オリックス生命の終身保険ライズの評判は?メリット・デメリットを解説!学資保険にもなる?

子どもという守るべき存在ができると入っておきたいのが生命保険です。掛け捨てではなく貯める楽しみもある貯蓄性の高い保険なら、解約返戻金を教育資金に充てることもできますよ。不測の事態に備えつつ、100%を超える返戻率を誇るオリックス生命の「終身保険ライズ」のメリットとデメリットを紹介します。

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この記事の監修

田中 みゆき
ファイナンシャルプランナー
田中 みゆき

目次

  1. オリックス生命の終身保険「RISE(ライズ)」とは?
  2. オリックス生命ライズの口コミとメリットは?
  3. オリックス生命ライズをシミュレーション
  4. そのほかの低解約払戻金型終身保険との比較
  5. オリックス生命ライズは学資保険にもなる?
  6. オリックス生命ライズに加入した人の決め手は?
  7. オリックス生命ライズのデメリットは?
  8. 新ライズ・サポートなら持病のある人でも加入できる
  9. 長期的な貯蓄と保障におすすめの終身保険
  10. ままのて限定!ライフスタイルを考える無料相談
  11. あわせて読みたい

オリックス生命の終身保険「RISE(ライズ)」とは?

貯蓄性のある終身保険(死亡保険)

家庭を持つと気になるのが万が一の備えです。いつ死を迎えるかわからない状況で、常に十分な備えを確保するのは難しいものです。まして、ママやパパは子どものための教育資金も確保していかなくてはなりません。

そこでおすすめしたいのが、オリックス生命の生命保険「RISE(ライズ)」です。ライズは契約者の死亡に備える低解約払戻金型の終身保険です。自分で設定した払込期間を満了すれば、それ以降は支払った保険料の総額を超える解約返戻金が支払われるので、長期的な貯蓄として利用する方も増えています。

払込期間終了後、解約返戻金を子どもの教育資金に充てたり、そのまま据え置きして死亡保障が不要になったタイミングで解約し、セカンドライフの資金に充てたりすることも可能です。柔軟な使い道を検討できる死亡保険といえるでしょう。

低解約払戻金型とは?

低解約払戻金型保険とは、払込期間途中に解約をしたときに支払われるお金を低く抑えた保険のことです。その分通常の終身保険より月々の保険料を安く抑えています。そして、払込期間を満了したあとの解約返戻金(※)は、支払った保険料の総額を上回るものが多いようです。

低解約払戻金型の終身保険の場合、中途解約をすると元本割れとなり大きく損をしてしまうおそれがあります。よって、契約の際は確実に最後まで支払える保険料で設定し、中途解約をしないことが何よりも大切になります。

※解約払戻金…解約時に戻って来るお金のこと。解約返戻金ともいう。

オリックス生命ライズの口コミとメリットは?

返戻率が高い

中途解約は損となりやすいライズですが、払込期間を満了すると返戻率(※)はぐんと上がります。満期後の解約返戻金は平均で100%を上回り、プランによっては110%を超えることもあります。年々返戻率が下がっている貯蓄型の保険の中では比較的安定した数値を見せているといってよいでしょう。

※返戻率…戻ってくるお金の比率のこと。100%を超えると、支払った保険料の総額よりも多くの解約返戻金を保険会社から受け取ることができる。

保険金額・払込期間を細かく設定できる

ライズは保険金額や払込期間を豊富な選択肢から設定することができます。保険金額は200万円から5,000万円まで100万円単位で設定可能です。保険料払込期間も契約年齢によりますが、終身払いと短期払いから選択できます。退職時期や子どもの進学時期にあわせてベストな支払い方法を選べるのはありがたいですね。

リビング・ニーズ特約が付いている

ライズには最近注目を集めるリビング・ニーズ特約が付いています。生命保険は基本的に契約者の死亡により規定の保険金が支払われるものですが、なかには難病などで余命宣告を受けてしまうケースもあります。

ライズでは余命6ヶ月以内と宣告を受けた場合、保険金額から6ヶ月間の指定保険金額に対応する利息と保険料相当額を差し引いた金額が支払われます。リビング・ニーズ特約があれば、保険金を治療費や残りの人生を豊かに過ごすための資金として、有効的に使用することができます。

介護前払特約が付いている

ライズでは保険料払込期間経過後で、なおかつ被保険者が満65歳以上で所定の要介護状態となった場合、介護前払保険金が支払われます(支払金額は保険金額から前払いとなる期間相当の利息を差し引いた額となります)。

保険料払込免除の保障がある

不慮の事故によりその日から180日以内に所定の身体障害状態に該当した場合、それ以降の保険料の支払いは免除されることが保障されています。保障はそのまま継続されます。

また、特定疾病保険料払込免除特則を付帯すれば、事故以外の特定疾病(がん、急性心筋梗塞、脳卒中)となったときも同様に保険料払込を免除してもらうことができます。この特則は契約途中に付帯することはできないので、希望する方は必ず契約時に申し出る必要があります。

特約を付けることができる

ライズでは希望者はリビング・ニーズ特約と介護前払特約のほかに、以下の3つの特約を付けることが可能です。ただし、その分月々の保険料が高くなり返戻率が下がるおそれがあるので、付帯するかどうかよく考えて決めましょう。

●災害割増特約
不慮の事故または感染症により死亡、もしくは所定の高度障害状態に該当した場合、契約者は災害保険金を受け取ることができます。

●傷害特約
不慮の事故により所定の身体障害状態に該当した場合、契約者は障害給付金を受け取ることができます。

●年金支払特約
死亡保険金・高度障害保険金・障害給付金を一括払いではなく、年金形式で受け取ることができます。

クレジットカード払いができる

オリックス生命の保険は、クレジットカード払いを選択することができます。長期間支払う保険料の合計は決して安いものではないので、ポイント還元が期待できたらうれしいですよね。ただし、クレジットカードの有効期限ごとに手続きが必要になるので注意が必要です。

オリックス生命ライズのメリットに関する口コミ

・掛け捨てではない、返戻率の良い終身保険という点です。もともと保険をかけるのがもったいないと思っていましたが、万が一に備えたくて保険を探していていました。
(なつみんこさん/29歳)

・私は学資保険の代わりとして加入しました。他社の学資保険と同じような返戻率ですが、こちらは生命保険代わりになるのも魅力だと思いました。また、必要な時期まで解約せずに置いておけるのも良いと思います。
(maikichiさん/30歳)

・加入したら死亡保障が一生涯付いていることと、低解約返戻金型終身保険ということで、死亡保障に対する保険料が一般の終身保険よりも安く設定されているところが魅力です。また、返戻率も他社と比べても高いところがとても良いと思います。
(ズッキーニさん/30歳)

オリックス生命ライズをシミュレーション

それでは実際にオリックス生命のライズに加入した場合の保険料や返戻率について見ていきましょう。手厚い保障を希望する場合と最低限の備えとして加入する場合の2パターンに分けて試算しました。

万が一にしっかり備える場合

●契約者年齢…30歳男性
●保険料払込期間…60歳

保険金額
保険料(月払)
解約返戻金
返戻率
1,000万円21,640円860.4万円110.4%
1,500万円32,460円1290.6万円110.4%
2,000万円43,280円1720.7万円110.4%

いずれの場合も解約返戻金が払込保険料累計額を10%ほど上回る結果となりました。

シミュレーション結果のように60歳払込済を選択して、退職後の資金として備えるのも良いですね。高い返戻率からみてもわかる通り、銀行の普通預金で老後資金を貯めるより効率の良い増やし方といえるでしょう。

また、60歳の時点で解約返戻金を必要としない場合は、受け取らずにそのまま預けておくことができます。据え置く期間が長ければ長いほど解約返戻金も増えていきますよ。

保険料をおさえる場合

●契約者年齢…30歳男性
●保険料払込期間…60歳

保険金額
保険料(月払)
解約返戻金
返戻率
200万円4,526円172.1万円105.6%
500万円10,870円430.2万円109.9%
800万円17,392 円688.3万円109.9%

保険金額自体を低めに抑えているものの、それでも平均して100%を超える安定した返戻率を見せています。

このように必要最低限の保険金額を設定して保険料を抑え、貯蓄に力を入れることもひとつの方法です。子どもが小さいうちはライズとあわせて掛け捨てタイプの安価な定期保険に加入し、特に備えが必要な期間のみ重点的にカバーしてもよいでしょう。

そのほかの低解約払戻金型終身保険との比較

高い水準をキープするライズですが、参考までにほかの生命保険の保険料や返戻率と比較してみましょう。

住友生命「バラ色人生」

返戻率…103.4%
月払保険料…24,110円

上記の保険は、契約者を30歳の男性、保険料払込期間を60歳、保険金額を1,000万円として算出したものです。

オリックス生命「RISE(ライズ)」

返戻率…110.4%
月払保険料…21,640円

保険料が安い分、ライズがバラ色人生の返戻率を上回る結果となりました。バラ色人生はがんに対する保障「がん長期サポート特約」が付帯されており保障が手厚くなるため、保険料の高さにつながっているようです。

オリックス生命ライズは学資保険にもなる?

死亡保険というくくりのライズですが、なかには高い返戻率を見込んで学資保険として活用する人もいます。以下の条件でシミュレーションしてみました。

●契約者年齢…30歳男性
●保険金…300万円

保険料払込期間
保険料(月払)
解約返戻金
返戻率
10年19,671円230.2万円97.5%
15年13,095円237.1万円100.5%
20年9,807円244.1万円103.7%

上記の表では子どもの教育資金の備えとして、短期払いを選択した場合の試算を行いました。保険料払込金が10年の場合は元本割れとなっていますが、15年、20年では100%を超える返戻率をキープしています。

ライズを学資保険代わりに加入したいと考えている場合は、たとえば子どもが0歳のときに保険料払込期間を15年と設定し、返戻率が100%を超えたタイミングの解約返戻金を教育資金として充てる方法でもよいでしょう。

ライズを教育資金の備えとするメリットには、契約者の死亡時に所定の保険金が支払われるという点もあげられます。学資保険には学資保険ならではの良さがありますが、学資保険代わりに死亡保険を検討してみてもよいですね。

オリックス生命ライズに加入した人の決め手は?

決め手は学資保険代わりに加入できるうえに生命保険の機能も付いているところと、解約の時期が決まっていなくても大学入学や結婚など必要な時期までそのまま置いておけるところです。
(maikichiさん/30歳)

積み立てて将来の貯金としても残せていけるところです。銀行の金利は低く、お金を老後に残す手段として終身保険という選択肢がありました。
(なつみんこさん/29歳)

貯蓄性のある商品を探していて、外貨建商品や変額保険なども検討していました。しかし為替や株価はリスクが高いですし、円建であれば解約返戻金は保障されていて安定しています。円建商品の中でも他社と比較したのですが、返戻率が高かったです。知名度や人気のあるオリックス生命であればつぶれる心配もないかと思い、信頼度からライズを選びました。
(ズッキーニさん/30歳)

オリックス生命ライズのデメリットは?

中途解約は大きく損をする

ライズは払込期間満了までを低解約払戻期間とし、解約返戻金を抑えることで保険料を安くしています。よって、満期前に解約してしまうと支払った保険料の総額を大きく下回る解約返戻金しか受け取れません。

デメリットともいえるポイントですが、強制力が強い分、貯蓄が苦手な人でも解約しづらい環境を作ることができるという見方もできます。途中で払込が苦しくなることのないよう、保険料は必ずゆとりを持った金額で設定しましょう。

年齢・保険金額によって注意事項が増える

ライズでは契約者の年齢と保険金額によって提出書類が増える可能性があります。契約者年齢が22~39歳で保険金が1,600万円以上、40~60歳は1,300万円を超えた場合、過去2年以内に健康診断または人間ドックを受診していることが契約の条件となります。告知内容によっては健康診断結果通知書などを提出する必要があります。

また、申込方法が郵送やインターネットの場合、告知書の内容次第では面談でなければ受付できないケースもあります。

オリックス生命ライズのデメリットに関する口コミ

・デメリットはやはり一定の時期までのあいだに解約してしまうと、返戻率が元本割れしてしまうことだと思います。そのほかにデメリットと思ったことは特にありません。
(maikichiさん/30歳)

・保障内容が掛け捨ての保険商品に比べて物足りないところです。万が一のことがあった場合は結局、RISEの保障だけでは足りないと思います。
(なつみんこさん/29歳)

新ライズ・サポートなら持病のある人でも加入できる

「新ライズ・サポート」はライズと似た仕組みの死亡保険ですが、告知事項を限定した引受基準緩和型終身保険となっています。持病や過去の手術歴などで生命保険になかなか入れずにいる方でも加入できる可能性がありますよ。ホームページで4つの告知事項を答えるだけで申し込み可能か判定できるので、チェックしてみてもよいですね。

ここでは、以下の条件でシミュレーションし、ライズと比較してみました。

●契約者年齢…30歳男性
●保険金…200万円

ライズ
新ライズ・サポート
2,738 円3,934 円

新ライズ・サポートはリビング・ニーズ特約や一生涯の死亡保障など、ライズと似た保障が付いています。解約返戻金があり掛け捨てではないこともポイントです。

しかし、ライズと異なり保険料払込期間を設定できず終身払いのみとなります。また、リスクの高い方でも入りやすい分、保険料は高めに設定されています。

長期的な貯蓄と保障におすすめの終身保険

近年保険業界は保険料の値上がりが続き、どの保険会社も返戻率が低下傾向にあります。特に貯蓄型保険はその傾向が明らかです。

その中では安定した返戻率を誇るライズも、実は2017年4月に保険料の改定があり、約1,000円の値上げをしています。再び値上がりする可能性もゼロではないので、気になる方は早めに検討しましょう。早めに加入すればその分、月々の保険料を抑えることにもつながりますよ。

ただし、低解約払戻金型保険のため中途解約はくれぐれも避けたいところです。自分たちの経済状況を見直し、適切な保険料と保険料払込期間を設定することが最大のポイントになるでしょう。

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※この記事は2018年5月時点の情報をもとに作成されています。
※この記事に掲載されている口コミは、2018年6月4日~6日にアンケートを通じて集計されたものです。