【幼稚園の運動会ガイド】時期や時間、プログラム、持ち物やマナーをおさえておこう

子どもたちがとても楽しみにしている年中行事のひとつに運動会があります。園庭で運動会を行う幼稚園が多いですが、園庭がない幼稚園は近くの運動公園などを使用することもあるようです。ここでは、幼稚園の運動会の時期やプログラム、服装や持ち物について紹介します。注意点も参考にしてくださいね。

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目次

  1. 幼稚園の運動会の時期と時間
  2. 幼稚園の運動会のプログラム内容は?
  3. 幼稚園の運動会でのお弁当の注意点
  4. 幼稚園の運動会の持ち物
  5. 幼稚園の運動会での服装は?
  6. プレ幼稚園の運動会とは?
  7. 幼稚園の運動会の注意点・マナー
  8. マナーを守って楽しい運動会を
  9. あわせて読みたい

幼稚園の運動会の時期と時間

幼稚園の運動会は何月ごろ?

幼稚園の運動会は、過ごしやすい季節である春か秋に開催されることが多いです。入園してから少し慣れた時期の5月ごろか、猛暑を避けた10月ごろに開催するのが一般的なようです。園庭が狭い場合は、近隣の小学校や市の運動場を借りる幼稚園もありますよ。

運動会の時間帯は?

運動会が行われる時間は園によって異なりますが、まだ身体の小さな年少さんは午前中の競技が中心です。午前中だけで運動会が終了する園もあります。午前のみの場合はお弁当は必要ありません。午後まで行う園では、お昼にお弁当を食べる休憩時間を挟み、だいたい午後3時ごろに終了することが多いようです。

運動会当日が雨のときはどうなるの?

一般的には翌日もしくは翌週に順延とすることが多いです。年間スケジュールなどにより、順延日を確認しておきましょう。念のため、順延日も予定をあけておくと安心です。

当日の朝に雨が止んだとしても、地面に水たまりがあるなどの理由で延期になることがあります。開催がはっきりしないときは、自分で判断せずに幼稚園の連絡を待ちましょう。

幼稚園の運動会のプログラム内容は?

一般的なプログラム内容は次の通りです。

1.入場・行進(時間やスペースの関係で省略することがあります)
2.開会式(園長先生のあいさつ・園旗掲揚・選手宣誓・幼稚園の歌など)
3.準備体操(保護者も参加する場合があります)
4.競技(かけっこ、玉入れ、大玉ころがし、つなひき、リレーなど)
5.親子競技(障害物競走、フォークダンスなど)

昼休憩 お弁当タイム

6.年長の組み立て体操など(年長ならではの種目)
7.競技や鼓笛
8.閉会式(園長先生のあいさつ・記念品授与)

親子競技や、保護者の有志リレーなど、保護者が参加する競技が行われる場合もあります。そのほか、来年度に入園予定の子どもや卒園児のためのプログラムが用意されていることもあります。

幼稚園の運動会でのお弁当の注意点

子どもが楽しみにしている運動会で食べるお弁当は、張り切って作りたいですよね。子どもと一緒に食べるお弁当は楽しさもおいしさも倍増することでしょう。しかし、運動会の季節は暖かいので、「食中毒」に気を付ける必要があります。以下の注意点を参考にしてください。

調理器具やお弁当箱を清潔に保つ

食中毒には、O-157などの細菌やノロウイルスなどのウイルスが原因のものがあります。どちらも清潔を保つことで繁殖を抑えることができます。調理をする前には手洗いをしっかりし、調理器具やお弁当箱を清潔に保つようにしましょう。

しっかりと火を通してよく冷ましてから詰める

細菌やウイルスが繁殖する要因は、栄養分・水分・温度です。菌は水の中に溶け出した栄養分を食べて繁殖していきます。そのため、お弁当箱内の水分が多いと食中毒にかかる可能性が高くなります。

お弁当に食品を詰めるときには、食品にしっかり火を通した後によく冷ましておくことが大切です。温かいままにすると蒸気が箱の中にこもり、水分が出てしまいます。お弁当箱自体の水分もきちんと拭き取っておくようにしましょう。

傷みやすいものを入れない

傷みやすい食品としては、水分が多いものや生ものがあげられます。炊き込みご飯などは水分量が多く、チャーハンやピラフなどは熱がこもりやすいので、しっかりと冷ましてから入れるようにしましょう。

色どりを良くするためにプチトマトなどがよく使用されますが、生野菜はしっかりと水分を拭き取り、温かいものの横に置かないようにしてくださいね。生野菜だけは別の容器に入れておくのもおすすめです。

子どもに人気のあるポテトサラダは、マヨネーズを使っているので水分が出やすく、ジャガイモのでんぷん質が傷みやすいので、お弁当には向いていません。煮物などはざるにあげてきちんと水分を取り、作り置き冷凍をしていたおかずなども一度しっかり火を通してからお弁当箱に入れることが大切です。

傷みを防ぐ食べものや抗菌シート、保冷剤を入れる

傷みを防ぐ抗菌シートなどは手軽に使えて便利です。シートを利用したり、保冷剤を入れたりするだけでも食中毒を防ぐことができます。保冷材はお弁当箱の上にのせるようにしましょう。

中身を誤って食べてしまうと危険なので、保冷剤の使用を禁止している幼稚園もあります。事前の案内状をきちんと確認するようにしましょう。保冷剤の使用が禁止されている場合には、冷凍えだまめや冷凍ゼリーなどをお弁当箱の上にのせておけば、保冷剤代わりになりますよ。

酢や梅干を使った料理を入れたり、仕切りにシソを使ったりと、お弁当に入れる食材でも傷みを防ぐことができます。少し入れておくだけでも傷みを防ぎやすくなるので、試してみてください。

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幼稚園の運動会の持ち物

どの幼稚園でも運動会の前には案内のお便りが配布されるので、当日の注意事項に加え、持ち物についてもきちんと確認しておきましょう。

持ち物チェックリスト

□敷きもの
少人数ならレジャーシート、大人数ならキャンプなどで使用するブルーシートがおすすめです。

□デジタルカメラやビデオカメラ
当日焦ることのないように使い方をマスターしておきましょう。充電やメモリーの確認もしましょう。

□飲みもの
幼稚園には基本的に自動販売機はありません。のどが渇いたときにすぐ飲めるよう、水筒を用意しておきましょう。

□おやつ
簡単につまめるおやつを持っておくと良いでしょう。園によっては禁止されている場合もあるので確認してください。

□日焼け止め
屋外で行われる運動会では、日焼け止めは必須です。

□ゴミ袋
ゴミは持ち帰るようにしましょう。

□タオル

□お弁当

持って行って良いか確認が必要なもの

テントや三脚・大きな日傘・折りたたみチェアなど、場所が必要なものや転倒時の危険があるものについては、事前に持ち込みの可否を幼稚園に確認しましょう。

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幼稚園の運動会での服装は?

幼稚園の運動会は、子どもは指定の体操服で参加します。また、親子で参加する競技や親だけが参加する競技が行われる場合があります。競技に参加するしないにかかわらず、動きやすい格好をする方が多いようです。

具体的にどのような服装が良いのか見てみましょう。

子どもの服装

子どもは幼稚園が指定する服装(体操服)で出席します。ゼッケンをつける場合は前日までに済ませ、激しく動いても取れないかどうか確認してください。

足元は、競技に専念しやすいように履き慣れた靴で参加しましょう。靴下の色に指定がなければ目立つ色の靴下を履かせ、遠くからでも子どもを見つけやすいように工夫してはいかがでしょうか。

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パパの服装

パパの服装としては、Tシャツやポロシャツに、パンツとスニーカーというスタイルがおすすめです。さわやかパパを意識すると良いかもしれませんね。キャップのような帽子は、競技中に取れてしまう可能性があるので控えましょう。気候の変化に対応できるよう、軽めのジャケットなどを持っておくと安心ですね。

ママの服装

親が参加する競技にはパパが出るのでママは見学のみと考えている方もいますが、念のため動きやすい格好が良いでしょう。屋外で行われることが多く、子どもの手伝いやお世話で動くことがあるかもしれません。

そのため、ママも運動ができるような服装が好ましいでしょう。シンプルなTシャツには、邪魔にならない程度のアクセサリーや小物でおしゃれすると良いかもしれませんよ。

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夫婦共通の注意点

親の服装は、だらしない格好にならないように注意しましょう。パンツの片足だけ裾をまくりあげたり、下着が見えるような腰履きをしたりしないように気を付けたいですね。

きちんとした格好を心がけることが大事ですが、かといって革靴やハイヒールは場違いです。露出の多い服装や、下着が透けて見える素材の服装は避けるようにしましょう。

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プレ幼稚園の運動会とは?

プレ幼稚園に通う子どもを対象に、別の日に運動会を実施するところもあります。開催日は、平日や土日など、園の方針によってさまざまです。幼児の年齢を考慮して午前中で終わるところが多く、子どもを競わせるというよりも、楽しく身体を動かす、親子で触れ合い遊びをするという側面が強いです。

プレ幼稚園の運動会に参加することで、園の雰囲気を知ることができ、幼稚園選びの指標にすることができるという意見もあるそうです。

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幼稚園の運動会の注意点・マナー

場所取りのルールを守る

幼稚園の運動会では、子どもの応援や子どもの頑張っている姿を写真やビデオで撮るために、観覧場所の選定が重要になりますよね。場所取りをする保護者もいるかもしれませんが、節度を持った行動をすることが大切です。

基本的には、幼稚園から事前にもらう運動会に関するお便りに注意事項が記載されているため、場所取りのルールがある場合はきちんと守るようにしましょう。指定された時間や場所を守り、時間よりも早く場所取りに行ったり、禁止されている場所にシートを置いたりすることは避けたいものです。

特に園庭で運動会を行う場合は場所が限られているため、カメラの三脚は使って良いのか、脚立の持ち込みの可否を確認すると安心です。テントを許可している幼稚園もあるかもしれませんが、禁止されている場所にテントを張らないようにしましょう。競技の邪魔にならないよう、観覧席として決められている場所を守ってくださいね。

撮影の際は注意して

カメラで写真を撮ったり、動画を撮影する際には、周囲への気配りを忘れないようにしましょう。入ってはいけない場所で撮影をしたり、撮影に夢中で人にぶつかったりすることのないよう、マナーを守ってカメラを使ってくださいね。

マナーを守って楽しい運動会を

運動会はわが子をしっかりと応援したくなるもの。しかし、日に焼けたくないからと最前列で日傘をさしたり、競技中の子どもの観覧席に行って写真を撮ったりと、周りへの配慮を忘れてしまうのは避けたいですね。節度のある行動を心がけ、みんなが楽しめる運動会にしましょう。

運動会の主役はなんといっても子どもたちです。一人ひとりが運動会に向けて一生懸命練習してきたことでしょう。ほかの子どもより足が遅い、上手にできないなどと比べてしまうのではなく、頑張っている姿を温かく見守り、たくさんほめてあげてくださいね。

※この記事は2023年8月時点の情報をもとに作成しています。掲載した時点以降に情報が変更される場合がありますので、あらかじめご了承ください。

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