泥汚れ用の洗剤おすすめ7選!選び方と汚れ落としグッズもご紹介!
野球のユニフォームなどの泥汚れがなかなか落ちず、洗濯に苦労しているママは多いのではないでしょうか。楽に落とせたら嬉しいですよね。ここでは、泥汚れ用洗剤の選び方やおすすめの洗剤、便利なグッズをご紹介します。洗剤のタイプ、値段、成分、使い方などで、洗剤のタイプを見分けることができますよ。早速チェックしていきましょう。
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目次
泥汚れの特徴は?
野球のユニフォームなどの頑固な泥汚れは、落ちにくいイメージがあるかもしれません。水をかけてこすったり、漂白したりしてしまいがちですが、なかなか落ちませんよね。衣類や靴の繊維の中に細かい土や砂が入り込んでいるので、泥汚れはそう簡単には落とせません。
しかし、正しい落とし方を学び手順を踏めば、泥汚れは落ちやすくなります。まず泥汚れを落とすには、泥が付いた衣類や靴を完全にかわすことから始まります。次にブラシで繊維の中の泥をかき出すようにして汚れを取ってから、洗剤で洗います。
泥汚れ用の洗剤の選び方は?
泥汚れは落ちにくいので、洗浄力の高い洗剤を使う人も多いでしょう。しかし、強力な洗浄力を持つ洗剤には、さまざまな成分が含まれているので注意が必要です。洗剤の種類や注意点をご紹介するので、商品選びの参考にしてくださいね。
石けんと合成洗剤
洗剤には石けんと合成洗剤があります。石けんは天然油脂や脂肪酸で作られるのに対し、合成洗剤は天然油脂や石油から作られます。合成洗剤は天然油脂や石油から合成界面活性剤を作り出し、ビルダー(助剤)や添加剤を入れて完成させているので、使用されている成分に注意が必要です。
リン酸塩
洗剤に含まれる助剤(ビルダー)には、洗剤の洗浄力を増強する働きがあります。助剤として昔はよくリン酸塩を使っていました。しかし、生態系のバランスを崩す成分であることがわかり、日常用の洗濯洗剤ではあまり使われなくなっています。
しかし、強力な洗浄力が要求される泥汚れ用洗剤の中には、現在でもリン酸塩を使用しているものがあります。琵琶湖(滋賀県)、霞ヶ浦(茨城県)など一部の地域では、リン酸塩の使用・販売が禁止されています。
使用禁止地域では、「無リン」と記載された洗剤を選びたいですね。ネットで洗剤を注文するときには特に注意をしましょう。
蛍光増白剤(蛍光剤)
添加剤でよく使われるものとして蛍光増白剤(蛍光剤)があります。目に見えない紫外線を吸収して、目に見える青白い光(蛍光)に変える染料のひとつです。衣類を白くする働きがあるので白物衣類を洗うときに便利ですが、淡色衣類に使うと白っぽく変色することもあります。
蛍光増白剤を肌が弱い人が使用すると、皮膚に影響が出たりアレルギーを引き起こしたりすることがあるので、注意が必要です。
固形・粉末・液体
洗濯用洗剤には大きく分けて固形・粉末・液体の3タイプがあります。それぞれのメリット・デメリットは以下のとおりです。
固形タイプ | 粉末タイプ | 液体タイプ | |
---|---|---|---|
メリット | ●洗浄力が高く、シミや泥汚れに強い ●汚れにピンポイントで使える | ●肌、環境、衣類にやさしい ●価格が安く洗浄力が高い | ●肌、環境、衣類にやさしい ●溶け残りが少なく、水温の低い冬や水量の少ない洗濯機でも使いやすい |
デメリット | 大量の洗濯には向いていない | 水に溶けにくく、溶け残りしやすい | 価格がやや高い |
つけおき用と手洗い・洗濯機用
洗剤にはつけおき用洗剤と手洗い・洗濯機用の洗剤があります。つけおき用洗剤は、頑固な汚れ専用として作られたものや漂白剤を配合したものがあります。汚れに応じて、つけおき用と手洗い・洗濯機用を使い分けたいですね。
泥汚れ用の洗剤おすすめ7選!
泥汚れ用の洗剤として、具体的にどのような商品が販売されているのでしょうか。泥汚れにおすすめの7つの洗剤の特徴を表で紹介します。気になる商品があれば、表の下の詳細情報をチェックしてくださいね。
洗剤のタイプ(固形・粉末・液体) | 値段 | 主な成分 | おすすめの使い方 | |
---|---|---|---|---|
オキシクリーン | 粉末 | 500g 392円~ | 過炭酸ナトリウム(酸素系) 炭酸ナトリウム | つけおき |
ポール | 粉末 | 2kg 1816円~ | アルコール系界面活性剤 リン酸塩 漂白剤 蛍光増白剤 | つけおき |
アタック プロEX石けん | 固形 | 80g 321円~ | 純石けん分(脂肪酸ナトリウム) 分散剤 香料 | 手洗い |
ウタマロ石けん | 固形 | 133g 138円~ | 純石鹸分(脂肪酸ナトリウム) 蛍光増白剤 | 手洗い |
レギュラー | 粉末 | 2kg 1728円~ | 界面活性剤 リン酸塩 酵素系漂白剤 蛍光増白剤 | 洗濯機 |
フリーマム | 粉末 | 1kg 880円~ | 重曹 過炭酸塩 | 手洗い |
スポルネン | 液体 | 400mL 409円~ | アルコール系界面活性剤 安定化剤 アルカリ剤 オレンジオイル 抗菌剤 | つけおき |
オキシクリーン
オキシクリーンは、衣類のシミや汚れを落とし、消臭できる酸素系漂白剤です。塩素を使っていないので、生地を傷めることがなく白さを取り戻すことができます。
泥汚れは細かい砂や土が繊維に入り込んだ状態なので、砂や土を取り除いても繊維のあいだに色が残ってしまうことがあります。衣類に残ってしまった着色汚れは、漂白剤を使うときれいになりますよ。
ポール
泥汚れ向け洗剤の元祖ともいわれるポールは、大さじ1杯で皮脂汚れや泥汚れがすっきり落ちる洗剤として有名です。15g程度のポールを45~50℃のお湯に溶かし、衣類を1~2時間つけると汚れがすっきり落ちますよ。リン酸塩、漂白剤、蛍光増白剤が配合されています。
アタック
花王の洗濯洗剤「アタック」シリーズは粉末タイプ、液体タイプ、つけおきタイプ、スプレータイプとさまざまな種類が販売されていましたが、固形洗剤はありませんでした。2018年4月に、ガンコな泥汚れ用として待望の固形タイプが登場しています。
プロEX石けんはスティックタイプの石けんで、滑らず手が汚れないようにケースに入っています。ケースの先端にはかき出しブラシが付いているので、繊維の奥の汚れにも働きかけますよ。蛍光剤無配合なので淡色の衣類にも使えます。
ウタマロ
ウタマロは、通常の洗濯では落ちにくい頑固な汚れ専用の部分洗い用石けんとして、ママたちから絶大な人気を誇っています。植物性純石けん分98%の衣料用固形石けんで、植物性石けん以外の界面活性剤、リン酸塩は配合していません。ただし蛍光増白剤が配合されているので、淡色衣類には向きません。
液体タイプの「ウタマロリキッド」は中性で蛍光増白剤を含んでいないので、淡色衣類やおしゃれ着にもおすすめです。
レギュラー
泥汚れを経験した元プロ野球選手が開発・販売を手掛けています。もみ洗いしなくても、汚れがすっきり落ちるように作られています。野球のユニフォームなどを毎日洗濯しても経済的な負担が大きくならないように、比較的低価格に抑えられているのが魅力です。リン酸塩、酵素系漂白剤、蛍光増白剤が配合されています。
フリーマム
フリーマムランドリーソーダは、子どものためにママが開発した重曹入りの洗剤です。石油系由来成分、合成界面活性剤、蛍光増白剤を配合していないにもかかわらず、合成洗剤や石けん洗剤同等もしくはそれ以上の洗浄力を実現しています(日本紡績検査協会の洗浄力テスト済み)。
重曹の細かい粒子が、繊維の奥に入り込んだ細かい砂や土をかき出してくれそうですね。重曹と純石けんのみで作られた「フンワリタイプ」と重曹と過炭酸塩(酸素系漂白剤)で作られた「すっきりタイプ」の2種類があります。
スポルネン
汗のにおいや泥汚れが気になるスポーツウェア用に開発された液体洗剤です。野球のユニフォームをはじめ、泥汚れが付きやすい体操服や靴下の洗濯にもおすすめですよ。
植物由来の洗浄成分とオレンジオイルが繊維に浸透し、頑固な汚れを洗浄します。液体タイプなので、つけおきや手洗いはもちろんのこと、漂白剤や柔軟剤も併用できるので洗濯機にも向いています。
泥汚れ落としに便利なグッズ5選
頑固な泥汚れを落とすのにおすすめの便利なグッズをご紹介します。汚れ落ちが良い洗剤と合わせて使うと、相乗効果で汚れが落ちやすくなりますよ。
洗濯ブラシ
泥汚れを乾かした後に、乾いたブラシで細かい砂や土をかき出すのが洗い方の基本です。アイセンの洗濯ブラシは持ちやすいグリップ型なので滑りにくく、使いやすいと評判です。先端は細かい部分にも使える染み抜きブラシになっています。ブラシ面が広いので、力を入れることなく広範囲の泥汚れに対応できますよ。
洗濯板
もみ洗いやブラシ洗いで落ちない汚れでも、洗濯板を使って物理的な力をかけることによって汚れが落ちることがあります。ブラシで泥をかき出した後、汚れに洗剤を直接つけて洗濯板の上に乗せ、洗濯物同士を押し付けるようにこすり洗いをしてください。力が加わって汚れが落ちやすくなりますよ。
ドイツのおしゃれなコインランドリー「フレディレック」の洗濯板は、裏面が空洞になっているので軽くて使いやすいと評判です。どのようなインテリアにもマッチするすっきりとしたデザインなので、洗面所の雰囲気も損ないませんね。
洗いおけ
つけおきするときに便利なポリプロピレン製の洗いおけです。底栓が付いているので、水を抜くときにおけをひっくり返す必要がなく使いやすいと好評です。真っ白なデザインは汚れ落ちを確認しやすく、洗面所に置いてもすっきりしますよね。
重曹
粒子の細かい重曹は、洗濯用液体洗剤と混ぜて泥汚れ部分に塗ってこすると汚れが落ちやすくなります。重曹と洗濯用洗剤を同量混ぜ合わせてペースト状にして、ブラシに付けて軽くこするだけです。重曹は食器洗いや掃除など暮らしの中でいろいろ使えるので、常備しておくと便利ですね。
スティックのり
衣類の泥汚れをブラシでかき出した後、スティックのりを汚れた部分に塗って5~10分程度置きます。のりが繊維の奥の泥汚れを吸着します。のりが付いた状態で洗濯機に入れても、のりは水に溶けるので、ほかの洗濯物に汚れが移ることはありません。
プリットは無色で、じゃがいも由来のでんぷんなどの植物由来成分でできた環境にやさしいのりです。衣類に付いても20℃の水と通常の洗剤で洗い落とせますよ。
泥汚れは早めに対処して洗剤ですっきり落とそう
野球のユニフォームなど泥汚れが付きやすいものは、同時に汗や皮脂も付いています。時間が経つと黄ばんだり変色したりするので早めの対処が必要です。まずは完全に乾かしてから、ブラシで泥汚れをかき出しましょう。次に汚れに応じた洗浄力の高い洗剤で洗い流せば、すっきり汚れが落ちますよ。お気に入りの洗剤やグッズを見つけて、頑固な汚れにも上手に対応していきたいですね。