【編集部厳選】子育てファミリーにおすすめの車10選!後悔しないためのポイントは?スライドドアが人気?

家族が増え、子どもの送迎やレジャーの充実などライフスタイルが変化してくると、車選びの基準も変わってきます。そこで、自動車専門誌の編集経験があり、ままのて編集部随一の車知識を誇る編集部員が子育て中におすすめの車を厳選。運転が苦手なママ・パパでも安心の車から、車好きでも納得できるファミリーカーまで10車種を紹介します。

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目次

  1. 子育てファミリーが車選びで後悔しないためのポイント
  2. 子育てファミリーにおすすめの車10選!
  3. 子育てにおすすめの車は機能も装備も多彩
  4. あわせて読みたい

子育てファミリーが車選びで後悔しないためのポイント

スライドドアタイプを選ぶ

スライドドアの利点は、駐車スペースに余裕がなくても開口部を広くとれることでしょう。横開きのドアは隣の車にぶつけてしまう心配がありますが、スライドドアなら子どもの乗せ降ろしや大きな荷物を積み込む際も、背後を気にする必要がありません。

ボタンやリモコンで開閉操作ができるスライドドアであればさらに便利です。最近ではスライドドアが足の操作で開閉できる「ハンズフリードア」が人気を集めています。両手がふさがっていても簡単に開け閉めできるので、雨の日や荷物が多い日も安心ですね。

機能的な車内空間

車内空間の機能性や快適さの決め手は、広さ、天井高、収納力、自在なシートアレンジなどさまざまなポイントがあります。車の用途によって必要な機能が変わるため、将来的な使い方を見据えて選ぶようにしましょう。

たとえば子どもと一緒にアウトドアやレジャーに行く機会が多ければ、荷物をたくさん詰めて車内で寝たり着替えたりできる広さが欲しいですね。

チャイルドシートを複数設置するのなら、シートアレンジできるほうがお世話をしやすいでしょう。子どもの送迎など街乗りメインであれば、フックや小さな収納がたくさんあり、小回りが利くタイプがおすすめです。

先進安全装備が充実している

車の性能は日々進化していますが、子育て中は安全性が特に気になるものではないでしょうか。最近の車は先進安全装備が充実しており、安全なドライブをサポートしてくれますよ。

先行車に追従して走行する「ACC(全車速追従機能付クルーズコントロール)」は、長時間の運転でも疲れにくいうれしい機能です。運転中のうっかりミスを防ぐのが、駐車をアシストする「全方位モニター」や、歩行者や障害物をキャッチする「衝突被害軽減ブレーキ」、ブレーキから足が離れてもブレーキ状態が維持される「オートブレーキホールド機能」です。

万が一の衝突に備えて装備されているエアバッグも、サイドエアバッグやカーテンエアバッグなどさまざまに設定されていますよ。

※メーカーによって先進安全装備の呼称は異なります。

子育てファミリーにおすすめの車10選!

【ダイハツ】タント

ダイハツ「タント」の最大の特徴といえば、前・後部座席のあいだにあるセンターピラーをドア内に格納し、開放的な開口部を実現した「ミラクルオープンドア」です。傘をさしたままでも、子どもと手をつないで横並びでも乗り降りできるので、雨にぬれたり急に飛び出したりを防げますね。

リアシートはもちろんのこと、運転席や助手席、荷室の自由度が高く自在にアレンジできるのも魅力です。ドライブを快適にする多彩な収納など、あるとうれしい装備が充実していますよ。

2022年10月には標準仕様のタント、迫力のデザインが人気のタントカスタムに加え、アウトドアモデルとしてタントファンクロスが登場しています。グレードごとに標準装備や追加できるオプションが異なるため、必要な機能を確認しておきましょう。

主なタイプXターボ、X、L、カスタムRS、カスタムX
メーカー希望小売価格1,386,000円(税込)〜
燃料消費率(WLTCモード)19.6~22.7km/L
全長3,395mm
全幅1,475mm
全高1,755mm(2WD)/1,755mm(4WD)
総排気量660㏄
定員4人

【日産】ルークス

日産「ルークス」は、軽自動車で初めて「インテリジェントFCW」を搭載した車です。2台前を走る車両をレーダーで検知し危険を知らせる安全機能ですが、ルークスの特徴はこれだけではありません。

運転中の急な体調不良やなどの緊急時に、スイッチを押すだけで専門のオペレーターに接続し位置情報を共有する「SOSコール」がハイウェイスターに標準装備されており、安心で安全な運転を支援してくれます。

車内の快適性にもすぐれています。運転席から後部座席に座る子どもにアクセスしやすい後ろ席ロングスライドや、ハンズフリーで開けられるオートスライドドア、広々とした荷室も使い勝手がよく、おでかけが楽しくなることでしょう。

主なタイプルークス、X、ハイウェイスターX プロパイロットエディション
メーカー希望小売価格1,463,000円(税込)〜
燃料消費率(WLTCモード)17.5~20.9km/L
全長3,395mm
全幅1,475mm
全高1,780mm(2WD)/1,800mm(4WD)
総排気量660㏄
定員4人

【ダイハツ】ムーヴ キャンバス

ダイハツ「ムーヴキャンバス」はデザイン性の高さで女性や子どもに人気の車種です。2022年7月のフルモデルチェンジでは、2トーンカラーの「ストライプス」に加え、シックで落ち着いたテイストの「セオリー」が登場し、幅広い層のニーズに応えています。

ムーヴ キャンバスは特徴的な収納に個性が光ります。物を置く場所のレイアウトは女性の声を設計にいかし、使いやすさにこだわりました。運転席と助手席の背面には、手荷物をかけられるフックを装備。リアシートの足元には引き出し式の「置きラクボックス」を設置しています。

床に直置きしたくない荷物を置いたり、非常用品など普段使わないものを収納したりするスペースとして利用できて便利です。贈り物や習い事の道具など、大切な荷物も汚さず運べますよ。

主なタイプセオリーX、ストライプスX、ストライプスXターボ
メーカー希望小売価格1,496,000円(税込)〜
燃料消費率(WLTCモード)20.9~22.9km/L
全長3,395mm
全幅1,475mm
全高1,655mm(2WD)/1,675mm(4WD)
総排気量660㏄
定員4人

【トヨタ】ルーミー

トヨタ「ルーミー」は「ROOMY」という名前が示すように、「外に持ち出せるおうち」「動ける広い部屋」をコンセプトにつくられた車です。さまざまな工夫でお部屋のように快適に、心地良く過ごせる空間に仕上がっていますよ。

車内は低床設計にして天井高を高くし、着替えもできる広さなので、公園や水場で思いっきり遊べます。縦移動・横移動が楽にできる「フロントシートウォークスルー」設計や、近づくだけでドアが開く「ウエルカムパワースライドドア」など、レジャーでも街乗りでも活躍する便利な機能も満載です。

ルーミーのノーマルモデルはアクティブでカジュアルな印象、カスタムモデルはミニバン並みの質感を放つ横基調のメッキグリルがアクセント。ドレスアップした車が好きなママ・パパも満足のいく車ですよ。

主なタイプX、G、G-T、カスタムG、カスタムG-T
メーカー希望小売価格1,566,500円(税込)〜
燃料消費率(WLTCモード)16.8~18.4km/L
全長(G-T、G、X)3,700mm、(カスタムG-T、カスタムG)3,705mm
全幅1,670mm
全高1,735mm
総排気量1L
定員5人

【スズキ】ソリオ

「ソリオ」はワゴンRソリオとして初代が登場しましたがファミリー層からの要望に応える形で、小さくても広い車へと進化を遂げてきました。

スマートな外観は自然の景観にも街にもマッチ。5人分の荷物がらくらく詰める大容量の荷室や、予防安全技術「スズキセーフティサポート」など、抜群の使いやすさを誇ります。

さらに、室内で空気を循環させ快適な温度を実現する「スリムサーキュレーター」やモーターで静かにエンジンを再始動させる「マイルドハイブリッド」を採用しており、子どもと一緒のドライブもリラックスして過ごせそうです。

主なタイプG、HYBRID MX、HYBRID MZ
メーカー希望小売価格1,515,800円(税込)〜
燃料消費率(WLTCモード)17.8~19.6km/L
全長3,790mm
全幅1,645mm
全高1,745mm
総排気量1.2L
定員5人

【トヨタ】シエンタ

トヨタの「シエンタ」は2022年8月にフルモデルチェンジを果たし、コンパクトミニバンとして新型シエンタがお目見えしています。わかりやすく変化したのはその外観です。「四角くて丸い」をコンセプトに、暮らしになじむデザインに仕上げています。

2列シートタイプと3列シートタイプがあるのもシエンタの特徴といえるでしょう。アウトドア好きで荷物が多い家庭は荷室が大きい2列シート、大人数でおでかけする機会が多ければ3列シートにするなど、使い方に合わせて選べます(※)。

シエンタはグレードごとにハイブリッド車とガソリン車がそれぞれ用意されています。いずれも燃費が改善され、乗りやすさがアップしていますよ。災害時にはガソリンを電気に変換し、非常用の電源として使用できます。

※Xシリーズの7人乗りは2022年4月以降生産停止予定

主なタイプZ、G、X
メーカー希望小売価格1,950,000円(税込)〜
燃料消費率(WLTCモード)18.3~28.8km/L
全長4,260mm
全幅1,695mm
全高1,695mm(2WD)/1,715mm(4WD)
総排気量1.5L
定員5/7人

【ホンダ】フリード/フリード プラス

「フリード」は広々とした室内空間、多彩なシートアレンジ、充実した収納と「ちょうどいい」がたくさん詰まった使い勝手の良い車です。コンパクトミニバンの中でも販売台数が多く、人気の車種となっています。

車種は6~7人乗りのフリードと5人乗りのフリードプラスがあります。車体の長さはフリードプラスのほうが長く、大人数で移動したいときはフリード、荷物を多く積みたいときはフリードプラスがおすすめです。

フリードとフリードプラスは車両タイプ、駆動方式、乗車定員によりラインアップが幅広く、公式サイトでは家族のスタイルに合った最適なフリードをみつけるための「フリード診断」が用意されています。7つの質問に答えるだけで、最適なフリードがみつかりますよ。

主なタイプフリード、フリード+
メーカー希望小売価格2,275,900円(税込)〜
燃料消費率(WLTCモード)15.6~20.9km/L
全長4,265mm(フリード、フリード+(4WD ))/4,295mm(フリード+(2WD ))
全幅1,695mm
全高1,710mm(2WD)/1,735mm(4WD)
総排気量1.5L
定員5/6/7人

【ホンダ】ステップワゴン

ドライブ中の困りごとのひとつにあげられるのが乗り物酔いではないでしょうか。「ステップワゴン」は、「乗り物酔いしない車」を目指し、シートバックやヘッドレストの形状を工夫しました。

さらに、後ろに行くほど座面の位置が高くなり、開けた視界が確保できるのも特徴です。こうした工夫により、乗り物酔いの原因となる目線のブレと視界崩れが起こりにくくしています。リアシートに座っていても、開放的なドライブを楽しめるでしょう。

一つひとつのシートを独立してスライドできるため、フレキシブルに空間をアレンジできるのも魅力です。ドライブはもちろん、車中泊を楽しんだりママやパパのテレワークスペースとして活用したりと、使い方の幅が広がりますよ。

主なタイプAIR、SPADA、e:HEV AIR
メーカー希望小売価格2,998,600円(税込)〜
燃料消費率(WLTCモード)12.9~20.0km/L
全長4,800mm(AIR)/4,830mm
全幅1,750mm
全高1,840mm(AIR、SPADA(HV)、SPADA(GS、FF))/1,855mm(GS、4WD)
総排気量2L
定員7/8人

【トヨタ】ノア/ヴォクシー

ノア

ヴォクシー

「ノア」と「ヴォクシー」は同じプラットフォームを採用しながら、デザイン性に大きな違いがあります。ノアは家族と一緒に楽しむことをコンセプトに、「堂々・モダン・上質」と「王道・アグレッシブ」を基調としたデザイン、一方のヴォクシーは「先鋭・独創」をキーワードにデザインされています。

室内空間がとにかく広く、快適な乗り心地と静粛性にすぐれているため、子どもの眠りや家族の会話を邪魔しないのはママやパパにとってうれしいポイントといえるでしょう。駐車や運転をサポートする先進技術もを搭載しています。

しかも、音声認識でナビやオーディオ、パワーウィンドウなどを操作できるエージェント機能も利用できます。車内Wi-Fiにも対応しており、移動中の暇つぶしにも事欠きません。車内でテレワークも可能ですよ。

主なタイプ(ノア)S-Z、S-G、Z、G、X/(ヴォクシー)S-Z、S-G
メーカー希望小売価格(ノア)2,670,000円/(ヴォクシー)3,090,000円(税込)〜
燃料消費率(WLTCモード)(ノア)15.0~23.4km/L/(ヴォクシー)15.0~23.0km/L
全長4,695mm
全幅1,730mm
全高1,895mm(2WD)/1,925mm(4WD)
総排気量2L
定員7/8人

【日産】セレナ

11月28日に新型が発表された「セレナ」は取り回し性に優れ、運転が苦手な人でも扱いやすいミニバンです。足を伸ばしてリビングのように過ごせるので、長時間の移動も苦になりません。たくさんの荷物を積んだり、手が届く距離に赤ちゃんを乗せたりと、その時々の使い方でシートアレンジも自由自在です。

狭い場所でも後ろに乗せた荷物が取り出せるよう、バックドアは半分のスペースでも開閉できるデュアルバックドア設定になっています。高速道路走行時に車がルート走行してくれるプロパイロット機能は全車に標準装備していますよ。

さらに記録した駐車位置に近づくとボタン1つで自動的に駐車してくれる「プロパイロット パーキング」も搭載しています。駐車が苦手なパパ・ママも安心ですね。

※ガソリン車4WDの価格、発売については追って発表される予定です。

主なタイプX、ハイウェイスターV、eパワー ルキシオン
メーカー希望小売価格2,768,700円(税込)〜
燃料消費率(WLTCモード)13.0~20.6km/L
全長4,690mm(X、XV、eパワーX、eパワーXV)/4,765m(ハイウェイスターV、eパワーハイウェイスターV、eパワールキシオン)
全幅1,695mm(X、XV、、eパワーX、eパワーXV)/1,715mm(ハイウェイスターV、eパワーハイウェイスターV、eパワールキシオン)
全高1,870mm/1,885mm(eパワールキシオン)
総排気量2L(GS)、1,4L(eパワー)
定員8人

子育てにおすすめの車は機能も装備も多彩

ファミリー向けの車は軽自動車、コンパクトカー、ミニバンと大きさだけでもいろいろなタイプがありますが、機能や装備も実に多彩です。

最近ではリアウィンドウにサンシェードがついていたり、ガラスがUVカット加工になっていたりする車が増えています。クリーンフィルターやプラズマクラスター技術を搭載した車種、シートヒーターがついている車種もありますよ。買い替えではなく、ハンズフリースライドドアやリアモニターを後づけするのも選択肢のひとつですね。

日産ルークス/三菱eKスペースなどのOEM車両はメーカーが違うことにより、同じ機能、同じ車格の車が馴染みのディーラーや自宅に一番近いディーラーで買うことができます。安心かつ便利に購入できるのは子育てファミリーにとって嬉しいポイントでしょう。

譲れない部分を整理しながら、納得のいく車を選んでくださいね。

※この記事は2022年11月時点の情報をもとに作成しています。掲載した時点以降に情報が変更される場合がありますので、あらかじめご了承ください。
※紹介車両はグレードによって、紹介した装備が搭載されていない車両もあります。

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