【生後何日?生後何ヶ月?】赤ちゃんの月齢の数え方!わかりにくい数え方・計算方法を簡単解説
赤ちゃんの月齢の数え方はわかりにくく、勘違いをしてしまっているママも少なくありません。特に赤ちゃんの行事がある場合、生後何日目か迷うこともあります。ここでは赤ちゃんの月齢の数え方を紹介します。生後の数え方には2種類あり、数え方の使いわけや赤ちゃんが生まれてすぐにある行事、出生届の提出期限なども参考にしてみてくださいね。
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目次
赤ちゃんの月齢の数え方
赤ちゃんの月齢の数え方を誤って認識している人は、意外と多いものです。しっかりとした数え方を知らないと、出生届などの手続きや、予防接種のスケジュールを考えるのに支障が出てしまうことがあるので気を付けましょう。
一般的な数え方
月齢の数え方は2種類あります。一般的なのは、赤ちゃんが生まれた日を生後0日とする数え方です。この場合、赤ちゃんが生まれた週は生後0週、生まれた月は生後0ヶ月、生まれた年は0歳と数えられます。また、赤ちゃんの月齢は、生まれた日と同じ日にちに生後0ヶ月から1ヶ月に変わります。
4週間経過したら、あるいは30日経過したらと、日数や週数によって月齢が変わるわけではないので注意してください。
日本古来の数え方
現在では、赤ちゃんが生まれた日を生後0日とする数え方が主流です。一方で、元々日本では赤ちゃんが生まれた日を生後1日と数えていたころがありました。現在でもお七夜などの伝統的な行事では、この日本古来の数え方が用いられるケースもあります。
赤ちゃんの行事は日本古来の数え方で数える
お七夜やお食い初めなど、赤ちゃんの行事にはさまざまなものがあります。これらの行事は、日本古来の数え方で行います。
お七夜は生後7日目
お七夜(しちや)とは、生後7日目の夜に行うお祝いです。赤ちゃんの命名式をしてからお祝い膳を囲むのが正式なお祝い方法ですが、現代ではママと赤ちゃんの退院と重なってしまうこともあり、お七夜を行わない家庭も少なくありません。命名式で使う命名書はベビー用品店などで販売されているので、探してみてくださいね。
お宮参りは生後30日前後
お宮参りは、神様に赤ちゃんを初めてお披露目する儀式です。男の子は生後31日や32日、女の子は生後32日や33日に行うことが多いです。ただし、お宮参りの時期は地域によってさまざまで、生後3ヶ月頃に行うところもあります。
また、お参りをしてお賽銭をする方法もありますが、お祓いと祝詞をお願いするときは初穂料が必要で、5,000~1万円が目安です。神社によっては一律で金額が決まっていることがあるので、事前に確認しておきましょう。
お食い初めは生後100日~120日ごろ
お食い初めは、生後100~120日頃に行います。「生涯で食べることに困らないように」との願いを込めて、食事を食べさせるふりをします。献立の基本は、一汁三菜です。メニューは地域によって異なりますが、一般的なものは以下になります。
・尾頭付きの鯛
・赤飯
・お吸い物
・香の物
・歯固めの石
お食い初めに必要なものがすべてそろった「お食い初めセット」も販売されているので、準備に時間がとれそうにないママは、そちらを利用しても良いですね。
出生届の提出期限に注意しよう
出生届は日本古来の数え方
赤ちゃんの予防接種などは、赤ちゃんが生まれた日を0日とする一般的な数え方をしますが、出生届は日本古来の数え方をするため注意が必要です。出生届の提出期間は、赤ちゃんが生まれた日を含めて「14日以内」となります。
つまり、4月1日生まれの赤ちゃんの場合、4月15日ではなく、14日までに提出するようにしましょう。ただし、提出期限が土日、祝日の場合は次の開庁日まで期限が延長されることがあるため、最寄りの役所に尋ねてみましょう。
提出期限を過ぎたらどうなる?
出生届の提出期限を過ぎてしまったからといって、提出そのものができなくなるわけではありません。しかし、正当な理由がなく提出が遅れた場合、5万円以下の過料が課せられることがあるため、期限はしっかり守るようにしましょう。
海外で出産したときの出生届の提出期間は、赤ちゃんが生まれて3ヶ月以内です。赤ちゃんが生まれた国で国籍を取得していると、期限を過ぎたら日本国籍を失うことになります。出生届を提出すること自体できなくなるので気を付けましょう。
「新生児」「乳児」はいつまで?
月齢の数え方だけでなく、「新生児」や「乳児」の定義を知らないママも少なくないのではないでしょうか。母子保健法によると、新生児は「出生後28日を経過しない乳児」、乳児は「1歳に満たないもの」とされています。
ちなみに「児童福祉法」では、「幼児」は「満1歳から小学校就学の始期に達するまで」と定義されており、それ以降から18歳までは「少年」と呼ばれます。
月齢の数え方に関する体験談
月齢の数え方について、娘を出産するまではあまり考えたことがありませんでした。出生届の提出期間について、何の疑いもなく、生まれた日を0日と数えるものだと思っていたため、記入例を読んでいるときに誤りに気付きとても驚きました。
幸い期限に余裕をもって提出する予定だったので問題はなかったのですが、期限を過ぎてから勘違いに気づいていたらと思うと反省してなりません。
とあるアプリでお食い初めの日程を確認して、お店にお祝い膳を予約しました。ところがよく考えると、その日にちは生後99日目です。予約の日程を間違えたと慌てましたが、生後月齢の数え方は2パターンあることを知りました。お食い初めは日本古来の数え方をするため、生まれた日を生後0日とする一般的な数え方とずれが生じることを知り、安心しました。
2種類の月齢の数え方を使いわけよう
2種類の月齢の数え方に混乱してしまう人もいるかもしれませんが、基本的に、日本古来の行事以外は一般的な数え方をすると認識しておきましょう。ただし、出生届のように例外がある場合もあるので、前もって確認しておくことを怠らないようにしてくださいね。
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※この記事は2022年4月時点の情報をもとに作成しています。掲載した時点以降に情報が変更される場合がありますので、あらかじめご了承ください。