ペットボトルのキャップでおもちゃの工作!小学生の夏休みの宿題にもおすすめの簡単アイデア11選
ペットボトルのキャップは小さくて頑丈なため、工作の材料としておすすめです。ホームセンターなどに行かなくても簡単に手に入るため、夏休みの宿題の工作づくりの材料として人気があります。工夫次第でさまざまなおもちゃや小物にアレンジが可能ですよ。ここでは、親子で作りたいペットボトルキャップの工作のアイデアを紹介します。
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目次
ペットボトルのキャップで小学生の夏休みの工作!
小学生の夏休みの大仕事といえば宿題の自由工作ですよね。毎年のこととはいえ、夏休みが始まる前から頭を悩ませるママやパパは多いのではないでしょうか。
ペットボトルキャップ工作は特別な器具や材料を使わず、簡単で、なおかつ見栄えのする作品を作れるのでおすすめです。小さくて扱いやすく、踏んでも割れないほどの強度を持ち、すぐ手に入るため、工作の材料にぴったりですよ。
最近では、本やネット上にペットボトルキャップで作ったおもちゃのアイデアがたくさん掲載されています。ここでは、家庭の工作としてぴったりのものを紹介するので、ぜひチェックしてみてくださいね。
1.ペットボトルキャップのハンコ
■材料
・ペットボトルキャップ
・スポンジシート(なければ発砲シートでも可)
■作り方
1.スポンジシートにペットボトルキャップの底に収まるくらいの大きさのマークやイラストを書く
2.イラストに沿ってスポンジシートをはさみで切り取る
3.両面シートやのりでキャップに貼り付けて完成
ペットボトルキャップのふちがギザギザしていることがあるので、ふちを合わせるようにしてふたつのキャップをテープで留めると安全に楽しめます。
スポンジシートは100均などで売られていますが、梱包材などに使われる発砲シートでも代用できます。水をはじいてしまうので、下絵を描くときは鉛筆か油性ペンを使いましょう。
2.ペットボトルキャップのマグネット
■材料
・ペットボトルキャップ1個
・アクリル絵の具
・目玉パーツ、フェルト
・マグネット1個
・厚紙(牛乳パックでもOK)
■作り方
1.ペットボトルキャップにお好みで色を塗る
2.目玉パーツで目を作り、フェルトで耳や口をデコレーションする
3.マグネットを張り付けた厚紙をキャップのふちに接着して完成
マグネットシートを張り付ける方法だとより安く、簡単に仕上がります。デコレーションの工夫次第で動物や昆虫、顔などさまざまなアレンジが可能ですよ。目玉パーツがなくても大丈夫ですが、動くたびに目がきょろきょろ動くので、よりコミカルな仕上がりになるでしょう。
3.ペットボトルキャップの帽子
■材料
・ペットボトルキャップ1個
・麻ひも
・厚紙
■作り方
1.厚紙をペットボトルキャップよりふた回りほど大きい円(直径4~5cmくらい)に切り取る
2.キャップを厚紙に貼り付ける
3.2の全体にボンドを薄く伸ばし、キャップの中心から麻ひもをくるくる巻き付けて接着する
4.リボンやカラー麻ひもでデコレーションする
5.しっかり乾燥させて完成
色違いでたくさん作ってショーウインドーのように飾れば、気分はすっかり帽子屋さんです。麻ひもではなく布を貼ったり、キャップを二段重ねにして高さを出し、シルクハットのようにしたり、アレンジも可能です。小学生の女の子向けのおしゃれな夏休みの工作アイデアですね。
マグネットのアイデアと同じように磁石を埋め込めば、売り物のようにかわいい帽子マグネットになりますよ。
4.ペットボトルキャップののれん
■材料
・ペットボトルキャップ 多数
・テグス
・アクリル絵の具
■作り方
1.ペットボトルキャップにアクリル絵の具で色を付ける
2.1のペットボトルキャップにきりなどで穴をあける
3.テグスにキャップを通す
テグスに通すのは、ペットボトルキャップだけでなく切ったストローやビーズを通すことで、いろいろなアレンジが楽しめます。キャップは色を付けなくても大丈夫ですが、レインボーカラーや同系色でまとめるとよりかわいらしい仕上がりになりますよ。
カラカラと音が鳴るので、幼児向けおもちゃとしても、子ども部屋のデコレーションとしてもぴったりです。大量のキャップが必要になるため、コツコツ貯めておきましょう。
5.ペットボトルキャップのこま
■材料
・ペットボトルキャップ
・つまようじ
■作り方
1.キャップの真ん中にきりなどで穴をあける
2.つまようじをさして完成
このとき、つまようじの先端(尖っているほう)を上に向けると回転が安定します。尖っている部分ははさみで切り落とし、ケガが心配ならばテープなどを巻いておくと良いですよ。
キャップはマジックや絵の具で何色か使って色付けすると、回転したときに模様の変化を楽しめます。なかには好きな形に切った厚紙を貼ってよりオリジナリティーの高いこまを作る人もいるようです。簡単ですぐに遊べるおもちゃ工作として男の子人気も高いでしょう。
6.ペットボトルキャップのネックレス
■材料
・ペットボトルキャップ1個
・リボン
・デコレーション材料
■作り方
1.ペットボトルキャップの側面にきりで穴をあける
2.1にリボンを通して結ぶ
3.お好みでビーズやフェルト、スパンコールなどでデコレーションして完成
キャップのふちのギザギザが肌に当たるのが気になるという方は、全体をフェルトでおおったり、ふち部分だけビニールテープを巻き付けたりしてカバーしましょう。
きりで穴をあけるのが難しい方は、ひもやリボン・毛糸や皮ひもを接着剤などで貼り付けても良いでしょう。メダルのようなデザインにすれば男の子も喜んでくれそうですね。幼児との工作にもおすすめです。
7.ペットボトルキャップのヨーヨー
ペットボトルキャップで作るヨーヨーは、男の子に人気の工作です。
■材料
・ペットボトルキャップ4個
・紙ねんど
・ねじ1本(2~4cm)
・たこ糸
■作り方
1.ペットボトルキャップ2個に中心にきりなどで穴を開け、片方にねじを通す
2.1のねじにたこ糸を結びつける
3.5mm程度の隙間をあけてもう一方のキャップの穴にねじを差し込む
4.ねじをボンドや接着剤でしっかり接着します
5.接着剤が固まったら4のペットボトルキャップの中に紙ねんどを詰める
6.残り2個のペットボトルキャップにも紙ねんどを詰める
7.5と6のペットボトルキャップをテープなどでくっつけ、接続部分をテープなどで留めて完成
たこ糸の長さは子どもの年齢や好みに合わせて変えてみてくださいね。
8.トイレットペーパーの芯とペットボトルのフタでレーシングカー
トイレットペーパーの芯とペットボトルのフタを使ったレーシングカーです。おもちゃのミニカーのように、車体を後ろに引いて手を放すと走り出します。
■材料
・トイレットペーパーの芯 1本
・ペットボトルのフタ 8個
・輪ゴム 1本
・クリップ 1個
・竹串 2本
・ストロー 2.2cm幅×4本
・片面段ボール
■作り方
1.(タイヤ作り)ペットボトルのフタを2個ずつ貼り合わせ、4つのタイヤを作る
2.(タイヤ作り)フタの側面に片面段ボールを貼る
3.(タイヤ作り)タイヤの中心に穴を開ける
4.(車体作り)トイレットペーパーの芯に4ヶ所穴を開けて、ストローを差し込む
5.(車体作り)ストローに竹串を通す
6.竹串の先をタイヤの穴にはめ込む
7.後輪の車軸に輪ゴムを取り付けたら、車体の前方まで輪ゴムを引き出し、車体の前方にクリップで固定して完成
車体に色を塗ったり模様を描いたりして、オリジナルの車に仕上げましょう。トイレットペーパーの芯を3cm程度に切り開いたものを取り付けると、比翼の付いた本格的なレーシングカーになりますよ。
9.ペットボトルキャップと紙皿でカスタネット
■材料
・紙皿
・ペットボトルのキャップ 2個
■作り方
1.紙皿を半分に折る
2.内側にペットボトルのキャップをテープで貼り付けてでき上がり
紙皿の中心にゴムや紐を通すと、子どもがカスタネットを叩きやすくなります。紙皿の外側や内側に、絵を描いたり色紙を貼ったりしても良いでしょう。動物の顔をモチーフにすると楽しいですよ。
10.ペットボトルキャップのマラカス
ペットボトルキャップのマラカスは、小学生だけでなく赤ちゃんや幼児も楽しめるおもちゃです。
■材料
・ペットボトルキャップ2個
・ビニールテープ
・ビーズ、あずき、鈴などお好みで
■作り方
1.ペットボトルキャップの中にビーズやあずきなどお好みで音の出るものを入れる。
2.もうひとつのキャップでフタをし、ビニールテープでしっかり止めて完成
このままでも十分楽しめますが、キラキラテープを使用したり、布を巻き付けたり、ビーズなどでデコレーションしたりするとさらに喜びそうですね。中に入れるものを変えて音の違いを楽しんでみましょう。
11.ペットボトルキャップを使ったおもちゃ
■材料
・ペットボトルキャップ 2個~
・フェルト(布)
・マジックテープ
■作り方
1.ペットボトルキャップ2個をビニールテープなどで接着する
2.フェルトな布で全体をおおうように縫い付ける
3.2にマジックテープを付けて完成
2~3個作ってくっ付け、おままごとの包丁で切る感覚を楽しんでも良いですし、たくさん作ってネックレスのようにつなぎ合わせても喜ぶでしょう。シンプルながら遊び方が無限大に広がるおもちゃです。
メリットばかり!エコでゴミも少ないペットボトル工作
リサイクル可能なペットボトルに対し、キャップはそのまま不燃物に捨てるよう指示している自治体が多いようです。ペットボトルのキャップは本来であれば捨ててしまうはずのものですが、アイデア次第で子どもがワクワクするようなものが作れますよ。
ペットボトルキャップによる工作は、ベニヤ板や段ボールなどと違って基本的にそのままの形をいかして作ります。そのため、すぐに工作に取り掛かることができ、作る過程で大きなゴミが出にくいという手軽さも大きな魅力でしょう。
事前にペットボトルのキャップを集めておけば材料費もかからないため、失敗も怖くありません。子どもの自由な発想を大切にし、夏休みの宿題を親子の貴重な思い出作りにしてみてくださいね。
ペットボトル工作おすすめ本
発売日:2011年07月
著者/編集:すずお泰樹
出版社:いかだ社
ペットボトルけん玉や万華鏡、ペットボトルゴマなど、ペットボトルを使ったおもちゃ25種類をマンガで楽しく紹介しています。子どもが楽しんで作れるものが多いため、夏休みの宿題のヒントになりそうですね。
※この記事は2020年4月時点の情報をもとに作成しています。