葉酸サプリおすすめ人気ランキング!妊活・妊娠中のポイントや口コミをご紹介
現在販売されている葉酸サプリは、成分や価格など商品によってさまざまな特徴があり、どれを選べば良いのか迷ってしまうかもしれません。ここでは葉酸サプリを選ぶときのポイントをもとに、19種類の葉酸サプリを比較しランキング形式で解説します。さらに、先輩ママ100人に聞いたおすすめ葉酸サプリもご紹介します。
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目次
葉酸サプリメントを選ぶときの7つのポイント
1.モノグルタミン酸型の葉酸かどうか
妊活中・妊娠の可能性のある時期に葉酸を摂取する場合は、葉酸サプリに配合されている葉酸の種類がモノグルタミン酸型であるかどうかを確認しましょう。食事性の葉酸(いわゆるポリグルタミン酸型の葉酸)の場合、吸収率が小さくなってしまいます。
商品によっては、モノグルタミン酸型かどうかを記載していない商品があります。なかには、食事性の葉酸であるもかかわらず、妊活中・妊娠の可能性のある時期に必要な400μgの葉酸を摂取できるかのように記載しているものもあります。葉酸の種類によって体内での吸収率が異なってしまうので、不明な場合はメーカーに問い合わせる必要があるでしょう。
そのほかに、葉酸の表記についても確認できると良いでしょう。「天然葉酸」という言葉で安全性を訴求している商品や、一般的な葉酸よりも吸収率が良いとの見解で「酵母葉酸」を用いている商品などがあります。葉酸サプリによってさまざまな言葉が用いられているため、どれを選べば良いか迷ってしまうかもしれません。しかし基本的には、配合されている葉酸の種類がモノグルタミン酸型であるかどうかを確認できれば十分ですよ。
2.ちょうど良い量の葉酸を摂取できるか
サプリに配合されている葉酸がモノグルタミン酸型であることが確認できたら、400μg配合されているかどうかを確認しましょう。
たいていのモノグルタミン酸型の葉酸サプリは、ちょうど400μgを配合しています。しかし、商品によっては推奨量を大幅に超える量を配合しているものがあるので注意が必要です。葉酸の耐容上限量(過剰摂取による健康への影響を避けるために設けられた基準のこと)は、18~29歳が900μg、30~64歳は1000μgです(※3)。葉酸サプリを選ぶ際は、葉酸の種類のほかに葉酸の配合量も確認できると良いでしょう。
3.妊娠中に必要な成分が含まれているか
妊娠中はさまざまな成分を付加的に摂取することが望まれています。妊娠中に付加的に摂取したいおもな成分と付加量は以下の表のとおりです(※4)。
●ミネラル
成分 | 推奨量 | 耐容上限量 |
---|---|---|
鉄 | +9.5mg(妊娠初期は+2.5mg) | 40mg |
カルシウム | +158mg(注:厚生労働省による付加量ではない) | 2,500mg |
マグネシウム | +40mg |
カルシウムは、妊娠中の女性の平均的な不足分を記載しています。厚生労働省で推奨されている、妊娠中の付加量ではありません。20歳以上の女性の摂取推奨量から、妊娠中の女性が実際に摂取している1日の平均の量(※5)を引いて、以下のとおりに算出しています。
158mg=660mg(20歳以上の女性のおおよその摂取推奨量)-502mg(妊娠中の女性の実際の平均摂取量)
●水溶性ビタミン
成分 | 推奨量 | 耐容上限量 |
---|---|---|
ビタミンB1 | +0.2mg | |
ビタミンB2 | +0.3mg | |
ビタミンB6 | +0.2mg | 45mg(注:ピリドキシンとしての量) |
ビタミンB12 | +0.4μg | |
ビタミンC | +10mg |
●脂溶性ビタミン
成分 | 目安量(注:厚生労働省による付加量ではない) | 耐容上限量 |
---|---|---|
ビタミンD | +1.5μg | 100μg |
ビタミンE | +0.5mg | 650mg(18〜29歳) 700mg(30〜49歳) |
厚生労働省ではビタミンDとビタミンEは付加量ではなく、目安量として記載しています。そのため、ここでは妊娠中の付加量として考えられる量を以下のとおりに算出しています。
●ビタミンD
1.5μg=7μg(妊娠中の目安量)-5.5μg(18歳以上の一般的な女性の目安量)
●ビタミンE
0.5mg=6.5mg(妊娠中の目安量)-6mg(18歳以上の一般的な女性の目安量)
ビタミンAには付加量がありますが、妊娠後期以降の女性に推奨されているものであるため、記載を省いています。
4.栄養成分量を公開しているかどうか
成分量が明らかでない葉酸サプリには、さまざまな成分を含んではいるものの、それぞれの成分はほんのわずかしか含まれていない商品があります。一方で、配合されている成分が多すぎる可能性もあるかもしれません。成分量によっては、普段の食事とあわせて過剰摂取になってしまう場合があります。葉酸サプリに含まれる栄養成分を確認する際は、成分の種類だけでなく成分量もチェックできると良いでしょう。
5.安全性
妊娠中は特に、口に入るものの安全性が気になるのではないでしょうか。葉酸サプリを選ぶ際は、配合されている成分のほかに、以下の2点も確認できると良いでしょう。
●GMP認定工場
GMP認定工場のGMPとは、Good Manufacturing Practiceの略で「適正製造規範」と訳されます。製品の品質を保ち安全性を高めるため、厚生労働省によって定められた基準です。一般的にこの条件を満たした工場を「GMP準拠工場」、条件を満たしていることを第三者によって認定された工場を「GMP認定工場」と言います。葉酸サプリを選ぶときは、できるだけ「GMP認定工場」と記載されているものを選べると良いですね。
●放射能・残留農薬検査
放射能・残留農薬検査についても確認できると良いでしょう。商品によっては、原材料ごとに残留農薬検査をしているという理由から、製品には検査をしていなかったり、放射能検査自体をおこなっていなかったりするものがあります。
6.定期購入の回数縛りの有無
通信販売を中心とする葉酸サプリの多くは、定期購入制度を設けています。定期購入制度は一般的に、以下のようなメリットとデメリットがあります。
●定期購入制度のメリット
・大幅な割引を受けることができる
・毎月注文する手間がかからない
●定期購入制度のデメリット
・解約に手間がかかる
・一定回数継続して購入しなくてはならない場合がある
特に、一定回数継続して購入する必要がある点はよく確認しましょう。商品によっては流産をしてしまった場合でも、一定回数継続して購入しないと解約できない場合があります。一方で回数の縛りがなく、自由に解約できる商品もあります。定期購入を注文する際は回数縛りの有無や、どのくらい継続する必要があるかを確認し、自分にあった商品を選べると良いですね。
7.購入後のサポート
商品によっては、購入後のサポートが充実しているものがあります。なかには、商品についての問い合わせだけでなく、出産経験のあるスタッフに妊娠・出産の相談をしたり、管理栄養士や薬剤師などの専門家によるアドバイスを受けたりすることができる商品もあります。
葉酸サプリおすすめ人気ランキング
葉酸サプリを選ぶときの7つのポイントをもとに商品を比較しました。今回はそのうち編集部がすすめる上位の妊活中・妊娠中におすすめの葉酸サプリをご紹介します。
【1位】口コミ多数!美容成分も豊富な「ベルタ葉酸」
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妊活中~妊娠3ヶ月の女性は葉酸の積極的な摂取が望ましいとされています。厚生労働省は妊娠可能性のある女性に対し、食事からの摂取に加えて1日480μgの葉酸を摂取することを推奨しています。 ベルタ葉酸からは480μgの葉酸を手軽に摂取できるほか、鉄分やカルシウム、ビタミン、ミネラルなどが摂取でき、妊娠中の健康維持に役立ちますよ。
葉酸を効率良く摂取できるように体内にとどまりやすい「酵母葉酸」を使用している点もこだわりポイントのひとつ。香料、着色料、保存料などを使用していないところもうれしいですね。サプリメントの大きさは直径9mmと小さく比較的飲みやすいでしょう。
モノグルタミン酸型の葉酸の量 | 480μg |
妊娠中に必要な成分 | 鉄・カルシウム・マグネシウム・ビタミンB1・ビタミンB6・ビタミンB12・ビタミンC・ビタミンD・ビタミンE |
栄養成分量を公開している | 〇 |
GMP認定工場 | 〇 |
放射能・残留農薬検査 | 〇 |
価格 | 1,980円~ |
定期購入の回数縛り | 6回 |
購入後の特別サポート | 出産経験者や不妊治療経験者などによるサポート |
【2位】産婦人科医×管理栄養士のダブル監修「メルミー」
メルミーの魅力は、産婦人科医と管理栄養士によるダブル監修を受けていることです。葉酸のほか鉄やカルシウムなど、妊娠中に特に重要な17種類の栄養素を配合し、内14種類の栄養素については厚生労働省の定める栄養機能食品の基準値をクリア。「無添加」なのも嬉しいポイントですね。
厚生労働省が定める管理基準を満たしたGMP認定工場で生産されているほか、放射能検査や残留農薬検査もクリアして品質にこだわって作られています。また、配合されているすべての成分について、原産国と最終加工国の両方が公開されています。
モノグルタミン酸型の葉酸の量 | 400μg |
妊娠中に必要な成分 | 鉄・カルシウム・マグネシウム・亜鉛・パンテトン酸・銅・ビタミンB1・ビタミンB2・ビタミンB6・ビタミンB12・ビタミンC・ビタミンD・ビタミンE |
栄養成分量を公開している | 〇 |
GMP認定工場 | 〇 |
放射能・残留農薬検査 | 〇 |
価格 | 2,980円~ |
定期購入の回数縛り | なし |
購入後の特別サポート | 管理栄養士による食事&栄養指導サービスを無料提供 |
【3位】全項目においてバランス良く優れた「プレミン」
プレミンでは、妊娠中に付加的に摂取したいほとんどすべての成分を摂ることが可能です。プレミンに含まれる成分のうち、7種類のビタミンと4種類のミネラルが栄養機能食品に該当します。
安全性にこだわっている点が特長で、全成分の原産国・最終加工国・含有量を開示しています。製造は国内基準のGMP認定工場ではなく、NSF GMP認定工場という厳しい国際基準のもとでおこなわれています。さらに、日本サプリメント評議会による審査をクリアした証である「安心安全マーク」も取得しています。
サービス面での信頼感も高く、大幅な割引を受けることができる定期購入コースには回数の縛りがありません。万が一サプリメントがあわなかった場合は、25日以内であれば全額返金してもらうことが可能です。カスタマーサポートの丁寧さも魅力のひとつで、購入後は出産経験者やサプリメント管理士の資格を持つスタッフに、専門的な相談をすることが可能です。
妊娠中期から妊娠後期、授乳中の女性向けのものもあるので、時期にあわせて継続して活用することができるのも魅力のひとつです。
モノグルタミン酸型の葉酸の量 | 400μg |
妊娠中に必要な成分 | 鉄・カルシウム・マグネシウム・ビタミンB1・ビタミンB2・ビタミンB6・ビタミンB12・ビタミンC・ビタミンD |
栄養成分量を公開している | 〇 |
GMP認定工場 | 〇 |
放射能・残留農薬検査 | 〇 |
価格 | 3,866円~ |
定期購入の回数縛り | なし |
購入後の特別サポート | サプリメント管理士有資格者・出産経験者によるサポート |
【4位】コストパフォーマンスが魅力の「mitete葉酸サプリ」
AFCの葉酸サプリは合成の葉酸が配合されています。合成の葉酸は、天然に存在する葉酸よりも体内への吸収率が高くおすすめです。また、葉酸だけでなく鉄やカルシウムも配合されています。原料の最終加工国まで開示しているのは信頼のひとつ。お手頃価格でリピートしやすいのも魅力的です。
mitete葉酸サプリ(旧 AFC葉酸サプリ)の一番の魅力は、妊娠中に摂取したい成分を配合したうえで、価格はほかの葉酸サプリよりも比較的求めやすくなっている点にあります。配合されている成分のうち付加量を下回るのは、鉄分10mgとマグネシウム30mgのみです。単品での購入が最も安く入手でき、通販だけでなく百貨店やアカチャンホンポなどの実店舗でも販売されています。
安全性への取り組みとして、ほとんどの成分の配合量と原材料の最終加工国を公開しています。販売会社は50年近くの歴史を持つグループ会社です。薬剤師・管理栄養士などの専門家や、妊娠出産経験のあるスタッフのサポートを受けることが可能です。
モノグルタミン酸型の葉酸の量 | 400μg |
妊娠中に必要な成分 | 鉄・カルシウム・マグネシウム・ビタミンB1・ビタミンB2・ビタミンB6・ビタミンB12・ビタミンC・ビタミンD |
栄養成分量を公開している | △ |
GMP認定工場 | 〇 |
放射能・残留農薬検査 | 〇 |
価格 | 1,944円~ |
定期購入の回数縛り | なし |
購入後の特別サポート | 薬剤師・管理栄養士・妊娠出産経験のあるスタッフのサポート |
【5位】オーガニック成分が特長「はぐくみ葉酸」
はぐくみ葉酸には、500μgの葉酸が配合されています。モノグルタミン酸型の葉酸400μgのほかに、オーガニックレモンから抽出した食事性の葉酸(ポリグルタミン酸型の葉酸)100μgが配合されています。
原材料にこだわりがあり、22種類の国産野菜から鉄分やビタミンを抽出しています。いつでも解約することができる定期購入コースは、初回限定で大幅な割引を受けることができるうえに、10日間の返金保証が付いています。
はぐくみ葉酸を販売している「はぐくみプラス」は、問い合わせの対応が丁寧なだけでなく、妊活中や妊娠中の女性が楽しめる冊子が商品に付属している点や、購入後に管理栄養士によるサポートを受けることができる点も魅力的です。
モノグルタミン酸型の葉酸の量 | 400μg(+ポリグルタミン酸型100μg) |
妊娠中に必要な成分 | 鉄・カルシウム・ビタミンB6・ビタミンB12・ビタミンC |
栄養成分量を公開している | × |
GMP認定工場 | 〇 |
放射能・残留農薬検査 | 〇 |
価格 | 1,980円(初回限定)~ |
定期購入の回数縛り | なし |
購入後の特別サポート | 管理栄養士による食事サポート |
【6位】国産マカなどの妊活成分が魅力「マカナ」
妊活サプリの決定版!オールインワン妊活サプリ【makana(マカナ)】
マカナの特長は、妊活中の女性に嬉しい成分にこだわっている点で、マカや金時しょうが、DHA・EPAなどの成分を配合しています。しかしながら、成分量は公開されていないため、どのくらいの量が含まれているのかは明らかではありません。
成分量が公開されているビタミンは、妊娠中の付加量を補うことができますが、鉄分とカルシウムは検討が必要です。マカナに含まれている鉄分は8.7mg、カルシウムは84.5mgであるため、マカナだけでは付加量や不足分を補うことができません。
妊活サポートの取り組みが充実している点もマカナの魅力でしょう。購入後は先着で管理栄養士による栄養指導を受けることができます。そのほかに、マカナを購入していない人でも参加することができる、産婦人科医や助産師、管理栄養士によるセミナーも開催しています。
モノグルタミン酸型の葉酸の量 | 400μg |
妊娠中に必要な成分 | 鉄・カルシウム・ビタミンB1・ビタミンB2・ビタミンB6・ビタミンB12・ビタミンC・ビタミンE |
栄養成分量を公開している | × |
GMP認定工場 | 〇 |
放射能・残留農薬検査 | 〇 |
価格 | 3,980円~ |
定期購入の回数縛り | なし |
購入後の特別サポート | 管理栄養士による妊活向けマンツーマン指導サービス(先着) |
【7位】成分がしっかりと配合された「ママニック葉酸」
初回定期お届けコース
ママニック葉酸サプリの特徴は、葉酸以外に40種類の成分が配合されているところです。野菜成分もプラスされていて、全て国産かつ産地限定という徹底ぶり。1日4粒、飲む時間も自由なので自分のペースに合わせて飲めるのも嬉しいですね。
「ママニック葉酸サプリ」は400μgの葉酸に加えて、40種類以上の成分が配合されたサプリメントです。鉄分やカルシウム、ビタミンなどの成分が配合されています。さらに、乳酸菌も配合されているのも特徴。
粒の表面はにおいを抑えるコーティングがされ、比較的飲みやすいのもポイントですね。 放射能・農薬試験済みで製造はGMP準拠工場、配合されている野菜はすべて国産。品質管理を徹底しているところも心強いですね。15日間全額返金保証付きなので、飲み続けられるか心配なママでも安心して購入できますよ。
モノグルタミン酸型の葉酸の量 | 400μg |
妊娠中に必要な成分 | 鉄・カルシウム・マグネシウム・ビタミンB1・ビタミンB2・ビタミンB6・ビタミンB12・ビタミンC |
栄養成分量を公開している | × |
GMP認定工場 | 〇 |
放射能・残留農薬検査 | 〇 |
価格 | 1,620円~ |
定期購入の回数縛り | 6回 |
購入後の特別サポート | なし |
薬局などで売っている市販の葉酸サプリメントも人気
葉酸サプリは、薬局をはじめとする実店舗からも購入することができます。ここでは、おすすめの3つの商品をご紹介します。
ピジョン 葉酸カルシウムプラス
ピジョンは、哺乳瓶や離乳食をはじめとするベビー用品を中心に販売している会社で、60年以上の歴史があります。配合されている成分のうち、鉄分を除くすべての成分について、妊娠中の付加量を補うことができます。
モノグルタミン酸型の葉酸の量 | 400μg |
妊娠中に必要な成分 | 鉄・カルシウム・ビタミンB1・ビタミンB2・ビタミンB6・ビタミンB12・ビタミンD |
栄養成分量を公開している | 〇 |
GMP認定工場 | 〇 |
放射能・残留農薬検査 | 〇 |
価格 | 993円~ |
定期購入の回数縛り | なし(実店舗で購入可能) |
購入後の特別サポート | なし |
DHC 葉酸
DHCはサプリメントや化粧品の販売を中心におこなっている会社です。DHC葉酸の一番の特長は、価格の安さにあります。薬局などで広く販売されているため、手軽に入手しやすいでしょう。ただし製造はGMP準拠工場(第三者による認定は受けていない工場)で、放射能検査が行われていないため、人によっては安全面が気になるかもしれません。
モノグルタミン酸型の葉酸の量 | 400μg |
妊娠中に必要な成分 | ビタミンB2・ビタミンB6・ビタミンB12 |
栄養成分量を公開している | 〇 |
GMP認定工場 | GMP準拠工場 |
放射能・残留農薬検査 | 残留農薬検査のみ |
価格 | 258円~ |
定期購入の回数縛り | なし(実店舗で購入可能) |
購入後の特別サポート | 医療関係者在籍の相談室 |
手軽に葉酸を摂取できる葉酸キャンディ・タブレットという選択肢も
粒状のサプリメントのほかにも、キャンディやタブレットの形状をしたものから葉酸を摂取することができます。粒状のものを飲み込むのが苦手な人や葉酸サプリのにおいや味が苦手な人におすすめです。
ただしサプリメントに比べて、妊娠中に補いたい葉酸以外の成分が少なかったり、添加物である人工甘味料が含まれていたりする可能性あります。おやつ感覚で食べることができてしまうので、つい食べ過ぎてしまうことのないように注意してくださいね。
今回調査したその他の葉酸サプリ
マザーリーフみんなの葉酸400μgサプリ
みんなの葉酸は鉄分やカルシウムのほかに、妊娠中に付加的に摂取したほうが良いビタミンを5種類配合しています。ただし、ほとんどの成分は妊娠中の付加量を下回ってしまっています。
「みんなの葉酸400μgサプリ」のほかに「みんなの葉酸240μgサプリ」「みんなの葉酸100μgサプリ」という商品があります。一見妊娠の時期にあわせて商品を選べるように見えるかもしれませんが、どの商品もモノグルタミン酸型の葉酸が配合されているため、各時期の推奨付加量と一致するわけではありません。厚生労働省が示す妊娠中の付加量240μgと授乳中の付加量100μgは、食事性の葉酸をもとに計算されているため、誤解のないように注意しましょう。
モノグルタミン酸型の葉酸の量 | 400μg |
妊娠中に必要な成分 | 鉄・カルシウム・ビタミンB1・ビタミンB2・ビタミンB6・ビタミンB12・ビタミンD |
栄養成分量を公開している | 〇 |
GMP認定工場 | 不明 |
放射能・残留農薬検査 | 〇 |
価格 | 699円~ |
定期購入の回数縛り | 〇 |
購入後の特別サポート | なし |
今回調査から外したその他の葉酸サプリ
美人通販の葉酸
美人通販の葉酸の気になるポイントは、大豆が配合されている点です。妊娠中の女性や子どもで、豆腐、納豆、煮豆、みそなどの「伝統的な大豆食品」を日常的に食べている場合には、食品以外からの大豆の摂取は推奨されていません(※8)。早く妊娠を望む女性に対して推奨量の倍の葉酸の摂取をすすめていますが、明確な根拠がありません。
エレビット
エレビットは、妊娠中に付加的に摂取したい成分をしっかり含んでいる一方で、モノグルタミン酸型の葉酸が800µgも配合されています。葉酸の耐容上限量は下回っていますが、妊娠中の推奨量の2倍あります。葉酸の摂取は多ければ多いほど良いというものではないので、注意してくださいね。
オーガニックレーベルの葉酸
オーガニックレーベルの葉酸は、全成分が明らかになっていません。以前は妊活中から産後の女性に向けて販売しているにもかかわらず、妊娠中に避けたほうがよいといわれている成分を配合していたようです。さらに販売元である会社は、2017年3月に葉酸サプリとは異なる商品で消費者庁から措置を受けています。
先輩ママ100人に聞いた!あなたのおすすめする葉酸サプリは?
ままのてでは、100人の先輩ママにアンケートを取りました。結果は以下の表のとおりです。
おすすめの葉酸サプリ | 票数 |
---|---|
DHC 葉酸 | 26 |
ベルタ葉酸 | 15 |
小林製薬 葉酸 | 15 |
ピジョン 葉酸カルシウムプラス | 11 |
はぐくみ葉酸 | 9 |
mitete葉酸サプリ | 6 |
プレミン | 5 |
美的ヌーボプレミアム | 3 |
その他 | 10 |
アンケート結果から、市販の葉酸サプリの人気が高いことがわかります。特に「DHC 葉酸」は価格が安く、薬局などの店舗で広く販売されています。一方、通販サイトで販売されている葉酸サプリのうち、最も人気が高いのは「ベルタ葉酸」です。ベルタ葉酸はほかの葉酸サプリに比べて口コミが多いため、購入前にチェックしてみるのもおすすめです。
先輩ママ10人の葉酸サプリに関する口コミ
葉酸サプリを購入して失敗した点は?
一度購入すると毎月送られてくる商品を頼みました。頼み忘れがないようにしてもらってありがたいのですが、飲み忘れがあり、1ヶ月でなくなるはずがどんどん貯まってきています。
(ひなたさん/39歳)
つわり中、サプリを飲むことで気持ち悪さが増すことがあったので、飲むときににおいがするサプリは失敗したなと思いました。
(ココっちさん/29歳)
噛むグミタイプを買ってしまいました。なんだかお菓子みたいで効果がなさそうだなと思い、粒状のサプリメントタイプが良かったと思いました。
(なやさん/26歳)
葉酸サプリ選びで失敗しなかったポイント
特にないです。購入する前にきちんと口コミを読むなどの事前調査をしたので、自分にあった葉酸サプリメントを購入することができたからです。
(むうちゃんさん/33歳)
葉酸サプリを購入するときの決め手は?
続けることを考えると、やはり価格です。いろんな葉酸サプリがあり成分はだいたい似たようなものですので、コストパフォーマンスを考えて値段が手頃であることが決め手となります。
(こっこさん/37歳)
なるべく無添加の物を選んでいます。妊娠前の身体を作る物として、身体にとって悪い物が入っていない方がいいと思いました。そこだけは譲れない決め手です。
(ミノコさん/37歳)
まずは値段が安くて、長く続けやすく安心して使用できる銘柄で決めています。あと飲みやすさも決め手の一つです。
(koriさん/45歳)
毎日飲むものなので、通販などではなくどこにでも売っていて購入しやすいものが決め手です。
(ぽころさん/34歳)
においや味がキツくないかどうかなどの口コミを必ず見ます。あとは値段と葉酸にプラスして、含まれる成分も確認します。亜鉛やカルシウムが含まれているものが私的には好みです。
(chayさん/28歳)
継続して服用しなければ意味がないので、値段があまりにも高すぎるものは購入するのに躊躇します。ですが、何よりも安全性が一番かと思います。
(スマイルさん/36歳)
葉酸サプリはいつ飲む?飲み方は?
おすすめのタイミングは食事の時間
基本的に、葉酸サプリは健康食品であるため、決まった飲み方がありません。自分の好きなタイミングで飲むことが可能ですが、おすすめのタイミングは胃が活発に働く食事中です。
数回に分けて飲むのがおすすめ
水溶性ビタミンの含まれる葉酸サプリは、数回に分けて飲むのがおすすめです。水溶性ビタミンとは、ビタミンB群やビタミンCの成分のことを言い、体内に蓄えられる量が少ないためこまめに摂取する必要があるといわれています(※6)。そのため目安量が数粒の葉酸サプリの場合、一度に摂取することは避け、できるだけ数回に分けて飲むほうが良いかもしれません。
ただ、必ず分けなければならないというわけではありませんので、面倒になってしまうようであれば、一度に摂取しても良いでしょう。
水以外で飲むことができる
葉酸サプリは基本的に、水以外でも飲むことができます。粒状のものを飲み込むことが苦手な人はゼリーやヨーグルトと一緒に飲んだり、つわりで水が飲めない妊娠中の女性はジュースで飲み込んだりしても良いでしょう。
飲み忘れても翌日に持ち越さない
葉酸サプリを飲み忘れたからといって、翌日に飲み忘れた分を一緒に摂取することは避けましょう。一般的にサプリメント自体には用量はありませんが、葉酸の過剰摂取になってしまう可能性があります。飲み忘れてもあまり神経質になり過ぎずに、1日分の目安量の摂取にとどめておけると良いでしょう。
葉酸が妊活や妊娠中に必要な理由は?
葉酸摂取によって神経管閉鎖障害のリスク低減が期待できる
妊娠中の女性が葉酸を摂取することによって、胎児の「神経管閉鎖障害」のリスクを減らすとされています。神経管閉鎖障害とは脳や脊髄をはじめとする神経管に異常が起こることで、胎児に二分脊椎や無脳症などの先天性の奇形となってあらわれます。妊活中から妊娠の可能性のある時期に葉酸を摂取するよう推奨されているのは、胎児の神経管がつくられるのが妊娠4~5週であるためです。
ただし、サプリメントなどから意図的に葉酸を摂取しなかったからといって、必ずしも胎児に神経管閉鎖障害が起こるわけではありません。妊活中から妊娠の可能性のある時期に葉酸の摂取が推奨されるようになったのは、2000年以降です。あくまで葉酸は、神経管閉鎖障害が起こる可能性を減らすために推奨されているものなので、あまり神経質になり過ぎないでくださいね。
葉酸の種類はモノグルタミン酸型とポリグルタミン酸型
葉酸はさまざまな形で存在します。大きく分けてポリグルタミン酸型とモノグルタミン酸型があり、それぞれの特徴は以下のとおりです。
●ポリグルタミン酸型の葉酸
・吸収時に利用率が約半分になってしまう
・通常の食品に含まれ、「食事性の葉酸」と呼ばれることがある
●モノグルタミン酸型の葉酸
・体内でほとんどそのまま吸収される
・一部のサプリメントなどに含まれ、「合成葉酸」と呼ばれることがある
葉酸は妊活・妊娠・授乳中に付加的に必要
妊活中・妊娠の可能性のある時期(妊娠1ヶ月前~妊娠3ヶ月) | 妊娠中(妊娠4ヶ月~) | 授乳中 | |
---|---|---|---|
一般的な女性(18歳以上) | 240μg | 240μg | 240μg |
付加推奨量 | +400μg(サプリメントなど) | +240μg | +100μg |
合計推奨量 | 640μg | 480μg | 340μg |
※葉酸の摂取推奨量は厚生労働省の基準に基づいて記載しています(※1)。
葉酸の付加推奨量は、表に記載されている3つの時期に分けて計算されています。自分に当てはまる時期の合計推奨量を参考に、葉酸を摂取しましょう。
妊活中・妊娠の可能性のある時期の葉酸の種類には注意が必要です。推奨量に記載されている400μgの葉酸は、モノグルタミン酸型の葉酸です。それ以外は食事性の葉酸を基準に考えられています。サプリメントを活用する際は、葉酸の種類を確認してから選ぶようにすると良いですね。
葉酸は食事から摂取しづらい
サプリメントなどによる葉酸の摂取が推奨されているのは、妊活中・妊娠の可能性のある時期の女性です。妊娠中・授乳中の女性の付加量は、食事による摂取を中心に基準が設けられています。
しかし人によっては、普段の食事からは推奨量を補いづらい場合があるかもしれません。葉酸が多く含まれるといわれているほうれん草には、1束の半分に147μgの葉酸が含まれています(※2)。たとえば妊娠4ヶ月以降の女性が、合計推奨量である480μgを摂取しようとすると、1.5束以上のほうれん草を食べる必要があります。できるだけ普段の食事から栄養を摂るよう心がけつつ、摂取しきれないと感じる場合にサプリメントを活用すると良いですね。
葉酸の過剰摂取による副作用
耐容上限量を超えて葉酸を摂取し続けた場合、副作用が起こる可能性があります。葉酸の過剰摂取によるおもな副作用は以下の3つです。
●葉酸過敏症
●ビタミンB12による貧血との区別が難しくなる
●亜鉛の吸収を阻害する
サプリメントなどから葉酸を摂取する場合は、過剰摂取に気を付けて飲むようにしたいですね。
※この記事は2024年5月時点の情報をもとに作成しています。掲載した時点以降に情報が変更される場合がありますので、あらかじめご了承ください。