基本的には子どもだけで登下校するようになります。時間があるときに学校まで親子で歩き、道順や危険なスポットなどをチェックしましょう。信号や横断歩道など交通ルールも教えておくと安心です。また、小学生は下校後に子どもたちだけで公園で遊ぶことがあります。自宅周辺の公園の道順も合わせて教えておきましょう。
早寝早起きを習慣づける
学校によって始業時間は異なりますが、入学後は幼稚園・保育園時代よりも家を出る時間が早くなります。すっきりした気持ちで登校するためには、早寝早起きが大切です。いきなり早起きをさせると子どもがつらく感じることがあるため、入学式に向けて少しずつ起床時間を早くすると良いです。寝る時間については、「〇時までには寝る」などルールを決めて、パパやママが子どもの生活習慣を整えてあげましょう。
小学校入学に向けてのそのほかの準備
小学校の入学準備は、グッズを買いそろえて子どもの生活習慣を整えるだけではありません。行事を把握してパパやママのスケジュールを調整することや、学童保育などの手配も必要です。入学後に慌てないように、一つひとつ準備していきましょう。
近所の知り合いづくり
小学校では、基本的に連絡帳で先生と親との連絡のやりとりを行います。欠席連絡も連絡帳で行う学校が多いため、子どもが欠席する場合は連絡帳を近所の子どもにお願いしなければいけません。子どもが休んだ場合に誰へ連絡帳を渡すのかを決めて、お願いする子どもの親にも一声かけておくと良いでしょう。近所に知り合いがいない場合は、いざというときに頼れる相手を見つけておくと安心です。
子どもの行事や体調不良時の体制作り
運動会や学芸会などの大きな行事を除き、平日に授業参観や懇談会などの行事を行う学校が多いものです。共働き家庭の場合は、どちらが出席するかを話し合っておくと良いでしょう。祖父母が近くに住んでいる場合は、祖父母に協力をお願いしても良いかもしれません。また、インフルエンザが流行する時期には学級閉鎖になることがあるため、仕事を休めるかどうかも確認しておくことをおすすめします。
学童保育などの手配
共働き家庭の場合、学童保育などを手配する必要があります。学校内に放課後過ごせる場所を提供している市区町村もありますが、帰宅時間が早いケースもあるため、確認が必要です。
費用は高額になりますが、習い事や食事の提供がある民間の学童もあります。一年前から申し込みが必要な民間学童もあるため、早めに情報収集をしておきましょう。
子どもの心と体調のケア
小学校の生活は子どもにとって慣れないことが多く、ストレスを感じて体調を崩すことがあります。パパやママは子どもの様子に気を配りましょう。入学後に子どもの様子に異変を感じたら、学級担任に学校での子どもの様子を聞くと良いかもしれません。また、家から学校が遠い場合には、疲れがたまっていることがあります。入学後に子どもが疲れているようなら、休みの日はゆっくり過ごすと良いですよ。
準備を整えて笑顔で入学式を迎えよう!
小学校入学には、さまざまな準備が必要です。一度にそろえようとするのではなく、前もって少しずつ準備していくと良いですよ。子どもと一緒にそろえれば、子どもの入学への期待や喜びがより高まるかもしれませんね。入学式を笑顔で迎えられるように、準備をしていきましょう。