おんぶ紐のおすすめ8選!昔ながらのタイプが人気?簡単に装着できるものは?
「おすすめのおんぶ紐が知りたい」「おんぶ紐はいつから使えるの」といった疑問をお持ちのママは多いでしょう。ここでは、エルゴやしろくま堂など、ママに人気のおんぶ紐や、昔ながらのおんぶ紐の簡単な使い方、胸を強調しない結び方など、おんぶ紐をこれから選ぶママに役立つ情報を紹介します。
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目次
おんぶ紐は必要?
最近ではおんぶ紐よりも抱っこ紐を使うママが多く、街中でもママが赤ちゃんをおんぶする姿はあまり見られなくなりました。しかし、おんぶにはママの両手が空く、赤ちゃんの視界が開ける、家事と寝かしつけが同時にできるといったメリットがあります。外では抱っこ紐、自宅ではおんぶ紐と使い分けているママも少なくありません。
おんぶ専用に設計されているおんぶ紐は、赤ちゃんを高い位置でおんぶでき、ママの身体への負担も軽減されます。軽量でコンパクトにまとめられる、抱っこ紐より低価格のものが多いというメリットもあります。必須というわけではありませんが、次の場合はおんぶ紐があったほうが便利といえるでしょう。
使用中の抱っこ紐におんぶ機能がついていない
抱っこ専用の抱っこ紐では赤ちゃんをおんぶできません。おんぶはママの両手が空く、赤ちゃんが景色を楽しめる、自転車に乗れるなど、さまざまなメリットがあるので、購入を考えてみてはいかがでしょうか。
使用中の抱っこ紐のおんぶ機能が使いにくい
抱っこ紐は抱っこすることをメインに作られている商品です。特に腰ベルトタイプの抱っこ紐では、おんぶの位置が低くなるので赤ちゃんの視界が狭くなり、ママの腰に負担がかかることがあります。手持ちの抱っこ紐に使いにくさを感じたら、おんぶ専用のおんぶ紐を買い直すことをおすすめします。
昔ながらのおんぶ紐の人気3選!
特徴 | 街中ではあまり見かけないが、自宅用として購入しているママが多い |
メリット | ・おんぶ専用のため、おんぶに最適な設計がなされている ・比較的、高い位置でおんぶできる ・ママや赤ちゃんに負担をかけにくい ・軽量でコンパクトにまとめられる ・5,000円前後で購入できる商品が多い |
デメリット | ・胸の部分で紐をクロスさせるので、胸が強調されやすい ・胸を圧迫し、痛めるおそれがある |
北極しろくま堂の昔ながらのおんぶ紐
対応サイズ:ウエスト55cm~80cmまで
対応月齢:首すわり~体重14.9kgまで(3歳頃)
「北極しろくま堂」のおんぶ紐は、昭和30年代のおんぶ紐の型紙をリバイバルさせて製作した商品です。日本製で品質が高く、生地のデザインも豊富なので、ママたちから人気を得ています。背あてがついており、おんぶのまま寝てしまっても赤ちゃんの首が反り返りにくいため、ママは安心しておんぶできます。寝かしつけにもぴったりのおんぶ紐です。
バディバディの昔ながらのおんぶ紐
対象月齢 : 首がすわったころ(4ヶ月)〜24ヶ月
「バディバディ」は老舗おんぶ紐メーカーであるラッキー工業の人気商品です。シンプルな設計ながら、70kgまで耐えられる日本製の掛具や、肩パッドを肩紐に使用するなど、細部にまでこだわって作られています。おんぶと対面抱っこの2WAYで使用できます。
保育士さんと開発したおんぶ紐
対応月齢:生後4ヶ月~24ヶ月
バディバディと保育士が開発した、保育の現場で使用されているおんぶ紐です。安全性が考慮されたセーフティサポートやスリーピングサポート機能、幅広の肩ベルトなど、ママと赤ちゃんが快適に使えることにこだわって開発された商品です。おんぶと対面抱っこの2通りの使い方ができるのも嬉しいですね。
簡単装着!抱っこ紐と兼用タイプ4選!
特徴 | 抱っことおんぶの両方が使える、抱っこ・おんぶ兼用の多機能型が多い。赤ちゃんの好みや機嫌で使い分けができ、比較的長く使える。 |
メリット | ・さまざまな抱き方やおんぶなど多機能に使える ・新生児から使えるものもある(抱っこに限る) ・ファッション性が高い ・胸を圧迫しない |
デメリット | ・おんぶ専用のおんぶ紐に比べ、おんぶの機能が劣ることがある ・おんぶ専用のおんぶ紐に比べ、価格がやや高い ・使用しないときにかさばりやすい |
エルゴベビーの抱っこ紐は幅広腰ベルトでおんぶも楽々!
対応月齢:新生児~体重20.4kg
「エルゴベビー ベビーキャリア」は、多くのママが使用している人気の抱っこ紐です。対面抱きや腰抱き、おんぶとさまざまな使い方ができるのが魅力です。幅広の腰ベルトと厚みのある肩ベルトで赤ちゃんを支えるので、ママへの負担を軽くしてくれるでしょう。おんぶは生後6ヶ月以降の赤ちゃんに使用できます。
ファムキャリーはおんぶをしても肩が痛くなりにくい!
対応月齢:首すわり(4ヶ月頃)~3歳頃
「ファムキャリー」は、日本の昔ながらのおんぶ紐とベビーキャリーの良いところを合わせた商品です。リュックを背負うように子どもをおんぶできるので、ベルトで胸を圧迫せずに使用できます。カバーを外せばメッシュ素材にチェンジでき、季節に合わせた使い方ができますよ。
さまざまなデザインの商品が販売されているため、お気に入りの柄を探してみてはいかがでしょうか。おんぶは首すわった生後4ヶ月以降の赤ちゃんに使用できます。
napnapは簡単におんぶができてコスパも高い!
対応月齢:だっこ 首すわり~24ヶ月(約13kg)
おんぶ 首すわり~36ヶ月(約15kg)
「napnapベビーキャリー」は、日本人の体形に合わせて作られた商品で、抱っことおんぶの両方に対応しています。別売りのパッドを使用すれば新生児対面抱っこもできます。
メッシュのフードは日よけや風よけにもなるので、赤ちゃんが眠っても安心ですね。使用しないときはコンパクトにまとめられ、ウエストポーチのように携帯できます。おんぶは首がすわった生後4ヶ月頃の赤ちゃんに使用できます。
キューズベリー のおんぶ抱っこ紐は授乳中のママのおんぶにおすすめ!
対応月齢:首すわり~36ヶ月まで
キューズベリーのおんぶ抱っこ紐は、パパもつけたくなるおしゃれなデザインが特徴のアイテムです。内側はメッシュ素材でできているので、サラッとした肌触りが続きます。
腰ベルトには厚みがあるクッション生地が使用されており、腰への食い込みを防ぎます。使用しないときはコンパクトにまとまるので、携帯に便利です。おんぶは腰がすわってから使用できます。おんぶのときに乳腺を刺激しないように肩ひもの角度にこだわっている点は、授乳中のママに嬉しいポイントですね。
災害時にも対応!一本帯
一本帯とは、着物の帯のような長い紐のことで、昔から赤ちゃんをおんぶするときに使用されてきたものです。浴衣などに使う兵児帯(へこおび)も一本帯として使用されてきました。一本帯でのおんぶのやり方を覚えれば、さらしをおんぶ紐の代わりに使うこともできます。
特徴 | 一本帯は市販のおんぶ紐や抱っこ紐のように掛具や首周りのサポートがないため、やや不安定に感じるかもしれません。しかし、慣れれば便利に感じられるでしょう。 |
メリット | ・かさばらず、コンパクトに収納できる ・使う人の体形を選ばず、お手入れしやすい ・背中とお尻しか支えないので、赤ちゃんの手足が自由になる ・災害時は布おむつ、三角巾、スリングなどに活用できる |
デメリット | ・慣れるまでは装着が難しい ・首や背中に支えがなく、やや不安定 ・赤ちゃんがずり落ちることがある ・胸が圧迫される |
ラッキー工業の昔ながらのおんぶひも一本帯
対応月齢:首がすわってから~体重14.9kgまで
ラッキー工業が販売する一本帯には、布同士が滑りにくいベルベット風の綿が使用されています。結び目が緩みにくく、赤ちゃんをしっかり固定します。子どもの背中に当たる部分は内側にクッション生地が使用されており、赤ちゃんへの紐の食い込みを防ぎます。
おんぶ紐の使い方
おんぶ紐を使ったおんぶの使い方について、わかりやすい動画とともに説明します。各商品によっておんぶ紐の使い方が異なる場合もあります。事故防止のため、説明書(マニュアル)や公式サイトなどを参考に使い方を確認しましょう。
基本のおんぶ紐の使い方
おんぶ紐を使った基本的なおんぶの方法です。事前に赤ちゃんをソファーなどの高い位置に座らせておくと、おんぶがしやすくなります。
1.おんぶ紐の上に赤ちゃんを寝かせ、おんぶ紐の足ぐりに足を通す
2.赤ちゃんの脇の下に肩ベルトを通し、子どもを背負う
3.肩ベルトを胸の前で交差させ、左右の掛具にベルトを通す
4.ベルトを身体の正面で結ぶ
胸を強調しないおんぶの仕方
胸を強調しないおんぶの方法です。
1.おんぶ紐の上に赤ちゃんを寝かせ、おんぶ紐の足ぐりに足を通す
2.赤ちゃんの脇の下に肩ベルトを通し、子どもを背負う
3.左右の肩ベルトは交差させず、左の肩紐は左の掛具に、右の肩紐は右の掛具に通す
4.肩紐を胸の前で交差させる
5.右の掛具に通した肩紐を左の肩紐の下に通す
6.左の掛具に通した肩紐を右の肩紐の下に通す
7.胸の上で結ぶ
一本帯・兵児帯でのおんぶの仕方
一本帯や兵児帯を使ったおんぶの仕方を説明します。
1.帯は蛇腹折りで3つ折りにする
2.帯の中心が子どもの背中にくるように巻き、子どもの胸の前で帯をねじる
3.ねじった部分を持ちながら子どもを背負う
4.前傾姿勢のまま、自分の胸の前で帯をクロスさせる
5.一方の帯を膝とひざに挟み、もう一方の帯を子どものお尻に巻き、前方に持ってくる
6.膝に挟んでいたもう一方の帯も同様に巻きつける
7.両方の紐を自分のお腹の前で結ぶ
8.肩に当たっている部分を広げる
おんぶ紐選びのポイント
いつからいつまで、どこで使いたいか
おんぶ紐を選ぶ際には、使用時期・頻度そして使用場所をイメージしてみるのがおすすめです。新生児期から首すわり前までは使用できませんが、「使用できるようになったらすぐ使いたい」「なるべく長く使いたい」などの希望があれば推奨されている使用時期に注目すると良いでしょう。
「外のおでかけに使いたい」のであれば、おしゃれな抱っこ紐との兼用タイプが良いかもしれません。「家事をしているときだけ使いたい」のであれば、外見よりも機能性を重視するのも良いですね。
おんぶ紐の付け方にこだわりはあるか
クロス型(ばってん型)で留めなければいけないおんぶ紐は、胸が強調されるので抵抗があるというママも少なくありません。この場合には、ばってんにならない抱っこ紐兼用タイプなどのリュックのように装着できるものがおすすめです。
また高い位置でおんぶできるという点を重視するママも多いです。昔ながらの抱っこ紐は、比較的高い位置でおんぶすることができ、他のタイプでも商品によっては高い位置でのおんぶが可能です。気になる場合には、おんぶしたときの位置にも注目しましょう。
おんぶ紐はいつから使える?新生児も使えるの?
おんぶ紐はいつから使えるのか、新生児への使用について説明します。
新生児のおんぶ紐はNG!
首すわり前の赤ちゃんをおんぶすると、頭や頸椎に大きな負担をかけてしまい、脳や身体の発達に重大な影響を与える可能性があります。新生児をおんぶ紐でおんぶすることはやめましょう。
おんぶ紐はいつから使える?
おんぶ紐は首が完全にすわってから使用します。生後4ヶ月以降が使用の目安といえるでしょう。赤ちゃんをおんぶしてよいかどうかわからない場合は、4ヶ月健診や予防接種などで医療機関にかかる際に、医師に確認しましょう。
ただし、抱っこ紐のおんぶ機能を使う場合は、メーカーが指定するおんぶの時期をチェックしてから使用しましょう。たとえば、エルゴベビーのベビーキャリアは生後6ヶ月頃から、ベビービョルンのベビーキャリアONE+は生後12ヶ月頃からのおんぶを推奨しています。必ず抱っこ紐の取扱説明書をよく確認しましょう。
おんぶ紐はいつまで使える?
おんぶ紐が使える時期は、何歳までと明確に決められていません。ただし各製品の使用推奨時期と子どもの成長具合によって、使用できる時期は異なるでしょう。
商品によって異なりますが、2歳から3歳ぐらいまでの時期まで使えるおんぶ紐が多いです。ただし推奨されている使用時期内であっても、子どもの体重や成長具合によってはママの身体が痛んだり子どもが嫌がったりするケースがあります。
おんぶ紐の売れ筋ランキングもチェック!
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おんぶ紐を試してみよう
おんぶ紐は忙しいママにとって家事と育児をサポートしてくれる心強い味方です。しかし、「どのおんぶ紐を買えば良いかわからない」「おんぶ紐をちゃんと使いこなせるか不安」といった悩みを持つママは多いかもしれません。
せっかくおんぶ紐を購入したのに、着け心地が悪かった、赤ちゃんがおんぶを嫌がったと使わずじまいになってはもったいないですよね。おんぶ紐選びに不安があるママは、ベビー用品店などで一度試してみたり、口コミを参考にしたりしながら、自分に合ったおんぶ紐を見つけてくださいね。
※この記事は2022年6月時点の情報をもとに作成しています。掲載した時点以降に情報が変更される場合がありますので、あらかじめご了承ください。