【年齢別】ハロウィンの絵本おすすめ11選!読み聞かせに人気なのは?英語の絵本も紹介!
ハロウィンは仮装したりお菓子をもらったりする楽しいイベントです。しかし、実はおばけが登場するちょっぴりこわいものでもあります。ここでは、ハロウィンの楽しさやドキドキを体験できるおすすめの絵本を1歳〜2歳、3歳〜4歳、5歳〜6歳の年齢別でご紹介します。絵本の世界で繰り広げられるハロウィンを読み聞かせで楽しみましょう。
目次
ハロウィンの絵本はどう選ぶ?
ハロウィンは、子どもから大人まで大いに盛り上がる秋のイベントです。赤ちゃんや小さな子どもたちは、絵本の世界でもハロウィンを楽しむことができます。読み聞かせにぴったりなものやわかりやすいイラストが描かれたもの、わくわくするしかけ絵本などを年齢に合わせて選んで、ハロウィンシーズンを思いっきり満喫しましょう。
ハロウィンの絵本おすすめ3選【1歳~2歳】
ハッピーハロウィン!
発売日:2013年09月
著者/編集:新井 洋行
出版社:講談社
低年齢向けのハロウィンの絵本として人気なのが、こちらの「ハッピーハロウィン!」です。表紙がキラキラしていて、思わず手にとってしまいたくなる魅力があります。
舞台はハロウィンの夜です。ドアが「とんとんとん」とノックされ、シルエットが映ります。ドアを開けるようにしてページをめくると、そこにはハロウィンのかわいいおばけがいます。次々と訪ねてくるので、「次はだれかな」とお話ししながら読み聞かせるのも楽しそうです。
最後に訪れる魔女は、ジャック・オ・ランタンに仮装できるお面のおみやげを持ってきます。絵本の1ページがそのお面になっているという楽しいしかけもありますよ。子どもの心をつかむ魅力があるので、ハロウィンが終わったあとも「これ読んで」とせがまれることになりそうです。
ハロウィン!ハロウィン!
発売日:2017年09月
著者/編集:西村敏雄
出版社:白泉社
ハロウィンといえば仮装するのが楽しみのひとつですよね。こちらの絵本「ハロウィン!ハロウィン!」の主人公たろうくんは、黒マントと帽子でかっこよく仮装し、いろいろな材料を使って動物たちにおばけの衣装を作ってあげます。衣装が完成したら、みんなそろっておばあちゃんの家にお菓子をもらいに出発です。
おばけに仮装することや、お菓子をもらえるハロウィンの楽しさを知れるのがこの絵本の魅力です。読んで気持ちを高めたら、実際に仮装してお菓子をもらいに出かけてみましょう。
ハロウィン いないいないばあ! (フェルトをめくると…)
発売日: 2020年09月10日頃
著者/編集: インゲラ・アリアニウス
出版社: 岩崎書店
海外でとても人気が高い、赤ちゃんから楽しめるハロウィン絵本です。 中身はフェルトでたくさんの仕掛けが楽しめます。魔女やドラキュラ、ジャック・オー・ランタンなどハロウィンならではのキャラクターがたくさん出てきますよ。
カラフルな色合いのフェルトがちりばめられ、赤ちゃんから楽しめる絵本といえるでしょう。
ハロウィンの絵本おすすめ4選【3歳~4歳】
いたずらジャック
発売日:2016年08月
著者/編集:橋本さやか
出版社:つちや書店
顔をくりぬいたかぼちゃはハロウィンの代名詞ですよね。この絵本の主人公は、かぼちゃのジャックです。
いたずらが大好きで、いつも町のみんなをおどろかせているジャックですが、あるとき女の子に「ジャックのいたずら、つまらない」と言われてしまいます。それをうけてジャックは、みんながとびきりおどろいてとびきり笑顔になるいたずらを考えました。
いたずら好きなジャックという設定は子どもにとって楽しく、どのようないたずらをするのだろうとわくわくしながら読むことができます。まだハロウィンのことがよくわからなくても、子どもが少し大きくなって「かぼちゃ=ハロウィンのおばけ」と結びつけられるようになると、また違った楽しみ方ができる絵本かもしれません。
家にジャック・オ・ランタンを飾ってあれば、ジャックにますます親しみがわきそうですね。
おおきなかぼちゃ
発売日:2011年09月
著者/編集:エリカ・シルヴァマン, S.D.シンドラー
出版社:主婦の友社
「おおきなかぼちゃ」は、作者が大好きだった「おおきなかぶ」を元に作られた絵本です。そのため、みんなで一列になってかぶを引き抜くおなじみのシーンがあり、「おおきなかぶ」を知っている子どもなら「同じだ」と気づいてきっと盛りあがります。
物語が始まるのはハロウィンの前日です。魔女がパイを作ろうと大切に育てたかぼちゃを取りに畑にむかいますが、いくらひっぱってもびくともしません。そこへ助けにあらわれるのが吸血鬼やミイラといったおばけたちです。はたしてかぼちゃはうまく収穫できるのでしょうか。
ほかの絵本と比べるとかわいらしさは控えめで、少し不気味ささえ感じます。しかし、本来のハロウィンの雰囲気を知るにはもってこいともいえます。ストーリーはコミカルなので、何度も読むうちにきっとおばけたちがかわいく思えてきますよ。
ハロウィンのランプ
発売日:2008年09月
著者/編集:こばやしゆきこ
出版社:岩崎書店
舞台はハロウィンの日です。主人公のジーナは、クラスで一番こわいかぼちゃのランプを作ろうと思ったのに、仲良しのサリーがほめられてちょっぴりイライラしています。
作り直しているうちにすっかり遅くなり、お菓子ももらいそこねてしまいました。そのとき出会ったのが魔女の仮装をした女の子です。一緒にパーティーに行くことになるのですが…。
友だちとケンカをしてしまったり、お菓子をもらえなかったりとジーナにとって楽しくないことが続きますが、その後の展開はワクワクがぎゅっと詰まっています。ハロウィンのおばけたちに追いかけられるという、少しこわいドキドキまで感じることができるでしょう。たくさんの感情を体験できるストーリーに夢中になってしまう絵本です。
トリック オア トリート!
発売日:2016年09月
著者/編集:岡村 志満子
出版社:くもん出版
ハロウィンでお菓子をもらう合言葉「トリック オア トリート」が題名になった絵本です。少し不思議な言葉の意味を楽しみながら覚えられますよ。
主人公は仮装してお菓子をもらいに出かける4人の子どもたちです。メルヘンチックな家でもらえたのは色とりどりのカップケーキ、かかしの立つ和風の家でもらえたのはしゅりけんクッキーと、家の雰囲気に合ったお菓子が出てくるのが楽しいですね。
最後のページにはあっとおどろくしかけがあります。光に当ててから暗いところで見てみると、なんとおばけが光ります。ハロウィンの夜に読み聞かせをして、そっとあかりを消してみてください。子どもたちはびっくりし、とびきりの笑顔を見せてくれるでしょう。
ハロウィンの絵本おすすめ4選【5歳~6歳】
おかしな?ハロウィン
発売日:2017年09月
著者/編集:ザ・キャビンカンパニー
出版社:ほるぷ出版
男女ふたり組の人気絵本作家、ザ・キャビンカンパニーのハロウィン絵本です。ピンクや紫といった色使いが個性的で、絵のタッチもポップでかわいいですね。
ハロウィンの日、おばけに仮装した子どもたちがお菓子をもらおうと、おばあさんの家を訪れます。おばあさんは子どもたちの姿に合わせたとっておきのお菓子をくれるのですが、少し不思議なお菓子です。
次々と登場するおかしなおかしに子どもたちは興味津々です。最後に明かされるおばあさんの正体には、目を丸くしておどろくかもしれません。小学生向けの本でもあるので、自分で本を読めるようになった子どもたちからも人気があります。長く楽しめる1冊になりそうですね。
CD付 英語絵本 The Haunted Doors
・著:Claeton Ryan Hamilton
・イラスト:岐部稚子
「The Haunted Doors(おばけ屋敷)」は、ある英会話教室の教材として販売されているものです。子どもたちが親しみを持って英語と触れ合えるようにストーリーは楽しく、絵もかわいらしく作られています。
舞台はハロウィン当日です。男の子と女の子がお菓子をもらおうとドアをノックしますが、その向こうにはいろいろなモンスターが待ち構えています。
英語の音声が入った付属のCDを聞きながら読めば、内容が理解しやすいように工夫されているので、英語が苦手なママでも安心です。ハロウィンの本場の雰囲気を味わうのにぴったりな1冊です。
ハロウィーンってなぁに?(はじめてBOOK)
発売日:2006年10月
著者/編集:クリステル・デムワノー, 中島さおり
出版社:主婦の友社
この絵本は、ハロウィンのことが学べる解説絵本といえます。主人公のちびっこ魔女ビビが、おばあさんに初めてハロウィンのことを教えてもらうストーリーです。かぼちゃでランタンを作る理由や、おばけの格好をして家を訪ねればお菓子をもらえることなどがわかりやすく書かれています。
かぼちゃのランタンの作り方やおばけの衣装の作り方まで載っていて、読みごたえはたっぷりです。ハロウィンをただ楽しいイベントだと思っていた子どもたちから、「ハロウィンにはそういう意味があるんだ」という声が聞こえてきそうな絵本です。
ぴーかーぶー!
発売日:2012年09月
著者/編集:新井洋行, こばやしゆきこ
出版社:くもん出版
子どもは意外にこわいものが好きですよね。おばけが出てくる少しだけこわい絵本を探しているなら、「ぴーかーぶー!」がぴったりです。
物語の舞台は、おばけたちが住むぴーかーぶー村です。500年も人が寄りつかないこの村に、ひとりの男の子がやってきて住み始めます。おばけたちはここぞとばかりにおどかすのですが、男の子は平気な顔をしています。どうしてこわがらないのか、おばけたちは不思議でなりません。
登場するおばけたちは少々不気味ですが、カラフルな色使いで明るさも感じます。ハロウィンを舞台にした絵本ではないものの、ハロウィンシーズンにはぴったりな雰囲気です。好奇心旺盛な子どもに気に入ってもらえそうな絵本ですよ。
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ハロウィンのドキドキを絵本の世界で体験しよう!
すっかり定着したハロウィンのイベントは、仮装したりお菓子をもらったりと子どもにとって楽しいことが盛りだくさんです。しかし、本来のハロウィンにはすこしこわい一面もありますよね。
絵本の中でドキドキする体験をするのは、案外素敵な楽しみ方かもしれません。仮装してお菓子をもらったら、ベッドでハロウィンの絵本を読むというフルコースで、思う存分ハロウィンを楽しんでくださいね。
※この記事は2022年8月時点の情報をもとに作成しています。掲載した時点以降に情報が変更される場合がありますので、あらかじめご了承ください。