保育園に夏休みや年末年始の休みはある?土曜日や祝日は?仕事のときは?

共働きの家庭にとって保育園は必要不可欠な存在。家庭によってはパパとママがどちらも土曜日・日曜・祝日に勤務する場合もありますよね。ここでは、保育園を休日に利用することができるのか、保育園に夏休みや年末年始はあるのか、預けられないときはどうしたら良いか、体験談を含めてまとめました。ぜひ参考にしてみてください。

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目次

  1. 保育園には土曜日も預けることができる?
  2. 保育園は日曜日・祝日は休み
  3. 保育園に「夏休み」は原則存在しない
  4. 保育園は年末年始には休みが多い
  5. 保育園が休みで仕事がある場合は?
  6. 保育園が休みの日に働くママの体験談
  7. 保育園の休日は事前に確認して万全の対策を
  8. あわせて読みたい

保育園には土曜日も預けることができる?

基本的に勤務証明など書類が必要

保育園や自治体にもよりますが、いまでは多くの保育園が「土曜保育」を実施しています。しかし利用者が平日に比べ少なく、保育士の数なども限られるため、土曜保育の利用は事前に申請が必要な場合が多いようです。申請の際には保護者の勤務証明など書類の提出が求められる場合が多くなっています。

保育園によっては料金が別途発生する園や、土曜日のみ給食がなく、お弁当持参となる園も存在します。また、土曜日に保育園の行事が催される場合は、行事の後は保育してもらえないこともあります。土曜保育が必要な家庭は、保育園入園の際に十分な確認をすることが必要です。

冠婚葬祭でも対応しないケースが多い

冠婚葬祭やパパママの体調不良・リフレッシュなど、仕事以外で土曜保育を利用したいという方もいるかもしれません。しかし、土曜日は保育士の人数の確保が難しいことや、保育園は原則的に保育に欠ける状態のときに利用できることから、「土曜日はなるべくお休みして」といわれることもあるようです。

冠婚葬祭やパパ・ママの体調不良など、やむをえない事情があるときには、園に相談してみると良いでしょう。

認可外施設は受け入れ可能な場合も

リフレッシュや平日にできない用事を済ませたい場合には、特に書類の提出不要で土曜保育を実施している認可外施設もあります。必要がある場合には、近くの認可外施設に問い合わせしてみてくださいね。

土曜保育では普段よりも子どもの人数が少ないため、縦割り保育(異年齢保育)を実施している園も多いようです。

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保育園は日曜日・祝日は休み

基本的に土日が休み

認可保育園や小規模保育などの認可施設では、最大で月曜日から土曜日まで、1日11時間の保育を提供することが原則となっています。認可保育園では日曜日や祝日は休園となるところが多いようです。パパやママの仕事がサービス業や自営業の場合には、日曜日・祝日も勤務になることがあるでしょう。その場合は、日曜日や祝日の子どもの預け先の確保が必要です。

休日保育を行っている認可園もある

最近では認可保育園の「休日保育」が少しずつ始まっています。これは、休日(日曜日、祝日、年末年始)に保護者が就労などやむを得ない事情で保育が困難な場合、自治体が指定した保育園が休日の保育を実施するというものです。

休日保育では、保育時間や料金が通常保育と異なる場合もあります。必要であれば延長保育の有無も確認しておきましょう。また、休日保育を利用する代わりに、月~土曜日に利用している施設を利用しない日を設ければ、休日保育の料金がかからない場合もあります。

休日保育を実施する園はそう多くありませんが、在園児以外の子どもを広く受け入れている場合が多いでしょう。自治体により保育できる子どもの月齢などの条件が異なりますのでお住まいの自治体のホームページなどで確認してみてください。

認可外では休日でも対応可能なことも

認可外保育施設ではベビーホテルのように、休日でも子どもを預かっているところがあります。利用する際は事前に保育園の環境を確認しておきましょう。

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保育園に「夏休み」は原則存在しない

夏期も開園する園が一般的

保育園は幼稚園と異なり、就労や病気などで家庭内保育できない家庭を支援するための施設であるため、夏休みというものが存在しない園が多いようです。

ただし、お盆期間中は多くの会社が夏休みになるため、登園する園児が少なくなり、保育士も休みが取りやすくなります。事前に各家庭の夏休みの予定を確認し、子どもの人数を把握したうえで、保育士が交代で夏休みを取るようにシフトを調整する保育園が多いでしょう。

園によって保育協力日がある

「保育協力日」という期間を設ける保育園もあります。保育協力日とは、勤務先が休みとなる家庭が多いお盆期間(例:8月12・13・14日)に、保育士の数を普段より少なくし、家庭内での保育を推奨する期間のことです。

保育園自体は運営しているため、もちろん預けることも可能ですが、通常の保育時間より短くなったり、場合によってはお弁当持参になったりすることがあるので、事前の確認が必要です。

保育園は年末年始には休みが多い

認可保育園では、夏休みと異なり、年末年始(例:12月29日~1月3日)は休みの園がほとんどです。年末年始に仕事がある家庭では、子どもの預け先を事前に確保するようにする必要があるでしょう。

日曜・祝日の休日保育と同様に、年末年始に子どもを預かってくれる認可保育園がある自治体もあります。ただし、自治体によって年末年始の保育期間はさまざまです。

たとえば12月29、30日のみ保育可能としている自治体もあれば、12月29日~1月3日まですべての期間で預かってくれる自治体もあります。年末年始に休日保育を利用する場合には、しっかりと保育期間を確認するようにしましょう。

保育園が休みで仕事がある場合は?

仕事で子どもを預けたいのに、保育園が休みでどうしても預けられない場合は困ってしまいますよね。そういった状況を見越して、普段から以下のような対策をとっておきましょう。

夫婦で協力する

パパと休みを交代でとり、協力して育児をすることも必要です。お互いの勤務シフトを調整して、土曜日はママが、日曜日はパパが家庭で保育をする、というように役割分担ができると良いでしょう。そのためには普段から育児についてしっかりと話し合い、子どもについて細かく共有しておくことが重要です。

身内に頼る

困ったときは親戚や身内に頼ることも必要です。場合によっては、思い切ってパパかママの実家の近くに引っ越すことを検討しても良いかもしれません。また、急に預けても子どもが動揺しないように、普段から頼れる身内と交流を深めておきましょう。

一時預かり先を探しておく

認可外施設の一時保育を利用するのもひとつの手段です。いつ預けても良いように、事前に施設を見学したり、慣らし保育させたりして準備しておきましょう。施設によっては勤務証明など書類の提出が求められることもありますので注意してくださいね。他にもファミリーサポートやベビーシッターを利用することも可能です。事前にサービス内容を確認しておきましょう。

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保育園が休みの日に働くママの体験談

筆者は百貨店に勤めていたことがあるため、保育園の休みと自分の休みの調整が難しかった経験があります。筆者自身はパパが土日祝日休みだったため、ある程度調整はできましたが、特に社内結婚の同僚たちは休みの調整が大変そうでした。

両親ともに土日祝日が仕事の同僚は、普段の週末は、土曜日は土曜保育を利用し、日曜日は夫婦どちらかが休みを取ることで、保育園の休みを乗り切っていました。

しかし、年末年始やゴールデンウイーク、シルバーウイークのような大型連休では、両親の休日を調整するだけでは対応しきれません。祝日の保育を行っている認可外保育園の一時保育を利用したり、祖父母を遠方から呼び寄せたり、子どもを祖父母の家に預けたりするなど、さまざまな手段で子どもの預け先を確保していました。

保育園の休日は事前に確認して万全の対策を

最近では共働きの家庭も増え、休日に子どもを預かってくれる保育園も増えてきました。しかし、まだそう多くはありません。安心して子どもを預けられるように保育園だけでなく、家族や身内とも協力しておくことが大切です。

また、自治体によって休日保育の実態は異なってくるので、前もってしっかりと調べておき、気持ちよく子どもを預けられるようにしましょう。認可外施設の一時保育を利用する場合でも、子どもにとって負担が少ないように、準備をしておけると良いですね。

※この記事は2023年7月時点の情報をもとに作成しています。掲載した時点以降に情報が変更される場合がありますので、あらかじめご了承ください。

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