更新日:2017年10月12日

幼稚園の面接の目的や質問内容は?必要な準備は?

幼稚園では願書の提出後に面接が行われることが多いようです。具体的にどういったことを聞かれるのか、どういうことに気をつけるべきなのかなど、面接前は不安に思ってしまいますよね。ここでは面接の目的や、よく聞かれる質問内容、事前に生活のなかで気をつけておくと良いことなどを詳しく解説します。

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幼稚園の面接の目的

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幼稚園の面接の目的は、園によって大きく異なります。有名幼稚園や人気がある幼稚園では、面接は試験という意味合いが強く、入園の合否の判断材料になります。一方で入園の選考が比較的厳しくない幼稚園では、入園後の園での生活に役立てるように、子どもや保護者の個性をつかむ目的で面接を実施している幼稚園が多いでしょう。

幼稚園の面接は親子面接で親子両方に質問される、親だけに質問される、子どもだけに質問されるなど、形式にはばらつきがあります。

また年少から入園する3年保育と年中から入園する2年保育とでも質問内容に違いがあるようです。2年保育では子どもに名前や年齢を質問したり数を数えさせたりすることが一般的ですが、3年保育では保護者にトイレトレーニングの進み具合について質問したり、母子分離ができているかをチェックされたりすることが多いようです。

地域の一般的な幼稚園の面接の目的

子どもの個性を知り、クラス分けなどの判断材料のひとつとするために面接を設けている幼稚園が多いでしょう。面接の場で、幼稚園の考え方や指針に家庭の教育方針があっているかの確認をする園も多くみられます。

幼稚園によっては、この面接の最後に「入園おまちしております。」と声をかけられたり、入園許可証を渡されたりすることもあるようです。

私立・国立幼稚園の面接の目的

一部の有名幼稚園や附属幼稚園では、園のカラーや園の理想にそった園児を選ぶために面接を行います。面接と同時に考査と呼ばれる試験がある園も多いでしょう。数日間にわたって試験を行う幼稚園もあるようです。面接では事前に提出した願書や、試験での行動観察を踏まえた質問をされるケースもあるでしょう。

幼稚園の面接はいつ行われる?

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幼稚園の面接の時期は願書を提出した当日、もしくは数日以内というのがほとんどのようです。願書の受付順に面接の時間が決まるというような園では、朝早くから並ばないといけないという話も耳にしますよね。願書提出・面接・合否決定・入園申し込みと、幼稚園に終日いなければならず保護者の負担が大きい場合もあるでしょう。

地域によっては、近隣の私立幼稚園の願書提出日・面接日が同日に設定されており、複数園の併願をすることが難しい場合もあります。

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地域の一般的な幼稚園の面接での質問内容

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質問内容についても園によって特色があるようです。子どもには自分の名前を答えさせる程度のことしかしないという幼稚園もありますが、挨拶がきちんとできるか、面接のあいだ椅子に座っていられるか、母子分離ができそうか、などをチェックする園もあるようです。

保護者への質問内容

保護者に対しては幼稚園の方針と家庭の教育方針があっているかの確認が主な目的のようです。子育てをする上で大切にしていることや、子どもにどんな風に育ってほしいかなどを聞かれることもあるでしょう。ほかの具体的な質問内容の例は下記の通りです。

・子どものアレルギーの有無
・幼稚園に入ることを子どもにどう伝えているか
・トイレトレーニングの進み方(おもに3年保育の場合)
・持病や過去の病気の確認
・送迎方法
・なぜこの幼稚園を選んだか
・園への要望や質問

子どもへの質問内容

幼稚園によって異なりますが、子どもへの主な質問内容は下記の通りです。

・名前や年齢
・絵本やカードなどで果物や動物、色を見せて答えられるか
・普段遊んでいる人や好きな遊び
・ケンケンができるか(運動・バランス)
・幼稚園の名前、幼稚園に通うのは楽しみか

有名私立・国立幼稚園の質問内容

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いわゆるお受験幼稚園というような有名私立幼稚園・国立幼稚園では、各園の方針にしたがった対策が必要といえます。保護者の幼稚園の方針への理解度は必ず確認されるといって良いでしょう。子どもが自分の名前と年齢をいえるか、挨拶はできるかなども確認されますので、元気にこたえられるよう、普段から練習しておくと良いですね。

保護者への質問

保護者には子どもの性格や性質を把握しているかどうかを面接時の質問でチェックされることが多いようです。父親の役割・母親の役割についての考え方、両親の仕事についての質問なども頻度が高く、お休みの日の過ごし方やパパの育児へのかかわり方などを重視して質門する幼稚園が多いようです。

有名私立幼稚園・国立幼稚園の面接での質問例は下記の通りです。

・幼稚園の教育方針、理念、思想を理解し賛同しているか
・子育てにおいて気を配ってきたこと
・子どもにどのような人間になって欲しいか
・子育てのなかで楽しかったこと
・親からみた子どもの長所と短所
・子どもが興味を持っていること
・子どもをほめるときの内容と叱るときの内容。またどういう風にほめたり叱ったりするか
・友達ともめごとがあったり、登園拒否したりした場合どう対処するつもりか

幼稚園の教育方針やカラーに違いがあっても、どういう点を大切に育児しているか、どういう人間になってほしいかなどはよく質問されるようです。有名私立や国立幼稚園などでは園の教育方針に沿った答えを用意しておかなければならないという点もありますが、ママやパパからみた正直な子どもの姿や、両親の愛情や想いを伝えるというのも大切かもしれません。

子どもへの質問

子どもに対しては、良い答えを求めているというより、ひとりできちんと答えられるかをチェックしている幼稚園が多いという話もあります。なかには、質問の答えに対して「なぜ」「どうして」と返して、より多くを子どもから聞き出そうとする幼稚園もあるようです。普段からひとつのことに対して深く観察し、言葉にするというようなコミュニケーションを心がけておくと良いかもしれません。

具体的な質問内容の例は下記の通りです。

・ママが作る食事で好きなものは何か
・いつも何をして遊んでいるか
・好きなおもちゃや、そのおもちゃの特徴
・仲良しの友達はいるか、その子の名前は言えるか
・家でなんと呼ばれているか
・家で一番優しい人はだれか
・家でほめられるのはどんなときか、叱られるのはどんなときか
・どうやって面接に来たか(歩いて来た、バスに乗ってきた、など)

両親から愛情をかけられている子どもかどうかという点は、選考上で気にされる部分かもしれません。普段から子どもに言葉で愛情を伝えるよう心がけましょう。

また有名幼稚園のなかには他園と併願していないか、気にする園もあるようです。保護者にたずねるのではなく子どもだけに他の幼稚園も受けていないか質問する、というような場合もあります。他園も併願する場合にはその質問があった場合どうするのかをよく打ち合わせておきましょう。

幼稚園の面接の準備は?

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生活リズムを整える

面接の準備の前には子どもの生活リズムを整えるよう工夫しましょう。決まった時間にきる、寝る、ご飯を食べるなど親から働きかけることが大切です。面接の質問では生活に基づいたことをよく聞かれます。食事の内容や材料について話をしたり、寝る前には絵本を読み聞かせたりというような親子のコミュニケーションを大切にしましょう。

こういった親子の話し合いや絵本の読み聞かせなどの時間は、子どもの知識を増やすだけでなく、子どもの言語面での発達を促し母子分離にも効果があるといわれています。母子分離ができているか、できそうかという点は面接でもチェックされる部分でしょう。母子分離は、幼稚園入園にともなう通過点でもあります。ママと離れる練習を意識するというよりは、普段からママと濃密な時間を過ごすことで安心して外の世界に行くという親離れの流れがベストといわれています。

体調を整える

面接当日に向けて体調を整えておくことも大切です。当日熱を出して面接に行けなくなったということがないよう、風邪をひかないよう注意しましょう。面接直前の時期にはなるべく人混みをさけるというようなことも有効かもしれません。

幼稚園までの移動手段の確認

幼稚園までの移動手段や移動にかかる時間の確認も重要といえます。なかには自家用車で面接に来るのを禁止している幼稚園もあります。バスや電車の時刻や所要時間を調べたり、タクシーの手配をしたりするなど抜かりのないようにしておきましょう。

トイレの確認

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お漏らしをして面接前に子どものテンションが下がったり、手間がかかったりしないよう、使う駅のトイレや面接会場のトイレの位置などを確認しておくようにしましょう。何事も時間の余裕をもって取り掛かるのが大切だといえますし、時間の余裕をもって行動することができるようになれば、当日も落ち着いた行動ができると期待できるでしょう。

上履きを履きならしておく

当日面接会場で使用する子どもの上履きはサイズが合っていなかったり、履くのに抵抗があったりすると面接中いつも通りにできないことも予測できます。家の中などで履きならしておきましょう。

面接の練習

できればパパにも協力してもらい名前や年齢、受ける幼稚園の名前を大きな声で答えるなど、面接の練習をしましょう。家族で面接の練習をすることにより一体感が生まれることも期待できますし、子どもが面接で緊張しすぎず、力を発揮できるかもしれません。

有名私立幼稚園や国立幼稚園を受験する家庭では幼児教室などを利用して、受ける幼稚園にあわせた対策を行うことが一般的です。

幼稚園の面接の体験談

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幼稚園の面接についてmamanokoに寄せられた体験談を紹介します。

私の子どもは2年保育で幼稚園に通っています。現在通園している幼稚園は名門私立幼稚園といわれるような園ではなく、わりと庶民的ですが地域では人気のある私立幼稚園です。比較的自由な園の風土もあり、面接で入園の合否が判定されるようなこともないようでした。面接前には「はい」という返答の徹底と、自分の名前をしっかり言えるように、練習しました。個人ブログなどの情報で「朝ごはんは何を食べましたか?」と聞かれたりすると知り、朝ごはんの内容を意識しました。

面接は親子同室でしたが、回答するのは子どものみでした。見せられる絵にかいてある物の名前を答えたり、数を数えたりするような、ごく簡単な知能テストのような質問のあと、子どもの個人的な質問がありました。「あなたの名前は?」「好きな食べ物は何ですか?」など、ごく簡単な質問をいくつかされ、元気に答えるとができていました。

パパ・ママ・子どもも笑顔でのぞみましょう

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幼稚園面接とひとくちに言っても、定員にたいしての志願者の数や地域の幼稚園か有名私立幼稚園・国立幼稚園かなどで対策は異なります。年度ごとに募集要項がかわる園もありますし、質問内容にうまく対応できるか不安もあるでしょう。面接の情報収集は大切ですが、惑わされないようにしましょう。

基本的に面接は、幼稚園側が園児により良い園生活を送らせることができるよう、入園希望の子どもの性格や家庭の雰囲気などを知るための場です。面接では子どもの成長を感じることもあるでしょうし、家族で団結することが必要となる場面もあるでしょう。

「面接」自体が久しぶりのママは緊張することでしょう。でも幼稚園入園の年になるまで子どもを育ててきたママとその子どもならきっと大丈夫。家族で入園希望の園に合格するイメージを持って、笑顔でのぞめると良いですね。

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