敷布団は洗濯?クリーニング?コインランドリーで洗濯するときのポイントも解説
敷布団は洗濯してもよいのかクリーニングに出すべきか、悩んでしまう人も多いのではないでしょうか。敷布団を自宅で洗濯するときの方法や、洗濯した敷布団の干し方、コインランドリーの利用方法を解説します。敷布団の宅配クリーニングを行っている業者も、参考にしてみてくださいね。
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目次
敷布団はクリーニング?洗濯?
敷布団はクリーニングに出すべきか自宅でも洗濯できるのか、悩んでしまいますよね。一般的に綿布団や羊毛布団は自宅で洗濯することは難しいため、クリーニングに依頼することをおすすめします。綿布団・羊毛布団などの劣化が気になるときは、打ち直しで布団をリフォームしてもよいですね。
最近は「洗える布団」も多く販売されていますが、布団によってお手入れの方法は異なります。洗濯前に、以下のような洗濯表示をチェックするようにしましょう。
・洗濯機マーク:洗濯機で洗うことができる
・手洗いマーク:手洗いなら洗うことができる
・水洗い不可マーク:家庭での洗濯不可
洗濯機で洗える敷布団でも、自宅の洗濯機のサイズが小さい場合はコインランドリーを利用することをおすすめします。無理に小さな洗濯機で敷布団を洗うと、洗濯に失敗したり洗濯機が壊れてしまったりするかもしれません。洗濯機の容量や洗える布団のサイズなど、洗濯機の取扱説明書をチェックして確認しておきましょう。
敷布団の洗濯やクリーニングは、衣替えのときに行う人が多いようです。定期的に洗濯やクリーニングを行うことで、清潔に使い続けることができるでしょう。
敷布団を自宅で洗濯するときの方法
敷布団を洗濯する前に確認すること
敷布団の洗濯方法は、使用されている素材などによって異なります。そのため敷布団を洗濯する前に、洗濯表示の確認を忘れないようにしましょう。自宅で洗濯できる敷布団の洗濯表示は、以下の通りです。
・洗濯機マーク:洗濯機で洗濯することができる
・手洗いマーク:洗濯機での洗濯はできないが、手洗いでの洗濯が可能
「水洗い不可マーク」となっている場合は、自宅では洗濯することができないので注意しましょう。なお、洗濯表示は平成28年12月より新しいものに改正されています。
洗濯ネットに入れて洗う
敷布団を洗濯するときは、基本的に洗濯ネットを使用するようにしましょう。洗濯ネットに入れておかないと、敷布団の中綿などが偏ったり、生地が破れたりして洗濯に失敗するかもしれません。布団が傷まないよう、筒形の大物洗い用の洗濯ネットを用意することをおすすめします。
敷布団を洗濯ネットに入れるときは、縦方向に3つ折りにし、中の空気を抜くようにくるくると丸めて、小さくしましょう。
サイズ:約150×60cm
素材:ポリエステル
敷布団を洗濯機で洗う場合
敷布団を自宅の洗濯機で洗うときは、敷布団を入れる前に洗濯機の中に洗浄液を作りましょう。敷布団を先に入れ、水を張った状態で洗剤を入れると洗剤がムラになってしまうため、気をつけてくださいね。粉タイプよりも液体タイプの洗剤のほうが水に溶けやすいのでおすすめです。
敷布団の洗濯には、洗濯機の「大物洗いコース」や「毛布洗いコース」を選びましょう。標準コースを選択すると、水の量が少なく敷布団がきちんと洗えなかったり、洗濯機の故障を招いたりして失敗してしまう可能性もあります。
浴槽で敷布団を洗う場合
浴槽で毛布を洗うときの手順は、以下を参考にしてくださいね。
1.シャワーを使って、敷布団表面のほこりや汚れを落とします。
2.浴槽の半分ぐらいに水・ぬるま湯を張ります。このとき敷布団は浴槽内に入れず、浴槽のふちなどにかけて置いておきましょう。
3.洗剤を入れたら、ムラにならないようにしっかりと混ぜて溶かします。洗剤の量は、浴槽のサイズなどからおおまかな量を計算するようにしてくださいね。
4.浴槽に敷布団を沈め、軽く押し洗いをします。
5.浴槽の水を抜いて新しい水を入れ、再び軽く押し洗いしてすすぎをします。すすぎは、真水で2~3回繰り返しましょう。
6.浴槽のふちに30分から1時間ほど敷布団をかけて置いておき、脱水します。
浴槽で洗う場合、洗濯機と比べて敷布団の脱水をしっかりと行うのは難しいものです。浴槽のふちに一定時間かけておいても、物干し台などに運ぶときに床をびしょぬれにしてしまったという失敗談も少なくありません。
畳などの濡れては困る場所を通らないといけない場合は、あらかじめタオルを引いておくと床を濡らさずに済みますよ。
洗濯した敷布団の干し方は?
天気予報を確認する
敷布団は洋服などと比べ、乾燥までに時間がかかってしまいます。とくに浴槽で洗う場合は脱水が難しいため、注意が必要です。敷布団を洗濯するときはあらかじめ天気予報をチェックし、晴れの日が続くタイミングを選ぶようにしましょう。乾燥が不十分だと、大量のカビが発生してしまうかもしれません。
可能な限り水分を抜く
敷布団を早く乾かすためには、可能な限りしっかりと脱水を行っておくことが大切です。洗濯機で洗う場合は脱水機能で水分を抜くことができますが、浴槽で洗う場合は浴槽のふちで水を抜く時間を1時間程度とるようにしましょう。水を抜こうと強く押したり踏んだりすると、布団が傷んでしまうかもしれないので控えてくださいね。
物干し竿で乾きやすくする
洗濯したあとの敷布団を干すときは、2本の物干し竿にまたがるよう、M字に干すことをおすすめします。布団の内側にも空気が通るので、乾燥時間を短縮することができます。ダブルバーの布団が干せる物干しがあると良いですね。
サイズ:約121~200×79.5×94~130cm(収納時約121×10×120cm)
容量:およそ3~5人分の洗濯物+シングルサイズの敷布団4枚分
コインランドリーで敷布団を洗濯するときの方法
コインランドリーで洗濯をしたときの相場は?
敷布団をコインランドリーで洗濯するときの相場は、およそ1,200~1,800円程度となります。利用するコインランドリーや乾燥までにかかる時間によって費用が変動するため、多めに予算を用意しておきましょう。
コインランドリーの洗濯機や乾燥機は、容量が大きいほど価格が高くなります。小さい洗濯機を使用すれば費用を節約することができるかもしれませんが、敷布団のサイズに合っていないと洗濯に失敗する可能性があるでしょう。敷布団のサイズにあった洗濯機・乾燥機を選んでくださいね。
さまざまな洗い方がある
敷布団をコインランドリーで洗う方法には、以下のようにさまざまなものがあります。
・敷布団を紐で縛って洗濯
・敷布団を紐で縛らずに洗濯
・シーツをつけたままで洗濯
コインランドリーによって推奨されている方法が異なるので、洗い方が不安な場合は利用するコインランドリーに問い合わせるようにしましょう。
コインランドリーに行くときの洗剤は?
基本的にコインランドリーでは、洗剤・柔軟剤は自動投入されます。そのためわざわざ自宅の洗剤・柔軟剤を持ち込む必要はありません。ただし縦型洗濯機の場合は、自分で洗剤を入れるタイプのほうが多いようです。
自宅で使っている洗剤・柔軟剤をどうしても使用したいときは、縦型洗濯機のあるコインランドリーを探してみてもよいですね。
また、自動投入される柔軟剤のほかに乾燥機用のシートタイプの柔軟剤を利用するのもおすすめです。コインランドリーで販売されていることもありますが、好みの香りのシートを用意しておいてはいかがでしょう。
コインランドリーでの敷布団洗濯の流れ
コインランドリーで敷布団を洗濯するときの流れは、以下の通りです。
1.敷布団を洗濯機の中に入れたら、ふたをしっかりと閉じます。
2.お金を入れてからスタートボタンを押すと、洗剤・柔軟剤が自動投入されて洗濯が始まります。
3.洗濯乾燥機を使用の場合はそのまま乾燥させます。洗濯機を使った場合は敷布団を乾燥機に移し替え、お金を入れて乾燥させましょう。
店舗によって操作手順は異なるため、店内の表示を確認するようにしましょう。また敷布団の洗濯表示に「乾燥機禁止」「タンブラー乾燥禁止」の表示がある場合、コインランドリーの乾燥機を使用することはできません。品質の劣化を招くこともあるため、注意してくださいね。
敷布団クリーニングは宅配クリーニングの利用がおすすめ
羊毛布団や綿布団など、自宅で洗濯できない敷布団はプロにクリーニングしてもらうのがおすすめです。重い敷布団をクリーニング店に持ち運ぶのは大きな負担になってしまいますが、宅配クリーニングなら自宅に直接集荷に来てもらえます。布団を持ち運ぶ手間が省けるのが良いですね。
日本国内であればどこでも利用できる場合が多いため、敷布団のお手入れには宅配クリーニングの利用を検討してみてはいかがでしょうか。
敷布団の宅配クリーニングの相場は?
敷布団の宅配クリーニング費用の相場は、およそ4,000~12,000円程度です。依頼する点数が増えるほど1点あたりの単価が安くなる業者が多いので、敷布団だけでなく掛け布団などもまとめてクリーニングを依頼してもよいですね。送料は無料のところが多いですが、地域によっては有料になるケースもあるため事前に確認しておきましょう。
洗濯表示を確認しましょう
敷布団の中には、クリーニングに出せないものもあります。洗濯表示や宅配クリーニング業者のホームページをチェックし、クリーニングに出せるかどうか確認しましょう。判断が難しい場合は、電話などで問い合わせておくことをおすすめします。
宅配クリーニング業者に布団を送ってからクリーニングできないことがわかると、送料を負担しなければならないケースが多いため注意しましょう。
保管サービスを利用できることもある
宅配クリーニング業者の中には、クリーニングした布団の保管サービスを行っているところもあります。かさばる布団を預けると、押し入れやクローゼットがすっきりと片付きますよ。オプションで防カビ加工や防ダニ加工を行ってもらえることもあるため、宅配クリーニング業者のホームページを確認しておきましょう。
敷布団の宅配クリーニングを行なっている業者
紹介している価格は、2018年2月27日の情報を参考にしています。
ふとんリネット
枚数 | 税別価格 | 1枚あたりの税別価格 |
---|---|---|
1枚 | 8,800円 | 8,800円 |
2枚 | 11,800円 | 5,900円 |
3枚 | 12,800円 | 4,267円 |
4枚 | 14,800円 | 3,700円 |
リネットの布団クリーニング(ふとんリネット)では、パック料金を採用しています。敷布団、掛け布団などの布団の種類を問わず、依頼する布団の枚数で料金が決まります。5枚以上の場合は、4枚の料金に1枚あたり税別3,000円追加となります。リネットでは利用する枚数が多いほど、1枚あたりの単価がお得になるようです。
ふとんリネットでは税別6,000円以上の利用で送料が無料になるため、敷布団のクリーニングを依頼するとき送料はかかりません。また1枚につき税別1,000円で防ダニ加工を施すことが可能です。
リナビス
枚数 | 税別価格 | 1枚あたりの税別価格 |
---|---|---|
1枚 | 11,200円 | 11,200円 |
2枚 | 13,800円 | 6,900円 |
3枚 | 15,000円 | 5,000円 |
4枚 | 18,300円 | 4,575円 |
5枚 | 21,600円 | 4,320円 |
6枚 | 24,900円 | 4,150円 |
リナビスでもリネットと同様に、布団クリーニングはパック料金となります。依頼する枚数が増えるほどお得になるので、敷布団だけでなく掛け布団などもまとめてクリーニングを依頼してはいかがでしょうか。2回目以降はリピート割引を利用することもできるため、お得に利用し続けることができます。
ただしリナビスではシングルサイズ以外の布団のクリーニングは受け付けていないため、注意が必要です。送料は基本的にかかりませんが、北海道・一部離島は税込4,104円、沖縄は税込7,992円の配送料が発生します。
せんたく便
2点パックの利用回数 | 税別価格 |
---|---|
初回 | 9,800円 |
2回目以降 | 9,100円 |
せんたく便では布団クリーニングを依頼すると、無料で最大6ヶ月間保管サービスを利用することができます。1ヶ月につき税別1,000円で保管期間を延長することも可能です。さらに追加料金税別6,300円で防虫・防カビ加工をつけられます。
送料は無料ですが、北海道・沖縄・離島地域は税別6,000円の配送料がかかるため気をつけましょう。
ダニが気になる場合はダニ取りという選択肢も
ダニが気になって敷布団の洗濯を検討している場合、ダニ取りを考えてみてもよいですね。「ダニ捕りロボ」はダニが好むにおいによってダニをおびき寄せ、乾燥して捕獲するアイテムです。誘引剤は天然素材で作られているため、赤ちゃんや小さな子どものいる家庭でも使用することができます。
3ヶ月に一度誘引マットを交換するだけで手軽にダニ対策ができるダニ捕りロボは、公式サイトから定期コースを利用することが可能です。定期コースだと交換時期に誘引マットを受け取れるため、交換忘れの予防にも良いでしょう。
布団の洗濯グッズを楽天・Amazonでチェック!
楽天・Amazonで布団の洗濯グッズの他の商品を探したい方は、以下のリンクを参考にしてください。
敷布団は定期的に洗濯・クリーニングしよう
毎晩使っている敷布団には、汗や汚れなどが蓄積されていくものです。定期的に洗濯したりクリーニングに出したりすることで、清潔な状態を維持するようにしましょう。敷布団を洗濯・クリーニングするときは、洗濯表示などをチェックすることを忘れないようにしてくださいね。