ダウンは洗濯できる?クリーニングの相場や頻度をご紹介!保管可能な宅配クリーニングがおすすめ

ダウンジャケットを自宅で洗濯することはできるのでしょうか。ここでは、ダウンジャケットの部分洗いの方法や洗濯機や手洗いで洗う方法、干し方をご紹介します。ダウンジャケットを出せるおすすめの宅配クリーニング業者や、費用の相場も参考にしてみてくださいね。

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目次

  1. ダウンジャケットの洗濯・クリーニングの基本
  2. まずはダウンジャケットの洗濯表示を確認しよう
  3. 部分洗いで汚れが落とせないかを確認する
  4. ダウンジャケットを洗濯機で洗う方法は?
  5. ダウンジャケットを手洗いする方法は?
  6. ダウンジャケットの干し方は?
  7. ダウンジャケットのクリーニングは宅配クリーニングがおすすめ
  8. おすすめのダウンジャケットをだせる宅配クリーニング業者3選
  9. 宅配クリーニングを利用するときは、トラブルに注意して
  10. あわせて読みたい

ダウンジャケットの洗濯・クリーニングの基本

ダウンのクリーニングが得意な店がおすすめ

ダウンジャケットをクリーニングに出すときは、ダウンのクリーニングを得意とする専門店を利用することをおすすめします。クリーニング専門店では、家庭ではできないダウンジャケットに最適な方法で洗濯をしてもらうことが可能です。クリーニング後にダウンジャケットをふわふわの状態に戻すには、上質なテクニックが必要になります。

同じクリーニング専門店でも、お店によって技術や知識は異なるため、価格の安さだけで安易に専門店を選ばないようにしましょう。「ダウンがぺちゃんこに縮んだ」などというトラブルが起こらないよう、専門店選びには実際に利用した人の口コミやクリーニング工程も参考にすると良いですね。

一流のクリーニング技術を持つプロのいる専門店では、費用が高額になることも多いですが、ダウンジャケットをより長持ちさせることができるかもしれません。

クリーニング頻度

ダウンジャケットのクリーニングは、どのくらいの頻度で行えば良いのか悩む人も多いのではないでしょうか。あまり頻繁に着ないダウンジャケットの場合は、シーズン終わりに1回クリーニングをすれば十分だといわれています。

ただし大きな汚れがついてしまったときは、放置すると汚れが落ちにくくなってしまうため、シーズン中でもクリーニングに出すようにしましょう。頻繁に着用するダウンジャケットの場合は、シーズン半ばに一度クリーニングに出すことをおすすめします。

きれいに使っていても、一度でも着用したダウンジャケットには多かれ少なかれ汚れがついているものです。クリーニングに出し、次のシーズンに汚れを持ち越さないようにしましょう。ただし、頻繁にクリーニングに出し過ぎると、ダウンジャケットが傷んでしまうので注意が必要です。

クリーニングの相場

ダウンジャケットのクリーニング料金の相場は、およそ1,500~3,000円程度ですが、種類によってクリーニング料金は変わるので注意が必要です。実際にクリーニング専門店でダウンジャケットの素材や丈の長さなどを確認してもらい、料金を計算してもらいましょう。

洗濯洗剤の種類

ダウンジャケットの洗濯には、洗浄力の弱い「おしゃれ着洗剤」などの中性洗剤を使いましょう。洗浄力の強い洗剤を使ってしまうと、ダウンジャケットの色合いや風合いが損なわれたり、素材が傷んだりする可能性があるので注意が必要です。

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まずはダウンジャケットの洗濯表示を確認しよう

ダウンジャケットを自宅で洗濯する場合は、まず洗濯表示を確認するようにしましょう。以下のマークが記載されていれば、自宅での洗濯が可能です。

・洗濯機マーク:洗濯機での洗濯が可能
・手洗いマーク:洗濯機では洗えないが、手洗いでの洗濯は可能

一方「水洗い不可マーク」が記載されている場合は、自宅で洗濯することはできないためクリーニングを依頼するようにしましょう。また、洗濯表示には洗濯上の注意点が記載されています。洗濯機マークに「ネット使用」との表記が添えられている場合は、洗濯ネットをきちんと使うようにしましょう。

洗濯表示に従わずに自己流で洗濯したところ、ダウンが縮んだりぺちゃんこにつぶれたりした、という失敗例も少なくありません。お気に入りのダウンジャケットをだめにしないよう、洗濯表示の確認は怠らないでくださいね。

部分洗いで汚れが落とせないかを確認する

ダウンジャケットを洗濯する前に、目立つ汚れがないか確認しましょう。汚れがある場合は、最初に部分洗いをして汚れを落としておけると良いですね。ダウンジャケットの部分洗いの手順は、以下の通りです。

1.おしゃれ着用洗剤(中性洗剤)を水に溶かし、ボトルの表示よりも5~10倍程度濃くなるように洗浄液を作ります。
2.スポンジに洗浄液を含ませ、叩きながら汚れを落とします。
3.汚れがひどくスポンジでは落とせないようなら、やわらかい洗濯ブラシで軽くこすります。

洗濯ブラシを使うときは、生地が傷まないようにやさしくこすりましょう。ただし表面にコーティングが施されているツヤのあるダウンジャケットの場合は、ブラシを使うとコーティングが取れてしまうかもしれません。コーティングがあるダウンジャケットには、洗濯ブラシは使わないようにしてくださいね。

ダウンジャケットを洗濯機で洗う方法は?

ダウンジャケットをネットに入れる

ダウンジャケットを洗濯するときは、洗濯ネットを使用するようにしましょう。洗濯ネットの大きさにあわせて、ダウンジャケットをたたんでから入れてくださいね。洗濯ネットを使用することで、ダウンジャケットの型崩れなどを予防することができるでしょう。

手洗いやソフトコースを選択する

洗濯機でダウンジャケットを洗うときは「手洗いコース」や「ソフトコース」「ドライコース」などの弱水流で洗濯するコースを選ぶようにしましょう。洗濯機によって名称が異なるので、よくわからないという方は取り扱い説明書を確認してくださいね。

ダウンジャケットを手洗いする方法は?

洗濯機の中で押し洗い

大きくかさばるダウンジャケットを洗濯桶で洗うのは難しいですよね。そのため手洗いでも、たっぷりの水をためることができる洗濯機を活用しましょう。洗濯機を使ったダウンジャケットの手洗いの手順は、以下の通りです。

1.洗濯機に水を張り、おしゃれ着用洗剤(中性洗剤)を溶かします。
2.ダウンジャケットを洗濯機に入れ、上から押して洗浄液を全体に染み込ませます。
3.40~50回を目安にダウンジャケットを洗濯機内で上下させたら、脱水機能を使って水を抜きます。

洗濯機ですすぎを行う

水が抜けたら新しく水を洗濯機内に張り、すすぎを行います。入れ替えた水の中でダウンジャケットを40~50回程度上下させたら、再び水を入れ替えて2回目も同様にすすぎをしましょう。

洗濯機で脱水をする

すすぎが終わったら、洗濯機の脱水機能を使って脱水を行います。ドライコースなどがあれば、利用するようにしましょう。普通コースしかない場合、脱水は約30秒を目安にしましょう。洗濯機で脱水するのに抵抗がある場合は、手で押して脱水しても問題ありません。

ただし強く押しすぎるとダウンジャケットが傷んだり縮んだりする可能性があるため、注意が必要です。

ダウンジャケットの干し方は?

ダウンジャケットは、風通しの良い場所で陰干しします。直射日光が当たる場所は、生地が傷んでしまうため避けてくださいね。ダウンジャケットを乾かしている途中、何度か全体を叩いて中身をほぐしましょう。そのままにしているとダウンが偏ったり、潰れた仕上がりになったりするかもしれません。

またダウンジャケットが完全に乾くには、天気が良い日でも2~3日ほど時間がかかります。一見乾いているように見えても、ダウンの内側が湿っていることがあるので気をつけましょう。湿ったまま乾かすのをやめてしまうと、カビの原因となる可能性もあります。「完全に乾いた」と感じてから、もう1日長く乾燥させると良いですね。

乾燥機を使ってダウンジャケットを乾かすときは、洗濯表示で乾燥機が使用できるかどうか確かめるようにしてください。また、ダウンジャケットの表面の生地には、熱に弱い素材が使われていることが多いです。乾燥機を使用するなら低温設定で、10分ごとにダウンジャケットの状態を確認しながら乾燥させましょう。

ダウンジャケットのクリーニングは宅配クリーニングがおすすめ

宅配クリーニングの相場

ダウンジャケットの宅配クリーニングの相場は、2,000~3,000円程度です。ダウンベストはダウンジャケットよりも安価で取り扱われ、ダウンコートは高額で取り扱われている場合が多いです。クリーニングを依頼するダウンが「ダウンベスト」「ダウンジャケット」「ダウンコート」のどれにあたるのか、前もって確認しておくようにしましょう。

自宅で配送と受け取りができる

かさばるダウンジャケットは、クリーニング専門店まで持ち運ぶのに苦労する衣類ではないでしょうか。宅配クリーニングなら自宅で配送・受け取りができるので、手軽にクリーニングを利用することが可能です。2回目以降の利用では、コンビニ配送が可能な宅配クリーニング業者もあります。

集荷のタイミングに在宅していることが難しい場合にも、クリーニングに出すことができるのはうれしいですね。

ダウンジャケットを保管してくれる業者もある

クリーニング業者のなかには、保管サービスを行っているところもあります。かさばるダウンジャケットは、クローゼット内で場所をとってしまうものではないでしょうか。保管サービスを利用すると、クローゼットがすっきりと片付きますよ。

保管期間や受付時期は宅配クリーニング業者によって異なるため、利用する業者のホームページなどで確認しましょう。

豊富なオプションサービス

豊富なオプションサービスを用意しているクリーニング業者も少なくありません。撥水加工や抗菌加工、消臭加工、防臭加工など、オプションサービスの種類も宅配クリーニング業者選びの参考にしてみてくださいね。

おすすめのダウンジャケットをだせる宅配クリーニング業者3選

紹介している料金やサービス内容は、2018年4月26日の情報を参考にしています。

リネット

大手宅配クリーニングのリネットでは、シミ抜きや毛玉取り、毛取りは無料で対応してもらえます。オプションの種類が豊富なのも魅力のひとつで、利用できるオプションは以下の表の通りです。

コンビニ集荷だけでなく、宅配ボックスからの集荷も受け付けているのがうれしいですね。送料は利用料金や登録している会員の種類、地域によって異なります。最大8ヶ月間の保管サービスも行われているため、利用してみてはいかがでしょうか。

ネクシー

ネクシーのオプションサービスは、公式ホームページでは明記されていません。内容によっては対応してもらえることがあるため、気になる場合は相談してみましょう。ボタン・ほつれ修理や毛玉とり、シミ抜きは無料で対応してもらえるようです。

ネクシーでもコンビニ集荷を利用することができますが、発送手数料が別途必要となるため注意しましょう。また保管サービスは最大8ヶ月間利用することが可能で、返却前に2回目のクリーニングをしてもらえるのが大きな特長です。なお送料は利用料金や会員の種類、地域によって異なります。

リネット
ネクシー
クリーニング料金(税別)ダウンベスト 2,280円~ ダウンジャケット 2,850円~ ダウンコート 3,150円~ダウンベスト 2,000円(メンバーズ会員は1,700円) ダウンジャケット 2,500円(メンバーズ会員は2,120円) ダウンコート 2,550円(メンバーズ会員は2,550円)
オプションサービスデラックス仕上げ 花粉ガード 撥水加工 ウェット加工 ダブルリファイン加工 潔癖加工(抗菌・消臭・防臭) ノリ固め・なし 折り目加工不明
無料サービスシミ抜き 毛玉とり 毛とりボタン・ほつれ修理 毛玉とり シミ抜き
コンビニ集荷可能可能(別途発送手数料がかかる)
保管サービス最大8ヶ月最大8ヶ月
送料利用金額1万円以上 無料 利用金額8,000~1万円未満 900円 利用金額8,000円未満 1,800円 プレミアム会員は3,000円以上の利用で無料、それ以下は1,800円 (北海道・沖縄を除く)利用料金3,500円以上 無料 利用料金3,500円未満 1,620円 (北海道・沖縄・東北エリアを除く)

宅配クリーニングを利用するときは、トラブルに注意して

手軽に利用できる便利な宅配クリーニングですが、集荷・配送を宅配業者が代行するため、クリーニング業者とお客さんが顔を合わせる機会がないのが難点です。衣類の状態などを相互確認することが難しいため、トラブルに発展してしまうケースがあります。

宅配クリーニング業者とのトラブルを避けるため、集荷前に疑問点は確認しておくようにしましょう。

あわせて読みたい

※紹介している料金やサービス内容は、2018年4月26日時点の情報を参考にしています。