【体験談】保育園の見学をしよう!質問する内容や服装は?いつ見学に行けば良い?

保育園は、パパやママの手を離れて多くの時間を過ごす場所。大切な子どもを安心して預けるために、どんな保育園かしっかりと事前に見学しておくことが重要です。ここでは保育園見学の予約の取り方、必要な持ち物や服装、聞いておいたほうが良いことなどを紹介します。見学の際にぜひ参考にしてみてください。

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目次

  1. 保育園の見学の目的は?
  2. 保育園の見学はいつからする?
  3. 保育園の見学の前には電話で予約を
  4. 保育園の見学の具体的な流れ
  5. 保育園の見学で質問しておきたいことは?
  6. 保育園の見学でチェックすることは?
  7. 保育園の見学での服装や持ち物は?
  8. 散歩の時間にそっと見学をしてみるのもおすすめ
  9. 保育園見学で納得のいく保育園選びを
  10. あわせて読みたい

保育園の見学の目的は?

出産をしても働き続けたいというママは近年増えています。そこで必要となってくるのが保育園選びです。

「いろいろな保育園があるけどどこが良いのかわからない」「ホームページや資料ではイメージできない」というママにぜひ行ってほしいのが保育園見学。どういった環境でどんなことをして子どもが一日を過ごすのか。実際に足を運んで見学に行くことで、保育園ごとの特色を自分の目でみることができ、保育園選びの重要な材料となるでしょう。

見学をしないまま保育園を決めてしまい、いざ入園したら想定と違うことがあって後悔…なんてことのないよう、しっかり子どもと家庭に合った保育園を選びたいですね。そのためには1か所ではなく、可能な限り複数園見学しましょう。いくつかの保育園を比較することで、良い点、悪い点が見えてきやすくなりますよ。

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基本的に子連れ見学OK

基本的に保育園の見学は子どもを連れていくことができます。実際に子どもを連れて行って、園の雰囲気を気に入りそうかどうかチェックしてみるのも良いかもしれません。見学の際は抱っこ紐を持参すると園内の移動がスムーズになるのでおすすめです。

筆者も子どもが0歳台のころから複数の園の見学に行きましたが、平日の見学が主なので大半のママが抱っこ紐持参で子連れで見学していました。ベビーカーについては園によって置き場の有無があるので、見学前に問い合わせをして確認しておきましょう。

見学時に子どもがぐずってもそこは保育園なので心配無用。ぐずり対策のおもちゃを貸してくれる、見学中に対応してくれる保育士さんを置いてくれる、なんてこともあるので問題ありません。

また、上の子や下の子がいて同時入園させたい場合や、夏休みなどの長期休みで預かり先がない場合は、一緒に見学に連れていくことも可能であることが多いでしょう。その際は急に参加人数が増えて保育園側が戸惑わないように、見学前に連絡しておくと安心です。

可能であれば夫婦で見学を

共働き家庭が増えているため、パパが見学に来ることも近年珍しくありません。ママだけが時間を割くのではなく、夫婦で都合をつけて一緒に見学し、どの保育園が良いかを話し合えるといいですね。また、保育園の場所や送り迎えの時間など、お互いの仕事の都合に適しているかを確認しておき、パパママどちらも通いやすい保育園を選ぶと良いでしょう。

保育園の見学はいつからする?

保育園の見学は、基本的に何月に開催というわけではなく、年中行っているところが多いようです。認可保育施設で4月の入園を希望する場合は、前年度の秋ごろには希望園の申込書類を自治体に提出する必要があるので、早めに見学を済ませておきましょう。最近は待機児童問題などで保育園見学の予約をとること自体もひと苦労です。時期を選ばず、行けるところから見学を済ませておくことをおすすめします。

ただし、3月~4月は卒園の準備や新しく入園する子どもへの対応で、保育園の先生たちが忙しい時期です。見学時にしっかりとした説明を受けるためにも、できれば5月以降の見学が望ましいでしょう。

また、妊娠中でも見学することは可能です。子どもが生まれてからバタバタしないように、時間にゆとりがあるうちに見学しておくと良いかもしれませんね。ただし体調を考慮して、無理のない範囲での見学を行いましょう。

保育園の見学の前には電話で予約を

保育園は毎日何人もの園児をかかえています。突然訪問して見学させてくれるということはまず難しいので、事前に予約が必要です。見学の予約は一般的に電話で行いますが、保育園によってはメールでの予約受付というところもあるようです。

人気の保育園だと、保育園見学の予約自体も困難なことがあります。電話で予約を受け付け、先着順で締め切り、ということもありますので、保育園見学の予約がいつからできるのかも確認しておくと良いでしょう。

保育園見学の予約の電話をかけるタイミング

基本的にはどの時間に電話をかけても対応してくれることがほとんどですが、なるべく保育園の先生たちが忙しい時間帯には電話をするのを避けた方が良いでしょう。特に朝の登園時間帯である8~10時ごろや、降園時間帯である16~19時ごろは、電話が混みあいやすい時間帯なので避けるようにしましょう。

一般的には、子どもたちのお散歩が始まる10~11時ごろや、お昼寝中の13~14時ごろが先生たちのひと段落するころです。この時間の電話がおすすめです。

見学におすすめの時間帯

集団見学など保育園側から日時の指定がある場合は、その日程をあけておくようにしましょう。個々に見学をする場合は、こちらで日時を指定できるケースもあります。もしも時間の指定ができるようであれば、送り迎えの時間やお昼寝の時間を外すことをおすすめします。園児たちの普段の様子が比較的わかりやすい遊びの時間などに見学すると良いでしょう。

保育園の見学の具体的な流れ

一般的に、見学の方法は2つあり、月に1回程度集団見学をおこなうパターンと随時日程を組んで個々に見学させてくれるパターンがあります。保育園ごとに異なるので、事前に保育園に電話して問い合わせるか、またはホームページで確認して予約するようにしましょう。

見学の流れはそれぞれの保育園によって異なります。一般的には、それぞれの園の保育方針の説明を受け、施設内を実際にまわって見学した後に、個別の質疑を受け付けるというケースが多いでしょう。見学時間はだいたい30分~1時間前後のところが多いようです。

保育園見学に行く前には、その保育園の教育方針など、ホームページや資料で確認できる情報はあらかじめインプットしておくことをおすすめします。そうすることによって、限られた園見学の時間を有効に使うことができるでしょう。

保育園の見学で質問しておきたいことは?

保育園見学に行くときは、事前に質問事項をまとめておき、特に聞きたいことを聞くようにしましょう。

保育園見学での質問例
・発病、けがの際の対応はどのようになっているか?
・給食はどこでつくっているか?アレルギー対応はしてもらえるか?
・必要な持ち物はなにか?おむつの持ち帰りはあるか?
・保護者会はあるか?頻度はどれくらいか?
・年間スケジュールはどのようになっているか?
・先生はみな資格保持者か?

また、認可外保育施設の場合、入園に関する質問が多く出ます。たとえば、クラスの空き状況はどうなっているか確認する人が多いでしょう。認可保育施設の場合は入園に関する対応は自治体が行っているので、見学時の質問は避け、後日自治体に相談するなどしましょう。

保育園の見学でチェックすることは?

保育園見学でチェックすべきポイントをいくつかまとめましたので、参考にしてみてください。

施設の安全性、清潔さ

自然災害が多い昨今、保育園の耐震設備や災害時の対応は重要です。どういった避難方法を行うか、緊急時の対応はどうしているかなど細かく確認しておきましょう。保育園内の設備についても衛生面の心配がないか、けがをしないよう安全面が配慮されているかも重要なポイントです。

保育士の雰囲気

園児たちへの接し方はどうか、笑顔で接しているか、をよく見極めましょう。この先生になら子どもを安心して預けられる、と思えるかどうかが大切です。

また、認可外保育園の場合には、基準に見合った十分な人数の保育士がいるかといった点もしっかり確認しておきましょう。質疑応答の際に質問するのも良いかもしれません。

在園児の様子

在園児が楽しそうにしているか、のびのび身体をうごかせているか、雰囲気は明るいか、という点もよくみておきましょう。自分の子どもがこの環境にいたら楽しめるか、ということを想像しながら様子を見てみるのも良いでしょう。

園庭や周囲の交通状況

園庭があるか、遊具は丈夫で安全そうか、といった点も確認しておくと安心です。また、近くに大きな道路や横断歩道、踏切などがある場合は通園時に気を付けなくてはなりません。不審者が近づきにくい環境かどうか、などもよくみておきましょう。

一日のプログラム

子どもの一日の過ごしかたを確認しておきましょう。どういった遊びをして一日を過ごすのか、身体を動かす時間はあるか、縦割り保育で他の組の子どもとの交流はあるか、保育園によって過ごし方はさまざまです。保育園によっては教育に力を入れており、保育内容に組み込まれているところもあります。希望に合った保育方針を行っている園を選びましょう。

保育園の見学での服装や持ち物は?

保育園見学に行くときの服装は、スーツなど特に堅苦しい格好をする必要はありません。ラフ過ぎず、動きやすい格好であれば問題ないでしょう。持ち物は、筆記用具があるとメモする際に便利です。スリッパは貸してくれるところもありますが、素足は避け靴下やストッキングを履いていくと安心です。折り畳みのスリッパを持参するのも良いでしょう。心配な場合は、保育園見学の予約の際に問い合わせておくのも良いですね。

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散歩の時間にそっと見学をしてみるのもおすすめ

子どもたちがお散歩をしている様子や、園庭で遊ぶ様子など、見学の時間外でも保育園の雰囲気を確かめることはできます。通りがかりに様子をのぞいてみるなどして日常的に情報収集できると良いですね。

他にも、園庭開放など未就学児のための保育園体験イベントを行っていたり、在園児以外の家庭に絵本の貸し出しを行っていたりする施設もあります。こういった機会には、普段の園の雰囲気や保育士・子どもの様子を知ることができるので、保育園に足を運んでみても良いかもしれませんね。

保育園見学で納得のいく保育園選びを

保育園見学で実際に足を運ぶことで、ホームページや資料ではわからないその場の雰囲気を体感することができ、保育園選びの重要な参考材料になります。毎日子どもが笑顔で通える保育園を見つけることで、パパやママも安心して仕事に行くことができます。

待機児童が多い地域では、希望通りの園に入園ができるとは限りません。しかし、入園を検討する際は、事前に保育園見学をしっかり行うことで、入園後の不安も少なくなるでしょう。「この保育園に通わせたい」と心から思えるところに子どもを預けることができると良いですね。

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