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運動会のお弁当を作ろう
保育園や幼稚園の運動会は、比較的過ごしやすい春や秋に行われることが多いでしょう。かけっこやお遊戯など子どもの頑張りが見られるため、親も楽しみな園行事のひとつですよね。写真を撮ったりビデオを撮影したりと、子どもの成長の記録を残すことができるのも運動会の醍醐味といえます。
運動会の昼食は、各家庭でお弁当を持参して、親子で一緒に食べるという園がほとんどです。お弁当を食べる際は、園庭にレジャーシートを広げたり、解放されている教室を利用したりと、さまざまなスタイルがあるでしょう。なかには、午前中で競技が終わり、任意でお弁当を持参して会場で食べてから帰るという園もありますよ。
運動会のお弁当を作る場合、パパやママはいつもより朝早く起きて準備をする必要があります。お弁当のメニューや段取りを考えなければいけないため大変な作業ですが、お弁当作りのコツをつかんで、楽しく運動会を迎えることができると良いですね。
運動会のお弁当作りのコツや注意点は?

運動会のお弁当を作る際は、あらかじめコツや注意点を確認しておくと安心です。当日の準備をスムーズに進めるための、運動会のお弁当作りのコツや注意点を紹介します。
暑さ対策をしっかりと
運動会は、比較的過ごしやすい春や秋に行われることが多いようです。それでも日差しが強く、暑さを感じることがあるでしょう。気温が上がるとお弁当が傷みやすくなるため、食中毒を起こさないように対策が必要です。
お弁当を作る際は、以下のように細菌が繁殖しにくい工夫を心がけましょう。
・手を石鹸できれいに洗ってから調理する
・食材は中まで火を通す
・食材の水気をしっかりと切る
お弁当に抗菌シートを入れたり、保冷剤を使用してお弁当を冷やしたりする方法もおすすめです。
30枚入
抗菌シートのフィルムには銀イオンが練り込まれ、食品に付着した雑菌の繁殖を抑える働きがあるといわれています。食中毒対策としてお弁当に使用している方が多いようですよ。
前日に下ごしらえしておく
前日に下ごしらえができるメニューは、あらかじめ準備をしておくと当日の朝はスムーズにお弁当が作れますよ。から揚げをタレに漬けて朝に揚げるだけにしておく、トウモロコシを事前にゆがいてカットし詰めるだけの状態にしておく、といった工夫をしても良いでしょう。
運動会当日の朝は、できるだけお弁当作りの負担を減らすことができると良いですね。
いろいろな色の食材を取り入れる
運動会のお弁当は、見た目にもこだわりたいというママが多いようです。できるだけいろいろな色の食材を取り入れることで、彩りの良いお弁当に仕上がります。
揚げ物や煮物が中心の弁当は、一般的に茶色の印象を与えます。お弁当の見た目を楽しむためにも、茹でたほうれん草(緑)やトウモロコシ(黄)、水気をしっかりと切ったプチトマト(赤)など、食材のバリエーションを増やしてみましょう。
運動会のお弁当の人気メニューは?

運動会のお弁当メニューに迷った場合、子どもたちが好みやすい定番メニューを入れると、たくさん食べてくれるのではないでしょうか。ここでは、運動会のお弁当に入れたい人気の定番メニューを紹介します。
おにぎり
おにぎりは、運動会のお弁当に欠かせないメニューのひとつです。おにぎらずやスティックおにぎり・いなり寿司など、さまざまなご飯のメニューを楽しんでも良いですね。
おにぎり型
海苔カッター(顔)
海苔カッター(髪)
カッターマット
「にこにこかおむすびセット」は、家族の顔が作れるおむすびセットです。白米の他に、のり・スライスチーズ・ハムを用意するだけで簡単に作ることができますよ。
サンドイッチ
おむすびの代わりに、サンドイッチをお弁当に詰める方も多いでしょう。卵やハム・レタスなどさまざまな具材を使用することで、カラフルなお弁当に仕上がるはずですよ。
材質:ポリプロピレン
2枚の食パンに具材を挟み「サンドでパンだ」を使用して型を抜くことで、簡単にサンドパンを作ることができます。サンドパンを作る際は、8枚切りの食パンを使用するときれいに仕上がりますよ。
から揚げ
から揚げはお弁当の定番メニューのひとつです。鶏肉を前日からタレに漬けて味をしみ込ませておくことができるため、時短メニューともいえるでしょう。塩味や照りマヨ・ガーリック風味など、さまざまな味を楽しんでも良いですね。
煮物
運動会のお弁当に入れる煮物は、前日に作り置きをしておくことができます。お弁当箱に煮物を詰める際は、茶こしなどを使って煮汁をしっかり切ると良いでしょう。
卵焼き
卵焼きは、焼きのりを巻き込んだり青のりを入れたりと、さまざまなレシピが楽しめます。卵焼きを作る際は、食中毒を防ぐためにも、中までしっかりと火を通すよう心がけましょう。
そうめん
近年、のど越しの良いそうめんを運動会のお弁当とする方が増えています。そうめんと麺つゆを別に持って行くことで、麺がのびずに済みますよ。麺つゆは、ボトルタイプのストレートつゆや、ペットボトルに入れて凍らせたものを持参すると良いでしょう。
【おにぎり】運動会のお弁当レシピおすすめ5選
運動会のお弁当は、できるだけいろいろな色の食材を使用し、カラフルなものに仕上げたいですよね。とはいえ、朝の限られた時間で作らなければいけないことから、簡単な調理法のレシピがおすすめです。ここでは、運動会のお弁当に入れたいおすすめレシピを紹介します。
スティックおにぎり5種
スティックおにぎりは持ちやすく食べやすいことから、子どもから大人まで人気が高いメニューといえます。ふりかけや鮭フレークで味を付けたスティックおにぎりの他、肉巻きやオムライス風など、味のバリエーションを増やしても良いですね。
デコスティックおにぎり
ふりかけや塩などで味を付けた一般的なスティックおにぎりに、かわいくアレンジした焼きのりを巻くと見た目が華やかになります。焼きのりをハート型や星型にアレンジをしても良いでしょう。焼きのりは前日の夜に形を作っておくことができるため、朝の時間に余裕を持たせたい方にもおすすめのレシピです。
ペンギンおにぎり
ペンギンのおにぎりは比較的簡単に作ることができるため、初めてキャラ弁にチャレンジする方にもおすすめのレシピです。前日にのりを切り、ニンジンの型抜きを済ましておくと良いでしょう。お弁当をかわいく仕上げることができますよ。
キティちゃん弁当
キティちゃんをモチーフにしたおにぎりは、お弁当作りに自信がなくても、比較的簡単に作ることができます。から揚げや卵焼きなどの定番メニューを添えるだけで、子どもが好むお弁当に仕上がりますよ。
いなり寿司
運動会のお弁当のメニューに、いなり寿司もおすすめです。いなりを自宅で作る場合は前日から仕込み、当日はご飯を詰めるだけというところまで準備をしておくとスムーズでしょう。
商品サイズ:幅約8.5×奥行約5.5×高さ約5cm
材質:ポリプロピレン
「いなりメーカー」は、いなりずしを型にはめることで、くまの形になるアイテムです。いなり寿司にのりやスライスチーズ・ハムでデコレーションをして、お弁当をかわいく仕上げたい方にもおすすめですよ。
【サンドイッチ】運動会のお弁当レシピおすすめ3選
ロールサンド弁当
運動会当日は、おにぎりよりもパンのほうが食べやすいという子どももいます。ロールサンドは輪切りにすることで中の具材が目立ち、カラフルなお弁当に仕上げることができます。
ロールサンドは、子どもの好みや食べやすい大きさに合わせて、スティックタイプや一口サイズと形を変えても良いでしょう。
ポケットサンド
運動会のお弁当には、ポケットサンドもおすすめです。市販の4枚切りの食パンを半分に切った後、ポケットを作るようにパンの身の部分(白い部分)に切れ目を入れます。ハムやチーズなど一般的な具材の他、子どもが好みやすいハンバーグやドライカレーを入れてもおいしいですよ。
ちぎりパンサンド
運動会のお弁当を詰める際に、パンにもこだわったサンドイッチを作る方もたくさんいます。パンを焼く場合は、前日の夜に焼いて粗熱を取っておくと、当日の朝にスムーズに使うことができますよ。パンに挟む具材にバリエーションを持たせることで、彩りの良いサンドイッチができるでしょう。
【おかず】運動会のお弁当レシピおすすめ5選
から揚げ
から揚げは運動会当日の朝に揚げる方が多いことから、できるだけ簡単な調理法がおすすめです。朝から揚げる手間をカットしたい方は、フライパンで揚げ焼きをする方法があります。調理がしやすいテクニックを活用して、運動会当日の朝の時間に余裕を持たせてはいかがでしょうか。
冷めてもおいしいおかず
運動会のお弁当には、冷めてもおいしく食べることができるおかずがおすすめです。食材や調理方法に少し気をつけることで、おかずが冷めたときに、固くなったり口触りがパサパサになったりすることを防げますよ。冷めてもおいしいおかずに、子どもが好むアレンジを加えても良いですね。
隙間おかず
隙間おかずとは、お弁当箱の隙間をうまく埋めることができるメニューのことをいいます。隙間おかずを作る時間がない方は、ロースハムとスライスチーズを重ねて巻いたものや、枝豆をさやから取り出したものをスティックに刺し、お弁当に彩りを添えてはいかがでしょうか。
ちくわどり
ちくわどりは、火を使わずに作ることができる簡単レシピです。前日から用意をしておくことができるため、当日の朝の負担を軽くすることができます。いくつか作り置きをしておいても良いですね。
ハート型デコ
お弁当をかわいく見せるために、おかずの切り方を工夫してアレンジを加える方法があります。いちごや卵焼き・ウインナーは、切り方を変えるだけでかわいいデコレーションアイテムになります。
【簡単・時短】運動会のお弁当レシピ2選
時短・簡単
運動会当日の朝は、お弁当だけではなく子どもの準備などでも忙しいため、時間をかけずにできる簡単なレシピをいくつかマスターしておくと安心です。キャラ弁を作るのが不安な方は、ラップに包んだおにぎりに、マジックで絵を描いたり、マスキングテープでデコレーションをしたりする方法がおすすめですよ。
そうめん弁当
運動会のお弁当に、のど越しの良いそうめんを持参する方が増えています。そうめんがのびるのを防ぐために、茹でた麺は氷水で締めて、しっかりと水気を切ることが大切です。そうめんをお弁当にする場合は、別途、麺つゆを入れるための器を忘れずに持って行きましょう。
4個入り
麺つゆを持参する場合は、スタッキングコップが便利です。取っ手の付いたカップに麺つゆを入れ、そうめんを食べる方法がおすすめですよ。そうめんは、大きなタッパーに入れてみんなで取りわけてはいかがでしょうか。
運動会のお弁当作りに関する悩み

運動会のお弁当作りは、ママにとって大きなイベントのひとつでもあります。しかし、仕事や育児で忙しくて作る時間が限られたり、祖父母のぶんを作ることになったりとさまざまな悩みがあります。運動会のお弁当作りの悩みは、どのように解決すれば良いのでしょうか。
お弁当作りが苦手!作りたくない場合は?
運動会のお弁当は、すべて手作りにする必要はありません。お弁当作りが苦手な場合は、お総菜や冷凍食品を上手に活用しましょう。
詰めるだけのメニューをいくつか用意しておくだけで、心と時間にゆとりが生まれるはずです。簡単にお弁当をデコレーションするために、100均のお弁当スティックやアルミシート・のりパンチなどを利用してはいかがでしょうか。
祖父母のお弁当も作ったほうが良い?
運動会当日、孫の応援をしに祖父母が来るという家庭は少なくありません。応援に来てくれた場合はお昼を一緒に食べることから、祖父母のぶんのお弁当も用意するというママが多いようです。しかし、たくさんのお弁当を作るのが負担に感じる方もいるでしょう。
事前に相談し、お弁当は持参してもらうようお願いをする方もいます。または、おにぎりやおかずなどを用意する代わりに、祖父母にフルーツを用意してもらうという家庭もあるでしょう。それぞれの家庭状況やライフスタイルを考慮して、お弁当の負担を少しだけ分担してもらえるか相談をしてみてはいかがでしょうか。
ママ友にお願いしても良い?
親しいママ友とお弁当をシェアし、運動会のお弁当づくりの負担を減らすママもいるようです。一緒にお弁当を食べる約束をしていたり、家族ぐるみで親しくしていたりするママ友がいる場合、おにぎりやおかずなどを分担して持ち寄ることができるか相談してみてはいかがでしょうか。
ママ友とお弁当をシェアする場合、互いに何を用意するかを事前に決めておくと良いでしょう。相談する際は、材料費などの負担をある程度明確にしておくと安心ですね。
運動会のお弁当に関する体験談

サンドイッチをメインにしました
我が家のお弁当メニューはそうめんです
深めのお弁当箱に麺と薬味を入れ、食べるときに麺つゆをかけるように工夫しています。麺つゆはストレートタイプのものをペットボトルに入れて凍らせて持って行くと、昼ごろにはちょうど良い感じに溶けていますよ。
前日にあらかじめお弁当箱に詰めておきます
ファミリータイプの3段のお弁当箱を使用しているため、そのうちの1段に、茹でたトウモロコシやほうれん草のおひたし、枝豆やハムなどをひと通り詰めて仕上げておきます。翌日は、おにぎりやから揚げなど、火を通したものを詰めるだけなので、朝の負担が軽減できますよ。
運動会のお弁当に関するおすすめレシピ本
パパッと!運動会&行楽べんとうベストレシピ115
発売日:2011年09月
出版社:主婦の友社
ページ数:63p
「パパッと!運動会&行楽べんとうベストレシピ115」は、運動会にちなんだレシピやおかずの配置などが紹介された一冊です。初心者でも簡単にできるアイデアが満載ですよ。味にもこだわったレシピが多く、両親や義両親のぶんのお弁当を作る方にもおすすめです。
あ~るママの子どもに作ってあげたいお弁当
発売日:2012年02月
著者/編集:あ~るママ
出版社:主婦と生活社
ページ数:95p
「あ~るママの子どもに作ってあげたいお弁当」は、子どもが好んで食べやすいように、おいしいさとかわいらしさにこだわったお弁当を作りたい方におすすめのレシピ本です。日常的なお弁当から、特別な日のお弁当、デコ弁やキャラ弁まで、さまざまなテクニックが紹介されていますよ。
さりげなく野菜を使用したレシピが多く、好き嫌いをしがちな子どものお弁当にもおすすめです。
運動会のお弁当に関するおすすめの本
楽天・Amazonで運動会のお弁当におすすめの他の本を探したい方は、以下のリンクを参考にしてください。お気に入りのレシピが見つかると良いですね。
運動会のお弁当は簡単でおしゃれなレシピを活用しよう!
子どもの運動会は楽しみな行事のひとつですが、お弁当作りに悩むママは多いようです。忙しい朝に家族ぶんのお弁当を作らなければいけないことから、事前にどのようなメニューを作るか決めておくと良いでしょう。朝の時間に余裕を持たせるために、お総菜や冷凍食品を利用しても大丈夫ですよ。
運動会当日は、気温や環境によってお弁当の食材が傷むことがあります。保冷材を入れたり抗菌シートを活用したりと、食中毒対策を行うことも大切でしょう。熱中症を防ぐために、ペットボトルのジュースやお茶を凍らせて持って行く方法もおすすめです。
運動会のお弁当は、簡単に作ることができるレシピを活用して、子どもが笑顔になるランチタイムになると良いですね。