エルゴのインファントインサートの使い方は?いつからいつまで使うの?
エルゴベビーのインファントインサートを使えば、エルゴベビーの新生児に対応していないタイプの抱っこ紐でも抱っこすることができます。抱っこ紐を使うと、赤ちゃんにぴったりと寄り添ってしっかりと支えることができるから安心ですよね。ここでは、エルゴベビーのインファントインサートの種類、使い方、使用時の注意点などを解説します。
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目次
エルゴベビーのインファントインサートとは?
エルゴベビーのインファントインサートは、エルゴの抱っこ紐のうち、新生児の抱っこに対応していないタイプに取り付けて使用する製品です。赤ちゃんの背中から脚を優しく包み込み、赤ちゃんを理想的な姿勢で支えます。エルゴベビーのインファントインサートを使って新生児を抱っこできると、赤ちゃんと一緒に外出しなければならない一ヶ月健診などの際に使えて便利ですよ。
現在は販売が終了
現在、エルゴベビーで販売されている抱っこ紐はインファントインサートを使用せずに新生児から抱っこすることが可能です。そのためインファントインサートの販売は在庫限りで終了となっています。
定番のインファントインサート
エルゴベビーインファントインサートIIIは、エルゴベビー定番のインファントインサートです。生地は、赤ちゃんの肌に優しいオーガニックコットン製。ネット使用で洗濯も可能です。
通気性が良いメッシュタイプも!
エルゴベビーインファントインサートIIIクールメッシュは、インファントインサートIIIの機能的な構造はそのままで、通気性にすぐれたメッシュ素材で作られた製品です。汗っかきの赤ちゃんにぴったりですね。ネット使用で洗濯も可能です。
エルゴのインファントインサートはいつから使う?
エルゴベビーのインファントインサートが使えるのは、体重3.2kg以上の新生児です。赤ちゃんの体重が3.2kg以上あれば退院時から使用できますね。新生児を縦抱きすることに不安があるママは、抱っこ紐を使用しても問題ないか看護師や助産師に相談したり、あらかじめインファントインサートをスムーズに使用できるよう練習したりすると良いでしょう。
エルゴのインファントインサートはいつまで使う?
目安は生後4ヶ月
抱っこ紐を使用する際にインファントインサートが必要なのは、一般的に生後4ヶ月頃までの期間といわれています。ただし、赤ちゃんの発達には個人差があるため一概に言い切れるものではありません。赤ちゃんをしっかりと観察して、下記の4つすべての条件を満たすまでは、必ずインファントインサートを使用して抱っこをしてくださいね。
・首が完全にすわっている
・生後4ヶ月以上
・体重5.5kg以上
・両膝がベビーキャリアから出る
ボトムサポートクッションのみを使用する方法も
赤ちゃんが十分に成長してインファントインサートを外してみたものの、ベビーキャリアに赤ちゃんが埋まってしまう場合や開脚が楽にできない場合には、インファントインサートのボトムサポートクッションのみを使用する方法もありますよ。
ボトムサポートクッションの使い方
1.通常の対面抱きのように赤ちゃんを抱き上げます。
2.赤ちゃんのおしりの下にボトムサポートクッションを入れます。
3.ベビーキャリアの上部をつかみ赤ちゃんの背中にかぶせ、上から押さえます。
4.肩ストラップを肩に掛け、胸ストラップを後ろで留めます。
5.片方ずつ肩ストラップの長さを調節し、脇から手を入れて赤ちゃんの座り位置を整えます。
赤ちゃんの身長が伸びて開脚が楽にできるようになったら、ボトムサポートクッションは使用しないでください。また、ボトムサポートクッションは生後6ヶ月以上の赤ちゃんには使用しないでください。
エルゴのインファントインサートの月齢別の使い方
赤ちゃんにとっての理想的な姿勢は、赤ちゃんの成長によって異なります。ここでは、成長を示す目安として月齢を用いて、各月齢に応じたインファントインサートの使い方を紹介します。ただし月齢はあくまでも目安なので、無理に赤ちゃんの手足を入れ込んだり出したりせず、赤ちゃんにとっての自然な姿勢を優先させてくださいね。
月齢1~2ヶ月頃
赤ちゃんの手足がインファントインサートの中に入るようにしてください。生後2~3ヶ月頃までは、ベビーキャリアの外から足先が見えない場合もありますよ。
月齢3~4ヶ月頃
このころになると、だんだんと赤ちゃんの足先が見えるようになっていくので、赤ちゃんの手足がインファントインサートの外に出るように座らせてください。
※赤ちゃんの身体が大きくなり、折り曲げたネッククッションの上端から赤ちゃんの耳の上部が出るようになったら、ネッククッションを立ててください。
月齢5ヶ月頃
必要であれば、ボトムサポートクッションのみを使用してください。
エルゴベビーのインファントインサートの付け方
3ポジションベビーキャリア 新生児対面抱き(0-4ヶ月)
【装着方法】
事前準備として、赤ちゃんを抱く前に各パーツを点検します。バックル、ストラップ、ベビーウエストベルトにやぶれやほつれがないことを確認してください。
1.インファントインサートの上にベビーウエストベルトを置きます。
2.赤ちゃんのおしりの位置とボトムサポートクッションの位置を合わせます。
3.ベビーウエストベルトを装着する人のウエストに巻き、バックルをループに通します。
※新生児期はスワドルストラップを留めます。
4.ウエストベルトをウエストに装着します。
5.安全ループを通し、バックルを留めて、ストラップの余りを出します。
6.ウエストベルトが地面と水平になるようにおへその高さで調整します。
7.装着する人の身体に合わせて、ストラップとベルトの長さを調整します。
8.キャリアアタッチメントのスナップを外します。
【抱き方】
9.赤ちゃんを抱き上げ、身体の斜め前で支えます。
10.ベビーウエストベルトのバックルをキャリアアタッチメントに留めます。
11.スナップを留めます。
12.赤ちゃんの背中を片手で支えながら肩ストラップを肩に掛けます。
13.胸ストラップのバックルを留め、長さを調整します。
14.肩ストラップを片方ずつ調整します。
※スワドルストラップを留めていない場合は、アタッチメントストラップを取り付けます。
4ポジションベビーキャリア 新生児対面抱き(0-4ヶ月)
【装着方法】
事前準備として、赤ちゃんを抱く前に各パーツを点検します。バックル、ストラップ、ベビーウエストベルトにやぶれやほつれがないことを確認してください。
1.シートアジャスターを外側のブラックのボタンに掛けます。
2.インファントインサートの上にベビーウエストベルトを置きます。
3.赤ちゃんのおしりの位置とボトムサポートクッションの位置を合わせます。
4.ベビーウエストベルトをウエストに巻きバックルをループに通します。
※新生児期はスワドルストラップを留めます。
5.ウエストバンドを地面と水平になるようにおへその高さで固定します。
6.着脱テープをずれないように合わせて、ウエストストラップのバックルを留めます。
7.長さを調整します。
8.装着する人の身体に合わせて、ストラップの長さを調整します。
9.キャリアアタッチメントのスナップを外します。
【抱き方】
10.赤ちゃんを抱き上げ、身体の斜め前で支えます。
11.ベビーウエストベルトのバックルをキャリアアタッチメントに留めます。
12.スナップを留めます。
13.正面で赤ちゃんを抱き、ベビーキャリアを背中にかぶせます。
14.胸ストラップのバックルを留め、長さを調整します。
15.肩ストラップを片方ずつ調整します。
16.赤ちゃんが中央で深く座る姿勢をとれているか確認します。
【おろし方】
1.肩ストラップを緩め、胸ストラップのバックルを外し、赤ちゃんを片手で支えながら肩ストラップを外します。
2.ベビーウエストベルトのバックルをキャリアアタッチメントから外します。
3.赤ちゃんをおろします。
エルゴベビーのインファントインサートに関する注意点
エルゴベビーのインファントインサートを使うときの注意事項です。赤ちゃんとママやパパの安全のため、必ず事前に確認して正しく使用してくださいね。
赤ちゃんの落下に注意
インファントインサートを使っていても、赤ちゃんが落下する可能性はあります。前かがみになる際には、特に気を付けてくださいね。床に落ちたものを拾うとき、靴を履くときなどは必ずしゃがむ習慣をつけましょう。しゃがめるように、装着の際には少し余裕を持って腰ベルトを調整しておいてくださいね。
赤ちゃんの窒息に注意
生後4ヶ月未満の赤ちゃんの場合、赤ちゃんの顔がママの身体に強く押し付けられると、窒息してしまう可能性があります。適度な距離を保ってくださいね。
夏場は暑さに注意
メッシュ素材のインファントインサートを使用していても、夏場は蒸れることはあるでしょう。ママが暑いと感じるときには、全身を抱っこ紐で包まれている赤ちゃんはさらに暑く感じているかもしれません。赤ちゃんの様子を見てこまめに休憩をとりながら使用し、赤ちゃんの汗が普段より多かったら使用の中止を検討してくださいね。
偽物に注意
エルゴベビーは人気製品であるため、新品、中古関わらず、偽物が多く出回っています。並行輸入品の中にも、巧みに偽造された製品が混じっているようです。偽物は安全性の点でも問題があり、使用は危険です。
股関節の脱臼に注意
赤ちゃんの股関節はM字型になっているのが通常の状態です。股関節を無理に開くと、股関節を脱臼する恐れがあります。足の位置や曲げ方、左右のバランスは、赤ちゃんの大きさと姿勢によって変わります。赤ちゃんが自然な姿勢をとれるように抱っこしてあげてくださいね。
長時間の使用に注意
新生児は身体全体が柔らかく衝撃に弱いので、長時間に渡って抱っこ紐を使用すると身体に大きな負担が加わります。新生児のうちは特にしっかりと赤ちゃんの様子を観察し、続けての使用は1~2時間までになるよう心がけてくださいね。
インファントインサートの代用に注意
インターネット上などに、エルゴベビーのインサートをバスタオルなどで代用する方法が紹介されています。しかし、それらはあくまでも個人の見解であり安全は確保されていません。せっかくのエルゴベビーの抱っこ紐の安全性を損なうことのないよう、正規品のインサートを使用してくださいね。
新生児から抱っこ紐を使って快適に
エルゴベビーのインファントインサートを使うと、新生児から抱っこ紐を使うことができるのが魅力的ですよね。注意点をしっかり確認して、赤ちゃんの状態を観察しながら上手に活用していけると良いですね。
※この記事は2022年8月時点の情報をもとに作成しています。掲載した時点以降に情報が変更される場合がありますので、あらかじめご了承ください。