【助産師・保育士監修】ベビーラップの魅力は?ボバラップ・ディディモスなどおすすめ5選とおんぶ・抱っこをする巻き方
「ベビーラップ」という言葉を聞いたことはありますか。ベビーラップは赤ちゃんを抱っこ・おんぶするために使う長い布のことで、欧米を中心に人気があります。ここでは、日本にも広まりつつあるベビーラップについてご紹介します。おすすめのベビーラップ6選や、おんぶ・抱っこ別のおすすめの巻き方も参考にしてみてくださいね。
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目次
ベビーラップとは
抱っこやおんぶをするための長い布
「ベビーラップ」は、金具などが一切ついていない、抱っこやおんぶをするための1枚の長い布です。抱っことおんぶでは、異なる巻き方で使用します。商品によってサイズはさまざまですが、長さは約3~5m、幅は65~75cmくらいのものが多いです。素材は綿100%のものが多く、シルク混紡や麻のベビーラップもあります。
ベビーラップとスリングの違いは?
スリングとは、赤ちゃんを抱っこする人の片方の肩にたすきがけをし、ハンモックのように赤ちゃんを包む抱っこ紐です。リングやバックルで長さを調節できたり、袋状に縫われていたりします。一方で、ベビーラップは一枚の布になっており、抱っこする人の両肩に布をかけ、ベスト状に巻きつけて使用します。
間違った方法でスリングを使うと、赤ちゃんが抜け落ちてしまう危険性があります。しかし、ベビーラップでは布が交差している部分に赤ちゃんをいれるので、スリングよりも抜け落ちる心配は少ないでしょう。
ベビーラップのメリット
赤ちゃんと抱っこする人が密着できる
ベビーラップの最大のメリットは、赤ちゃんとママやパパの密着度が高いことです。ママやパパとぴったりくっつけるので赤ちゃんは安心し、リラックしてくれるでしょう。
いろいろな抱っこができる
ベビーラップには巻き方が何通りもあります。成長に合わせて巻き方を変えれば、新生児から4歳くらいまで使用することができます。
長時間抱っこをしても疲れにくい
ベビーラップは両肩に布をかけて使用するので、赤ちゃんの重さが分散され、長時間抱っこやおんぶをしていても疲れにくい特長があります。布が赤ちゃんの頭を支えてくれるため、両手が自由に使えるのも嬉しいポイントです。ベビーラップで抱っこやおんぶをしたままの家事も可能です。
ただし、首がすわっていない時期は、赤ちゃんの姿勢や呼吸をチェックしましょう。また、火を使うときには赤ちゃんを抱っこしないようにしてください。
ベビーラップのデメリット
ベビーラップのデメリットは、慣れるまでは装着に時間がかかることです。慣れるまでは練習を重ね、おでかけの際には時間に余裕をもって準備するようにしましょう。
ベビーラップの布は長いので、床や地面に着いてしまいます。外出先でベビーラップを装着する際には、周りの人に布が触れてしまわないように配慮することが大切です。長い布を身体に巻きつけるので、夏は親も赤ちゃんも暑すぎる可能性もあります。
おすすめのベビーラップ5選
【ボバ】ボバラップ
■サイズ:長さ約5m、幅51cm
■素材:コットン95%、スパンテックス5%
■使用時期 :新生児~体重16kg
密着した抱っこが出来る、伸縮性のあるベビーラップです。柔らかく伸びの良いニット素材が親子の身体にぴったりフィットし密着した抱っこが可能なため、特に低月齢の赤ちゃんにおすすめですよ。巻き方は対面抱っこのみで身体に予め巻きつけてから子どもを抱き入れます。子どもを降ろした後も巻き直す必要は無く、抱く・降ろすがスムーズな所も魅力です。
「ボバラップ」は世界中で年間20万個も売られており、日本では芸能人のブログで紹介されている人気のベビーラップです。新生児期から16kgの子どもまで使用することができます。伸縮性に富んでいるので、着けた状態での緩みが少なく、子どもの出しいれが簡単です。色柄が豊富なので、お気に入りが見つけられますよ。
【バディバディ】 ピッタリラップ
■サイズ:長さ2.3m×幅60cm、ウエスト/60~120cm
■素材:綿95%、ポリウレタン5%
日本でのベビーラップの口コミでは、「布が長いので汚れてしまう」「布が長いので難しい」というものが多くあります。そういった口コミを受けて考えられたのが「ピッタリラップ」です。
ピッタリラップは腰ベルトとラップ、ポケットから成り立っています。「ポケットから出すので地面に着かず汚れない」「長い生地が分割されているので着けるのが簡単」「ポケットにすっきり収納できる」と、赤ちゃんにもママやパパにも優しい抱っこ紐です。
伸縮性のあるニット素材なので、赤ちゃんの首や頭もしっかり優しくサポートしてくれます。
【コニー】FLEX FLEX Elastech™
■サイズ:XS-XL、M-4XL
コニーは、世界110ヶ国以上で販売される世界で人気の抱っこ紐です。ベビーラップの密着性とベビーキャリアの手軽さを兼ね備え、3ステップで簡単に装着でき、背中のベルトでサイズ調整も可能です。独自開発した Elastech™はオールシーズンで使用でき、暑さが厳しい季節にはメッシュ素材のAIRMESHがおすすめです。
【北極しろくま堂】へこおび
■サイズ 長さ約4.5m、幅約38cm
■素材 綿100%
日本では、明治時代ごろまでは着物の「兵児帯(へこおび)」を使っておんぶをしていたそうです。北極しろくま堂では、兵児帯(へこおび)の抱っこ紐を販売しています。家ではおんぶで家事をし、おでかけには抱っこですっきりと、さまざまなシーンで活躍してくれますよ。
【POGNAE】ステップワンエア ベビーラップ
■サイズ:横19cm×縦28cm×奥行8cm
■素材:
本体、腰ベルトメッシュ:ナイロン85%、ポリウレタン15%
背中メッシュ:ポリエステル100%
腰ベルト充填材:ポリエチレン100%
韓国生まれのブランド「POGNAE」のステップワンAirは「究極の快適さ」にこだわってつくられた立体型ベビーラップです。UVカット機能により85%もの紫外線をカット、なめらかな肌ざわりのメッシュ素材が赤ちゃんをやさしく包みます。腰ベルトが付いているので、巻くのが面倒になることもありませんよ。
ベビーラップの巻き方
ベビーラップの巻き方はメーカーの公式サイトやYouTubeなどで確認できます。ただしベビーラップの形状により使用方法は異なるため、付属している説明書などをよく確認してから使用するようにしましょう。
基本は横・対角線・背中の3点で赤ちゃんをやさしく包みこむように装着します。赤ちゃんの足を開脚させた状態で抱けるので、股関節脱臼の予防にもなります。
ベビーラップの口コミは?
実際にベビーラップを使っていた人からままのてに寄せられた口コミを紹介します。
子どもが寝つくのが苦手な赤ちゃんだったため、毎日何時間も抱っこしなければならず困っていたところ、見つけたのがベビーラップです。日本でもポピュラーなボバラップを購入しました。
赤ちゃんを抱っこするためにベビーラップを身体に巻きつけるのが大変でした。布を何重にも巻きつけるため、夏場はかなり暑かったです。
外出先ではベビーラップを巻き直すスペースを見つけられないことが多いため、使うのはほとんど家の中。下着の上にベビーラップを巻いてTシャツ感覚で着たり、夏場はエアコンで部屋を涼しくしたりと、自分なりに工夫して使っていました。
それでも、私とぴったりと密着することで子どもが安心できるようで、ベビーラップの中の子どもはとてもご機嫌。お昼寝の時間になっても寝つけないでグズグズしていた子どもが、ベビーラップを使えばすぐに寝つくのも助かりました。ほかの抱っこ紐と比べて肩や腰への負担が軽かったので、家事をしていても違和感がなく、家の中ではベビーラップが大活躍でしたよ。
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ベビーラップで赤ちゃんに安心感を
欧米を中心に人気のあるというベビーラップを使ってみたくなったママは多いでしょう。布が長くて床や地面に着いてしまうため、日本ではまだ広まっていないようですが、そういった声に応じた短い布のベビーラップもあります。
密着度が高くて赤ちゃんが安心感を得られるベビーラップは、背中全体で赤ちゃんの体重を支えることで、ママの負担を軽減します。デザインも豊富なので、お気に入りのベビーラップを見つけ、赤ちゃんを優しく包んであげましょう。
※この記事は2024年8月時点の情報をもとに作成しています。掲載した時点以降に情報が変更される場合がありますので、あらかじめご了承ください。